【就活・転職】人事が解説|履歴書の記入漏れ提出後の対応
就職活動や転職活動で必ず提出する履歴書。
どれだけ慎重に作成しても、提出後に「書き忘れていた…」「空欄があった…」と
気づくことは珍しくありません。
履歴書の記入漏れは、誰にでも起こり得るミスです。
しかし、その後の対応次第で評価は大きく変わります。
この記事では、人事の視点から、
- 提出後に履歴書の記入漏れへ気づいたときの正しい対処法
- 気づくタイミング別の対応ポイント
- 履歴書の記入漏れを防ぐ具体策
- よくある質問(Q&A)
をわかりやすく解説します。
就活生の方も転職希望の方も、ぜひ最後までご覧ください。
就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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履歴書の記入漏れはどれくらいマイナス評価?
まず知っておきたいのは、履歴書の記入漏れ=即不採用、ではないということです。
人事側は次の2点を見ています。
- ミスの内容(軽微か重要か)
- その後の対応(誠実かどうか)
住所の一部や資格年月などの軽い記入漏れであれば、
正しく連絡すれば大きな減点にならないこともあります。
一方で、職歴や学歴など重要項目の記入漏れは、評価に影響する可能性が高くなります。
だからこそ、「気づいた瞬間の行動」が重要なのです。
【タイミング別】履歴書の記入漏れに気づいたときの対応
履歴書の記入漏れへの対応は、気づいたタイミングで変わります。
ここでは代表的な3パターンを解説します。
- 郵送・提出直後に気づいた場合
もっとも挽回しやすいケースです。
この場合は、
① すぐに採用担当者へ電話
② 記入漏れがあったことを率直に謝罪
③ どの項目が抜けているかを説明
④ 再提出の要否を確認
が基本の流れです。
ポイントは、「勝手に履歴書を再送しない」こと。
連絡なしで訂正済み履歴書を送ると、
- 「なぜ新しい履歴書が届いたのか分からない」
- 「管理ができない応募者だ」
と不信感を持たれる可能性があります。
必ず採用担当者の指示を仰ぎましょう。
この段階で連絡できれば、単純なケアレスミスとして受け止めてもらえる可能性も十分あります。
- 数日後に気づいた場合
このケースも、基本は同じく「すぐ電話」が原則です。
ただし注意点があります。
数日経過していると、すでに書類選考が終わっている可能性があるからです。
この場合、結果は次の2通りです。
- 記入漏れがあっても選考通過
- 記入漏れ、または別理由で不合格
もし不合格となった場合、残念ですが覆すことは難しいでしょう。
まだ選考前であれば、訂正した履歴書を再提出するかどうかは企業の判断になります。
必ず指示に従ってください。 - 面接直前に気づいた場合
意外と多いのがこのケースです。
すでに面接まで進んでいる場合、履歴書の記入漏れがあっても「今回は面接してみよう」と判断されている可能性があります。
対応方法は次の通りです。
- 事前に電話で記入漏れを伝える
- 面接時に訂正した履歴書を持参
- 冒頭で簡潔にお詫びと説明
ただし、「持参してください」と言われた場合のみ新しい履歴書を準備します。
提出不要と言われた場合は、その指示に従いましょう。
面接当日は、
「提出した履歴書に記入漏れがあり、大変失礼しました」
と一言添えるだけで十分です。長い言い訳は逆効果になります。
履歴書の記入漏れを電話で伝える例文
- 提出してすぐ気づいた場合
「お世話になっております。
本日、履歴書をお送りしました〇〇(氏名)と申します。
大変申し訳ございませんが、先ほど履歴書に記入漏れがあることに気づき、ご連絡いたしました。〇〇の欄が未記入となっておりました。
お手数をおかけして申し訳ありません。
履歴書は訂正したものを再送した方がよろしいでしょうか?」ポイントは、次の通りです。
- まず名乗る
- 謝る
- どこが記入漏れか伝える
- どうすればよいか聞く
- 数日後に気づいた場合
「お世話になっております。
先日、履歴書を提出しました〇〇と申します。
大変申し訳ございませんが、履歴書に記入漏れがあることに気づき、ご連絡いたしました。職歴(または資格など)の一部が抜けておりました。
誠に恐れ入りますが、訂正した履歴書をお送りした方がよろしいでしょうか?」 - 面接前に気づいた場合
「お世話になっております。
明日の面接予定の〇〇と申します。
大変申し訳ございませんが、提出した履歴書に記入漏れがあることに気づきました。面接当日に訂正した履歴書を持参した方がよろしいでしょうか?」
電話の最後はこの一言でOK
「この度はお手数をおかけして申し訳ございません。ご対応ありがとうございます。」
これだけで十分丁寧です。
履歴書の記入漏れを防ぐための実践テクニック
履歴書の記入漏れは、ちょっとした工夫でかなり防げます。
ここでは、誰でもできる実践的な方法を紹介します。
- パソコンで下書きを作る
いきなり手書きせず、まずはパソコンで内容を作りましょう。
そうすると、
- 書き忘れに気づきやすい
- 複数の会社で使い回せる
- 修正がすぐできる
というメリットがあります。
