【就活・転職】履歴書で英検の書き方、TOEICとの比較も
履歴書の資格欄で英検の正しい書き方がわからなくて悩む人も多いようです。
英検とはどのような資格でしょうか?
履歴書の資格欄における英検の正しい書き方や、保有する「級」が記載に値するかわかりません。
英検とTOEICとの比較も知りたいものです。
本ブログは、履歴書で英検の書き方やTOEICとの比較などについて解説します。
就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、就活や転職活動の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
英検とはどのような資格なのか
英検とはどのような資格なのでしょうか。
- 英検の正式名称と内容
英検は、公益財団法人日本英語検定協会が主催する英語技能の検定のことで、正式名称は「実用英語技能検定」です。略して「英検」と呼ばれています。
履歴書に英検を書くときは正式名称の「実用英語技能検定」が正しい書き方です。
総志願者数が毎年250万人以上の国内最大級の英語資格試験であり、日常生活からビジネスまで、多岐にわたる分野の英語力を測定できるよう設計されており、小学生から社会人まで幅広い層が受験しています。
「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」の4技能で総合的に英語力を測ることができるのが特徴です。
- 英検の有効期限
英検は、海外留学に活用する場合の有効期限を2年間と定めていますが、それ以外について、資格は半永久的に有効とされています。(日本英語検定協会)
なので、就活や転職活動で活用するのであれば、基本的に有効期限を気にする必要はありません。一方で、企業によっては有効期限を設けていることもありますから、募集要項を確認してください。
- 英検は就職に有利なのか
英検は応募者の英語力を客観的に評価できる資格です。
英検を応募する企業がどの程度評価するかについては、企業が業務の遂行にあたって英語力をどこまで必要かによって決まります。
一方で、英検をアピールすることは、資格取得といった目標に向けた努力ができることのアピールにつながりますから、履歴書に英検を書いておくと良いでしょう。
ですが、本人の経歴にふさわしいレベルでないと、マイナス評価となりますから注意が必要です。
履歴書の資格欄における英検の正しい書き方
履歴書の資格欄における英検の正しい書き方を説明します。
- 履歴書の資格欄に、取得年月、実用英語技能検定〇級合格と書く
履歴書の資格欄で英検の正しい書き方は、「取得年月」「実用英語技能検定〇級合格」です。
「英検」ではなく、「実用英語技能検定」が正しい書き方ですから間違えないでください。「実用英語技能検定〇級」の後に「合格」を加えてください。
例:20✕✕年〇月 実用英語技能検定試験〇級 合格
- 取得年月を忘れた場合は、日本英語検定協会に再発行を依頼する
英検の合格証明書で英検資格の取得年月を確認できますが、合格証明書を失くした場合には、再発行を依頼できます。取得年月がわからない場合は、日本英語検定協会に再発行を依頼しましょう。わからないからといって取得年月を省くのは正しい書き方ではありません。
英検の級別難易度と企業からの評価
英検は、本人の経歴にふさわしいレベルを履歴書に書くことも正しい書き方といえます。
英検の難易度と企業からの評価について英語検定協会サイトの「各級の目安」から探ってみます。
- 英検の級ごとの難易度
- 5級は、中学初級程度です。英語を習い始めた人の最初の目標で、英語の基礎固めに最適です。趣味やスポーツなど身近な話題が英語で理解できます。
- 4級は、中学中級程度です。出題形式や内容が、より実用的となります。身近なトピックを題材とした読解問題が解けます。
- 3級は、中学卒業程度です。筆記試験の題材は、海外の文化など少し視野が広がります。高校入試の問題が解けます。
- 準2級は、高校中級程度です。センター試験の問題形式と共通点が多く、入試対策にも最適とされています。
- 2級は、高校卒業程度です。医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解ができます。海外留学、国内での入試優遇・単位認定などで、コミュニケーション力が高く評価されます。ビジネスシーンでも採用選考試験の履歴書などで英語力をアピールできます。
- 準1級は、大学中級程度です。エッセイ形式の実践的な英作文ができます。「実際に使える英語力」の証明として高く評価されます。
- 1級は、大学上級程度です。合格のカギは英語の知識のみでなく、相手に伝える発信力と対応力です。世界で活躍できる人材の英語力を証明します。
3級までは受験者の50%以上が受かる試験となっていますが、レベルが上がるごとに合格率は下がり、1級は12%と10人に1人の難関となっています。(2015年実績)
- 英検の企業からの評価
