【就活】会社説明会で質問が浮かばないときこうしてみよう!
会社説明会に出席したけれど、質疑応答で質問が浮かばない人は多いものです。
そもそも会社説明会で質問をしなければいけないでしょうか、またそのメリットは何でしょうか?
効果的な質問と、やってはいけない質問はあるでしょうか?
質問するためのヒントも知りたいものです。
本ブログは会社説明会で質問が浮かばないときの対策について解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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会社説明会に参加するメリットは何か
会社説明会とは、会社が就活生を対象として会社概要や業務内容などを説明するものです。
一般的には企業紹介(ビデオなど使用)、採用選考や業務内容、労働条件などの説明、質疑応答の順に進行します。
会社説明会では、ホームページや採用パンフレットには載っていない深い情報を得ることができ、先輩社員から直接話を聞くことで、社風やその会社で働いたときの雰囲気を知ることができます。
説明の後には質疑応答の時間も設けられていますから、個人的な疑問を質問することができます。なので、質問が浮かばないのはもったいないことと言えます。
また、会社説明会の参加が応募には必須の企業もありますから、事前に確認することです。
会社説明会では質問をしなければいけないのか
会社説明会での質疑応答で、「何か質問はありますか」と聞かれたとき質問が浮かばないことがあります。
会社説明会の参加者が多いために、全員が質問できるほどの時間は設けられていませんし、しなければいけないことはありません。
ですが、知りたいことを訊くことができるので、質問が浮かばないとせっかくの機会を活かせないことになってしまいます。
疑問点をなくすことは自分のためになります。効果的な質問はその後の選考で役に立ちますから、訊くことをお勧めします。
会社説明会で質問するメリット
会社説明会で質問するメリットについて説明します。
- 企業を深く理解できる
上記にもあるように、ホームページや採用パンフレットではわからない疑問点を解消するために尋ねることができます。
なので、企業を深く理解でき、その後の選考において自己PRや志望動機を伝えるときに役立ちます。
また、会社説明会に出席した社員に訊けば、採用担当者が話さない社内の雰囲気や本音が伝わるかも知れません。
- 人事にアピールできる
積極的な質問をすることで入社意欲をアピールすることができます。人事としても質問が少ないと説明が良かったのかわからずに寂しい思いをしますから歓迎されます。
採用担当者が関心を引く質問ができれば、その後の選考にプラスの影響を与えることができます。
質問が浮かばない人は、メリットをまずは認識しましょう。
「質問が浮かばない」人が質問できるようになるために
会社説明会で質問が浮かばない理由は、①その企業のことを十分理解しているために訊くことがない、②その企業を研究不足のために訊くものがない、のいずれかが考えられます。
問題は、②の企業の研究不足のケースです。会社説明会に参加する以上、事前にホームページなどを良く読んで会社概要や、採用関連について一通りの知識を得ておきましょう。
そして、疑問点はいくつもメモしておいて、会社説明会に臨んでください。複数の質問を用意しておくことが有効です。
また、①の企業のことがわかっているケースでも、会社説明会の中で訊きたいことが生じるはずです。
ポイントは、説明した内容について深掘りする質問です。採用担当者から「そこまで良く聞いてくれた」と良い印象を持ってもらえます。
会社説明会で効果的な質問とはどのようなものなのか
効果的な質問とはどのようなものなのかを説明します。質問が浮かばない人は参考にしてください。
- 具体的に答えられる
本人の意図がわかるような具体的に答えられる質問をすることがポイントです。
例えば「海外事業に携わるための必要な知識やスキルは何ですか」「営業部門の1日のスケジュールを教えてください」「会社で活躍されている社員の共通点は何ですか」「職場を活性化させている施策があれば聞かせてください」のようなものです。
- 自分以外の参加した学生にも役に立つ
自分以外の参加した学生にも役に立つ質問をしましょう。
参加した学生にも役に立つ質問をすることは、採用担当者にも歓迎され、良い印象を与えます。
「この質問は他の学生も知っておくと役に立つものか」との自覚を持って内容を考えてください。
会社説明会でやってはいけない質問とはどのようなものなのか
続いて、会社説明会でやってはいけない質問とはどのようなものなのか説明します。
- 会社説明会で説明されたこと
既に説明されたことに関して尋ねると、「それって先ほど話しましたよね」と思われて、話を聞いていないのが丸わかりとなってしまいます。
- ホームページなどを見ればわかるようなこと
ホームページや採用パンフレット、リクナビやマイナビなどの就活サイトに載っているような質問はしないでください。勉強不足と思われてしまいます。
ですが、「就活サイトなどを少し探せば載っているような内容についてのものでも、それについて、深く掘り下げるものであれば問題はありません。自分なりの疑問をぶつけるのはもちろんかまいません。
- 既にされた質問とダブる
本人の質問が既に他の学生が訊いたことと重ならないようにしましょう。同じような質問をすると採用担当者から「回答を聞いていなかったのかも」と思われてしまいます。
- 漫然としたものや意図の伝わらないもの
「○○はどうですか」とか、「○○についてどう考えますか」といったようなざっくりすぎる質問は答えにくいです。
例えば、「仕事は楽しいですか」「どのような社員が多いですか」「女性は働きやすいですか」のようなものです。
あるいは、「それを聞いてあなたはどうしたいの」という質問の意図がわからないものは、入社意欲がないと判断されてしまいます。
- 研修体系やキャリアアップについて
