【就活・転職】最終面接、その場で内定したらどう対応する?

2023.12.06 更新
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就活や転職活動において、時として最終面接のその場で内定をもらうことがありますが、想定外のことなのでどう対応したら良いか迷ってしまいます。

*正式には内々定ですが、本ブログでは内定と表現しています。

企業が最終面接のその場で内定を出す意図は何でしょうか?

最終面接のその場で内定をもらったときは、どのように対応すればいいでしょうか?

最終面接のその場で内定したときに、気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、最終面接のその場で内定をもらったときの上手な対応について、解説します。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 企業が最終面接のその場で内定を出す意図
  2. 最終面接のその場で内定をもらったときの対応
  3. 最終面接のその場で内定したときに気をつけたいこと
  4. まとめ

企業が最終面接のその場で内定を出す意図

就活や転職活動では、最終面接のその場で内定をもらうことがあります。

一般的に内定は最終面接から1週間~2週間程度はかかりますので、その場で内定をもらうことは嬉しい反面、とまどいもあります。

では、企業が最終面接のその場で内定を出す意図は何か、その理由は2つあります。

  • 最終面接の前に、内定が決まっている場合

    それまでの筆記試験や複数回の面接といった選考の結果、既に内定が決まっていた場合は、最終面接のその場で内定となります。

    このケースでは、最終面接に呼ばれる人は内定した応募者に限定されます。

    事前に採用担当者から「最終面接のその場で内定」のようなニュアンスを伝えられることもあります。

    最終面接では、役員クラスが面接官となり、人事の選んだ応募者が、入社意欲が高く将来の幹部候補となりそうかどうかをチェックします。

    質問もそれまでの面接のような内容ではなく、入社意思の確認や、将来性に関する質問となります。

    その結果、特に大きな問題がなければ、最終面接のその場で内定となります。

  • 社長や役員クラスが特別に気に入ってその場で内定を決める場合

    中小企業やベンチャー企業などで、社長の権限が強い場合には、最終面接に残った応募者の中で、社長が特別気に入ればその場で内定を出すことがあります。

    人事で最終面接に呼ぶ応募者を人選して、その中で、社長などが最終決定するかたちですが、非常に優秀でぜひとも入社してもらいたい場合です。

以上、最終面接のその場で内定を出す人は、優秀な人材で他社よりも先に出さないと、他社に逃げてしまいそうな応募者といえます。

最終面接のその場で内定をもらったときの対応

最終面接のその場で内定をもらったとき、どのような対応をしたらいいか考えてみます。

内定をもらったとき、2つの対応があります。

  • 内定を承諾する

    第一志望の企業から最終面接のその場で内定が出た時は、承諾してもかまいません。

    内定をもらったことのお礼とともに、承諾の意思を伝えましょう。

    最終面接の前に内定のニュアンスが伝えられていたら、入社後の抱負を語ると好印象となりますので、語る言葉を考えておいても良いでしょう。次のような内容です。

    「内定をいただき、本当にありがとうございます。喜んでお受けします」

    「入社したら一日も早く御社に貢献するようがんばります」

    なお新卒は当然のこととして、転職でも、最終面接の場で入社後の雇用条件を伝えられることはほぼありません。

    転職の場合は改めて人事部門から労働条件の説明があり、本人が雇用条件に納得できれば、正式に採用となります。

    また、労働条件の折り合いがつかないときは内定を辞退しても違法とはなりません。ですが、辞退は他の応募者の採否にも影響を及ぼすことですから、企業に迷惑をかけることを理解して、早めに連絡してください。

