【就活・転職】履歴書の番地にふりがなは必要？住所の書き方
履歴書の住所や連絡先の記入で、番地にふりがなをふる必要があるのか悩む人は多いようです。
履歴書で、番地にふりがなは必要でしょうか？
履歴書でふりがなのふり方のルールはあるでしょうか？
履歴書の住所や連絡先の適切な書き方についても知りたいものです。
本ブログは、履歴書の番地にふりがなは必要なのか、及び住所の書き方について解説します。
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履歴書の住所の記入で、番地にふりがなは必要か
履歴書に住所を記入するさい、番地にふりがなは必要でしょうか。ふりがなのふり方の基本を理解しておきましょう。
- 丁目や番地にふりがなは不要
履歴書に住所を記入するさい、丁目や番地にふりがなをふる必要はありません。漢字でも、「番地」や「◯号室」は、誰でも普通に読めるからです。
- ふりがなが必要な部分は、都道府県から丁目・番地の前まで
ふりがなが必要な部分は、都道府県から丁目・番地の前までとなります。都道府県、市町村までということです。
ですが、番地の後でもマンション名など集合住宅に漢字またはアルファベットが含まれる場合は、ふりがなを付けます。ひらがなやカタカナだけの場合は、ふりがなは必要ありません。
例えば、「東京都大田区下丸子こうふくマンション２０１号室」は、部屋番号にはふりがなをつけなくてもかまいません。
しかし、「東京都大田区下丸子３丁目〇番○号 幸福マンション２０１号室」のふりがなは、「とうきょうと おおたく しもまるこ こうふくまんしょん」とふりがなを付けます。
履歴書の住所でふりがなのふり方
履歴書では、上記の「丁目・番地にふりがなは不要」「ふりがなが必要な部分は、都道府県から丁目・番地の前まで」という基本以外にも知っておきたいルールがあります。
事例をもとに説明します。
郵便番号：146-0092
ふりがな：とうきょうと おおたく しもまるこ こうふくまんしょん
現住所： 東京都大田区下丸子１丁目２番３号 幸福マンション２０１号室
- ふりがなを平仮名またはカタカナのどちらかにするかは、記入欄の「ふりがな」または「フリガナ」に従う
ふりがなについて、平仮名またはカタカナのどちらを選択するかは、履歴書の住所欄に「ふりがな」と書いてあるか、「フリガナ」と書いてあるかに準じてください。
事例では、「ふりがな欄」と書いてありますからふりがなは平仮名となります。
これが「フリガナ欄」となっていればカタカナで「トウキョウト オオタク シモマルコ コウフクマンション」となります。
- 都道府県、市町村名などで区切りの良いところで一文字開ける
ふりがなが長いと読みづらくなります。都道府県、市町村名など区切りの良いところで一文字開けると良いでしょう。
- ふりがなは、住所欄の漢字の上に記入する
ふりがなは、できるだけ住所欄の漢字の上に記入すると、漢字とふりがなが対応できて採用担当者が読みやすくなります。（事例では都合上対応していません）
- 市町村名にひらがな、カタカナを使用している場合には、そのままひらがな、カタカナにふりがなをつける
「いわき市」「つくば市」「さいたま市」「ニセコ町」「南アルプス市」などがあります。
ひらがな、カタカナならばふりがなをつけなくても読めますが、ふりがなを省くと読み手に違和感があります。
例えば、「福島県いわき市○○」にふりがなをつけると「ふくしまけん いわきし ○○」ですが、ふりがなを省くと「ふくしまけん し ○○」となってしまいます。
- 住所が長くて２行になった場合でも、ふりがなは１行とする
特にマンション名などが長い場合には２行になることがあります。その場合のふりがなは住所欄の漢字の上に２行としないで、ふりがな欄に１行で記入します。
１行でふりがなを記入するためには、文字を小さめにすると良いでしょう。
履歴書の住所の書き方
「番地にふりがなは必要なのか」など、ふりがなのふり方以外にも、履歴書の住所や連絡先の適切な書き方について理解しておかないと、常識に欠けていると思われてしまいます。
上記の事例をもとに履歴書の適切な書き方について説明します。
- 住所は、省略せずに正しく記入する
都道府県から市町村、番地、建物名、部屋番号まで省略せずに正しく記入します。