完成してから清書すれば、履歴書の記入漏れを減らせます。
- 声に出して読んでみる
目で見るだけだと、意外と記入漏れに気づきません。
一度、声に出して読んでみましょう。
読むことで、
「あれ?ここ抜けてない?」と違和感に気づきやすくなります。とても簡単ですが、効果は高い方法です。
- 家族や知人に見てもらう
自分では気づけないミスも、他人ならすぐ見つけられることがあります。
できれば印刷した履歴書を見てもらいましょう。
パソコン画面より、紙のほうが間違いを発見しやすいです。 - 職歴の記入漏れは特に注意する
転職希望の方は、職歴の書き忘れに要注意です。
もし内定後に職歴の漏れが見つかると、
「経歴詐称」と判断され、内定取り消しになる可能性もあります。職歴が多い人ほど、
- 会社名
- 勤務期間
- 順番
を一つずつ丁寧に確認しましょう。
提出前5分でできる!履歴書の記入漏れ最終チェック方法
履歴書は、長時間かけて書いても「最後の5分」を省くと記入漏れが起きやすくなります。
以下の手順を使えば、短時間でもミスを大幅に減らせます。
- ステップ① 上から順に“指でなぞりながら”確認(約2分)
履歴書を机に置き、人差し指で項目を一つずつなぞりながら見てください。
確認ポイント:
□ 氏名
□ フリガナ
□ 生年月日・年齢
□ 住所(番地・マンション名まで)
□ 電話番号・メールアドレス
□ 学歴
□ 職歴
□ 資格・免許
□ 志望動機
□ 本人希望欄
□ 日付・署名
「見ているつもり」ではなく、指で追うのがコツです。
これだけで記入漏れ発見率がかなり上がります。 - ステップ② 声に出して読む(約1分)
次に、志望動機や職歴を中心に小さな声で音読します。
読むときは、
- 文章が途中で切れていないか
- 数字や年月がおかしくないか
を意識してください。
目だけより、耳も使うほうがミスに気づきやすくなります。
- ステップ③ 空欄がないか全体を一気に見る(約1分)
ここでは細かい内容は見ません。
見るポイントはただ一つ。
「白い空白がないか」パッと全体を眺めるだけでOKです。
- ステップ④ 職歴だけもう一度チェック(約1分)
最後に職歴だけをもう一度確認します。
特に転職者の方は、
□ 会社名
□ 入社年月
□ 退社年月
□ 順番
を一社ずつ確認してください。
ここが抜けると評価に大きく影響します。
よくある質問(Q&A)
Q1. メール連絡でも大丈夫ですか?
A1. 基本は電話がベストです。どうしてもつながらない場合のみ、メールで補足しましょう。
Q2. 小さな記入漏れでも連絡すべきですか?
A2. はい。住所の番地や資格年月など軽い内容でも、気づいたら連絡した方が無難です。人事は「正直に伝える姿勢」を重視します。
Q3. Web履歴書の場合はどうすればいいですか?
A3. 修正できる場合はすぐ更新し、その後で採用担当者に連絡してください。「修正しました」の一言があるだけで印象が変わります。
Q4. 不合格後に記入漏れに気づいた場合は?
A4. 残念ですが、その企業への再アプローチは現実的ではありません。今回の反省を次の応募に活かしましょう。
Q5. 記入漏れはどのくらい選考に影響しますか?
A5. 内容によります。住所や資格の抜けなど軽微なものは影響が少ないですが、職歴・学歴の記入漏れはマイナス評価になる可能性が高いです。
Q6. 履歴書を書き直して持って行ってもいいですか?
A6. 必ず事前に採用担当者へ確認してください。勝手に差し替えるのは避けましょう。
Q7. 面接で記入漏れを指摘されたらどう答えればいいですか?
A7. 素直に謝り、簡潔に訂正内容を伝えれば十分です。
例:「確認不足で申し訳ありません。正しくは〇年〇月です。」
言い訳は不要です。
Q8. 志望動機を書き忘れた場合も連絡すべきですか?
A8. はい。志望動機は重要項目です。気づいた時点ですぐ連絡しましょう。
Q9. 職歴の記入漏れは後から説明すれば問題ありませんか?
A9. 非常に危険です。内定後に発覚すると経歴詐称と判断される場合もあります。必ず早めに訂正してください。
Q10. アルバイト歴の記入漏れも連絡が必要ですか?
A10. 新卒の場合は特に不要なケースもありますが、職歴として書いている場合は連絡した方が安心です。
Q11. 履歴書を再提出するときは封筒に何と書けばいいですか?
A11. 「履歴書再送の件」などと記載し、中には簡単なお詫び文を同封すると丁寧です。
Q12. 記入漏れが怖くて応募できません…
A12. 完璧を目指す必要はありません。大切なのは「ミス後の対応」です。早く・正直に対応すれば評価が大きく下がることは少ないです。
まとめ|履歴書の記入漏れは「早く・正直に」が鉄則
履歴書の記入漏れに気づいたら、
- すぐ連絡する
- 正直に謝罪する
- 指示に従う
この3点を守れば、大きなマイナスにならないケースも多くあります。
完璧な人はいません。大切なのはミスの後の姿勢です。
今回の内容を参考に、冷静に対応してください。
そして次回からは、事前チェックを徹底して、自信を持って履歴書を提出しましょう。
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