【就活・転職】面接で「そうですね」を使うのは大丈夫?
就活や転職の面接で面接官から質問されたとき、話の始めに「そうですね」を何回も使う応募者がいますが、注意が必要です。
面接で応募者が「そうですね」を使用する理由と、そのときの面接官の印象を探ってみます。
日頃から「そうですね」を頻繁に用いる人は、面接ではどのようにすれば良いでしょうか?
本ブログでは、面接で「そうですね」を使うのは大丈夫なのか、筆者が解説します。
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面接で「そうですね」を使う理由とは
面接で応募者が「そうですね」を使うのは理由があります。
- 「そうですね」と言って考える時間をつくる
面接官から質問され、直ちに答えが見つからないとき、考える時間をつくるために「そうですね」を冒頭につけて答える人がいます。
「そうですね」の後で、視線をそらして「・・・・」としばらく沈黙が続く場合もあります。
このような「そうですね」以外にも、「ええと」とか「あの~」、「まあ」とかなどの接続詞を用いて考える時間をつくる応募者もいます。
- 話すときの冒頭に「そうですね」を口に出すくせがある
会話の初めに「そうですね」とか「そうですね~」を頻繁に口に出すくせのある人もいます。
くせですから、他の人が指摘しない限り、本人も頻繁に使用しているとは気が付いていません。
「そうですね」以外にも「ええと」とか「あの~」「まあ」などの接続詞を頻繁に用いるくせのある人もいます。
面接において「そうですね」は印象が良くない?
面接で「そうですね」を使用することは問題があるのでしょうか?
- 相槌として効果的に使用することは問題ない
「そうですね」は上記以外にも相槌として使うやり方があります。
相手が話した内容をしっかり聞いて、共感しているという意思表示の意味のある言葉になります。
よって、「そうですね」を効果的に用いることに問題があるわけではありません。
同じような相槌で使用する言葉に「はい」があります。
- 面接の場で使いすぎると耳障りに聞こえる
「そうですね」を口に出して考える時間をつくったり、頻繁に使うくせのある人が、面接の場で使いすぎたりすると耳障りに聞こえることがあります。
また、相槌として「そうですね」を頻繁に使うことも印象が良くありません。
面接官からすると意味のある言葉ではなく、単なる雑音化してしまう恐れがあります。
また、このような「そうですね」の使い方は、頼りない印象や、優柔不断な印象を与えます。
その意味で、面接で使い過ぎないことが大切です。
また、「そうですね」を「そうですね~」と語尾を伸ばすくせのある人もいますが、「そうですね~」は、間延びしていて精神的に幼いように感じるため、面接という公式の場にふさわしくありませんので、注意してください。
- 同じ接続詞である「ええと」とか「あの~」「その~」といった意味を持たない言葉を面接で使用すると、マイナスの評価をされがち
また、同じ接続詞である「ええと」とか「あの~」「その~」などの言葉は、意味を持った言葉ではありません。
ですから「ええと」とか「あの~」「その~」といった意味を持たない言葉を面接で発すると、面接官には「言っていることがわかりにくい」とか、「頭の回転が遅い」、といったような評価をされがちですから注意してくいださい。
まして「ええと」とか「あの~」「その~」を連発すると大きくマイナス評価となります。
普段から「そうですね」を多用する人は、面接ではどうすれば良いか
上記のように、面接で「そうですね」を多用すると印象が良くありません。それでは、普段からくせとして多用する人はどうすれば良いでしょうか。
- 面接では「そうですね」ではなく、「はい」と言う。
「そうですね」と同じような意味で使える接続詞に「はい」があります。
「はい」も相手が話した内容をしっかり聞いているという意思表示の意味のある言葉です。
面接官の質問には直ちに答えることが望ましいので、「はい」も不要ですが、つい「そうですね」と言ってしまいそうなときには「はい」と言いましょう。
「はい」は、面接官の言葉に共感して相槌を打つ場合にも使える言葉です。
面接官へ与える印象が違ってきます。
- 面接官からの質問に直ちに答えられないときには、「そうですね」ではなく、「少しお時間をいただけますか」と丁寧に伝える。
どうしても答えが見つからないときは、「少しお時間をいただけますか」と丁寧に伝えて、待ってもらいましょう。
「そうですね」よりずっと印象が良いのですが、質問の都度この言葉を連発すると面接官もさすがにいらつきますので注意が必要です。
- 面接の前に、自己PRや、志望動機などを家族などの前で話す練習をして、「そうですね」、「ええと」とか「あの~」「その~」などの接続詞を使用していないかチェックしてもらう。
家族に協力してもらい、自分では気が付かない話すくせをチェックしてもらうことも有効です。
自分で録音してチェックしてみても良いです。
「そうですね」「あの~」「その~」を普段から言っている人は、試してみてください。
まとめ
就活や転職の面接で面接官から質問されたとき、話の始めに「そうですね」を繰り返し使う応募者がいますが、「そうですね」を使用することについての是非を考えてみました。
面接で「そうですね」を使う理由は、考える時間をつくることと、そもそも話すときの冒頭に「そうですね」を使うくせがある場合です。
「そうですね」を相槌として使うと、相手が話した内容をしっかり聞いて、共感しているという意思表示の意味のある言葉になり、問題があるわけではありません。
ですが、「そうですね」と言って考える時間をつくることや、会話の始めにくせとして口に出す、相槌として頻繁に用いることは、「そうですね」が意味のある言葉ではなく、単なる雑音化してしまいます。
頼りない印象や、優柔不断な印象も与えます。
普段から「そうですね」を使いがちな人は、①「そうですね」ではなく、「はい」と言うこと、②質問に直ちに答えられないときには、「少しお時間をいただけますか」と丁寧に伝えること、③面接の前に、家族などの前で話す練習をして、くせをチェックすることです。
以上、面接で「そうですね」を使うのは大丈夫なのか筆者が解説しました。
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