【就活・転職】履歴書の空欄は「斜線を引く」「特になし」?

2024.06.28 更新
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履歴書を記入するさい、書けることがなくて空欄ができてしまい、どうしようと悩む人も多いようです。

履歴書に空欄があっても良いでしょうか?

履歴書の空欄を埋められない場合は「斜線を引く」とか「特になし」で大丈夫でしょうか?

空欄を文章で埋めるやり方も知りたいものです。

本ブログは、履歴書の空欄は「斜線を引く」とか「特になし」で大丈夫なのか、及び空欄を文章で埋めるやり方について解説します。

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目次
  1. 履歴書に空欄があっても良いか
  2. 履歴書の空欄を埋められない場合
  3. 空欄を文章で埋めるやり方
  4. まとめ

履歴書に空欄があっても良いか

履歴書は、採用担当者や面接官に自分をアピールするための書類ですから、空欄をつくらないように作成することが望まれます。

履歴書に空欄があると次のような点が懸念されます。

  • 入社への熱意がないと思われる

    履歴書の空欄が目立つと、入社への熱意が感じられない、誠実さが足りないと思われてしまいます。

    そのため、選考のスタート時点で印象が良くありません。

  • 応募者がどのような人物かわからない

    空欄だらけの履歴書では、採用担当者は本人がどのような人物なのか想像できません。

    そのために、書類選考で次の選考に進ませるかどうか判断が難しく、不合格となりかねません。

  • なぜ空欄なのかわからない

    履歴書の空欄は、記入する内容がないためなのか、単に記入を忘れてしまったのか、採用担当者にはわかりません。

    書き忘れではないことを明確にするためには、たとえ記す内容がなくても原則として空欄を何らかのかたちで埋めるほうが良いでしょう。

履歴書の空欄を埋められない場合

それでは、記入する内容がないために空欄を埋められない場合の対応を考えてみましょう。

記入する内容がないときに、空欄をどうするか方法は3つあります。

  • 空欄を埋めない

    上記のような履歴書に空欄があると懸念される、「入社への熱意がない」「応募者がどのような人物かわからない」「なぜ空欄かわからない」の3点と特に関係のない項目については無理に埋めなくても問題ありません。

    具体的には、固定電話番号欄、成人している応募者の保護者欄です。

  • 「特になし」と記入する

    書く内容がない場合は、「特になし」「特にありません」と記入する方法があります。

  • 斜線を引く

    斜線を引くことで、記す内容がないことを表すことができます。

    斜線は、右を上に、左を下にして斜線を引くことがルールです。この方法ならば、他人が勝手に何かを記入することができません。

以上、「空欄を埋めない」「特になし」「斜線を引く」のいずれかを選択します。

空欄を文章で埋めるやり方

履歴書で記入する内容がない場合は、「特になし」「斜線を引く」ことで空欄を埋めることができますが、履歴書は自分をアピールする書類ですから、空欄をできるだけ文章で埋めることが望ましいと言えます。

ここでは、特に空欄になりがちな項目について、どのような文章で埋めるか説明します。

  • 職歴(就活)

    ほとんどの就活の学生は、正社員として勤務したことがありません。ですから職歴は空欄でも良いと思うでしょうが、学歴を書いた後1行空けて「職歴」と書き、その下の行に「なし」、さらにその下の行の右側に「以上」を書きます。

    「特になし」「斜線を引く」ことはやらないでください。

  • 免許・資格

    免許・資格は空欄になっていても、「入社への熱意がない」「応募者がどのような人物かわからない」「なぜ空欄かわからない」と思われることがない項目ですから、「斜線を引く」ことなどせずに空欄でも問題はありません。

    ですが、免許・資格を保有していて、応募先で役に立つものがあれば書いておいてください。

    また、自己PRしたいならば、「簿記2級の資格取得に向けて勉強中です」など資格取得に向けて努力していることを書いても良いでしょう。

    この場合は、実際に勉強していることが前提となります。嘘を記入すると深掘りされたときにバレてしまうので、やめましょう。(「資格取得の勉強中」については、特記事項欄に記載することもできます)

  • 健康状態

    特に健康状態に問題がない場合は、「良好」と書きます。

    一方、病気・けがにより業務に影響が出る場合は、「通院のために月1回、午前半休を希望します」などと書きます。健康状態の欄がない場合は、本人希望記入欄に記入してもかまいません。

  • 趣味・特技

    趣味・特技は、応募者の人柄が表れる項目ですから、必ず記入しましょう。趣味・特技がないと思っても、「特になし」や「斜線を引く」ことは避けてください。

    特技がない場合は、趣味だけでもかまいません。特別誇れるような趣味を持っていなくても、書き方を工夫するだけで採用担当者の印象に残せるものになり得ます。

  • 本人希望記入欄(特記事項欄)

    本人希望記入欄(特記事項欄)は、①希望する職種、勤務時間、勤務地、など本人の希望、②転居予定、持病、転職回数が多い理由(転職)、ブランク期間のある理由(転職)、入社可能日(転職)など特別に知っておいてもらいたいことがあれば記載します。

    特に希望することや、知っておいてもらいたいことがない場合は、「貴社の規定に従います」と記入します。

    「特になし」や「斜線を引く」ことは、そっけない印象を与えてしまう可能性がありますから避けた方が良いでしょう。

まとめ

履歴書の空欄は「斜線を引く」とか「特になし」で大丈夫なのか、及び空欄を文章で埋めるやり方について考えてみます。

履歴書は、採用担当者や面接官に自分をアピールするための書類ですから、空欄をつくらないように作成することが望まれます。

履歴書に空欄があると次のような3つの点が懸念されます。

  • 入社への熱意がないと思われる
  • 応募者がどのような人物かわからない
  • なぜ空欄なのかわからない

履歴書の空欄は、書き忘れではないことを明確にするためには、たとえ記入する内容がなくても原則として空欄を何らかのかたちで埋めるほうが良いでしょう。

記入する内容がないときに、空欄をどうするか方法は3つあります。

  • 空欄を埋めなくて良い
  • 「特になし」と記入する
  • 斜線を引く

記入する内容がない場合でも、履歴書は自分をアピールする書類ですから、できるだけ空欄を文章で埋めることが望ましいです。

特に空欄になりがちな項目について、どのような文章で埋めるかについては、次の通りです。

  • 職歴(就活)

    就活の学生は、学歴の記入後1行空けて「職歴」と書き、その下の行に「なし」、さらにその下の行の右側に「以上」を書きます。

  • 免許・資格

    免許・資格は空欄でも問題はありません。

    ですが、免許・資格を保有していて、応募先で役に立つものがあれば記入しておいてください。自己PRしたいならば、資格取得に向けて努力していることを記入しても良いでしょう。

  • 健康状態

    特に健康状態に問題がない場合は、「良好」と書きます。病気・けがにより業務に影響が出る場合は、その旨を記入します。

  • 趣味・特技

    趣味・特技は、応募者の人柄が表れる項目ですから、必ず記入しましょう。

  • 本人希望記入欄(特記事項欄)

    本人希望記入欄(特記事項欄)は、①本人の希望、②特別に知っておいてもらいたいこと、があれば記載します。

    特に希望することや、知っておいてもらいたいことがない場合は、「貴社の規定に従います」と記入します。

以上、履歴書の空欄は「斜線を引く」とか「特になし」で大丈夫なのか、及び空欄を文章で埋めるやり方について解説しました。

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