【転職】転職したいけどやりたい仕事がわからないんだよね
現在勤めている会社の仕事が合っていないけれど、やりたい仕事がわからないから転職に踏み切れない人がたくさんいます。
しかし、不満を持ったまま働くことは精神的にも良くありません。
やりたい仕事はどのように探せば良いでしょうか?
やりたい仕事がわからない人が、転職の活動を進めるときの注意点はあるでしょうか?
本ブログは、やりたい仕事がわからない人のために、仕事の探し方と、転職の活動を進めるときの注意点を、わかりやすく解説します。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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現状の仕事に対する不満からやりたい仕事を探す
勤務先に対する不満は人それぞれですが、結果として勤務先をどのような理由で離職して転職するのか、内閣府の平成30年度「子供・若者調査」から探ってみます。
それによると若手社員が新卒入社後、最初の勤務先を離職する理由は次の通りとなっています。
- 仕事が自分に合わなかった(43.4%)
- 人間関係が良くなかった(23.7%)
- 労働時間、休日、休暇の条件がよくなかった(23.4%)
- 賃金が良くなかった(20.7%)
- ノルマや責任が重すぎた(19.1%)
- 自分の技能・能力が活かせなかった(15.5%)・・・
*複数回答可のため合計100%になっていません。
この調査から仕事が理由で離職する人が多いことがわかります。(1位、5位、6位)
また、2位の人間関係が良くない理由も、なぜ良くないのか、仕事面で上司と合わないこともあったかも知れません。
自分と同じように仕事面の不満が理由で退職する人がたくさんいることを知って、少しは安心したでしょうか。
そこで、やりたい仕事がわからない人が転職を考えるときは、仕事面での不満を書き出してみましょう。
不満について、具体的にあるだけ書きだしてください。そして、次になぜ不満を持ったのか深掘りしてください。なぜを数回繰り返すと本当の不満の理由がわかってきます。
そして不満を解消できる仕事がやりたい仕事の候補となります。
例えば、「経理の仕事が嫌い」、なぜなら「毎日コツコツと数字を扱うことに向いていない」、なぜなら、「データの入力ミスが多い」とか「椅子にずっと座っていることが苦痛」といったように「なぜ」を繰り返してください。
すると、不満を解消するためには、人事のような人を扱う仕事や、営業のようにモノを扱う仕事なら向くかも知れないと考えるわけです。
もちろん、能力やスキル面での検討も併せて必要です。
実際の場面では、このような単純なものではないかも知れませんが、やりたい仕事がわからない場合には、不満の裏返し=やりたい仕事という探し方があります。
ここで注意すべきは、やりたい仕事を抽象的な言葉ではなく、具体的な仕事に落とし込んでください。転職へのヒントとなります。
現状の仕事でやりがいを感じたことをからやりたい仕事を探す
やりたい仕事で転職するための二番目の方法として、現状の仕事でやりがいを感じたことからやりたいことを探すやり方があります。
現状の仕事に不満があっても、やりがいをふと感じることもあると思います。上司やお客様からほめられたこともあるかも知れません。
やりがいを感じたことは、自分が好きなこと、自分の価値観に合っていることと考えられます。
ほめられたことは、他の人より優れているからです。
なぜやりがいを感じたのか、なぜほめられたのかを深掘りすると、やりたい仕事が見えてきます。数回なぜを繰り返してください。
ここでも最終的には具体的な仕事に落とし込むことです。
先輩や同僚に「自分はどんな仕事に向いているか」聞いてみる
自分の能力やスキルはどの程度のモノか自分が判断するより、他人からの客観的な判断は意外と正確です。
休憩時間や飲食を共にしたときに、「自分はどんな仕事に向いているか」聞いてみるのもよいかも知れません。
転職に向けて、やりたい仕事を見つけるヒントになります。
仕事の不満とやりがいからやりたい仕事をまとめて転職の活動を始める
ここまでの作業で、仕事の不満から導きだしたやりたい仕事と、やりがいを感じたことから導き出したやりたい仕事を、一緒に並べてください。
他人からアドバイスされたことも参考にすると良いです。
その中で、自分としてどうしてもやりたい仕事に優先順位をつけて、選び出してください。
- やりたい仕事と自分の持つ経験、能力、スキルを想定して、使える能力、経験、スキルなどアピールできるものがあればベストです。
やりたい仕事で転職するように行動してください。
