【就活・転職】面接で適切なカバンの持ち方と置き方は?

2025.04.19 更新
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面接におけるカバンの持ち方と置き方について悩む人は多いようです。

面接においてカバンの持ち方と置き方のマナーを身につける理由は何でしょうか?

面接の受付から入室、退室迄の一連の流れの中で、カバンの持ち方と置き方を知りたいものです。

本ブログは、面接を受けるさいのカバンの持ち方と置き方について解説します。

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目次
  1. 面接におけるカバンの持ち方と置き方のマナーを身につける理由
  2. 面接に向かうさいのカバンの持ち方
  3. 面接の受付でのカバンの持ち方・置き方
  4. 面接の控室までのカバンの持ち方と、控室のカバンの置き方
  5. 面接の会場でのカバンの持ち方と置き方
  6. 面接におけるカバンの持ち方と置き方で気をつけておきたいこと
  7. まとめ

面接におけるカバンの持ち方と置き方のマナーを身につける理由

面接においては、次のような適切なカバンの持ち方と置き方のマナーを身につける理由があります。

  • 面接においてカバンを持参することはマナーである

    面接では、会社案内や応募書類のコピー、ノート、筆記用具などを入れるためのカバンを持って行きます。

    たとえ持ち物が少なくても応募先企業から資料を渡されることがありますから、持参することは必須です。面接に手ぶらで出向くことはマナーに反することです。

  • 面接においてカバンの持ち方と置き方のマナーを見られている

    面接では受付から面接会場への入室~退室迄のビジネスマナーをチェックされており、そのなかにはカバンの持ち方と置き方も含まれています。

    カバンの持ち方と置き方がマナーに反していてもそれだけで不合格とはなりませんが、他の応募者がマナーに沿った対応をしていれば悪目立ちすることになります。

    ライバルとカバンの持ち方と置き方で評価に差がつくことはあまりにも残念なことです。ですから、カバンの持ち方・置き方のマナーは、最低限身につけておくべきことと言えます。

面接に向かうさいのカバンの持ち方

それでは、面接に向かうさいの適切なカバンの持ち方はどのようなものか、男性・女性別に説明します。

  • 男性のカバンの持ち方

    男性の場合、ハンドル(持ち手の部分)を手で持って運びます。ハンドルを肩にかけるような持ち方は避けてください。

    普段からスポーツバッグを肩に掛ける持ち方をしている人は、無意識に面接でもカバンを肩に掛けることをしがちですが、このような持ち方はNGです。

    また、ショルダーベルトが付属しているカバンを使用するとき、面接会場に行くまではショルダーベルトを肩に掛ける持ち方はかまいません。手に持って運ぶさいはショルダーベルトが垂れ下がるとだらしない印象を受けますから、ショルダーベルトは外してカバンに入れておきましょう。

  • 女性のカバンの持ち方

    女性のカバンはトートタイプが多いため、面接会場に行くまでは肩に掛けても問題ありません。

    もちろんハンドルを手で持って運んでもかまいません。

面接の受付でのカバンの持ち方・置き方

面接の受付でのカバンの持ち方・置き方は次の通りです。

  • 面接の受付で、挨拶をするさいのカバンの持ち方

    カバンは、面接会場のある建物に入る前には、ハンドルを手で持ちます。

    男性ではショルダーベルトを肩に掛けるカバンの持ち方を止めてください。女性も肩にかけている場合は、ハンドルを手で持ち直してください。

    受付で明るく元気な挨拶をして、カバンは手に持ったままとしてください。

  • 受付で、参加者名簿にチェックするさいのカバンの置き方

    受付で、参加者名簿にチェックするさいは、カバンを足元に置いてください。

    持参した履歴書など応募書類を手渡すさいは、カバンを足元に置き、書類を出して提出してください。

    カバンを受付のテーブルの上に置くのは、マナー違反ですから避けてください。

このような、受付を済ませるときのカバンの置き方を知ってください。

面接の控室までのカバンの持ち方と、控室のカバンの置き方

面接の控室までのカバンの持ち方と、控室のカバンの置き方のマナーを知っておきましょう。

控室まで歩くとき、カバンは片手に持ってください。

控室では、カバンを机の上や膝の上に置かないで、座席の横に立てて置きます。

面接の会場でのカバンの持ち方と置き方

面接の会場でのカバンの持ち方と置き方は、面接官の視線にさらされますから、特にマナーに気をつけてください。

  • 入室時のカバンの持ち方

    入室時はドアをノックするため、カバンは利き手と反対側に持ちます。「どうぞ」と声がかかったら「失礼します」と言ってドアを開けて入室します。

  • 入室後、ドアの前で挨拶をするさいのカバンの持ち方

    男性は、カバンを利き手に持ち替え、体の横に持って、「よろしくお願いします」と挨拶し一礼します。

    女性はそのままカバンを両手で体の前に持ち、挨拶と一礼します。 

  • 椅子に座るまでのカバンの持ち方と置き方  

    着席を促されたらカバンを持って椅子まで歩き、カバンは椅子の横に置きます。そして椅子の横に立って「○○○○です。本日はよろしくお願いします」と名前を名乗って挨拶し、一礼します。

