【就活】インターンシップのお礼状でハガキOK?書き方は?

2024.06.01 更新
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インターンシップの終了後にお礼状を送りたいけれど、ハガキでも大丈夫なのか悩む学生は多いようです。

インターンシップの終了後にお礼状を送ったほうが良いでしょうか?

お礼状は、ハガキでもかまわないでしょうか、ハガキにはどのような内容を書けば良いでしょうか?

その他、お礼状でハガキを使うときに気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、インターンシップのお礼状でハガキは大丈夫なのか、書き方についても解説します。

*2025年卒から従来インターンシップと呼ばれたものは、「オープン・カンパニー 」「 キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ 」「高度専門型インターンシップ(大学院生向け)」の4つのタイプに分けられました。

「オープン・カンパニー 」「キャリア教育」はインターンシップと称されなくなりましたが、企業や業界、仕事について知る機会として活用することができますので、本ブログでは、便宜上このタイプを含めてインターンシップとして解説しています。

就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。

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目次
  1. インターンシップのお礼状は送ったほうが良いか
  2. インターンシップのお礼状は、ハガキでもかまわないか
  3. インターンシップのお礼状をハガキに書く内容
  4. インターンシップのお礼状をハガキに書く例文
  5. インターンシップのお礼状でハガキを使うときに気をつけたいこと
  6. まとめ

インターンシップのお礼状は送ったほうが良いか

結論から言えば、インターンシップの終了後には、お礼状は送ったほうが良いです。お礼状とは、お世話になった人に感謝の気持ちを文書で伝えるものです。

インターンシップの後でお礼状を送る理由は、次の4つです。

  • インターンシップ関係者は、業務が多忙な中で、インターンシップの実施に多くの時間をかけて対応しています。

    このような企業の努力に感謝の気持ちを込めてお礼状を送ることはマナーといえます。

  • 人事のインターンシップ担当者は、特にお礼状を期待しているわけではありません。

    ですが、次のインターンシップ実施計画を策定するために、参加者の感想を知りたい気持ちがあることは確かです。お礼状に感想があれば担当者もうれしいものです。

  • インターンシップ後のお礼状を送ったからといって、就活の応募で有利となるわけではありません。

    ですが、人事のインターンシップ担当者がそのまま採用担当者となることが多いこともあり、お礼状を送ることで良い印象を与えることができます。

  • お礼の感想を書くときに、インターンシップを振り返ることで、就活で使えるエピソードが見つかる可能性があります。

以上のような理由により、インターンシップの後のお礼状は有効です。

次章では、インターンシップのお礼状は、ハガキでもかまわないか探ってみます。

インターンシップのお礼状は、ハガキでもかまわないか

インターンシップのお礼状は、ハガキでもかまいません。

お礼状は、メールや手紙、ハガキで送ります。

メールは、お礼状のなかで一番使われていますが、素早くインターンシップ担当者に伝えることができて、担当者からも返事をもらいやすいことがメリットです。

手紙は、手書きのため丁寧な印象を与えることができて、感謝の気持を伝えるには最適です。目上の人や年齢の高い人へのお礼では望ましいと言えます。

ハガキは、手書きのため丁寧な印象を与えることができること、インターンシップ担当者が多忙な中ですぐに内容を確認できることがメリットです。

一方で、サイズの制限もあり、端的にお礼をまとめなければいけないことが留意する点です。

インターンシップのお礼状をハガキに書く内容

インターンシップのお礼状をハガキに書く場合は、より簡潔にまとめることが求められます。

また、インターンシップの感想がありきたりで、テンプレそのままでは印象が良くありません。具体的なエピソードをもとに自分の感想と感謝の気持を伝えてください。

お礼状のハガキは横書きでもかまいませんが、縦書きが一般的ですので、できれば縦書きで書くと良いです。

インターンシップのお礼状のハガキを書くポイントは、次の内容を参照ください。

  1. 頭語

    頭語とは、手紙の一番初めにくる挨拶にあたる言葉で、結語と必ずセットとして使用します。

    「拝啓」「前略」などがこれにあたります。「前略」は、目上の人には使いません。

    拝啓

  2. 挨拶と自分の名前を伝える

    時候の挨拶と、インターンシップでお世話になったこと、続いて大学、学部、氏名を伝えます。

    時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

    ○月○日から1か月間のインターンシップに参加させていただきました、○○大学工学部電気工学科の山田太郎と申します。

  3. インターンシップのお礼をする

    インターンシップの機会を与えてもらったお礼を書きます。

    この度は貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。

  4. 本文

    本文では、インターンシップの感想をありきたりな内容ではなく、企業に対する印象、具体的に成長したこと、社員との交流から学んだことなどを自分の言葉で、具体的に書きます。

    私にとって初めてのことばかりで驚きと緊張の連続でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。

    特に、実際に○○業務を体験させていただくことで、○○の大変さが良くわかりました。一方で、○○業界についてよく理解でき、○○業界で働くイメージを持つことができました。