    辞退するときは、社会人として誠実な対応を心がけてください。

  • 内定を保留する

    最終面接のその場で内定が出たときに、その企業が第二志望以下であったときや、入社することに少しでも迷いがあるときは、回答を保留することができます。

    折角その場で内定をもらったのに保留することは気が引けますが、承諾してから辞退されるよりは、企業も負担が少ないものです。

    「内定をいただきありがとうございます。後日、お返事させていただいてもよろしいでしょうか?」というように丁寧に答えてください。

    あるいは、他社の選考があることを伝えてもかまいません。

    内定を保留するときは、いつまでもずるずると引き延ばすことはできません。

    どれくらいの期間待ってくれるのかは企業の都合によりますが、こちらの都合も伝えながら回答期限を決めてください。

最終面接のその場で内定したときに気をつけたいこと

最終面接のその場で内定したときに気をつけたいことがあります。

  • 応募先がブラック企業ではないか

    最終面接のその場で内定を出すことは、それほど多くの企業で行っているわけではありません。

    ですから、最終面接のその場で内定がでるとびっくりして、ブラック企業ではないかと考えても不思議ではありません。

    そのような懸念が少しでもあれば、とりあえず内定の保留を伝えてください。

    ブラック企業では、パワハラや、営業社員などに過酷なノルマを課すために退職する社員も多く、そのため会社の規模にしては常時採用募集をしています。

    そのために最終面接のその場で内定を出すのではと考えるわけです。

    しかし、ほとんどの企業は上記の理由で、その場で内定を出しています。

    ブラック企業と決めつけず、心配ならば離職率や退職理由、会社の評判などを調査し、企業を良く調べてください。その結果、実態に問題があれば辞退も検討してください。

  • 「オワハラ」を受けたとき

    「オワハラ」とは「就活終われハラスメント」の略で、企業が新卒採用で、内定を出した学生に、以降の就職活動を終えるよう働きかける行為や、内定を出す条件として長期的に学生を拘束する行為のことです。

    保留を申し出たときオワハラを受けたら、前向きに入社を検討したいが、保留したい理由があることを伝えてください。

    例えば、「他の業界にも興味がでてきたのでこの場では保留したい」といったような理由です。(具体的にどの業界でなぜ興味があるか答えられる準備をしておいてください)

    同じ業界では、オワハラが強くなるので他業界としてください。

    このときは、保留の期限をしっかり伝えることで、納得してもらうことも可能です。

    また、企業からオワハラを受けたために、たとえその場で内定を承諾したとしても、辞退することは違法ではありません。

    ですから、オワハラを受けて意に染まずに内定を受諾して、後々後悔することをせずに、必要ならば辞退を申し出てください。

まとめ

就活や転職活動において、最終面接のときその場で内定をもらうことがありますが、想定外のことなのでどう対応したら良いか迷ってしまいます。

企業が最終面接のその場で内定を出す意図は何でしょうか?その理由は大きく2つあります。

  • 最終面接の前に、内定が決まっている
  • 社長や役員クラスが特別に気に入ってその場で内定を決める

最終面接のその場で内定を出す人は、優秀な人材で他社よりも先に出さないと、他社に逃げてしまいそうな応募者といえます。

最終面接のその場で内定をもらったとき、2つの対応があります。

  • 内定を承諾する

    第一志望の企業から、最終面接のその場で内定が出た時は、承諾してもかまいません。内定をもらったことのお礼とともに、承諾の意思を伝えましょう。

    転職の場合第一希望であっても、労働条件の折り合いがつかないときは辞退しても違法とはなりません。企業に迷惑をかけることを理解して、早めに連絡してください。

  • 内定を保留する

    最終面接のその場で内定が出たときに、その企業が第二志望以下であったときや、入社することに少しでも迷いがあるときは、回答を保留することができます。

    どれくらいの期間待ってくれるのかは企業の都合によりますが、こちらの都合も伝えながら回答期限を決めてください。

最終面接のその場で内定したときに、気をつけたいことが2つあります。

  • 応募先がブラック企業ではないか

    その企業がブラック企業と決めつけず、心配ならば離職率や退職理由、会社の評判などを調査し、企業を良く調べてください。その結果、実態に問題があれば、辞退も検討してください。

  • 「オワハラ」を受けたとき

    内定の保留を申し出たときオワハラを受けたら、前向きに入社を検討したいが、保留したい理由があることを伝えてください。 

    企業からオワハラを受けたために、たとえその場で内定を承諾したとしても、辞退することは違法ではありません。

以上、最終面接のその場で内定をもらったときの、上手な対応について解説しました。

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