札幌市、横浜市や名古屋市、京都市、大阪市などの大都市ならわざわざ都道府県名を書かなくても良いのでは、と思われるかも知れませんが、履歴書は公文書扱いの重要な書類です。
長い場合でも省略しないで記入してください。
- 郵便番号は算用数字（アラビア数字）を使用する
郵便番号は、記号（〒）の横に、住所の文字より小さめとします。「一、二、三・・・」のような漢数字ではなく、「１、２，３・・・」のような算用数字で書きます。
また例のように数字はハイフンでつなぎます。
例：〒146-0092
- 丁目・番地、部屋番号も算用数字を使用する
履歴書は横書きであり、横書きの数字の書き方は漢数字ではなく算用数字を使用します。
このため丁目・番地、部屋番号も算用数字を使用することになります。履歴書では生年月日や年令、電話番号、学歴・職歴の年月、免許・資格の年月などの数字は全て算用数字となります。
- 丁目・番地はハイフンでつながず、正式な表示とする
普段は、番地を「１―２－３」と記入することが多いと思われますが、履歴書では番地は正式に「１丁目２番３号」と記入してください。
履歴書は公文書扱いですから、番地にハイフンは使わないことが基本です。
ですが、応募先の会社が、履歴書等の送付先にハイフンを使用しているならば、ハイフンを使用しても問題ないと考えます。
- 市町村などの地名、マンション名などの固有名詞で漢数字を含んでいる場合は、算用数字としないでそのまま記入する
例：市町村では、一宮市、二本松市、三鷹市、四日市市、五條市、七尾市、八戸市、北九州市、十和田市、廿日市市、千歳市
マンション名では、「リバーサイドマンション弐番館」など
その他、次の点にも留意してください。
- 住民票の住所と現住所が異なる場合は現住所を記入する
住民票の住所と現住所が異なる場合は現住所を記入します。一人暮らしをしていて、住民票のそれは実家のままというようなケースです。
応募先企業からの連絡は、実家よりも現住所にくる方が、都合が良いからです。
- 連絡先が現住所と同じならば、「同上」として現住所は記載しなくても良い
連絡先が現住所と同じならば、「同上」と書くだけでかまいません。「同上」はふりがなも不要となります。
ですが、実家など現住所と異なる先へ連絡を希望する場合は、「連絡先」にその旨を記載します。
連絡先を記載すると、緊急の場合、企業からの連絡はそちらへ行ってしまいますから、事情により現住所では連絡がつかないときに限って記載するようにしましょう。
連絡先を記載するときは、同時に電話番号も書いておかないと応募先企業からの緊急連絡がつきません。必ず連絡先の電話番号も書いてください。
加えて、連絡先が実家などの場合は、あらかじめ「連絡先」として登録したことを伝えておいてください。
まとめ
履歴書の番地にふりがなは必要なのか、及び住所の書き方について考えてみます。
履歴書に住所を記入するさいのふりがなのふり方の基本は次の通りです。
- 丁目・番地にふりがなは不要
- ふりがなが必要な部分は、都道府県から丁目・番地の前まで
履歴書の住所でふりがなのふり方には上記の基本以外にも次のルールがあります。
- ふりがなを平仮名またはカタカナのどちらかにするかは、記入欄の「ふりがな」または「フリガナ」に従う
- 都道府県、市町村名などで区切りの良いところで一文字開ける
- ふりがなは、住所欄の漢字の上に記入する
- 市町村名にひらがな、カタカナを使用している場合には、そのままひらがな、カタカナにふりがなをつける
- 住所が長くて２行になった場合でも、ふりがなは１行とする
履歴書の住所や連絡先の適切な書き方について理解しておかないと、常識に欠けていると思われてしまいます。
- 住所は、省略せずに正しく記入する
- 郵便番号は算用数字（アラビア数字）を使用する
- 丁目・番地、部屋番号も算用数字を使用する
- 丁目・番地はハイフンでつながず、正式な表示とする
- 市町村などの地名、マンション名などの固有名詞で漢数字を含んでいる場合は、算用数字としないでそのまま記入する
- 住民票の住所と現住所が異なる場合は現住所を記入する
- 連絡先が現住所と同じならば、「同上」として現住所は記載しなくても良い
以上、履歴書の番地にふりがなは必要なのか、及び住所の書き方について解説しました。
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