一般的に、英検を履歴書に書いて企業から認めてもらえるレベルは2級以上です。2級は高校卒業レベルでありスキルとして記載できます。
ですが、応募先の企業や、業務により英語力の基準は異なります。業務で英語を使うことが必須の企業では、2級では物足りないとみなされる可能性があります。
どの程度の英語力が必要なのかについては、募集要項に明記されていることがありますからチェックして、応募が可能なレベルか判断のうえ記載してください。
一方で、応募する職種・業務がほとんど英語を使うことがない場合には、高校卒業では準2級、中学卒業では3級を保有しているならば、向上心のあることをアピールするために履歴書に書いてもかまいません。
向上心をアピールするために、英検の2級以上の資格取得に向けて勉強中ならば、「現在実用英語技能検定2級取得に向け勉強中」と記載しても問題ありません。
- 英検とTOEICとの比較
- 英検と同じような英語力を検定する試験にTOEICがあります。TOEICの正式名称は国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)です。
就活や転職活動では英語力の判定に英検よりもTOEICを重視する傾向があります。
履歴書で、英検の書き方は「実用英語技能検定試験〇級」としますが、TOEICの書き方では、取得した点数となります。
ですから、企業にとってTOEICは、応募者同士の点数で英語力を比較しやすいということが理由のひとつです。
加えて、TOEICが主にビジネスシーンでの英語力をみる試験であることもその理由と言えます。
ですが、TOEICはリスニングとリーディングのみの試験であるのに対して、英検はそれらに加えてライティングとスピーキングも試される試験なので、英語の総合力があるということを上手にアピールできると、TOEICよりも評価されるかも知れません。
- 上記で、英検を履歴書に書いて企業から認めてもらえるのは2級以上と記しましたが、TOEICでは、600点以上が目安となります。
ですが、英検と同じく応募先の企業や、業務により求められる点数は異なりますので注意してください。
- 英検と同じような英語力を検定する試験にTOEICがあります。TOEICの正式名称は国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)です。
まとめ
履歴書で英検の書き方やTOEICとの比較などについて考えてみました。
英検は、公益財団法人日本英語検定協会が主催する英語技能の検定のことで、正式名称は「実用英語技能検定」です。
履歴書に英検を書くときは正式名称の「実用英語技能検定」が正しい書き方です。
英検は、海外留学に活用する場合の有効期限を2年間と定めていますが、それ以外について、資格は半永久的に有効とされていますから、就活や転職活動で活用するのであれば、基本的に有効期限を気にする必要はありません。
英検は応募者の英語力を客観的に評価できる資格です。英検を応募する企業がどの程度評価するかについては、企業が業務の遂行にあたって英語力をどこまで必要かによって決まります。
一方で、英検をアピールすることは、資格取得といった目標に向けた努力ができることのアピールにつながりますから、履歴書に英検を書いておくと良いでしょう。
ですが、本人の経歴にふさわしいレベルでないと、マイナス評価となりますから注意が必要です。
履歴書の資格欄で英検の正しい書き方は、「取得年月」「実用英語技能検定〇級合格」です。
一般的に、英検を履歴書に書いて企業から認めてもらえるレベルは2級以上です。2級は高校卒業レベルでありスキルとして記載できます。
英検と同じような英語力を検定する試験にTOEICがあります。履歴書に書いて企業から認めてもらえるTOEICの点数は、600点以上が目安です。
以上、履歴書で英検の書き方やTOEICとの比較などについて解説しました。
最後に、キャリア育みファームでは、面接の必勝マニュアル「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を販売しています。
もちろん履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)の自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。
会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。
面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。
具体的な面接ノウハウが満載のマニュアルです。「なるほど、このようにすればいいのか」と理解して準備すれば、自信を持って面接に臨むことができ、ライバルからグンと抜け出すこと請け合いです。ぜひ、以下のページで詳細をご覧ください。
その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。