【就活】履歴書の職歴でインターンシップをアピールできる?
就活の履歴書で、インターンシップの経験を職歴としてアピールできるか悩む人も多いようです。
インターンシップは履歴書の職歴欄に書いて良いでしょうか?
インターンシップを履歴書の職歴欄へ書くとしたらどのように記入すれば良いでしょうか?
インターンシップの職歴はどのようにアピールすれば良いでしょうか?
インターンシップの職歴をアピールするときに気をつけたいことも知りたいものです。
本ブログは、履歴書のなかで、インターンシップの経験を職歴としてアピールするコツを解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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インターンシップは職歴欄に書いても良いか
インターンシップとは、大学生が企業で一定期間働くことや企業訪問することで、業務内容や職場環境を知る職業体験のことです。
インターンシップは、大きく、1dayインターン、1週間から1ヶ月程度の短期インターン、1ヶ月以上の長期インターンの3種類があります。
このうち、1dayインターンと短期インターンは、実態としてセミナー中心のインターンシップであり、就労ではないので職歴として評価されないものです。
長期インターンは、社員と机を並べて実際に働く経験をしており、職歴として認めてもらえる可能性があります。
但し、長期インターンシップを体験したとき、就活でその職歴を書くにあたっては、次の視点が必要です。
- インターンシップを経験した企業が応募先と同じ業界であり、どのような業界か知識を持っていること
- インターンシップの経験から自己PRできる能力やスキルを得ていること
これらを具体的にアピールできれば、インターンシップの経験を職歴として書くことは意味のあることです。
インターンシップの職歴欄への書き方
■インターンシップを経験した企業が応募先と同業界ならば、職歴欄に書く
長期インターンシップを経験した企業が応募先と同業界であり、そこから自己PRできる能力やスキルを得ているならば履歴書の職歴欄に書いてください。
長期インターンシップを職歴欄に書く場合は、下記のようにします。
例:令和4年〇月 ○○株式会社 営業部営業1課 (インターン)
令和4年〇月 ○○株式会社 営業部営業1課 (インターン終了)
この場合、「インターン」と記載することで、採用担当者や面接官に長期インターン経験があることがわかります。
履歴書の職歴欄には、業務内容を詳しく書けるほどスペースはありませんから、詳細に説明する場合は、自己PR欄に記入します。
また、別途職務経歴書に長期インターンシップ経験を記載するやり方もありますが、就活で職務経歴書を添付することについては、以下について留意してください。
- 就活で職務経歴書を添付することは、他の応募者と比較して非常に目立つ行為です。中途採用の応募ならば当然のこととして職務経歴書が必要ですが、就活では採用担当者にとって違和感があります。
- 職務経歴書は通常、正社員の職歴などを記載するものです。長期インターンシップを記載するとき、担当した仕事内容や成果が一定以上の水準に達していないと逆にマイナス評価をされる恐れがあります。
なので、職務経歴書は利用しないほうが良いと考えますが、あえて書く場合には採用担当者が納得できる書類を意識して作成してください。
■インターンシップを経験した企業が応募先と異なる業界ならば職歴欄に書かない
長期インターンシップを経験した企業が応募先と異なる業界ならば、履歴書の職歴欄にあえて書かないほうがいいです。
もちろん長期インターンシップは貴重な体験ですから、自己PR欄に記入しても問題ありません。
インターンシップの職歴はどのようにアピールするか
長期のインターンシップは、働き方次第で本人にとってもメリットが大きく貴重な職歴ですから、クラブ・サークル活動やアルバイト以上にアピールできることといえます。
アピールの方法は二つあります。一つは上記のように履歴書の職歴欄への記入と同時に自己PR欄にきちんと記載すること、もう一つは、面接においてインターンシップの職歴をガクチカの例として紹介することです。
この2つを行うことで、採用担当者や面接官に良い印象を与えることができます。
それでは、効果的な紹介の仕方を説明します。以下の内容に沿ってまとめてください。
- 担当した仕事を具体的に履歴書の自己PR欄にシンプルに書く、または面接で伝える
ポイントは、具体的にシンプルに伝えることです。
