【転職】中途採用に応募で卒業証明書はいらないって本当?

中途採用に応募するさい、卒業証明書はいらないのか悩む人は多いようです。
そもそも卒業証明書とはどのような書類でしょうか?
中途採用で卒業証明書はいらないのでしょうか、提出を求められる理由は何でしょうか?
卒業証明書を手に入れるには、どうすれば良いでしょうか?
中途採用で卒業証明書を企業に提出するさいに、気をつけたいことも知りたいものです。
本ブログは、中途採用に応募で卒業証明書はいらないのか、卒業証明書を手に入れる方法などについても解説します。
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卒業証明書とはどのような書類なのか
中途採用に応募するさい、卒業証明書は必要かいらないかを探る前に、卒業証明書とは何か知っておきましょう。
卒業証明書とは、「学校を卒業したことを正式に証明する書類」で学校が発行します。卒業した学校に請求すれば、いつでも発行してもらえます。
卒業証明書と似た言葉に卒業証書があります。卒業証書というのは、卒業式で授与される証書で、再発行はしません。筒のなかに賞状のように丸めて入っていることが一般的です。
両方とも卒業を証明できるものですが、中途採用で卒業証明書を求められたら、原則として卒業証書ではなく、卒業証明書を提出することになります。
中途採用で卒業証明書はいらないか
新卒では卒業時に卒業証明書を求められますが、中途採用の場合は、卒業証明書を求められることは多くありません。
中途採用では、卒業証明書は多くの企業ではいらないということになります。ですが、卒業証明書のいる、いらないは企業ごとの判断になります。
以下のような場合には、卒業証明書を求められるケースがあります。
- 第二新卒の場合
卒業後に働いた期間が短い第二新卒では、新卒と年齢が近いこともあり、中途採用では卒業証明書を求められることがあります。
- 企業勤務から公務員に応募の場合
企業に勤務から中途採用で公務員に応募する場合には、卒業証明書を求められることが多いです。
- 学歴を重視する企業に応募の場合
学歴が必要な職種や、学歴で給料を決めているときなど学歴を重視する企業に中途採用で応募する場合に、卒業証明書を求められることがあります。
中途採用で卒業証明書の提出を求められる理由
中途採用の応募で卒業証明書を求められる理由は何でしょうか。
中途採用では卒業証明書はいらないことが多いですが、求められるケースでは学歴詐称をしていないかの確認のためです。
このため、求められたら、卒業証明書はいらない、提出する必要はないと勝手に自分で判断しないでください。
提出しないと「学歴詐称をしているかも知れない」と疑われてしまいます。卒業証明書がなぜ必要なのかの問い合わせやクレームもやめてください。入社を希望するならば、良くない印象を与えない方が無難です。
具体的には、企業は履歴書に記載の学歴と卒業証明書を照らし合わせます。
仮に履歴書に嘘の学歴を記入すると学歴詐称となります。
たとえば、高卒なのに大卒とか、学校名を偽るといったことや、卒業年をごまかすことなど、学歴に関して履歴書で嘘を記入することは、学歴詐称となります。
卒業証明書を提出することで嘘がバレてしまいます。
学歴詐称をすると、たとえ内定していても取り消しとなる可能性が高いですから、嘘をつかないことが大切です。
中途採用で卒業証明書を手に入れる方法
それでは、中途採用に応募のさい、学校へ卒業証明書の発行を依頼するときの手続きについて説明します。
卒業証明書はいらない応募先ばかりではありませんから、複数に応募の場合は、知っておくと良いでしょう。
- 卒業証明書は学校の発行部署に申請
卒業証明書は、発行部署に申請します。申請は窓口か郵送となります。学校によってはオンラインでの申請も可能となっています。
窓口での申請は当日に発行されますが、学校によっては数日かかる場合もあります。郵送では発行に1~2週間程度かかりますので、余裕をもって申請してください。
発行に時間がかかる場合は、申請日から手許に届くまでの期間をあらかじめ確認しましょう。
仮に卒業証明書の提出期限に間に合わない場合は、至急その事情と提出予定日を応募先へ伝えるようにしてください。
- 卒業証明書の申請は、写真付きの身分証明書と印鑑が必要
卒業証明書を申請するさいは、写真付きの身分証明書と印鑑が必要となります。マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードなどです。
証明書の発行は500円程度の手数料に加えて、郵送の場合は郵送料が必要となります。
学校が遠隔地にあるなどして、本人より家族が申請するほうが早いときには、代理申請をすることもできます。(学校によっては本人からのオンライン申請も可能です)
