【転職】派遣の履歴書と職務経歴書の書き方まとめ|例文付き
転職活動を始めたとき、
「派遣で働いた期間の履歴書の書き方は?」
「職務経歴書にはどこまで詳しく記載すべき?」
と悩む方は少なくありません。
派遣経験があると、正社員との違いや書き方に迷い、
自信を持って応募できないケースも多いでしょう。
しかし実は、派遣での経験も履歴書・職務経歴書の書き方次第で、
十分に評価される立派なキャリアになります。
大切なのは、派遣元・派遣先・業務内容を正しく整理し、
「何をしてきたか」
「どんな成果を出したか」
を分かりやすく伝えることです。
本記事では、人事採用担当の実務視点から、
派遣経験者が転職で損をしない履歴書の書き方と、
評価される職務経歴書のポイントを、
例文つきでわかりやすく解説します。
初めて転職する方でも安心して書類を作れるよう、
失敗例や注意点もあわせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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結論:派遣経験は「書き方次第」で立派な転職実績になる
派遣として働いた期間も、履歴書・職務経歴書の書き方次第で
十分アピール材料になります。
大切な書き方のポイントは、
- 派遣元・派遣先・期間・業務内容を正確に記入する
- 「何をしたか」だけでなく「どう工夫し、どんな成果を出したか」を示す
この2点です。
人事の立場から言うと、「派遣=評価が低い」のではありません。
“どんな仕事を、どのレベルでやってきたか” が見られています。
なぜ派遣の履歴書・職務経歴書は書き方が重要なの?
派遣経験がある方の応募書類の書き方を見ていて、人事がよく感じるのは次の2つです。
- 派遣なのか正社員なのか分かりにくい
- 仕事内容があいまいで、どんなスキルがあるのか見えない
この状態だと、「よく分からない人」
という印象になってしまい、書類選考で不利になります。
つまり、情報が足りない=評価が下がるということです。
逆に、評価されやすくなる書き方は次のようなものです。
ポイントはとてもシンプルです。
- 派遣で働いていたことを明記する
- どんな仕事をしていたか具体的に記入する
- できれば数字や成果を入れる
たとえば、「一般事務を担当」だけよりも、
「売上データを1日50件入力、請求書を月120枚作成」
を加えたほうが、仕事のイメージがはっきり伝わります。
これだけで、
「即戦力になりそう」
「ちゃんと経験がある人だな」
と評価が変わります。
履歴書と職務経歴書の違い【まずここを理解】
履歴書と職務経歴書は、目的がまったく違います。
- 履歴書
あなたの基本情報を伝える書類です。
名前・住所・学歴・職歴など、**「どんな人なのか」**を伝えるためのものです。
イメージとしては、自己紹介カードのような存在です。
- 職務経歴書
あなたの仕事の経験をくわしく伝える書類です。
- どんな会社で
- どんな仕事をして
- 何ができるようになったか
を具体的に記入します。
こちらは、“自分を売り込むプレゼン資料”だと思ってください。
書き方の大事なポイント
派遣の経験は、
- 履歴書にも記入する
- 職務経歴書にも記入する
ですが、くわしく記載するのは職務経歴書です。
履歴書:
「〇〇会社に派遣で勤務」
職務経歴書:
「〇〇業務を担当し、月◯件処理。業務改善で時間を20%短縮」
というイメージです。
派遣で働いた期間の履歴書の書き方
- 履歴書の職歴で必ず記入する4つのポイント
履歴書において派遣で働いた経験の書き方では、次の4つを必ず入れましょう。
- どこの派遣会社から働いていたか(派遣元)
- 実際に働いていた会社名(派遣先)
- いつからいつまで働いたか(期間)
- どんな仕事をしていたか(業務内容)
なぜなら、この4つがそろっていないと、
- 派遣なのか正社員なのか分からない
- どんな職場で、何をしていたのか想像できない
という状態になってしまうからです。
採用担当は履歴書を見て、
どんな環境で、どんな仕事を、どれくらいの期間やっていたか
を判断しています。つまり、この4点はあなたの経験を正しく伝えるための最低限の情報です。
ここをきちんと記入するだけで、
「よく分からない履歴書」から
「経験がはっきり伝わる履歴書」に変わります。 - 基本パターン(派遣元1社・派遣先1社)
例①:登録した派遣会社名、派遣先と部署、業務内容について、行を分ける書き方
令和〇年〇月 株式会社〇〇〇〇に登録
△△△△株式会社総務部に派遣社員として就業
一般事務を担当
令和〇年〇月 派遣期間満了につき退職*派遣元の登録を終了したときは、「契約期間満了につき退職」、派遣期間満了前に自己都合で辞める場合は、「一身上の都合により退職」とします。
