【就活】就活で大手の企業に受かる人の共通点ってある?
就活するとき、多くの人が入社を希望する大手の企業。
では、就活で大手に受かる人はどれほどいるのでしょうか?
就活で大手に受かる人は、何か共通点を持っているのでしょうか?
持っているとしたらその共通点とは何でしょうか?
本ブログでは、就活で大手に受かる人の共通点を探ってみます。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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大手とはどのような企業か
「大手企業」の定義ははっきりしていません。
その業界の中で、資本金・従業員・売上・シェアなどの規模や、知名度が高い企業のことを大手と呼んでいることが多いようです。
東証一部に上場する企業が多いことも特徴です。
一方「大企業」という、似たような言葉もあります。
大企業とは、法律で定められている中小企業と比較し、それより大きな企業のことです。
すなわち、製造業・建設・運輸等は資本金3億円以上、従業員300人以上が大企業です。
その他、卸売業は資本金1億円以上、従業員100人以上、サービス業は資本金5,000万円以上、従業員100人以上、小売業は資本金5,000万円以上、従業員50人以上の企業となります。
多くの就活生は、大手企業=大企業と理解していると思いますが、上記の説明によりこれらには違いがあります。
本ブログでは大企業ではなく大手企業をイメージして説明します。
大手企業は狭き門
前章で記したように大手の明確な定義はありませんが、ここでは大手を従業員5,000人以上の企業とみなして述べてみます。
リクルートワークス研究所の2020年卒大卒求人倍率調査によると、就活における大卒・大学院卒対象の求人倍率は1.83倍と引き続き高水準です。
(求人倍率=求人総数÷民間企業就職希望者数で計算しています。)
求人倍率は高いほど採用されやすいとみなしてください。
従業員数別にみると300人未満は8.62倍、300人~999人は1.22倍、1,000人~4,999人は1.08倍、5,000人以上は0.42倍となっています。
業種別には、流通業は11.04倍、建設業は6.21倍、製造業は1.97倍、サービス・情報業は0.43倍、金融業は0.28倍とかたよりがみられます。
以上から、就活で5,000人以上の大手の企業に、その中でもサービス・情報業、金融業に採用されることは厳しいことがわかります。
大手に受かる人の共通点は何か
就活で大手に受かる人には4つの共通点がありますので、それらについて説明します。
- エントリーシートで会ってみたいと思わせる学生
大手に受かるためには、まずはエントリーシートを通過しなければなりません。
この段階で、難関大学の就活生は有利な状況にあります。
なぜなら大学名だけでどのような学生か一度会ってみたいと採用担当者は考えますから。
では、難関大学ではない学生がエントリーシートの選考を通過するためにはどうすればよいのでしょうか?
大事なことは、自分をどれだけアピールできるかということです。
自己分析して、採用担当者が会ってみたいと思わせるアピールをつくることです。
他の応募者と一味違うアピールを考えてみてください。
- 他の応募者と異なる何かを持っている学生
他の応募者と異なるとは、キラリと光るものを持っているということです。
例えば、勉強でも、それ以外のことでも何でも良いですから、他の人ができそうもないことをやり遂げたことがある学生です。
何事でも良いので他の人がやれそうもないことをやり遂げた人は、入社しても頑張ってくれるだろうと期待を持たせてくれます。
自分の中で他の人と比べて光るものをぜひとも探して、面接でアピールしてください。
- 積極的な学生
大手ともなれば採用予定人数の何十倍、何百倍の学生が応募します。
この中で、採用されるためには他の人と比べて良い意味で目立つ人でなければなりません。
そのためには積極的に自分を表現できることは大切なスキルともいえるでしょう。
ただし、単に目立てばよいという意味ではありませんので誤解のないようにしてください。
21卒就活生はコロナウイルスにより会社説明会が中止されることが多いですが、説明会で積極的に質問することは良いことです。
採用担当者に「その質問は、よほど企業研究しているね」と感心してもらえれば印象に残ります。
しかし、会社説明会で説明内容を誤解した感想を述べたり、初歩的な質問をしたりするとちょっとがっかりされるでしょうね。
質問の質を上げるためには、会社説明会に参加する前に十分な企業研究をすることが大切です。
グループディスカッションでも、他のメンバーを無視して自己主張の多い発言をすることはNGです。
グループの発言の流れを見極めて、メンバーが納得するような適切な発言をタイムリーにすることが求められます。
- 社風に合っている学生
大手とひとくくりにしていますが、各社の社風はそれぞれ異なります。
確実に仕事をこなすことが求められる会社、失敗を恐れずチャレンジ精神を大切にする会社、体育会系の会社など特徴があります。
なので、応募したい会社の社風が自分に合っていることが長く勤めるためには必須であり、会社もそのような人材を求めています。
その会社の社風を知っておくことはとても大切です。
以上の4つの共通点は、就活で「大手に受かる人」になるためには有効ですが、当然ながら大手ではない企業にも有効です。ぜひとも持っていてほしいものです。
これらを意識して就活をすれば、必ずや良い結果をもたらすことでしょう。
人気の大手企業以外にも目を向けよう
就活において誰でも知っている大手を目指すことは否定しません。
しかし、応募者が何十倍、何百倍の企業ばかり目指して就活をしていると、1社さえも内定が得られないことがおきてきます。
有名な大手は、一般消費者向けの商品を販売したりサービスを提供したりする、学生にわかりやすい企業が多いものです。
これらはBtoC(Business to Consumer)と言われます。
一方、世の中にはBtoB(Business to Business)といわれる企業間で商品やサービスを提供する会社もあります。
BtoBの会社は地味ですが優良な企業は数多く存在しています。就活ではそのような会社に目を向けることも大切だと思います。
就活で大手を目指すのもよいですが、大手ではないけれど、独特の製品やサービスを展開するベンチャー企業に目を向けることも必要です。
かつて会社の寿命は30年と言われたことがありましたが、現在ではさらに短くなっているようです。
現在大手で有名な会社が30年後もその位置を維持できているかは誰にもわかりません。
今をときめくアマゾンは創業から25年、グーグルは22年、フェイスブックは16年しか経っていません。
学生の皆さんが入社し、無事に定年を迎えるころ、どのような世の中になっているか誰にもわからないものです。
企業分析をしっかりと行うことが大切です。
まとめ
「大手企業」の明確な定義はありません。その業界の中で、規模や、知名度が高い企業が大手企業と呼ばれていることが多いようです。
就活で大手に受かるのは一部の学生に限られています。
大手に受かる人は、エントリーシートの内容で会ってみたいと思わせる学生、面接において他の応募者と異なる何かを持っている学生、積極的な学生、社風に合っている学生です。
有名な大手ばかりでなく、BtoBといわれる企業間で商品やサービスを提供する会社や、独特の製品やサービスを展開するベンチャー企業などにも目を向けると良い結果が得られる確率が高くなります。
就活ではどのような企業が自分に向いているか企業分析をしっかり行いましょう。
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