【就活・転職】履歴書で不利にならない留年・休学の書き方

2026.01.28 更新
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就活や転職活動において、「履歴書に留年や休学を書いたら不利になるのではないか」と
不安に感じる人は少なくありません。

特に新卒就活や20代の転職では、学歴欄の空白期間や卒業までの年数を気にする人が多いでしょう。

結論から言えば、履歴書に留年や休学があること自体で不採用になることはほとんどありません。

重要なのは、「履歴書でどう書くか」「面接でどう説明するか」です。

本記事では、人事担当者の視点から

  • 履歴書における留年・休学の基本的な考え方
  • 履歴書で不利にならない留年・休学の書き方
  • 面接での受け答えのコツ
  • よくある質問(Q&A)

を体系的に解説します。

就活中の学生の方も、転職活動中の方も、ぜひ参考にしてください。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 「留年」と「休学」の違いを正しく理解する
  2. 履歴書に留年や休学があると不利になるのか
  3. 履歴書で不利にならない留年・休学の書き方
  4. 休学理由別|履歴書の具体的な書き方
  5. 面接で留年・休学を聞かれたときの答え方
  6. よくある質問(Q&A)
  7. まとめ

「留年」と「休学」の違いを正しく理解する

履歴書を正しく書くためには、まず「留年」と「休学」の定義を理解しておく必要があります。

  1. 留年とは

    留年とは、進級や卒業に必要な単位を取得できず、同じ学年に留まることを指します。
    留年中は在籍扱いとなり、原則として学費も通常どおり発生します。

  2. 休学とは

    休学とは、経済的事情、海外留学、病気やけがなどの理由により、本人の意思で
    一定期間大学を休む制度です。

    休学届を提出し、大学の許可を得ることで成立します。

    国公立大学では学費が免除されるケースが多く、私立大学では「休学費」「在籍費」などが
    発生します。

    留年と休学は混同されがちですが、履歴書での扱いは大きく異なります。

履歴書に留年や休学があると不利になるのか

  1. 留年は就活・転職で不利になる?

    履歴書に留年があると、「計画性がなかったのでは」「自己管理ができないのでは」
    と気にされることはあります。

    ただし、留年したという事実だけで不採用になることは、ほとんどありません。

    人事が見ているのは、留年そのものではなく、次の3点です。

    • なぜ留年することになったのか
    • 留年をどのように受け止め、どう行動したのか
    • 留年の経験から何を学び、今にどう活かしているのか

    これらをきちんと説明できれば、留年があっても就活や転職で
    不利になることはありません。

  2. 休学は就活・転職で不利になる?

    休学についても、履歴書に書いてあるだけで不利になることはありません。

    特に、次のような目的を持った休学は、プラスに評価されることもあります。

    • 海外留学
    • ボランティア活動
    • 資格取得やスキル習得

    一方で、経済的事情や病気・けがによる休学の場合、人事が気にするのは
    「現在はその問題が解消されているかどうか」です。

    履歴書や面接で「現在は支障がない」「すでに解決している」
    と伝えられれば、休学が理由で不利になることはありません。

履歴書で不利にならない留年・休学の書き方

  1. 履歴書に留年は書かなくてよい

    留年については、履歴書に明記する必要はありません。

    入学年と卒業年(卒業見込み年)を見れば、在籍年数から留年は判断できます。
    あえて「留年」と書くことで、不要なマイナス印象を与える可能性があります。

    記載例

    令和2年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
    令和7年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業

  2. 履歴書に休学は明記する

    休学は理由が人それぞれ異なるため、履歴書に明記するのが基本です。

    理由が書かれていないと、人事は
    「なぜ休学したのか」「現在も問題があるのではないか」と不安になります。

    記載例

    令和2年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
    令和3年4月 ○○の理由により2年次に1年間休学
    令和7年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業

休学理由別|履歴書の具体的な書き方

  1. やむを得ない事情による休学
    • 経済的事情

      令和3年4月 経済的事情により2年次に1年間休学

    • 健康上の理由

      令和3年4月 健康上の理由により2年次に1年間休学(現在は完治)