代理申請には一般的に、委任状、代理人と本人の身分証明書(本人はコピー可)、卒業証明書の申請書類が必要です。
以上は、学校により手続き方法が異なることもありますので、問合わせるか、学校のホームページの証明書発行サイトをご覧になってください。
中途採用で卒業証明書を企業に提出するとき気をつけたいこと
中途採用に応募で卒業証明書を提出するとき、以下の気をつけたいことがあります。
- 入社時に卒業証明書を求められることが多い
内定までには特に求められなくても、入社時に他の書類と一緒に求められることがあります。卒業証明書はいらないと考えていて、その時にあわてないようにしましょう。
他にも、書類選考や面接のさいに求められる場合もあります。
- 卒業証明書は、厳封された状態のものを提出する
卒業証明書は、封筒に厳封された状態で学校から受け取ります。
企業には、厳封された封筒をそのまま提出してください。厳封で内容を改ざんしていない証明となっています。
- 卒業証明書はコピーしたものでなく原本とする
仮に、卒業証明書を厳封せずそのまま受け取ることがあったときには、原本を提出してください。コピーでは偽造ができるために原本とします。
- 卒業証明書は、発行日から3ヶ月以内のものとする
卒業証明書の有効期限は特にありませんが、公的文書の有効期限は3ヶ月以内となっています。発行日から3ヶ月以内のものとしてください。
- 結婚後名字が変わったときは、企業に旧姓で問題ないか確認する
改姓後の卒業証明書が必要なとき、学校により旧姓のみ発行するケースと、改姓届を出せば、新姓で発行してもらえるケースがあります。
いずれにしても、在学時の名前を証明できる戸籍抄本、旧姓の記載された年金手帳といったような書類が必要となる場合があります。詳しくは学校へ問い合わせてください。
- 卒業した学校が廃校・閉校、統合されたときは、教育委員会などに問合わせる
廃校・閉校した場合、公立は高校までなら所在地の都道府県の教育委員会に、大学は市町村・県庁の総合窓口に問合わせてください。
私立は、卒業した学校法人に問い合わせれば発行できます。
統合された場合は、統合先が卒業生の情報を引き継いでいますので、そちらに申請しましょう。
- その他の証明書も求められることがある
卒業証明書以外にも、成績証明書、在籍期間証明書、単位修得証明書などを求められた場合は、学校に申請すれば発行してもらえます。
退職証明書は、元の会社に請求しましょう。
また、業務を遂行するうえで免許・資格が必要な職種は、免許証や資格証のコピーを求められますので、準備してください。
まとめ
中途採用に応募で卒業証明書はいらないのか考えてみます。
卒業証明書とは、「学校を卒業したことを正式に証明する書類」で学校が発行します。卒業した学校に請求すれば、いつでも発行してもらえます。
中途採用では、卒業証明書は多くの企業はいらないです。
ですが、以下のような卒業証明書を求められるケースがあります。
- 第二新卒の場合
- 企業から公務員に応募の場合
- 学歴を重視する企業に応募の場合
中途採用では卒業証明書はいらないことがほとんどですが、求められるケースでは学歴詐称をしていないかの確認のためです。
このため、求められたら、卒業証明書はいらない、提出する必要はないと勝手に自分で判断しないでください。
履歴書に嘘の学歴を記入することは学歴詐称となります。卒業証明書を提出することで嘘がバレてしまいますから、嘘をつかないことが大切です。
中途採用のさい、学校へ卒業証明書の発行を依頼するときの手続きは、次の通りです。
- 卒業証明書は、発行部署に申請します。申請は窓口か郵送となります。
窓口での申請は当日に発行されますが、学校によっては数日かかる場合もあります。郵送では発行に1~2週間程度かかりますので、余裕をもって申請してください。
- 卒業証明書を申請するさいは、写真付きの身分証明書と印鑑が必要となります。
証明書の発行は500円程度の手数料に加えて、郵送の場合は郵送料が必要となります。
学校が遠隔地にあるなどして、本人より家族が申請するほうが早いときには、代理申請をすることもできます。
中途採用で卒業証明書を提出するとき、気をつけたいことは、次の7つです。
- 入社時に卒業証明書を求められることが多い
- 卒業証明書は、厳封された状態のものを提出する
- 卒業証明書はコピーしたものでなく原本とする
- 卒業証明書は、発行日から3ヶ月以内のものとする
- 結婚後名字が変わったときは、企業に旧姓で問題ないか確認する
- 卒業した学校が廃校・閉校、統合されたときは、教育委員会などに問合わせる
- その他の証明書も求められることがある
以上、中途採用に応募で卒業証明書はいらないのか解説しました。
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