【就活】エントリーシートの書き間違いは書き直しか訂正か
エントリーシートや履歴書の記入で書き間違いをしたとき、誤った個所を書き直すか、訂正するか悩む人は多いようです。
書き間違いは選考に影響するのでしょうか?
書き間違いをしたときは、エントリーシートを書き直すか、訂正するか、どちらを選択するのが良いかわかりません。
エントリーシートの書き間違いを防ぐ方法はあるでしょうか?
エントリーシートの書き間違いを提出後に気がついたときの対応も知りたいものです。
本ブログは、エントリーシートの書き間違いは書き直しするか、訂正するか、について解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
本サイト「キャリア育みファ―ム」を読んでいただければ、就活の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」を用意しております。
エントリーシートはボールペンを使用するため書き間違いは消せない
エントリーシートの作成は油性のボールペンを使用します。このためエントリーシートの書き間違いは、簡単に消すことはできません。
ボールペンを使用して書き間違いしたときは、書き直しするか、訂正することになりますから慎重に記入してください。
ボールペンの色は黒色とし、赤色や青色などは使用しないでください。太さは0.7~1.0mmのものがエントリーシートや履歴書作成に向いています。
また、応募書類は、クリアファイルに挟み封筒に入れて送るのが一般的ですが、それでも雨で濡れたりする可能性がありますから水性のボールペンは避けてください。
消えるボールペンは文字を消すことができるために使用しないでください。
鉛筆やシャープペンといった消しゴムで文字を消して修正できるものは使用禁止です。
サインペンも書いたとき色が濃くてエントリーシートや履歴書を書くには適していません。
エントリーシートの書き間違いはなぜ起きるのか
エントリーシートの記入は書き間違えないことが一番ですが、書き間違いを絶対に起こさないことは難しいものです。
書き間違いの原因はいろいろありますが、一番の理由は「慣れる」ことです。就活では数十社、人によってはそれ以上の企業にエントリーシートを送ります。
企業によってエントリーシートのフォームは異なりますが、同じような内容が多いものです。人は同じ作業を続けていくと必ず慣れます。
「慣れ」は決して悪いことではありませんが、ときには緊張感をなくしてミスを起こすことがあります。
書き間違いを起こさないためには、緊張感を持って書くことです。
ですが、限られた時間で数多くのエントリーシートを記入するために、ときには緊張の糸が切れて書き間違いをすることはやむを得ないことであり、後述するように書き直しまたは訂正をすることになります。
エントリーシートの書き間違いは、選考に影響するか
エントリーシートを書き間違いしたときは、選考に影響するでしょうか?
エントリーシートの書き間違いは、よほどのミスでない限り不合格にはなりません。採用担当者はエントリーシートの内容を重視しますが、書き間違いだけで不合格にする可能性は低いと考えられます。
ですが、マイナス評価の対象となりますから、書き間違いをしても良いということではありません。
採用担当者が感じることは、「応募者があわてて記入したもので、間違いを訂正する時間がない、あるいは間違っていることを知らない」「自社への志望度が低い」ということです。
これらは選考にあたってプラスには働きませんから、エントリーシートは慎重に記入しましょう。
エントリーシートを書き間違いしたときどうするか
それではエントリーシートを書き間違いしたときはどうすればいいでしょうか?
その方法は2つあります。
ひとつはエントリーシートを書き直すこと、もうひとつは訂正することです。本来はエントリーシートを書き直すことが基本ですが、訂正の方法についても記してみます。
- エントリーシートを書き直す
エントリーシートを書き間違いしたときの基本は、書き直しとなります。
書き直しは面倒ですが、間違ったままのエントリーシートを提出することは、上記のように企業に良い印象を与えませんし、訂正すると見栄えが良くありません。
書き間違いがあったときのために、時間に余裕を持ってエントリーシートを作成することが望ましいです。
- エントリーシートを訂正する
エントリーシートは書き直しが基本ですが、提出までに時間がないときや、エントリーシートの予備がないときは、やむを得ないことですが、訂正することで対応します。
やり方として、誤字部分を二重線で消して中央に訂正印を押し、真上に正しい文字を記入します。
二重線は定規で引いてください。訂正印は通常サイズの認印でも、豆印と呼ばれる6ミリサイズの専用の印鑑を使ってもどちらでもかまいません。シャチハタは使用不可です。
この方法は、エントリーシートや履歴書などの公式書類を訂正するときに認められているものです。
なお、書き間違いの訂正は何ヵ所まで許容範囲なのかは、決まっているわけではありませんが、訂正印だらけのエントリーシートは決して良い印象を与えません。
常識的には、1ヵ所くらいと考えておいたほうが良いです。
- やってはいけない訂正方法がある
上記の方法以外に、ついやりがちですが、やってはいけない方法もあります。
- 修正液や修正テープで訂正はやらない
エントリーシートを修正液や修正テープで訂正しないでください。見栄えも悪いですが、このようなやり方は公式書類では行いません。
また、修正液や修正テープを使うと、誰が訂正したのかわからなくなり、文書偽造と思われることもあります。
修正液や修正テープを使用すると、エントリーシートが無効になる恐れもあります。書類選考を通過するためにも修正液や修正テープは使用しないでください。
- 消せるボールペンも使用不可
消せるボールペンを使えば、間違いがあったときその文字を消してしまえば良いと考える人もいます。
ですが、消せるボールペンはラバーでこすると熱によって文字が消える原理のため、何かの熱によって書いた文字が消えることや、滲むことがあります。
なので、エントリーシートに記入した文字が何らの原因で消えてしまうリスクもあるため使用しないでください。
