【就活・転職】誰でもわかるホワイト企業の簡単な見分け方

2023.12.05 更新
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就活や転職活動をするとき、できればホワイト企業に入社したいと思いますが、いわゆるホワイト企業とはどのような企業なのか、見分け方がわからずに悩む人も多いようです。

ホワイト企業の定義がはっきりしません。

また、ホワイト企業とは、具体的にどのようなホワイト度を持っている企業なのか、見分け方を知りたいものです。

さらに、ホワイト企業の見分け方で気をつけたいことはあるでしょうか?

本ブログは、誰でもわかるホワイト企業の簡単な見分け方を解説します。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. ホワイト企業の定義
  2. ホワイト企業の具体的な見分け方
  3. 会社説明会やホームページから知るホワイト企業の見分け方
  4. ホワイト企業の見分け方で気をつけたいこと
  5. まとめ

ホワイト企業の定義

ホワイト企業とは何か、について明確な定義はありませんが、見分け方として一般的には「社員が生き生きと働きやすい会社」ということです。

ホワイト企業はブラック企業の反意語であり、特に就活や転職活動を行うさいに、入社を薦める企業として使われています。

ホワイト企業のおおまかな見分け方として、①収入面や福利厚生が充実していること、②働く環境が整っていること、③働く上での法令や社内規則を遵守していること、④人材育成に力を入れていること、⑤女性が活躍できること、⑥社員の勤続が長く、離職率が低いことが挙げられます。