「自分を成長させてくれる研修等はありますか」とか「貴社ではキャリアアップをどのようにお考えでしょうか」といった質問は、すべて会社がしてくれるものと受け身的に聞こえます。
会社が見たいのは、「自分はこうなりたい、そのために自分自身はこう成長したい」という就活生の意思表示であり、それとあわせなければ、単に受け身の姿勢と捉えられてしまいます。
- 労働条件や福利厚生に関すること
「残業時間数」「有給休暇の取得日数」「給与の実態」など労働条件に関することや、福利厚生制度に関することは避けたほうが良いでしょう。
採用担当者から「仕事より生活重視なのか」「仕事への意欲がないのか」「本当に当社で働きたいと思っているのだろうか」と思われて良い印象を与えません。
労働条件や福利厚生についてはホームページなどに記載されているほか、就活サイトにも載っています。また、そうした情報が気になるのであれば、OB・OGやリクルーターに訊くのが良いです。
- あからさまな自己PR
会社説明会の質問集には、自己PRしながら質問をすると好感触を得られると書かれていることがあります。
ですが、あからさまに自己PRを目的としたものは、「自分のアピールとしか思えない」、「何か印象に残るために、取ってつけたような質問」という印象を受け、逆効果となる場合があります。
人事にはその意図が透けて見えて、かえって心象を悪くしますから注意が必要です。自己PRは、質問の中身で行いましょう。
- 質問時間が長い
質問時間がだらだらと長くなると、採用担当者から「要領を得ない人」と思われます。簡潔にしてください。
- 個人的なこと
個人的な質問で時間をとられることは、他の学生に迷惑がかかってしまいますので避けてください。
例えば、「〇月〇日に一次選考があると聞いていますが、その日は都合が悪いので別の日に変えてもらうことはできますか」のようなものです。
そのような質問は、会社説明会が終了後、個別に採用担当者に尋ねてください。
適切な質問をすることは積極的とか入社意欲があるとみなされて人事に良いイメージを与えますが、やってはいけないこれらの質問をするとマイナスイメージとなりますから注意が必要です。
質問が浮かばない場合も、安易にやってはいけません。
人事にはその意図が透けて見えて、かえって心象を悪くしますから注意が必要です。
会社説明会で質問するためのヒント
ここでは、質問するためのヒントを挙げてみます。質問が浮かばない人は参考にしてください。
- 自分の知りたい質問をする
自分が知りたいことを質問してください。
会社説明会の質問集の中からピックアップすることは、悪いことではありません。当たり前ですが、そのような質問にも企業の出席者は丁寧に答えてもらえます。
ですが、それは本当に知りたかったことですか?
尋ねることは入社意欲をアピールするものだけではありません。しかも、そのようなものは毎年応募者からされている定番質問ですから、アピールは少し弱いです。
企業に尋ねることができる貴重な時間を有効に使うならば、企業のことを自分で調べて、自分なりの疑問点を訊いてください。
それが、その後に控える選考に役に立ちます。
- 希望する仕事で働いている姿を想定する
「希望する仕事で働いている姿を想定したとき、どのようなことを知りたいのか」の視点を持つと自分にとって意味のある質問が浮かんできます。
- あらかじめ複数の質問を用意する
用意した質問が一つだけだと、他の学生に同じ内容を先に訊かれたら、質問することがなくなってしまいます。
5つくらいを用意してその場の状況から質問するようにしてください。
まとめ
会社説明会に出席したけれど、質問応答で質問が浮かばないときのことについて考えてみました。
会社説明会とは、企業が就活生を対象として会社概要や業務内容、労働条件などを説明するものです。
説明の後には質疑応答の時間も設けられていますから、わからないことを訊くことができます。なので、質問が浮かばないのはもったいないことと言えます。
会社説明会の参加人数は多いために、全員が質問できるほどの時間は設けられていませんし、しなければいけないことはありません。
ですが、知りたいことを訊くことができるので、質問が浮かばないとせっかくの機会を活かせないことになってしまいます。
疑問点をなくすことは自分のためになります。効果的な質問をすることはその後の選考で役に立ちます。
会社説明会で質問するメリットは以下の通りです。
- 企業を深く理解できる
- 人事にアピールできる
質問が浮かばない理由は、①その企業のことが全てわかっていて訊くことがない、②その企業を研究不足のために訊くものがない、のいずれかが考えられます。
②の企業の研究不足のケースでは、事前にホームページなどを良く読んで会社概要や、採用関連について一通りの知識を得ておきましょう。
①企業のことがわかっているケースでも、会社説明会の説明の中で訊きたいことが生じるはずです。
ポイントは、説明した内容について深掘りする質問です。
効果的な質問とは以下のようなものです。
- 具体的に答えられる
- 自分以外の参加した学生にも役に立つ
一方、会社説明会でやってはいけない質問とは次のようなものです。
- 会社説明会で説明されたこと
- ホームページなどを見ればわかるようなこと
- 既にされた質問とダブる
- 漫然としたものや意図の伝わらないもの
- 研修体系やキャリアアップについて
- 労働条件や福利厚生に関すること
- あからさまな自己PR
- 質問時間が長い
- 個人的なこと
会社説明会で質問するためのヒントは、次のようなものです。
- 自分の知りたい質問をする
- 希望する仕事で働いている姿を想定する
- あらかじめ複数の質問を用意する
以上、会社説明会で質問が浮かばないときの対応について解説しました。
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もちろん履歴書やエントリーシートの自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。
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