    また、業務内容だけではなく、田中様から社会人としての働き方の基本も教えて頂き、大変感謝しております。

    社員の方々とも交流させていただき、貴社の働く環境も知ることができて、ますます入社の希望が強くなりました。

  5. 結びの言葉

    最後に重ねてお礼の気持ちを伝え、会社の今後の繁栄を祈る言葉で結びます。

    インターンシップに参加させていただいたお礼を申し上げたく、取り急ぎお便りいたしました。

    末筆ながら、貴社の発展と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

  6. 結語

    結語とは、手紙・ハガキの末文にくる挨拶にあたる言葉で、一般的に知られているものとして「敬具」などがこれにあたります。

    敬具

インターンシップのお礼状をハガキに書く例文

インターンシップのお礼状をハガキに書く場合の例文は次の通りです。読むやすくするために適度に改行しましょう。

拝啓

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

○月○日から1か月間のインターンシップに参加させていただきました、○○大学工学部電気工学科の山田太郎と申します。

この度は貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。

私にとって初めてのことばかりで驚きと緊張の連続でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。

特に、実際に○○業務を体験させていただくことで、○○の大変さが良くわかりました。一方で、○○業界についてよく理解でき、○○業界で働くイメージを持つことができました。
また、業務内容だけではなく、田中様から社会人としての働き方の基本も教えて頂き、大変感謝しております。
社員の方々とも交流させていただき、貴社の働く環境も知ることができて、ますます入社の希望が強くなりました。

インターンシップに参加させていただいたお礼を申し上げたく、取り急ぎお便りいたしました。

末筆ながら、貴社の発展と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

敬具

インターンシップのお礼状でハガキを使うときに気をつけたいこと

インターンシップのお礼状でハガキを使うときに以下の気をつけたいことがあります。

  • 白いハガキに油性のボールペンを使用する

    ハガキは白い通常はがきを使用します。絵柄付きのハガキは目上の人に送ると失礼にあたります。

    油性のボールペンで書いてください。水性のボールペンは水に濡れると滲むために避けましょう。

  • 誤字脱字に気をつける

    ハガキに誤字・脱字があると、適当な人とか注意力がない人と思われる可能性があり、せっかくのお礼状のハガキが台無しです。

    お礼状のハガキを書いたら声を出して読むことで誤字脱字や敬語表現の誤りを見つけやすくなります。

    もし、書き間違えてしまったときは、修正テープや修正液などは使用せず、新しいハガキに書き直してください。

  • ハガキはできるだけ早く郵送する

    インターンシップが終了した当日や翌日にはハガキを送りましょう。人事の担当者に名前を憶えてもらうためには早いほうが良いです。

    お礼状が遅いと、ハガキと顔が結びつきにくくなりますから、就活で応募を検討している場合は、とにかく早く送ることをお勧めします。

  • ハガキのコピーを手許に残しておく

    インターンシップに参加した企業には、就活で応募する可能性があります。面接ではインターンシップの感想などを聞かれることがありますから、ハガキのコピーを残しておくと役に立ちます。

まとめ

インターンシップのお礼状でハガキは大丈夫なのか、書き方について考えてみます。

インターンシップの終了後には、お礼状は送ったほうが良いです。お礼状とは、お世話になった人に感謝の気持ちを文書で伝えるものです。

インターンシップの後でお礼状を送る理由は、次の4つです。

  • インターンシップ関係者に感謝の気持ちを込めてお礼状を送ることは、マナーといえる
  • 人事のインターンシップ担当者は、次のインターンシップ実施計画を策定するために、参加者の感想を知りたい気持ちがある
  • インターンシップ後のお礼状を送ったからといって、就活の応募で有利となるわけではないが、お礼状を送ることで良い印象を与えることができる
  • お礼の感想を書くときに、インターンシップを振り返ることで、就活で使えるエピソードが見つかる可能性がある

インターンシップのお礼状は、ハガキでもかまいません。

ハガキは、手書きのため丁寧な印象を与えることができること、インターンシップ担当者が多忙な中ですぐに内容を確認できることがメリットです。

一方、サイズの制限もあり、端的にお礼をまとめなければいけません。

お礼状をハガキに書く場合は、より簡潔にまとめることが求められます。

また、インターンシップの感想がありきたりで、テンプレそのままでは印象が良くありません。具体的なエピソードをもとに自分の感想と感謝の気持を伝えてください。

インターンシップのお礼状でハガキを使うときに気をつけたいことが4つあります。

  • 白いハガキに油性のボールペンを使用する
  • 誤字脱字に気をつける
  • ハガキはできるだけ早く郵送する
  • ハガキのコピーを手許に残しておく

以上、インターンシップのお礼状でハガキは大丈夫なのか、書き方について解説しました。

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