【転職】年収が下がる転職でも後悔しなくて良いケースとは?
転職活動を進めているときは、誰もが年収のアップを期待しますが、結果として年収が下がる転職となって後悔する人も多いものです。
ですが、年収が下がっても長いスパンで見ると本人にとってプラスの転職もあります。
年収が下がる場合でも後悔することなく、転職したほうが良いケースを探ってみます。
一方で、年収が下がることに対して、どのような対策を取れば良いでしょうか?
本ブログは、年収が下がる転職でも後悔しなくて良いケースとは何か解説します。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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転職して年収は上がる?下がる?
転職すれば「年収は上がるか、下がるか」に関する調査を見てみましょう。
マイナビの「転職動向調査2023年版」によると、2022年に転職した人で、年収が上がる転職者は全体で39.5%、そのうち、男性20代は44.9%、30代は47.7%、女性20代は27.4%、30代は31.4%となっています。
これに対して年収が下がる転職者は全体で18.6%、そのうち、男性20代は15.7%、30代は16.0%、女性20代は24.7%、30代は16.5%となっています。
*マイナビ「転職動向調査2023年版」2022年12月16日(金)~12月20日(火)実施
以上から、年収が下がることを後悔しているかはわかりませんが、年収減を受け入れても転職した人が約19%いることがわかります。ちなみに同調査によると、転職により年収減となった割合は、2021年は23.5%、2020年は24.7%、2019年は25.8%となっています。
年収が下がる転職でも後悔しなくて良いケース
年収が下がる転職でも後悔しなくて良いケースもあります。年収が下がる場合でも本人にとってそれ以上のメリットがある場合です。
- 将来のキャリアにプラスとなる
本人の将来のキャリアにプラスになるケースは次の2つが考えられます。
- 本人の能力やスキル、経験を活かすことができる
たとえ転職で年収が下がることがあっても、本人の持つ能力やスキル、経験を十分活かすことができる環境のある会社ならば、本人も意欲を持って働くことができ、キャリアにプラスになり、将来的には年収のアップが期待できます。
- 本人が望む能力やスキルを身につけることができる
本人が持ち合わせていない能力やスキルを、転職先の仕事で新たに身につけることができれば、キャリアに厚みが増し、将来的には年収のアップが期待できます。
このように目先の年収ではなく、本人のキャリアにプラスになる仕事ができる転職なら、長期的な視点に立てば転職が成功したと言えるでしょう。
これらのためには、自分の持つ能力・スキルや今後のキャリアプランを棚卸しして、自分の強みや得意な業務は何か、どの職種にキャリアの方向性を定めるかなど、転職活動に取り組む際の基本を明確にすることが必要です。
- 本人の能力やスキル、経験を活かすことができる
- やりたい仕事をやることができる
自分として、やりたい仕事をやることができれば、多少年収が下がる転職でもする価値はあります。
やりたい仕事ならば、楽しく働くことができて、仕事を覚える苦労も気にしないはずです。能力やスキルも向上して、成果を上げることもできます。
結果として、年収のアップにもつながっていくことになり、転職を後悔することはないでしょう。
- 未経験の職種で働くことができる
未経験の職種で転職する場合は、経験がないだけに即戦力となり得ず、元の会社の年収より下がることは必至です。
ですが、最初は未経験といえども、経験を重ねることでスキルも身につきますから、本人のやる気次第で年収もアップするでしょう。
- 成長性の高い業界の会社に勤務することができる
設立間もないベンチャー企業などでは、人件費に充てる売り上げも十分ではないために、年収が下がることはやむを得ないことがあります。
ですが、成長性の高い業界に位置していれば、事業規模の拡大に伴って売上げを伸ばすことで年収も上がることが期待できます。
また、本人の業務の範囲も広がり、貴重な経験もすることが可能となります。
このような会社は経営層と社員の距離も近いために、自分の意見も聞いてもらいやすく、実力を発揮しやすい環境にあります。
一方で、会社によっては未だ事業基盤が確立していない脆弱性もあるため、売上げが伸びずに、年収も上がらないリスクも知っておきたいものです。
- 成果を公平に評価できる人事制度を導入している
年功序列の人事制度では、転職で下がった年収を上げていくためには時間がかかりますが、成果主義を採っている人事制度の会社で成果を上げることができれば、年収を比較的早い時期にもとに戻すことが可能です。
また、本人次第でキャリアアップを図ることもできます。
転職希望先の人事制度がどのようなものか、採用担当者に確認するといいです。
- 働きやすい環境で仕事ができる
ワークライフバランスを重視して働く、Uターンで地元の会社で働くといった本人の労働観に基づいた、働きやすい環境で仕事ができれば、多少年収が下がることも受け入れることができます。
キャリアの方向性では、家庭生活を大事にする働き方も大切な選択肢と言えます。
以上のような転職ならば、年収が下がっても後悔しなくてすむのではないでしょうか?
年収が下がることの対策はどうする
転職したことで年収が下がることは、日常の生活にかなりの影響を与えることになりますから、その対策をとる必要があります。
- 生活レベルを下げる
年収が下がる分、生活レベルも下げる必要があります。毎月の生活費を「見える化」して、そのなかで、大きな比重を占めている支出をチェックしましょう。
携帯電話料金プランや家賃といった固定費の見直し、交際費や外食の回数の見直しを検討してみてはどうでしょうか。
その他、無駄がないか支出のなかで減らせるものは減らす努力をしましょう。
- 家族の理解を得る
家族がいる人は、年収が下がる転職に抵抗することが予想されます。
家族と転職する理由や、年収が下がることの対策、将来の生活設計など納得してもらうまで、十分な話し合いが必要です。
年収が下がる転職を考えたときには、こうした対策も同時に検討しながら進めないと、後悔することになりますので、注意してください。
まとめ
年収が下がる転職でも後悔しなくて良いケースとは何か考えてみました。
マイナビの「転職動向調査2023年版」によると、年収が下がる転職者は全体で約19%となっています。
年収が下がる転職でも後悔しなくて良いケースは、次のようなものです。
- 将来のキャリアにプラスとなる
- やりたい仕事をやることができる
- 未経験の職種で働くことができる
- 成長性の高い業界の会社に勤務することができる
- 成果を公平に評価できる人事制度を導入している
- 働きやすい環境で仕事ができる
一方で、転職したことで年収が下がるときは、次のような対策をとる必要があります。
- 生活レベルを下げる
- 家族の理解を得る
以上、年収が下がる転職でも後悔しなくて良いケースとは何か解説しました。
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