【転職】履歴書の職歴が多い!別紙参照の書き方を知りたい
転職活動で履歴書を作成するさい、これまでの職歴が多い場合には職歴欄に書ききれなくて困ってしまう人も多いようです。
履歴書の職歴が多い場合、「別紙参照」として対応するときの適切な書き方はどのようなものでしょうか?
履歴書の職歴で「別紙参照」とした場合、別紙である職務経歴書には、どのような書き方をすれば良いでしょうか?
その他、履歴書の職歴が多いときに気をつけたいことも知りたいものです。
本ブログは、履歴書の職歴が多いとき、「別紙参照」の適切な書き方などを解説します。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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履歴書の職歴が多いときの対応方法
履歴書に記入する職歴が多すぎて、職歴欄に書ききれないときの対応としては次の3つの方法があります。
- 履歴書の「学歴・職歴」欄が2ページ目にも続くタイプの用紙を選ぶ
履歴書には、用途に応じていくつかのタイプがあります。このうち、「学歴・職歴」欄が2ページ目にも続くタイプの転職者用の履歴書を選ぶと職歴が多い場合に役に立ちます。
- パソコンで自分用の履歴書を作成する
パソコンを持っている人は、インターネットで履歴書のフォーマットをダウンロードして、その履歴書を自分用に修正します。
- 履歴書の職歴欄には、最低限の職歴に留めて、「別紙参照」とする
履歴書の職歴欄には、主な会社の社名と入社年月・退社年月のみを書いて、最後に「詳細は、別紙の職務経歴書をご参照ください」とします。
このとき部署異動や、業務内容は省略します。
履歴書の職歴が多いとき「別紙参照」の書き方
ここでは、履歴書の職歴が多いとき「別紙参照」の書き方についてさらに詳しく説明します。
- 履歴書の職歴で「別紙参照」を使うときは、採用担当者や面接官が読みやすい書き方とする
履歴書は、採用担当者や面接官に読んでもらうものですから、理解しやすいことを意識した書き方をすることが大切です。
- 履歴書の職歴欄に「別紙参照」と記入するだけはNG
履歴書の職歴欄に「別紙参照」と記入するだけで、あとは空白とすることは避けてください。
採用担当者は、履歴書を読んだ後で、職務経歴書を読むことが通常です。このとき多忙な担当者は、履歴書を読んで職務経歴書を読むか、読まないかについて判断することもあります。
なので、履歴が空白だと、履歴書を読んだ段階で、不採用となる恐れがあります。職務経歴書を読んでみたいと思わせる履歴書でなければなりません。
次の書き方を参考としてください。
本来の職歴
平成30年4月 ◯◯株式会社 入社 総務部配属
業務内容・・・・
令和元年 6月 ◯◯株式会社 一身上の都合により退職令和元年 7月 △△株式会社 入社 営業部配属
業務内容・・・・
令和2年10月 △△株式会社 一身上の都合により退職令和2年12月 ××株式会社 入社 購買部配属
業務内容・・・・
令和3年12月 ××株式会社 一身上の都合により退職令和4年 1月 □□株式会社 入社 総務部配属
業務内容・・・・
現在に至る「別紙参照」を利用した職歴
平成30年4月 ◯◯株式会社 入社
令和元年 6月 ◯◯株式会社 一身上の都合により退職令和4年 1月 □□株式会社 入社
現在に至る*詳細は、別紙の職務経歴書をご参照ください
- 応募する職種に対応できそうと思われる職歴は記入する
「別紙参照」と記入する場合でも、①職歴のなかでも、長く働いた企業、②応募先や応募する職種と同じ仕事をしていた企業、③学校を卒業後最初に入社した企業と直近の企業は、履歴書の職歴欄に記入してください。
採用担当者や面接官が知りたいことは、応募職種で役に立つ知識や、スキル、実績です。
社会人としてのキャリアをどのように積み重ねてきたのか、履歴書の職歴でわかるような書き方が必要です。
職歴を省略しても、応募する職種に対応できそうと思われる職歴の書き方が望まれます。
逆に、①短期間在籍での退職、②アルバイト(社会人になってから)、③契約社員、④派遣社員、⑤パート社員については、省略することが一般的です。
履歴書の職歴で「別紙参照」とした場合の職務経歴書の書き方
それでは、履歴書の職歴で「別紙参照」とした場合の別紙である、職務経歴書の書き方について説明します。
- 職務経歴書には、全ての職歴を記入する
「別紙参照」とした職歴は、職務経歴書には省略せずに全て記入してください。不都合な職歴を省くと後でわかった場合に経歴詐称となりますので、注意してください。
応募書類は履歴書のみという企業もありますが、転職では書類選考を通過するためにも、合わせて職務経歴書も提出すると自分をアピールしやすくなりますし、印象も良くなります。
- 職務経歴書には、「どの会社で」「誰(何)に対して」「どのような仕事をしてきたか」「具体的な成果」がわかるように記入する
在籍した会社ごとに、①入社年月、退職年月、②会社名と規模、③事業内容、④部署名、⑤担当業務、⑥実績・成果、⑦工夫したこと、などを記入してアピールします。
実績は、数字で表すとわかりやすくなります。また、実績や成果を上げたときの工夫や心がけたことを簡潔に書いて、アピールします。これが職歴では一番大事なポイントです。
履歴書の職歴が多いときに気をつけたいこと
履歴書の職歴が多いときに気をつけたいことがあります。
- 履歴書を2枚としない
職歴が多いからといって、履歴書を2枚とすることは間違いです。1枚としてください。一方で、職歴が多いために職務経歴書が2枚以上になることは問題ありません。
- 「別紙参照」は、職歴以外には使わない
履歴書と職務経歴書で重複する項目として、職歴以外にも自己PRや志望動機、資格が考えられます。
特に職歴と合わせて自己PRや志望動機についても、履歴書で「別紙参照」とすると、履歴書で空白のスペースが多くなり、履歴書の意味をなさなくなってしまいます。
ですから、「別紙参照」は、職歴にとどめてください。
自己PRや志望動機について、履歴書ではポイントを絞り、職務経歴書でしっかり記入することをお勧めします。
まとめ
転職活動の履歴書について、これまでの職歴が多くて職歴欄に書ききれないときの対応について説明します。
履歴書の職歴が多いときの対応方法は次の3つです。
- 履歴書の「学歴・職歴」欄が2ページ目にも続くタイプの用紙を選ぶ
- パソコンで自分用の履歴書を作成する
- 履歴書の職歴欄には、最低限の職歴に留めて、「別紙参照」とする
履歴書の職歴が多いとき「別紙参照」の書き方の基本は以下の通りです。
- 履歴書の職歴で「別紙参照」を使うときは、採用担当者や面接官が読みやすい書き方とする
- 履歴書の職歴欄に「別紙参照」と記入するだけはNG
- 主な会社の社名と入社年月・退社年月のみを記入して、最後に「別紙参照」とする
- 応募する職種に対応できそうと思われる職歴は記入する
履歴書の職歴で「別紙参照」とした場合の職務経歴書の書き方は、以下の内容です。
- 職務経歴書には、全ての職歴を記入する
- 職務経歴書には、「どの会社で」「誰に対して」「どのような仕事をしてきたか」「具体的な成果」がわかるように記入する
履歴書の職歴が多いときに気をつけたいことは次の内容です。
- 履歴書を2枚としない
- 「別紙参照」は、職歴以外には使わない
以上、履歴書の職歴が多いとき「別紙参照」の正しい書き方を解説しました。
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もちろん履歴書や職務経歴書の自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。
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