【就活・転職】履歴書の書き間違いは訂正印?正しい対応は?

2024.07.03 更新
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履歴書を書き間違えたときに、訂正印で訂正しても良いのか悩む人は多いようです。

履歴書を書き間違えたとき、どのような対応をとるのが正解でしょうか。訂正印を使っても大丈夫でしょうか?

履歴書の誤った訂正方法や、書き間違えないためのヒントはあるでしょうか?

履歴書の書き間違いを提出後に気がついたときの対応も知りたいものです。

本ブログは、履歴書の書き間違いは訂正印で良いか、正しい対応は何か解説します。

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目次
  1. 履歴書の書き間違えたときの正しい対応
  2. 履歴書を書き間違えたとき訂正印を使って訂正しても大丈夫か
  3. 履歴書の誤った訂正方法
  4. 履歴書を書き間違えないためのヒント
  5. 履歴書の書き間違いを会社に提出後気がついたとき
  6. まとめ

履歴書の書き間違えたときの正しい対応

履歴書を書き間違えたときは、二重線と訂正印で訂正する方法もありますが、新しく書き直すことが正しい対応となります。

訂正印のある履歴書は、後述するように訂正印のないものと比較して採用担当者に与える印象が良くありません。

履歴書を書き直すことが原則です。

履歴書を書き間違えたとき訂正印を使って訂正しても大丈夫か

履歴書を書き間違えたとき、やむを得ない事情がある場合は訂正印を使って訂正しても大丈夫でしょうか。

  • 履歴書の書き間違いでは書き直しをお勧めしますが、履歴書の用紙が企業からの専用用紙の場合は、新たに書き直すことができません。

    あるいは、提出期日が迫っていて、書き直す時間が足りないといったやむを得ない場合には、訂正印を使用する必要が生じます。

    この場合は、訂正したい個所に二重線を引いて中央に訂正印を押し、その上に正しい文字を記入します。

    二重線は定規で引いてください。訂正印は通常サイズの認印でも、豆印と呼ばれる6ミリサイズの専用の印鑑を使ってもどちらでもかまいません。シャチハタは使用不可です。

  • 訂正印があることは印象が良くありません。

    訂正印のある履歴書では、入社への熱意が足りないと思われるかも知れません。あるいは、入社後にミスを繰り返す人かも知れないと見なされることもあります。

    ですが、訂正印があるだけで不合格とはなりません。それよりも重視されるのは履歴書の内容です。

    なお、訂正は何ヵ所まで許容範囲なのかは、決まっているわけではありませんが、訂正印だらけの履歴書は決して良い印象を与えません。

    常識的には、1ヵ所くらいと考えておいたほうが良いです。

    2ヵ所以上あれば、書き直しを考えてみてください。履歴書の用紙が企業からの専用用紙の場合は、改めて専用用紙をもらえるように依頼してみてください。

履歴書の誤った訂正方法

履歴書の書き間違いは、書き直しがベストですが、上記のようにやむを得ない場合は訂正印を使用する方法があります。

ですが、次のような、訂正印を使う以外のやり方はNGです。

  • 修正液や、修正テープを使用しない

    履歴書は、求人に対して応募するための公式書類です。

    履歴書を修正液や修正テープで修正しないでください。見栄えも悪いですが、このようなやり方は公式書類では行いません。

    また、修正液や修正テープを使うと、誰が修正したのかわからなくなり、文書偽造と思われることもあります。

    修正液や修正テープを使用すると、履歴書が無効になる恐れもあります。書類選考を通過するためにも修正液や修正テープは使用しないでください。

  • 消せるボールペンも使用不可

    消せるボールペン(フリクションボールペン)を使えば誤った文字を消すことができると考える人もいます。

    ですが、消せるボールペンはラバーでこすると熱によって文字が消える原理のため、何かの熱によって書いた文字が消えることや、滲むことがあります。

    履歴書の文字が何らの原因で消えてしまうリスクもあるため使用しないでください。

    また、消せるボールペンと油性のボールペンは、やや色が違いますから読む人にわかってしまいます。

履歴書を書き間違えないためのヒント

そもそも履歴書は、書き直しや訂正印のないことが一番です。ここでは、履歴書の書き間違いを防ぐヒントを説明します。ぜひとも実践してください。

