【転職】激務で転職活動できない!それでも転職はしたい
転職したいけど、激務のために転職活動できないと悩む人は多いようです。
激務とはどのような仕事のレベルでしょうか?
激務な中で、どのようにすれば上手に転職活動ができるのでしょうか?
激務で転職活動できないときに気をつけたいことも知りたいものです。
本ブログは、激務のために転職活動できないとき、どうしたら良いかなどを解説します。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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在職中に転職活動を行う割合
在職中に転職活動をする人はどれくらいいるのでしょうか。
マイナビの転職活動調査によると、在職中に転職活動をした人は2022年には74.8%となり2020年以降年々増加しています。
*マイナビ「転職動向調査 2023年版(2022年実績)」2023年3月発表
在職中の転職活動では、特に仕事が激務の人は、応募先を探す時間や、応募書類を作成する時間が取れない、応募先との面接のスケジュール調整が難しいといった、思うように転職活動できない事情があります。
次章以降では、激務で転職活動できない転職希望者はどうしたら良いか探っていきます。
激務とはどのような仕事のレベルなのか
激務とは何か、人によって感じる基準は異なりますが、一般的な定義は次のようなものです。
- 月80時間以上の残業がある
激務とは、労働時間の長さが挙げられます。36協定を結んで労働者に残業を課す場合でも、原則月45時間、年360時間が上限となり、これを超える残業は違法となります。
また、対象期間が3か月を超える一年単位の変形労働時間制を導入している場合、残業時間の上限は月42時間、年320時間となります。
一方で、特別付き36協定を締結した場合は月100時間未満、年720時間以内が残業時間の上限となります。加えて45時間を超えて残業させても良いのは1年につき6ヶ月までとされています。また、2~6ヶ月のどの期間をとっても残業時間の平均が80時間以内におさまるようにしなければならないとされています。
この月80時間を超える残業は過労死ラインとも呼ばれ、厚生労働省で定める労災の認定基準では、労働時間が考慮する要素の一つとなります。
月80時間の残業はあくまで臨時的なものとされていますが、そこまでの残業でなくても恒常的に一定の残業があれば落ち着いて転職活動できないということになってしまいます。
- 仕事の上での付き合いが多くプライベートの時間が取れない
残業時間がそれほどの時間でなくても、終業後の仕事上の関係者との飲食や、休日の得意先とのゴルフなどが頻繁にあれば、プライベートの時間が取れないために激務と言えるかも知れません。
じっくりと転職活動できない原因にもなります。
- ストレスがかかりすぎる
仕事上のストレスには、精神的なものと肉体的なものがあります。これらはどの仕事を選んでも多かれ少なかれあるものです。
ストレスを上手に解消できる人は激務とは言えないかも知れませんが、ストレスが本人にとって耐えきれないものは激務と言えます。
例えば、精神的なストレスは、過大な営業成績を要求されるとか、業務上の責任が自分一人にかかってくる、クレーム処理に費やされるなどがあります。
肉体的なストレスは、本人の体力以上の重労働などです。
ストレスがかかりすぎると、何も考えられなくなり転職活動できない状態となってしまいます。
以上が一般的に激務と言われるものです。もちろん激務と感じることは人によって異なりますから、いちがいに上記だけと言えるものではありません。
激務な中で、上手な転職活動のやり方
それでは、激務をしている中で、上手に転職活動を進めるためのやり方を探ってみます。
- 転職活動の進め方の基本を再確認して計画化する
激務のなかで転職活動を進めようとすると、あれやこれやと思いついたことをやろうとしがちですが、それではいつまで経っても効率的に転職活動ができないです。
一度、転職活動の進め方の基本を思い出して、計画的に準備してください。
ステップ1:自己分析・情報収集をする
転職する目的の整理、企業にアピールできる経験・能力・スキルの棚卸しを行う
自己分析をもとに応募先を選ぶ軸を決めて、興味のある企業の情報を収集する
ステップ2:応募書類を作成し、応募する
志望する企業・職種の視点を意識してアピールする内容を整え、履歴書や職務経歴書を作成し、応募する
ステップ3:面接対策をしっかり行い、面接を受ける
自己紹介・自己PR、志望動機、活かせる経験・実績・スキル、退職理由、 逆質問の定番質問を応募する企業に合わせて準備する
実際の面接を想定して、模擬練習をする
- 激務の中でも時間をやりくりする
激務だから転職活動ができないと嘆くだけでは先に進みません。通勤電車の中とか、就寝前の時間、休日の半日などプライベートな時間をルーチン化して少しでも進めてみましょう。
- 終業後または土日に面接を行ってもらえるように応募先企業に依頼する
激務のため平日の就業時間中には面接など選考を受けることができないことがありますが、あきらめることはありません。
志望する企業の採用担当者には事情を説明し、終業後とか土日の休日に面接をセットしてもらえないか相談してみてはどうでしょうか。
書類選考で採用担当者が会ってみたいと思える応募者ならば、終業後とか土日に面接をしてもらえることがあります。
- 有給休暇を効率的に利用する
激務であっても有給休暇の取得は労働者の権利です。平日に面接を受けるためには、有給休暇の取得は必須です。
ですが、応募するたびに有給休暇を取得することが困難なことがあります。そのような場合は、1日のなかで午前1社、午後1社と1日で2社の面接が受けられるように応募先と調整してみてください。
うまくいけば、1日に2社の面接を受けることが可能です。
激務で転職活動ができないと悩む人はこれらを参考としてください。
激務で転職活動できないときに気をつけたいこと
激務で転職活動できないときに気をつけたいことがあります。
- 激務で転職活動できないからといって直ちに退職しない
激務で転職活動できないから、退職してじっくり活動しようと考える人もいるかも知れません。
確かに退職すれば時間的余裕も生じますが、一方で収入がなくなってしまいます。直ちに転職できる自信のある人は除いて、転職に時間がかかりそうな人は、激務であっても計画的に転職活動を進めたほうが良いでしょう。
一方で、激務によって体調不良に陥ってしまうことは避けなくてはなりません。
体調不良になりそうならば、上司に自分の状態を知らせることで、業務量の調整をしてもらえる可能性があります。上司が人事に相談してくれることで、配置換えなどをしてもらえることも考えられます。
ですが、上司に相談しても激務が改善できそうにないならば、退職することも選択肢の一つです。
- 少しでも興味のある企業があれば直ちに応募する
中途採用の募集は欠員補充が中心です。そのために募集人員も新卒と比べて多くなく、補充できれば募集は終了します。
激務だからといって転職活動ができないとか、応募を迷っていると応募の機会を失ってしまいます。少しでも興味のある企業があれば直ちに応募するように日頃から準備しておくことです。
まとめ
仕事が激務のために転職活動ができないとき、どうするか考えてみます。
激務とは何か、人によって感じる基準は異なりますが、一般的な定義は次のようなものです。
- 月80時間以上の残業がある
- 仕事の上での付き合いが多くプライベートの時間が取れない
- ストレスがかかりすぎる
激務の中で、上手に転職活動を進めるためには次のやり方を参考にしてください。
- 転職活動の進め方の基本を再確認して計画化する
- 激務の中でも時間をやりくりする
- 終業後または土日に面接を行ってもらえるように応募先企業に依頼する
- 有給休暇を効率的に利用する
一方で、激務で転職活動できないときに気をつけたいことが2つあります。
- 激務で転職活動できないからといって直ちに退職しない
- 少しでも興味のある企業があれば直ちに応募する
以上、仕事が激務のために転職活動ができないとき、どうするか解説しました。
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