例②:登録した派遣会社名、派遣先と部署、業務内容を1行にまとめる書き方
令和〇年〇月 株式会社〇〇〇〇より、△△△△株式会社総務部に一般事務として派遣
令和〇年〇月 派遣期間満了につき退職例①と例②のいずれでもかまいません。
ポイントは、
- 「派遣」と必ず書く
- 業務内容は簡潔に記入する
- 最後は「派遣期間満了につき退職」
これだけで、人事は状況を正確に理解できます。
- 派遣先が複数ある場合
例①:1社の派遣元から複数の派遣先で勤務した場合の履歴書の書き方
平成〇年〇月 株式会社〇〇〇〇に登録
△△△△株式会社総務部に一般事務として派遣(令和〇年〇月まで)
令和〇年〇月 ✕✕✕✕株式会社営業部に営業事務として派遣(令和〇年〇月まで)
令和〇年〇月 □□□□株式会社経理部に一般事務として派遣(令和〇年〇月まで)
令和〇年〇月 派遣期間満了につき退職ポイントは、
- 派遣元は最初に1回だけ書く
- 派遣先ごとに業務を記入する
- 最後だけ「派遣期間満了につき退職」
派遣先が変わるたびに「退職」は不要です。
例②: 複数の派遣元から複数の派遣先で勤務した場合の履歴書の書き方
平成〇年〇月 株式会社〇〇〇〇に登録
△△△△株式会社総務部に一般事務として派遣(令和〇年〇月まで)
令和〇年〇月 ✕✕✕✕株式会社営業部に営業事務として派遣(令和〇年〇月まで)
令和〇年〇月 派遣期間満了につき退職令和〇年〇月 株式会社●●●●に登録
□□□□株式会社経理部に一般事務として派遣(令和〇年〇月まで)
令和〇年〇月 ▲▲▲▲株式会社購買部に一般事務として派遣(令和〇年〇月まで)
令和〇年〇月 派遣期間満了につき退職ポイントは、
- 派遣元ごとにブロックを分ける
- それぞれ最後に「派遣期間満了につき退職」
- 人事視点のよくあるNG例
かなり多い失敗です
- 「〇〇株式会社 事務」だけ
→ 派遣か正社員か分からない
- 業務内容なし
→ スキルが見えない
- 派遣元を記入していない
→ 雇用関係が不明
履歴書で落ちる人の多くは、ここで損しています。
- 「〇〇株式会社 事務」だけ
派遣経験の職務経歴書の書き方【ここが合否を分けます】
履歴書よりも、実は職務経歴書のほうが重要です。
なぜなら、履歴書は「経歴を見る書類」ですが、
職務経歴書は**「あなたがどんな仕事ができる人か」を判断する書類**だからです。
採用担当は、ここで、本当に働ける人か、入社後に活躍できそうか
を見ています。
- 職務経歴書で評価されやすい3つのポイント
難しく考えなくて大丈夫です。次の3つを記載すればOKです。
- どんな仕事をしていたか(具体的に)
NG : 悪い例
「一般事務を担当」だけ
OK : 良い例
「売上データ入力、請求書作成、電話対応を担当」も加える
→ 仕事内容がはっきりすると、イメージしやすくなります。 - できれば数字を入れる
NG : 悪い例
「データ入力をしていました」OK : 良い例
「売上データを1日50件入力」数字があると、
- 仕事量
- 忙しさ
- レベル感
が一瞬で伝わります。
- 自分なりに工夫したことを記入する
派遣の方は「言われたことだけやっていた」と思われがちです。
だからこそ、小さな工夫でも書くと評価が上がります。例:「業務マニュアルを作成し、引き継ぎ時間を30%短縮」
この一文だけで、自分で考えられる、改善できる人
という印象になります。
- どんな仕事をしていたか(具体的に)
- 職務経歴書の職歴の具体的な書き方
職務経歴書の具体的な書き方の例を挙げてみます。
職務経歴
令和〇年〇月~令和〇年〇月 △△△△株式会社営業部に派遣社員として勤務(派遣元 〇〇〇〇株式会社)事業内容 自動車部品製造業
資本金 〇〇億円
従業員数 〇〇〇〇名
売上高 〇〇億円(令和〇年3月期実績)業務内容 一般事務・営業
・電話応対、来客応対、庶務
・売上データ管理(社内管理システムへのデータ入力1日〇件、日報への反映、エクセルデータの出力・・・)
・請求・支払い処理(毎月請求書発行〇枚、支払い処理〇件、科目振替処理・・・)
・書類作成(毎月発注書〇枚、定例社内会議資料・・・)
・業務マニュアル作成・更新工夫したことと成果
「業務マニュアルを作成し、引き継ぎ時間を30%短縮」
・・・・
【人事が見た】派遣経験者の書き方でよくある失敗例
派遣経験がある方の履歴書・職務経歴書の書き方で、実際によく見かける失敗がこの3つです。
知らずにやっている人がとても多いので、必ずチェックしてください。
- 失敗①:仕事内容があいまい
- 悪い例:
職務経歴書で「一般事務」「事務補助」だけ記入している
これだけだと、人事は「何をしていたの?」「レベルが分からない…」と思います。
