【就活・転職】履歴書の特記事項とは?書き方と注意点を解説

2026.02.01 更新
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履歴書を記載するとき、多くの人が手を止めてしまうのが「特記事項」の欄です。

「何を書けばいいのかわからない」「空欄でもいいの?」「記入したほうが評価される?」と、
悩んでしまう人は少なくありません。

実は、履歴書の特記事項は必ずアピールを記入する欄ではありません。

しかし使い方を間違えると、知らないうちに評価を下げてしまうこともある、
注意が必要な項目でもあります。

本記事では、人事の立場から

  • 履歴書の特記事項とは何のための欄なのか
  • どんな内容なら書いてよいのか
  • 書かないほうがいいケース
  • 就活生・転職者それぞれの正しい使い方

を、具体例を交えながらわかりやすく解説します。

履歴書の特記事項で迷わなくなるよう、
**「何を書けばいいか」「どう書けば失敗しないか」**が
この記事を読めば理解できるはずです。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 履歴書の特記事項とは?まず意味を正しく理解しよう
  2. 履歴書の特記事項は評価に影響するのか?
  3. 履歴書の特記事項に書いてよい内容【人事が認める4分類】
  4. 履歴書の特記事項に書くことがない場合の正しい対応
  5. 履歴書の特記事項を書くときの重要な注意点
  6. よくある質問(Q&A)|履歴書の特記事項
  7. まとめ|履歴書の特記事項は「補足説明の切り札」

履歴書の特記事項とは?まず意味を正しく理解しよう

履歴書には「特記事項」という欄がありますが、何を記入すればよいのか分からず悩む人が
非常に多い項目です。

結論から言うと、履歴書の特記事項とは、

「他の欄では伝えきれないが、採用担当者に事前に知っておいてほしい重要事項」を
補足するための欄です。

学歴・職歴・資格・志望動機といった定型項目に当てはまらない情報を、
簡潔に補足説明する役割を持っています。

履歴書の書式によっては「本人希望記入欄」「通信欄」と表記されていることもありますが、
意味はほぼ同じです。

履歴書の特記事項は評価に影響するのか?

結論から言うと、履歴書の特記事項は書き方しだいで、評価が良くも悪くもなります。

  1. うまく書けている場合

    人事からは、次のように見られます。

    • 事前に必要なことを伝えられる人
    • 誠実で配慮ができる人
    • 入社後のトラブルが少なそうな人

    安心して選考できる印象になります。

  2. 書き方を間違えた場合

    反対に、こんな印象を持たれることがあります。

    • 自分の都合ばかり言う人
    • 扱いにくそうな人
    • 条件に細かそうな人

    選考で不利になることもあります。

履歴書の特記事項で大事なのは、**「何を書くか」ではなく「どう書くか」**です。

  • 必要なことだけ
  • 短く
  • 相手の立場を考えて

この3点を意識すれば、評価を下げることはありません。

履歴書の特記事項に書いてよい内容【人事が認める4分類】

  1. 採用後、働くうえでの希望に関すること
    • 入社希望月日(特に転職者)

      在職中の場合、引き継ぎ期間を考慮した入社時期を伝えることは合理的です。

      記載例

      • 在職中のため、入社は内定後1か月以降を希望いたします
      • 〇月〇日に現職を退職予定のため、〇月〇日以降の入社を希望します

      ※欠員補充の募集では、希望時期が大きくずれると選考に影響する点に注意しましょう。

    • 希望職種・勤務地

      就活生の場合:

      強いこだわりを出しすぎるとマイナス評価になるため注意が必要です。

      転職者の場合:

      複数職種募集のケースでは、希望職種を明確にすることでミスマッチを防げます。

      記載例

      • 将来的には経理職でのキャリア形成を希望しています
      • 海外営業職を希望しています
      • 〇〇県での勤務を希望しています

      ※面接で理由を必ず聞かれる前提で準備しましょう。

    • 転勤の可否・転居予定

      やむを得ない事情がある場合のみ、簡潔に伝えるのが原則です。

      記載例

      • 家族の介護のため、当面は転勤が難しい状況です
      • 採用となった場合は、通勤可能な地域への転居を予定しています
  2. 学歴・職歴でイレギュラーがある場合の補足説明
    • 学校中退の理由

      中退は事実として記載すべきですが、理由までは学歴欄に書けません。
      前向きまたはやむを得ない事情であれば、履歴書の特記事項で補足すると誤解を防げます。

      記載例

      • 経済的事情により〇〇大学を中途退学しました
    • 空白期間(ブランク)