ちなみにブラック企業は、上記のホワイト企業と全く反対となります。

これらの特徴を持つ会社は、社員として生き生きと長く働くことができる会社であり、就活や転職活動で応募するのにふさわしい会社と言えます。

ホワイト企業の具体的な見分け方

ここでは、具体的なホワイト企業の見分け方について探ってみます。

  1. 収入面や福利厚生が充実している
    • 年収が他企業と比較して高い

      ホワイト企業は経営が安定しているために、基本給や家族手当や通勤手当などの各種手当、賞与を合わせた年収が他企業と比較して高くなります。

      退職金制度や企業年金制度も充実しています。

    • 福利厚生制度が充実している

      収入以外の福利厚生面でも、家賃補助や健康診断の補助、結婚・出産祝い金、勤続年数に応じた記念品など会社が独自に設けている制度を持っています。

    このようにホワイト企業の見分け方のポイントとして、年収のみならず、福利厚生面がどの程度充実しているかをチェックすると良いです。

  2. 働く環境が整っていること
    • 完全週休2日制のカレンダーである

      ホワイト企業は、労働時間は生産性を上げて働いてもらいながらも、一方でプライベートの時間を充実させるといった、オンオフを上手に切り替えることも奨励しています。

      ホワイト企業は、土日休日の完全週休2日制のカレンダーに加え、ゴールデンウィークや盆休み、年末年始休暇の3大休暇のような長期休暇が設定されています。

      祝祭日を会社の休日とすることについて、メーカーでは製造部門を持っている関係上むずかしいことがありますが、祝祭日も休日の会社があります。

      サービス業では、土日休日は仕事の関係上困難ですが、平日と合わせて週休2日制なのかチェックすると良いでしょう。

      このような会社のカレンダー上の年間休日が他企業より多ければ、ホワイト企業と言えるでしょう。

    • 有給休暇制度が充実している

      有給休暇の付与日数は、法律で定められていますが、ホワイト企業は加えて会社独自の有給休暇制度を持っていることも多いです。

      例えば、誕生日休暇、年1回の3日連続休暇など、有給休暇の取得を奨励する制度を持つ会社があります。

      また、有給休暇取得を取得しやすい環境にあるかもホワイト企業を判断するひとつの目安となります。

  3. 働く上での法令や社内規則を遵守していること  
    • 残業が適切に管理されている

      業務の繁忙期など必要に応じて残業をすることはどこの会社でもあることです。

      ですが、毎日夜遅くまで恒常的に残業があり、休日出勤も当たり前のようにあると身体的にも、精神的にも疲弊してしまい、最後には体調を崩してしまうこともありえます。

      ですから、時間外労働が36協定に基づき、適切に管理されていることがホワイト企業の見分け方で大切です。

      *36協定とは、労働基準法36条に基づく労使協定のことで、社員が1日8時間、1週間で40時間を超えて働くことのできる残業の限度時間を定めたものです。

      また制度として、フレックスタイムや、ノー残業デーなど週のうちで残業をしない日を定めている会社もあります。

      一方で、残業代を支払わない、いわゆるサービス残業を強制する企業もなかにはありますから、注意が必要です。

    その他、就業規則など社員の労働条件に関する社内規則を自由に見ることができる環境にあることもチェックポイントです。

  4. 人材育成に力を入れている

    ホワイト企業の見分け方のひとつには、人材育成に力を入れているかの視点もあります。

    ホワイト企業は、長期雇用を前提として、新入社員研修から勤続年数や立場によって定期的に教育・研修を行うことで、社員を人財として育てる意識を持っています。

    社員がスキルアップすることで、企業業績にもつながり、よりホワイト企業になることを目指しています。

  5. 女性の活躍できる環境がある

    少子高齢化、人口減少社会を迎えて女性の活躍が期待されており、ホワイト企業では女性の活躍できる仕組みをつくっています。

    産休・育休制度を充実させて、運用場面でも取得率が高く、育休明けには短時間勤務ができるなど、職場に気兼ねなく復帰できる風土があります。

    また、女性が管理職となって活躍できていることも挙げられます。

    ホワイト企業の見分け方として、女性が生き生きと働くことができる環境があるか、との視点も持ってください。

  6. 社員の勤続が長く、離職率が低い

    ホワイト企業は上記1~5の良好な労働環境が用意されているため、結果として社員も長く勤務することができて、離職率も低くなります。

    離職率が低いということは、欠員補充のための中途採用募集をあまり行わないということになります。

    中途採用募集は、新規事業のための増員を除き、欠員補充が中心だからです。

    なので、新規事業の増員と定年退職者補充を目的とする新卒者の募集が中心となります。

    在籍社員数と比較して募集の人数が多いとか、新規事業などによる人員増を除く恒常的な中途採用者募集は要チェックです。

    ホワイト企業の見分け方として、離職率が低いことも知ってください。

会社説明会やホームページから知るホワイト企業の見分け方

具体的なホワイト企業の見分け方については上記の通りですが、会社説明会やホームページをチェックすることで志望する会社がホワイト企業であるかわかります。

  • ホワイト企業の会社説明会では、賞与実績、手当内容、退職金・年金制度、福利厚生諸制度、年間休日数や就労カレンダー、有給休暇制度や取得実績、平均残業時間、人材育成・研修制度、育休・産休制度といった会社の労働条件や、制度の取得実績について自信を持って説明するでしょう。

    逆にこれらについて触れない、説明しないのは、会社の制度がないか自信がないと考えられます。

  • ホワイト企業はホームページ上には、労働条件や、平均残業時間、教育・研修の考え方、育休・産休の取得実績、女性管理職比率、平均勤続年数・離職率といった、社員を大切にしていることが見えるようなデータを公開しています。

    ですから、ホームページを見てホワイト企業を判断できますので、チェックしてみてください。

ホワイト企業の見分け方で気をつけたいこと

ホワイト企業の見分け方で気をつけたいことは、自分のやりたい仕事ができるかということです。

上記のようにホワイト企業は、社員が働きやすい労働条件があり、労働環境が魅力の会社です。

ですが、どれほど労働条件や社内環境が魅力的でも、本人がやりたくない仕事では意欲がわきません。

労働環境が劣っていても、やりたい仕事ができればどのような企業でも、どれだけ働いても、それをいとわないと考える人もいます。

目的がホワイト企業に入社することでは、入社後に仕事面や、自己の成長面での不満が生じることもあります。

ベストの選択は、ホワイト企業に入社できて、やりたい仕事に就くことですが、そのような希望をかなえられる人は限られています。

もちろん、ホワイト企業を目指すことは問題ありませんが、働くうえで大切にしたいことは何か、将来のキャリアをどのように考えるかを整理した上で、就活や転職活動を進めて、成功を手にしましょう。

まとめ

就活や転職活動をするとき、ホワイト企業とはどのような企業なのか、見分け方がわからずに悩むものです。

ホワイト企業に明確な定義はありませんが、一般的には「社員が生き生きと働きやすい会社」ということです。

ホワイト企業の具体的な見分け方として、次の6つが挙げられます。

  • 収入面や福利厚生が充実している

    年収が他企業と比較して高い

    福利厚生制度が充実している

  • 働く環境が整っている

    完全週休2日制のカレンダーである

    有給休暇制度が充実している

  • 働く上での法令や社内規則を遵守している

    残業が適切に管理されている

  • 人材育成に力を入れている
  • 女性の活躍できる環境がある
  • 社員の勤続が長く、離職率が低い

会社説明会やホームページをチェックすることで志望する会社がホワイト企業であるかわかります。

ホワイト企業を目指すことは問題ありませんが、働くうえで大切にしたいことは何か、将来のキャリアをどのように考えるかを整理した上で、就活や転職活動を進めましょう。

以上、誰でもわかるホワイト企業の簡単な見分け方を解説しました。

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