【就活】エントリーシートの手書きは時代遅れ？

就活・転職攻略の秘訣

2025.01.04 更新

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エントリーシート就活

エントリーシートを手書きすることは、パソコン作成と比べて時代遅れなのか、悩む学生は多いようです。

はたして、エントリーシートの手書きは時代遅れなのでしょうか？

エントリーシートで手書きとパソコン作成とどちらを選択したら良いでしょうか？

そもそも、企業がエントリーシートの手書きをなぜ指示することがあるのでしょうか？

エントリーシートを記入するさい、手書きのメリット、デメリットは何でしょうか？

エントリーシートを手書きで作成するときの効率的なやり方や気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、エントリーシートの手書きは時代遅れなのか、その他エントリーシート作成で知っておきたいことを解説します。

就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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エントリーシートの手書きは時代遅れなのか
エントリーシートで手書きとパソコン作成とどちらを選択するか
企業がエントリーシートの手書きを指示することがある理由
エントリーシートを記入するさいの手書きのメリット
エントリーシートを記入するさいの手書きのデメリット
エントリーシートを手書きで作成するときの効率的なやり方
エントリーシートを手書きで作成するとき気をつけたいこと
まとめ

エントリーシートの手書きは時代遅れなのか

エントリーシートは、応募者が「入社したらこのように貢献できます」と自分をアピールすることや、熱意を伝えるために記入する書類です。
これに対して履歴書は、これまでの応募者の経歴が中心となっています。

選考にあたっては、履歴書と同様にエントリーシートは重要な資料となっていますから、決しておろそかにできません。
エントリーシートの記入は、手書きとパソコン作成の２通りありますが、パソコンが普及している世の中で、手書きは時代遅れなのではと考える人もいますが、決してそうではありません。
後述するように手書きは手書きなりの良い点があります。（もちろんパソコンの良い点もあります）

まずは、手書きは時代遅れではないことを理解しておきましょう。

エントリーシートで手書きとパソコン作成とどちらを選択するか

それでは、エントリーシートで手書きとパソコン作成と、どちらを選択するか考えてみましょう。

企業が手書きとパソコン作成のいずれかを指示しない場合
エントリーシートで手書きとパソコン作成とどちらを選択するかは、本人次第です。

基本的には、本人が決めれば良いです。

どちらを選んでも、書類選考で不利になることはありません。
企業が手書きとパソコン作成のいずれかを指示した場合
指示したやり方に従ってください。

手書きの場合は、企業の採用サイト上のエントリーシートを印刷して使用するやり方や、紙のエントリーシートを配布するかたちが多いようです。

手書きは時代遅れではなく、後述するようにあえて手書きを指示する企業もあることを知ってください。

また、パソコン作成の場合は、採用サイト上のエントリーシートに入力し、メールに添付して送信するやり方があります。

ここで、手書きと指示があったにもかかわらずパソコンで作成する、逆にパソコン作成と指示されたときに手書きとすることは避けてください。指示を守れない学生と見做されてマイナスイメージとなります。

企業がエントリーシートの手書きを指示することがある理由

一般的に、エントリーシートはパソコン作成が多いようです。一方で、時代遅れと感じるかもしれませんが、手書きを指示する企業が一定数あります。

手書きを指示するのは、以下の理由があることを知ってください。

志望度を知ることができる
志望度がそれほど高くなければ、たとえ内々定しても辞退する可能性が高くなります。企業にとっては辞退する可能性のある人をできるだけ減らしたいと考えています。

パソコン作成と比べて手書きのエントリーシートは、記入に時間がかかります。まずは丁寧に記入しなければなりません。さらにパソコンならば修正するのにさほど時間がかかりませんが、手書きでは初めから書き直しとなってしまうために応募者からすれば面倒です。

企業が手書きを指示していて、それでも応募する学生は、自社への志望度が高いと判断できます。さほど志望度が高くない場合はあえて応募しないと考えるわけです。
本人の人となりを知ることができる
手書きでは字がうまい、下手以上に、丁寧に書かれて読みやすいかが見られます。読み手にわかりやすい文字を書ける人は、誠実な印象を受けます。

パソコン作成では、誰でも同じ文字となってしまうため読みやすい反面、応募者の人となりがわかりません。

その点、手書きは人となりがストレートに出るものです。

エントリーシートの手書きが時代遅れと感じるかもしれませんが、手書きだからこそ見えてくるものがあることを理解してください。

エントリーシートを記入するさいの手書きのメリット

上記のように、エントリーシートは特に指示がない限り、手書き・パソコン作成のどちらでもかまいませんが、手書きを選択したときのメリットは何かを説明します。　

手書きは時代遅れではなく、自分をアピールできる有効な手段ともなります。

入社への熱意を伝えることができる
多くの応募者がパソコンでエントリーシートを作成するのに対して、手書きのエントリーシートは目立ちます。

上記のように手書きは記入に時間がかかりますから、逆に手書きで丁寧に記入されたエントリーシートは、それだけで熱意を伝えることができるわけです。

一方で、就活では短期間のうちに多数の会社にエントリーシートを提出しなければなりません。その全てを手書きにすることは物理的に無理なこともわかります。　

ですから、特に志望度の高い企業を数社に絞って手書きとする、それ以外はパソコン使用といったように柔軟に対応すれば良いと考えます。
自分の人となりをアピールできる
手書きのものは、パソコン作成のエントリーシートより人となりをアピールできます。