- 修正液や修正テープで訂正はやらない
エントリーシートの書き間違いを防ぐ方法
就活ではやるべきことがたくさんあってエントリーシートだけに時間を取られているわけにはいきません。
そもそもエントリーシートは、書き直しや訂正のないことが一番です。ここでは、エントリーシートの書き間違いを防ぐ方法を探ってみます。
- パソコンでエントリーシートの下書きを作成する
エントリーシートにいきなり記入すると書き間違えしたときに書き直しや訂正となってしまいます。
あらかじめパソコンで下書きを作成し、内容のチェックをしてからエントリーシートに書き写します。
書き写した段階で、ミスもあるかも知れませんが、丁寧に書き写すことで防ぐことができます。
パソコンで作成ならば、文書を保存しておくことができます。
- 家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう
パソコンで作成した下書きを家族や友人に頼んで添削してもらうと、下書きの段階で書き間違いを発見することができます。
同時に文章表現が的確かどうかについて指摘してもらえますので、自分が記載した文章を他の人に添削してもらうことをお勧めします。
- パソコンで作成した下書きを音読する
家族や友人に添削の依頼ができないときは、下書きを音読してみます。特に誤字・脱字は音読すると発見しやすくなります。
- 鉛筆でエントリーシートに下書きする
HやHBの鉛筆でエントリーシートに薄く下書きして、その跡をボールペンでなぞる方法があります。
こうすれば、下書きの段階で間違いを発見し、消しゴムで消して、書き直すことができます。
下書きは薄く書かないと、下書き跡が残って見栄えが良くありませんので注意してください。
- 予備のエントリーシートを用意しておく
エントリーシートは書き間違いをしないことがベストですが、ときとして書き間違いをすることは誰でもあります。
書き間違いをした場合は、訂正ではなく書き直しをすることが基本です。書き直しのためには、コピーを取って予備のエントリーシートを複数枚用意しておいてください。
- 提出したエントリーシートは、コピーを取っておく
エントリーシートはコピーを取っておきましょう。提出後、書き間違いを気がつくことができます。
また、面接の準備のためにもエントリーシートをコピーしておくことが必要です。
エントリーシートの書き間違いを会社に提出後気がついたとき
エントリーシートの書き間違いを会社に提出後気がついたときの対応は、2つあります。
- 採用担当者に連絡してエントリーシートの書き間違いを詫びて、書き直したエントリーシートの再提出の許可を得て郵送します。
あるいは、面接時に書き直したエントリーシートを持参し、許可を得て再提出する方法です。
ですが、一度提出された正式な書類の差し替えはしないことが一般的です。採用担当者から再提出不要と言われることがあります。
- もう一つは、間違ったことは仕方がないとあきらめ、気持ちを切り替えて選考に臨むものです。
間違いを理由として不合格にすることはありませんから、筆記試験や面接などの選考で結果を出すように努力する方が大事です。
ただし、エントリーシートや履歴書の住所や電話番号、メールアドレスなど重要な記載事項に書き間違いがあったときは、直ちに連絡して会社で訂正してもらいましょう。
まとめ
就活でエントリーシートの書き間違いをした場合、書き直すか、誤った箇所を訂正するかについて考えました。
エントリーシートや履歴書などの応募書類の書き間違いの原因はいろいろありますが、一番の理由は「慣れる」ことです。
エントリーシートの書き間違いは、よほどのミスでない限り不合格にはなりませんが、マイナス評価の対象となることはあります。
エントリーシートを書き間違いしたときは、エントリーシートを書き直すこと、または訂正することです。
エントリーシートを書き間違いしたときの基本は、書き直しとなります。
ですが、エントリーシートの提出までに時間がないときや、エントリーシートの予備がないときは、やむを得ないことですが、訂正することで対応します。
訂正は、誤字部分を二重線で消して中央に訂正印を押し、真上に正しい文字を記入します。
やってはいけない訂正の仕方は、修正液や修正テープを使用すること、消せるボールペンを使用することです。
エントリーシートの書き間違いを防ぐ方法は、次の6つです。
- パソコンでエントリーシートの下書きを作成する
- 家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう
- パソコンで作成した下書きを音読する
- 鉛筆でエントリーシートに下書きする
- 予備のエントリーシートを用意しておく
- 提出したエントリーシートは、コピーを取っておく
エントリーシートの書き間違いを会社に提出後気がつくときがありますが、この時のやり方は2つあります。
- 採用担当者に連絡してエントリーシートの書き間違いを詫びて、書き直したエントリーシートの再提出の許可を得て郵送することや、面接時に再提出する
- 間違ったことは仕方がないとあきらめ、気持ちを切り替えて選考に臨む
以上、エントリーシートを書き間違いしたとき、書き直しするか、訂正するかのどちらを選択するかについて解説しました。
最後に、キャリア育みファームでは、面接の必勝マニュアル「就活面接必勝法」を販売しています。
もちろん履歴書やエントリーシートの自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。
会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。
面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。
具体的な面接ノウハウが満載のマニュアルです。「なるほど、このようにすればいいのか」と理解して準備すれば、自信を持って面接に臨むことができ、ライバルからグンと抜け出すこと請け合いです。ぜひ、以下のページで詳細をご覧ください。
その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。