      ※「現在は完治」「現在は支障なし」など、現状を補足すると安心感が高まります。

  2. 目的を持った前向きな休学
    • 海外留学

      令和3年4月 令和3年3月までアメリカ合衆国○○大学へ留学のため1年間休学

      留学は「期間」「国」「学校名」を明確に書きましょう。
      1年以上の留学が学歴欄記載の目安です。

    • ボランティア

      令和3年4月 令和3年3月まで○○国にて○○支援のボランティア活動のため1年間休学

面接で留年・休学を聞かれたときの答え方

面接では、履歴書の学歴欄を見て、留年や休学について必ず質問されます。
この質問の目的は、過去の出来事そのものではなく、人柄や考え方を見ることです。

難しく考えすぎず、「何があって、どう向き合い、今どうなっているか」を伝えましょう。

  1. 留年について聞かれた場合

    留年については、主に次の3点を聞かれます。

    • なぜ留年したのか
    • 留年中にどんな行動をしたのか
    • 留年の経験から何を学んだのか

    答えるときのポイントは、言い訳をしないことです。

    たとえ理由が「学業への意識が甘かった」「時間管理ができていなかった」
    という内容でも、正直に伝えて問題ありません。

    そのうえで、

    • 反省した点
    • その後どう改善したか
    • 今は同じ失敗をしないために何を意識しているか

    をセットで話すことが大切です。

    企業は、留年した事実よりも
    失敗をどう受け止め、成長できる人かを見ています。

  2. 休学について聞かれた場合

    休学については、次の3点がよく質問されます。

    • なぜ休学したのか
    • 休学中に何をしていたのか
    • 休学を通じて何を得たのか

    まずは、休学した理由を簡潔に説明しましょう。
    経済的事情や病気・けがなどの場合も、正直に伝えて問題ありません。

    次に、休学期間中の行動を説明します。

    • 働いて学費を準備した
    • 治療やリハビリに専念した
    • 留学やボランティアに取り組んだ

    など、その期間をどう過ごしたかを伝えます。

    最後に、休学を通じて学んだことを話します。

    • 自己管理の大切さに気づいた
    • 目標を持って行動する力が身についた
    • 困難な状況でも諦めずに取り組めるようになった

    といった形で、今の自分につながっていることを説明できると好印象です。

    特に、留学やボランティアなどの前向きな休学は、自己PRのチャンスになります。

以上、面接対策の考え方をまとめると、面接で留年や休学を聞かれたときは、

  • 事実を隠さず
  • 簡潔に説明し
  • 学びや成長につなげて話す

これを意識すれば問題ありません。

留年や休学はマイナスではなく、伝え方次第で評価につながる経験になります。

よくある質問(Q&A)

Q1. 履歴書に留年を書かないのは嘘になりませんか?

A1. 嘘にはなりません。履歴書には、入学年と卒業年を正しく記載するのが原則です。そこから留年の有無は読み取れるため、あえて「留年」と明記する必要はありません。

Q2. 留年理由を履歴書に書く必要はありますか?

A2. 書く必要はありません。留年理由は履歴書ではなく、面接で説明するものです。履歴書に書くと、情報が足りず誤解を招くことがあります。

Q3. 休学は必ず履歴書に書かなければいけませんか?

A3. 原則として書くべきです。休学は理由が人によって異なるため、履歴書に明記しないと採用担当者が不安に感じます。

Q4. 休学理由はどこまで詳しく書くべきですか?

A4. 履歴書では簡潔で十分です。詳細な背景やエピソードは、面接で説明しましょう。履歴書では「理由+期間」が伝われば問題ありません。

Q5. 病気やけがによる休学は不利になりますか?

A5. 現在は支障がないと伝えられれば不利になりません。「現在は完治」「業務に支障はありません」など、一言補足すると安心感を与えられます。

Q6. 経済的事情による休学はマイナス評価ですか?

A6. マイナス評価にはなりません。むしろ、困難な状況にどう向き合ったかを面接で説明できれば、評価につながることもあります。

Q7. 海外留学のための休学はアピールになりますか?

A7. はい、なります。留学期間・国・学校名を明確に書き、面接では学んだことを具体的に伝えましょう。

Q8. 短期留学や語学研修も履歴書に書くべきですか?

A8. 学歴欄には書かないのが一般的です。数か月程度の短期留学は、自己PR欄や資格欄でアピールする方が適切です。

Q9. ボランティア目的の休学は評価されますか?

A9. 内容次第で高く評価されます。活動内容・場所・期間を明確にし、面接では「なぜ行ったのか」「何を学んだのか」を伝えましょう。

Q10. 留年と休学が両方ある場合、どう書けばいいですか?

A10. 留年は書かず、休学のみを明記します。留年は入学年と卒業年で判断されるため、特別に記載する必要はありません。

Q11. 転職活動でも休学は書くべきですか?

A11. 学歴欄に影響する休学は書くのが無難です。特に若手層の転職では、学歴も確認されるため省略しない方が安全です。

Q12. 面接で留年や休学を深掘りされたらどうすればいいですか?

A12. 正直に答え、学びや成長につなげて話しましょう。言い訳をせず、今にどう活かしているかを伝えることが大切です。

Q13. 留年・休学をネガティブに言わないといけませんか?

A13. ネガティブに言う必要はありません。反省点は認めつつ、前向きな姿勢や改善行動をセットで伝えましょう。

Q14. 履歴書に空白期間があると必ず質問されますか?

A14. ほぼ確実に質問されます。質問される前提で、簡潔に説明できる準備をしておくことが重要です。

Q15. 留年・休学があると書類選考で落ちやすいですか?

A15. それだけで落とされることはほとんどありません。評価を左右するのは、経験の中身とその伝え方です。

まとめ

履歴書に留年や休学があっても、それ自体が不利になることはありません。
重要なのは、履歴書での適切な書き方と、面接での前向きな説明です。

  • 留年は履歴書に書かない
  • 休学は理由を簡潔に明記する
  • 面接では正直に、学びと成長を伝える

これらを意識すれば、履歴書で不利になることは避けられます。

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