丁寧に書いた文章からは、真面目な人柄をアピールできます。また、力強く書いた文章はバイタリテイを感じさせます。

パソコンで作成の文章は個性が消えてしまいますが、手書きは人となりがそのまま表れますから、書くことに自信がある場合は手書きをお勧めします。

エントリーシートを記入するさいの手書きのデメリット

一方で、エントリーシートの手書きには、パソコン作成にはないデメリットもありますから、それらを考慮してどちらを選択するか決めましょう。

パソコン作成より手書きは時間がかかる
手書きは、パソコンでの作成よりも時間がかかります。これが手書きは時代遅れかもと思われる大きな理由です。

パソコンはオリジナルの文章のコピー＆ペーストや、書き終えた後の推敲も可能なため、手書きよりも手間がかかりません。

手書きですと慎重に丁寧に記入することが求められるため、普段手書きに慣れていない人は、１枚記入しただけでもどっと疲れるかもしれません。

このため全ての応募先に対して手書きのエントリーシートを作成することは、現実的ではないのです。

特に志望度の高い企業を数社に絞って手書きとする戦術が有効です。
誤って書いたときは、最初から書き直しとなる
パソコンで作成なら誤字・脱字や、文章の修正など簡単ですが、手書きでは、改めて最初から書き直しとなってしまいます。

誤字・脱字は、その文字に二重線を引き、訂正印で修正することもできますが、印象が良くないためにできれば避けたい方法です。

この点が手書きをするうえでの大きな考慮点です。
字が汚いと印象が良くない
字が汚いと採用担当者が読みづらく、印象が良くありません。そのためせっかく手書きして頑張ったにもかかわらず逆効果となってしまうことにもなりかねません。

どの人の文字もその人なりの個性がありますが、マイナスの印象を与えるような文字は書かないように気をつけたいものです。

例えば、子供っぽく感じる丸文字や、文字の大きさが不ぞろいな文章、何が書いてあるか判読が難しい雑な書き方の文章などは、避けてください。

字が汚い人がいきなりきれいな字を書くことは難しいですが、できるだけ丁寧に、読みやすい字を書くことを心がけてください。

エントリーシートを手書きで作成するときの効率的なやり方

エントリーシートを手書きで作成するさいは、誤字・脱字をなくし、丁寧に記入することで、できるかぎり効率的に作成したいものです。

ここでは、エントリーシートを手書きで作成するときの効率的なやり方を説明します。

パソコンでエントリーシートの下書きを作成する
エントリーシートにいきなり手書きすると、書き間違えたときに書き直しや訂正となってしまいます。

あらかじめパソコンで下書きを作成し、内容のチェックをしてからエントリーシートに書き写してください。

書き写した段階でミスもあるかもしれませんが、丁寧に書き写すことで防ぐことができます。

パソコンで作成しておけば、文書を保存しておくことができて他社のエントリーシートにもコピー＆ペーストできます。
家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう
パソコンで作成した下書きを家族や友人に頼んで添削してもらうと、下書きの段階で書き間違いを発見できます。

同時に文章表現が的確かどうかについて指摘してもらえますので、自分が記載した文章を他の人に添削してもらうことをお勧めします。
パソコンで作成した下書きを音読する
家族や友人に添削の依頼ができないときは、下書きを音読してみます。特に誤字・脱字は音読すると発見しやすくなります。
鉛筆やシャープペンでエントリーシートに下書きする
鉛筆やシャープペンでエントリーシートに薄く下書きして、その跡をボールペンでなぞる方法があります。

こうすれば、下書きの段階で間違いを発見し、消しゴムで消して書き直すことができます。

下書きは薄く書かないと跡が残って見栄えが良くありませんので注意してください。
予備のエントリーシートを用意しておく
エントリーシートは書き間違いをしないことがベストですが、ときとして書き間違いをすることは誰でもありえます。

その場合は、訂正ではなく書き直しをすることが基本です。書き直しのためには、コピーを取って予備のエントリーシートを複数枚用意しておいてください。
提出したエントリーシートは、コピーを取っておく
エントリーシートはコピーを取っておきましょう。提出後、書き間違いに気がつくことができます。

また、面接の準備のためにもエントリーシートをコピーしておくことが必要です。

以上のようなステップを踏めば、手書きは、決して時代遅れではなく、書類選考でも問題ないでしょう。

エントリーシートを手書きで作成するとき気をつけたいこと

エントリーシートを手書きで作成するとき、以下に留意すれば決して時代遅れではないことを知ってください。

手書きは黒のボールペンを使用する
エントリーシートの手書きでは黒の油性ボールペンを使用します。他の色は基本的に使いません。

水性ボールペンは、雨などで濡れると水で滲むことがありますから避けてください。

消せるボールペンは、文字を後で訂正できて便利ですが、熱に弱く、摩擦などで文字が消えてしまいますから止めましょう。

シャープペンシルは修正できますが、エントリーシートでは使わず、ボールペンで書く前の下書き用として使います。
間違えたときは改めて書き直す
エントリーシートの書き間違いは、改めて書き直すことになります。エントリーシートは正式な文書のため、訂正したい個所を修正液や修正ペンで直すことは止めてください。

また、訂正したい個所を二重線で消すことも原則として止めましょう。採用担当者の印象が良くありません。

ですが、エントリーシートの提出期限が迫って、書き直すには時間が足りない場合は、二重線で消して訂正印を押印することもやむを得ませんが、あくまでも最後の手段と考えてください。
エントリーシートは手書きでも記載した内容が大切
ここまでエントリーシートについて手書きとパソコン作成の是非を説明しましたが、それ以上に大切なことは記載した内容です。

どれほど手書きが美しくても、あるいは読みやすくても、記入した内容が採用担当者にとって響かなければ書類選考が通過しません。

自己ＰＲや志望動機、ガクチカなど、十分に検討をして記載するようにしましょう。