つまり、評価できません。 - 良い例:
「売上データ入力(1日50件)、請求書作成(月120枚)、電話対応を担当」
このように、
- 具体的な作業内容
- 可能ならば数字
を記入するだけで、仕事量、スキルレベルが一気に伝わります。
- 悪い例:
- 失敗②:「言われたことだけやっていた人」に見える
派遣の方で多いのがこれです。
- 悪い例
「指示された業務を担当」
これだと、受け身、自分で考えない人、という印象になります。
- 良い例
「業務マニュアルを作成し、引き継ぎ時間を30%短縮」
小さなことでOKです。
- 工夫したこと
- 改善したこと
を1つ記入するだけで、自分で考えられる人、現場で役立つ人
と評価が変わります。
- 悪い例
- 失敗③:派遣元と派遣先が分からない
これも非常に多いミスです。
- 悪い例:
「株式会社△△ 事務」
これだと、「正社員?派遣?」といった雇用関係が不明
となり、マイナス評価になります。 - 良い例
「株式会社〇〇スタッフより△△株式会社 総務部へ派遣」
このように、派遣元と派遣先を必ずセットで記入しましょう。
- 悪い例:
派遣の履歴書・職務経歴書の書き方で気をつけるポイント
- 派遣でも正社員と同じ基準で見られる
これは現場の本音です。
「派遣だから簡単な仕事だったよね?」とは見ません。
成果を出していれば同等評価されます。 - 履歴書と職務経歴書は役割分担する
- 履歴書:経歴の要約
- 職務経歴書:具体的な中身
同じ内容をコピペしないことが大切です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 派遣は職歴が多くなります。省略してもいい?
A1. 基本的に省略はしません。ただし、短期案件が多い場合は「派遣元ごと」にまとめてOKです。1社ずつ細かく分けすぎると読みにくくなります。
Q2. 派遣期間が短いのは不利ですか?
A2. 書き方次第です。「なぜ短期だったのか」が分かれば問題ありません。
例:
「契約期間満了」
「プロジェクト終了」
と明記すればマイナスにはなりません。
Q3. 職務経歴書は何枚が適切ですか?
A3. 2〜3枚が目安です。長すぎると読まれません。大切なのは「分かりやすさ」です。
Q4. 派遣先の会社名はすべて記入すべきですか?
A4. 原則、記入します。ただし守秘義務がある場合は、「大手自動車部品メーカー(従業員数〇名)」のようにぼかしても問題ありません。
Q5. 派遣と正社員の経験が混ざっている場合はどう記載しますか?
A5. 雇用形態ごとに分けて記載しましょう。
例:
- 正社員:株式会社〇〇
- 派遣:株式会社△△スタッフより〇〇株式会社へ派遣
採用担当が混乱しないようにすることが大切です。
Q6. 派遣経験しかありません。それでも転職できますか?
A6. もちろん可能です。重要なのは「雇用形態」ではなく、どんな仕事をして、何ができるかです。成果・工夫・数字があれば十分評価されます。
Q7. 派遣でのブランク(空白期間)の書き方はどうすればいいですか?
A7. 正直に記載することが大切です。
例:
「職業訓練校に通学」
「資格取得のため学習」
空白を隠すほうが印象は悪くなります。
Q8. 派遣期間中にトラブル退職しました。書き方は?
A8. 事実だけ簡潔に書きます。
例:
「一身上の都合により退職」
履歴書に理由の詳細を記載する必要はありません。
面接で前向きに説明できれば問題ありません。
Q9. 派遣で同じ会社に長くいました。強みになりますか?
A9. なります。長期継続は、信頼されていた、業務を任されていた証拠になります。
ぜひアピールしましょう。
Q10. 紹介予定派遣だった場合の書き方は?
A10. 事実の流れを書きます。
例:
「株式会社〇〇より△△株式会社へ紹介予定派遣」
「その後、正社員登用」
正社員になった場合は、必ず明記しましょう。
まとめ
派遣として働いた期間も、履歴書・職務経歴書の書き方次第で強みになります。
ポイントを整理すると:
- 派遣元・派遣先・期間・業務内容を明確に
- 職務経歴書では数字と成果を入れる
- 工夫した点を必ず書く
- 履歴書は要約、職務経歴書は詳細
転職では「派遣だったか」より**「何ができる人か」**が評価されます。
ぜひ今回の内容を参考に、あなたの経験を“伝わる経歴”に変えてください。
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もちろん履歴書や職務経歴書の自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。
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