  • パソコンで履歴書の下書きを作成する

    履歴書にいきなり記入すると書き間違えたときに書き直しや訂正となってしまいます。

    あらかじめパソコンで下書きを作成し、内容のチェックをしてから履歴書に書き写します。

    丁寧に書き写すことでミスを防ぐことができますし、パソコンで作成ならば、文書を保存しておくことができます。

    一方、転職で履歴書を手書きで提出するよう指定されていない場合は、パソコンで作成する方法もあります。

    履歴書のフォーマットをダウンロードしてパソコンで作成すれば、誤りがあってもなんなく訂正することができます。

  • 家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう

    パソコンで作成した下書きを家族や友人に頼んで添削してもらうと、下書きの段階で誤りを発見することができます。

    同時に文章表現が的確かどうかについて指摘してもらえますので、自分が記載した文章を他の人に添削してもらうことをお勧めします。

  • パソコンで作成した下書きを音読する

    家族や友人に添削の依頼ができないときは、下書きを音読してみます。特に誤字・脱字は音読すると発見しやすくなります。

  • 提出した履歴書は、コピーを取っておく

    履歴書はコピーを取っておきましょう。提出後、ミスに気がつくことができます。

    面接の準備のためにも履歴書をコピーしておくことが必要です。

履歴書の書き間違いを会社に提出後気がついたとき

履歴書の書き間違いを提出前に気がついたときは、書き直し、または訂正印を押して訂正しますが、提出後に気がついたときの対応は、2つあります。

  • 採用担当者に連絡して履歴書のミスを詫びて、書き直した履歴書の再提出の許可を得て郵送します。

    あるいは、面接時に書き直した履歴書を持参し、許可を得て再提出する方法です。

    ですが、一度提出された正式な書類の差し替えはしないことが一般的です。採用担当者から再提出不要と言われることがあります。

  • もう一つは、ミスは仕方がないとあきらめ、気持ちを切り替えて選考に臨むものです。

    ミスを理由として不合格にすることはありませんから、筆記試験や面接などの選考で結果を出すように努力する方が大事です。

    ただし、履歴書の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの基本情報や、学歴・職歴、免許・資格といった重要な記載事項に書き間違いがあったときは、直ちに連絡して、再提出しない場合であっても、会社で訂正してもらいましょう。

    基本情報が誤っていると会社と自分との連絡ができなくなることがあります。学歴・職歴、免許・資格の誤りは、経歴詐称になることもありますから注意してください。

まとめ

履歴書の書き間違いは訂正印で良いか、正しい対応は何か考えてみます。

履歴書を書き間違えたときは、履歴書を書き直すことが原則です。

ですが、履歴書の用紙が企業からの専用用紙の場合や、提出期日が迫っていて、書き直す時間が足りない場合には、訂正印を使用して訂正する必要が生じます。

この場合は、ミスした個所に二重線を引いて中央に訂正印を押し、その上に正しい文字を記入します。

訂正印のある履歴書では、入社への熱意が足りないと思われるかも知れません。あるいは、入社後にミスを繰り返す人かも知れないと思われることもあります。

次のような訂正印を使う以外での修正はNGです。

  • 修正液や、修正テープを使用しない
  • 消せるボールペンも使用不可

履歴書の書き間違いを防ぐヒントは、次の4つです。

  • パソコンで履歴書の下書きを作成する
  • 家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう
  • パソコンで作成した下書きを音読する
  • 提出した履歴書は、コピーを取っておく

履歴書の書き間違いについて、提出後に気づいたときの対応は、2つあります。

  • 採用担当者に連絡して履歴書のミスを詫びて、書き直した履歴書の再提出の許可を得て郵送します。
  • ミスは仕方がないとあきらめ、気持ちを切り替えて選考に臨みます。

    ただし、基本情報や、重要な記載事項に間違いがあったときは、直ちに連絡して再提出しない場合であっても、会社で訂正してもらいましょう。

以上、履歴書の書き間違いは訂正印で良いか、正しい対応は何か解説しました。

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