「〇〇業界の会社で営業職として半年間、このような仕事を担当した」のような伝え方です。
- 担当した仕事をする上で気がついた課題と、自ら工夫・改善したことを伝える
採用担当者や面接官が最も注目することです。
「担当する仕事で〇〇のような課題があったために、このような工夫・改善を行った」という伝え方です。
- 成果を伝える
具体的にどのような成果を上げたかを伝えてください。
「工夫・改善を行った結果、それまでより売り上げが〇%アップした、〇件増えた、生産性が〇%アップした」というような伝え方です。
数字で成果を表現できない場合は、「上司からほめられた」「お客さまから喜ばれた」といったような関係者から評価されたことを伝えてください。
- インターンシップで身についた能力やスキルと、応募先で活かせることを伝える
「インターンシップで身についた〇〇のスキルを、貴社の〇〇職で発揮して貢献する」のような伝え方です。
以上の流れを理解して自分なりにまとめることで長期インターンシップを紹介すれば、採用担当者や面接官に良い印象を与えることができます。
なお、履歴書の自己PR欄への記入がスペース的にもれなく記載できないときは、要約を記載し、面接では、きちんともれなく話すようにしましょう。
インターンシップの職歴をアピールするとき気をつけたいこと
選考課程でインターンシップの職歴をアピールすることは効果的ですが、一方で何が何でもすれば良いということではありません。むしろ逆効果という懸念もありますので注意が必要です。
以下については避けたほうが無難です。
- インターン先の企業名を強調
インターン先を強調しても、応募先の企業にとっては関係のないことです。応募先企業が知りたいことは、インターン先企業名ではなく、そこで本人が担当した仕事です。
- 本人の工夫・改善や身についたことのないインターンシップ
インターン期間中にただ漫然と働いただけで、工夫・改善や身についたことを伝えられないと逆効果となります。
- 応募先の求める人材と合わない
インターンシップで身につけたスキルが、応募先では使えそうもないことをどれほどアピールしても相手がピンときません。
たとえば身につけたアピールしたいスキルが「接客スキル」で、応募する職種が「経理職」では、関連性が薄いと言えます。
まとめ
就活において、履歴書のなかで、インターンシップの経験を職歴としてアピールするコツを考えてみます。
インターンシップは、大きく、1dayインターン、短期インターン、長期インターンの3種類がありますが、長期インターンは、職歴として認めてもらえる可能性があります。
但し、長期インターンシップを体験したとき、就活でその職歴を書くにあたっては、次の視点が必要です。
- インターンシップを経験した企業が応募先と同じ業界であり、どのような業界か知識を持っていること
- インターンシップの経験から自己PRできる能力やスキルを得ていること
インターンシップを経験した企業が応募先と同業界ならば、職歴欄に書いてもかまいません。
履歴書の職歴欄には、業務内容を詳しく書けるほどスペースはありませんから、詳細に説明する場合は、自己PR欄に記入します。
また、別途職務経歴書に長期インターンシップを記載するやり方もありますが、就活で職務経歴書を添付することには留意が必要です。
インターンシップを経験した企業が応募先と異なる業界ならば職歴欄に書きません。
長期のインターンシップは、働き方次第で本人にとってもメリットが大きく貴重な体験ですから、職歴としてクラブ・サークル活動やアルバイト以上にアピールできます。
アピールの方法は、履歴書の職歴欄への記入と同時に自己PR欄にきちんと記載すること、面接においてガクチカの例として紹介することです。
効果的なアピールのやり方は、以下の内容に沿ってまとめてください。
- 担当した仕事を具体的に履歴書にシンプルに書く、または面接で伝える
- 担当した仕事をする上で気がついた課題と、自ら工夫・改善したことを伝える
- 成果を伝える
- インターンシップで身につけた能力やスキルと、応募先で活かせることを伝える
選考課程でインターンシップの職歴をアピールすることは効果的ですが、一方で何が何でもすれば良いということではありません。
以下については避けたほうが無難です。
- インターン先の企業名を強調
- 本人の工夫・改善や身についたことのないインターン
- 応募先の求める人材と合わない
以上、履歴書のなかで、インターンシップの経験を職歴としてアピールするコツを解説しました。
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