- やりたい仕事が、自分の持つ経験、能力、スキルではむずかしい場合は、何を補えばやれるのか考えてください。
資格を取得するのか、もっと経験が必要なのか、スキルを磨けば良いのか、いろいろあるでしょうが、足りない部分を埋める努力をしてから、転職にチャレンジする方法もあります。
- やりたい仕事が未経験の場合でも、20代なら転職の面接で熱意を示して、それが認められれば採用されることがあります。
ただし、専門性の高いIT関連職,技術職などでは、未経験といえども基礎知識を持っていないと転職は難しいです。
未経験の仕事は、仕事の内容が具体的に想像できないため、携わっている人に話を聞くなどしてよく調べてから転職の活動をすることが必要です。
このような方法で、やりたい仕事がわからない人は、やりたいことを明確にして転職の活動を始めることです。
やりたい仕事がわからない人が転職の活動を進めるときの注意点
ここでは、やりたい仕事がわからない人が、転職の活動を進めるときの注意点を紹介します。
- 自分のキャリアプランが、転職した会社で実現できるか
キャリアプランとは、「自分の将来の理想像をはっきりさせ、理想の実現を目指してどのような経歴を積み上げていくかの具体的な行動計画」をいいます。
キャリアプランは人それぞれ異なりますが、転職した会社で達成できるのか、情報を集めてください。
せっかくやりたい仕事で転職できても、自分の考えるキャリアプランが実現できそうもなければ、不満が溜まってしまいます。
- 労働条件は問題ないか
上記の内閣府の調査における退職理由について、労働時間、休日、休暇の条件がよくないことが3位、賃金が良くないことが4位に入っています。
これらの労働条件が良くないことで退職する人が多いということがわかります。
ですから、せっかくやりたい仕事で転職したとき、労働条件が不満で退職しては何もなりません。
やりたい仕事が実現できて、給与を含めた労働条件が自分として納得できる会社を探しましょう。
気をつけなければならないことは、労働条件に関する諸制度があっても、運用面で使えるかどうかということです。
例えば有給休暇制度が充実していても、社内になんとなく使いにくい雰囲気があれば問題です。
制度の運用についても事前に把握することが大切です。
- 職場で人間関係が築けるか
上記の内閣府の調査における退職理由について、人間関係がよくないことが2位に入っています。
働くうえで職場の人間関係が良いことが大切です。どのように大変な仕事でも、上司や同僚との人間関係が良ければ、乗り切っていけます。
面接や職場見学の雰囲気である程度探ることはできます。職場見学が許されたら、その職場の雰囲気を察して、自分に合うかどうかの判断材料にしてください。
職場の人間関係が問題ないと思ったら、入社後は、自分自身も職場に合わせることが必要となってきます。
他人を変えることは難しいですが、自分を変えることはできます。職場の良好な人間関係づくりを心掛けて働くことは言うまでもありません。
転職は、気持ちを新たにして働くことができる絶好の機会です。
まとめ
仕事が合っていないけれど、やりたい仕事がわからないから転職に踏み切れない人のための、転職の進め方を考えてみました。
やりたい仕事がわからない人が転職を考えるときは、仕事の面での不満を書き出してください。不満を解消できる仕事が候補となります。
やりたい仕事で転職するための二番目の方法として、現状の仕事でやりがいを感じたことからやりたいことを探すやり方があります。
先輩や同僚に、「自分はどんな仕事に向いているか」聞いてみることも良い方法です。
仕事の不満から導きだしたやりたい仕事と、やりがいを感じたことから導き出したやりたい仕事、場合によっては他人がアドバイスしたことの中で、どうしてもやりたい仕事に優先順位をつけて選び出してください。
優先順位の高い仕事がやりたい仕事の候補です。
やりたい仕事と自分の持つ経験、能力、スキルを想定して、アピールできるものがあればベストです。
やりたい仕事が、自分の経験、能力、スキルではむずかしい場合は、何を補えばやれるのか考えてください。
やりたい仕事が未経験の場合、20代なら転職の面接で熱意を示して認められれば、採用されることがあります。
やりたい仕事がわからない人が転職の活動を進めるときの注意することとして、①自分のキャリアプランが、転職した会社で実現できるか、②労働条件が問題ないか、③職場の人間関係は築けるか、といったことがあげられます。
以上、やりたい仕事がわからない人のための転職の進め方を解説しました。
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