      6か月以上の空白がある場合、不安に感じる採用担当者もいます。

      記載例

      • 〇年〇月~〇年〇月まで、転職活動に専念していました
    • 転職回数が多い・在籍期間が短い場合

      理由が前向きであれば、簡潔に説明することで懸念を和らげられます。

      記載例

      • 専門性を高めるため、段階的にキャリアアップを目的とした転職を行っています
  3. 自己PR・配慮してもらいたいこと
    • 資格取得予定

      資格欄に記入しなくても、努力姿勢は評価されることがあります。

      記載例

      • 現在、簿記2級の取得に向けて勉強中です

      ※取得できなかった場合は印象が悪くなるため、確実性が重要です。

    • 持病・通院など配慮事項

      業務に影響する可能性がある場合は、事前に伝えることが誠実です。

      記載例

      • 月1回の通院が必要ですが、業務への支障はありません
  4. 本人と連絡が取れる時間帯

    連絡不通は選考上の大きなマイナス要因になります。

    記載例

    • 授業のため、平日は18時以降の連絡が可能です
    • 昼休み(12時~13時)は電話対応可能です

履歴書の特記事項に書くことがない場合の正しい対応

履歴書の特記事項は、必ず何かを記入しなければいけない欄ではありません。

そのため、

  • 特に伝えたいことがない
  • 希望や補足説明がない

このような場合は、無理に内容を作る必要はありません。

  • その場合の正解の書き方

    履歴書の特記事項に記入する内容がないときは、次の一文で問題ありません。

    • 貴社の規定に従います

    この一文は、「会社のルールに従って働く意思があります」
    という意味になり、評価が下がらない安全な書き方です。

  • 空欄は避けたほうがいい理由

    特記事項を空欄にすると、

    • 書き忘れたのでは?
    • 注意力が足りないのでは?

    と受け取られる可能性があります。

    そのため、記載することがなくても空欄にはせず、一言入れておくのが安心です。

履歴書の特記事項を書くときの重要な注意点

  1. 長く記入しない

    履歴書の特記事項は、**「補足メモ」**のような欄です。
    作文を書く場所ではありません。

    • 目安は 1文、多くても2文まで
    • 詳しい説明は 面接で話せばOK

    文章が長いと「要点がまとめられない人」「自己主張が強い人」
    という印象を持たれやすくなります。

  2. 自分の都合ばかり書かない

    特記事項に条件や要求を記入するのはNGです。

    書いてはいけない例

    • 給与や賞与の希望金額
    • 残業はしたくない
    • 休日出勤はできない
    • この仕事以外はやりたくない

    これらを記入すると「まだ採用されていないのに条件ばかり言う人」
    と思われてしまいます。

    条件の相談は、内定が出たあとに行うものです。

以上をまとめると、

  • 履歴書の特記事項は 短く・シンプルに
  • お願い・要求を書く欄ではない
  • 「事前に伝えておいた方が親切なこと」だけを記入する

この3点を守れば、履歴書の特記事項で評価を下げることはありません。

よくある質問(Q&A)|履歴書の特記事項

Q1. 履歴書の特記事項は必ず記入する必要がありますか?

A1. 必須ではありません。特に伝えることがなければ「貴社の規定に従います」と書けば問題ありません。

Q2. 履歴書の特記事項を空欄にすると印象は悪くなりますか?

A2. 空欄は「記入漏れ」と思われる可能性があります。内容がなくても、一言書いておく方が無難です。

Q3. 就活生でも履歴書の特記事項は使ったほうがいいですか?

A3. 事情がある場合のみ使いましょう。希望条件を強く主張すると、マイナス評価になることがあります。

Q4. 転職者は履歴書の特記事項を積極的に使うべきですか?

A4. はい。入社時期、転居予定、空白期間の説明などは、特記事項で伝えると親切です。

Q5. ネガティブな内容を記入しても大丈夫ですか?

A5. 事実であり、誤解を防ぐ目的なら問題ありません。ただし、言い訳のような書き方は避けましょう。

Q6. 学校中退や短期離職は必ず記入しないといけませんか?

A6. 必須ではありません。ただし、選考で不利になりそうなら、簡潔に補足すると安心です。

Q7. 履歴書の特記事項に自己PRを記載してもいいですか?

A7. 簡単な補足ならOKです。ただし、長いアピール文は自己PR欄に記載しましょう。

Q8. 給与や勤務条件の希望を記入してもいいですか?

A8. 書かないでください。条件交渉は、内定後に行うのが基本です。

Q9. 持病や通院のことは必ず記載する必要がありますか?

A9. 業務に影響が出る可能性がある場合は、記載した方が誠実です。影響がない場合は、無理にする必要はありません。

Q10. 資格取得予定は評価されますか?

A10. 合否を左右するほどではありませんが、学ぶ姿勢が評価されることはあります。

Q11. 履歴書の特記事項は何文字くらいが適切ですか?

A11. 30〜60文字程度が目安です。長くても2文までにしましょう。

Q12. 面接で特記事項について聞かれますか?

A12. 高い確率で聞かれます。書いた内容は、必ず説明できるよう準備しましょう。

Q13. 履歴書の特記事項と本人希望欄は同じものですか?

A13. ほぼ同じ意味で使われます。どちらも「補足説明を書く欄」と考えて問題ありません。

Q14. 特記事項に記載しない方がいい内容は何ですか?

A14. 以下はNGです。

  • 残業したくない
  • 休日は必ず休みたい
  • この仕事以外はやりたくない

Q15. 特記事項は評価を上げるための欄ですか?

A15. 評価を上げるというより、マイナスを防ぐための欄と考えるのが正解です。

*履歴書の特記事項は「余計なことは書かない」「必要なことだけ短く書く」
これを守れば失敗しません。

まとめ|履歴書の特記事項は「補足説明の切り札」

履歴書の特記事項は、
**「書かなければいけない欄」ではなく「適切に使えば評価を高められる欄」**です。

  • 他の項目で説明しきれない事実を補足する
  • 企業とのミスマッチを防ぐ
  • 誠実さ・配慮力を伝える

この3点を意識することで、履歴書の完成度は確実に上がります。

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