    「座ってください」と指示があったら着席します。

    このとき、カバンは膝の上に置かずに、椅子の横に倒さずに立てる置き方がマナーです。

    ですから、カバンは自立させて置くことができるものを準備してください。

    飲食店などでは椅子の背もたれにカバンを置いて座ることもありますが、このような置き方は面接時には行わないでください。

    なお会社によっては、入室の後でカバンやコートを指定した位置に置くように指示をすることがあります。

    その時は会社の指示に従ってください。

  • 面接が終了後、退室するまでのカバンの持ち方

    面接が終了したら座ったまま「本日はありがとうございました」と挨拶します。その後椅子の横に立ち、改めて「ありがとうございました」と挨拶をして一礼し、カバンを持ってドアまで歩きます。

    ドアの前で一度面接官に振り向きます。

    男性は、カバンを体の横に持って「失礼します」と挨拶し一礼します。

    女性はカバンを両手で体の前に持ち、挨拶し一礼します。

    その後ドアを開け退室します。

面接におけるカバンの持ち方と置き方で気をつけておきたいこと

面接におけるカバンの持ち方と置き方で以下の気をつけておきたいことがあります。

  • 面接会場に椅子や机があってもその上に勝手にカバンを置くのはNG

    面接会場に応募者が座る椅子とは別に、椅子や机が置いてあることがあります。このとき勝手に椅子や机の上にカバンを置くのは避けてください。

    カバンの底は汚れていると思われていますから、椅子や机が汚れると見なされます。

    ですが、椅子や机に置いてくださいと指示があれば、それに従ってください。

  • 面接会場にコートを持っていくときは、自立したカバンの上に置く

    寒い時期にコートを着用して面接に向かうことがあります。面接では、手に持ったコートを椅子の横に自立したカバンの上にきれいにたたんで置いてください。

    コートをカバンの上に置くと安定しない場合は、二つ折りにして椅子の背もたれに掛けてもかまいません。たたまないままで掛けると床にだらしなく着いてしまうこともあり見栄えが良くありません。

    コートをコート掛けや机の上に置くような指示があれば、それに従ってください。このような置き方を覚えておくましょう。

  • 面接が終了しても安心しない

    面接が終わると誰でもほっとして気を抜きたいところですが、面接会場の建物を出るまで安心してはいけません。

    受付を通るさいはカバンを体の横に持って「ありがとうございました」と挨拶して帰ると好印象です。素通りすると印象がよくありません。

まとめ

面接の受付から入室、退室迄の一連の流れの中で、カバンの持ち方と置き方を考えてみます。

面接においては、カバンの持ち方と置き方のマナーを身につける次の理由があります。

  • 面接においてカバンを持参することはマナーである
  • 面接においてカバンの持ち方と置き方のマナーを見られている

面接に向かう適切なカバンの持ち方について、男性の場合、カバンはハンドル(持ち手の部分)を手で持って運びます。

女性のカバンはトートタイプが多いため、面接会場に行くまでは肩に掛けても問題ありません。ハンドルを手で持ってカバンを運んでもかまいません。

面接の受付では明るく元気な挨拶をして、カバンは手に持ったままとしてください。

受付で、参加者名簿にチェックするさいは、カバンを足元に置いてください。

控室まで歩くとき、カバンは片手に持ち、控室では、カバンを机の上や膝の上に置かないで、座席の横に置きます。

面接の会場でのカバンの持ち方と置き方は、面接官の視線にさらされますから、特にマナーに気をつけてください。

入室時はドアをノックするため、カバンは利き手と反対側に持ちます。

入室後、ドアの前で挨拶をするさい、男性は、カバンを利き手に持ち替え、体の横に持って挨拶し一礼します。女性はそのままカバンを両手で体の前に持ち、挨拶と一礼します。 

着席を促されたらカバンを持って椅子まで歩き、カバンは椅子の横に置きます。そして椅子の横に立って挨拶し、一礼します。着席時、カバンは膝の上に置かずに、椅子の横に倒さずに立てる置き方がマナーです。

面接が終了したら座ったまま挨拶し、その後で椅子の横に立ち、再度挨拶をして一礼し、カバンを持ってドアまで歩きます。

ドアの前で一度面接官に振り向き、男性は、カバンを体の横に持って挨拶し一礼します。女性はカバンを両手で体の前に持ち、挨拶し一礼します。

面接におけるカバンの持ち方と置き方で気をつけておきたいことが3つあります。

  • 面接会場に椅子や机があってもその上に勝手にカバンを置くのはNG
  • 面接会場にコートを持っていくときは、自立したカバンの上に置く
  • 面接が終了しても安心しない

以上、面接の受付から入室、退室迄の一連の流れの中で、カバンの持ち方と置き方を解説しました。

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