【就活】OB訪問は対面とオンラインのどっちを選ぶべき?

2025.12.19 更新
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就活を進めるうえで、「OB訪問は対面とオンラインどっちがいいの?」と迷う学生は非常に多いです。

コロナ禍を経て、オンラインでのOB訪問が一般化した今でも、「直接会って話す方が、印象が良いのでは?」と悩む人は少なくありません。

本記事では、OB訪問は対面とオンラインのどっちを選ぶべきかについて、両者のメリット・デメリット、場面別のおすすめ、そしてオンライン訪問時に注意すべきポイントなどをわかりやすく解説します。

これを読めば、「自分はどっちのOB訪問を選ぶべきか」が明確になります。

就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. OB訪問とは?目的と重要性を再確認しよう
  2. OB訪問は対面とオンラインどっちを選ぶ?結論:目的によって使い分けよう
  3. 【対面のOB訪問】メリットとデメリット
  4. 【オンラインのOB訪問】メリットとデメリット
  5. OB訪問をオンラインで実施するときの注意点
  6. OB訪問は対面とオンラインのどっちを選ぶ?場面別おすすめ
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ:OB訪問は対面とオンラインを上手に使い分けよう

OB訪問とは?目的と重要性を再確認しよう

まずは基本から確認しておきましょう。

OB訪問とは、志望する業界や企業で働くOB・OGに直接話を聞くことで、実際の仕事内容や企業文化、働く人のリアルな声を知る機会です。

求人票や企業HPでは分からない“現場のリアル”を聞けるため、就活において非常に重要なプロセスといえます。

OB訪問で得た情報は、エントリーシート(ES)の志望動機や面接での回答にも深みを与えることができます。

OB訪問の方法には大きく分けて以下の2つがあります。

  • 対面で直接会って話す「対面OB訪問」
  • ZoomやTeamsなどで行う「オンラインOB訪問」

それでは、OB訪問は対面とオンラインのどっちが良いのかを詳しく比較していきましょう。

OB訪問は対面とオンラインどっちを選ぶ?結論:目的によって使い分けよう

結論から言うと、「OB訪問は対面とオンラインのどっちが良いか」はあなたの目的によって変わります。

  • 企業の雰囲気を体感したい、印象を残したい場合は、対面のOB訪問が有利
  • 効率よく多くのOBと話したい、遠方の企業にも会いたい場合は、オンラインのOB訪問が有利

どっちにもメリット・デメリットがあるため、目的・時間・費用を考慮して使い分けることがポイントです。

では、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

【対面のOB訪問】メリットとデメリット

  • 対面のOB訪問のメリット①:直接会って話せるから親近感が生まれる

    対面でのOB訪問は、相手と実際に顔を合わせて話すことができる点が最大の魅力です。

    画面越しのオンラインとは異なり、表情や雰囲気、立ち居振る舞いなどから、OBの人柄を肌で感じることができます。

    また、学生側の熱意も伝わりやすいため、OBに「応援したい」「面接のときも頑張ってほしい」と思ってもらえる可能性が高まります。

    就活における人脈づくりにもつながるでしょう。

  • 対面のOB訪問のメリット②:会社の雰囲気を直接感じられる

    企業のラウンジや応接室などで対面のOB訪問を行う場合、社内の雰囲気を直に感じ取れることも大きなメリットです。

    社員の姿勢やオフィスの空気感を体感できるため、「自分がこの会社で働くイメージ」を明確に持つことができます。

    面接時に同じ会社を訪れる際も、1度経験していることで落ち着いて行動できるという利点もあります。

  • 対面のOB訪問のデメリット①:移動時間がかかる

    一方で、対面のOB訪問は移動時間がネックです。

    特に地方から都市部の企業を訪問する場合、往復に数時間を要することも珍しくありません。

    多忙な就活期間中に複数の企業を訪問するのは、スケジュール的にも体力的にも負担が大きいです。

  • 対面のOB訪問のデメリット②:交通費や食事代がかかる

    対面のOB訪問では、交通費や飲食費といった費用面の負担も発生します。

    企業によっては飲食費について一部補助してくれるケースもありますが、基本的には自己負担。複数の対面のOB訪問を行うと、出費がかさんでしまいます。

【オンラインのOB訪問】メリットとデメリット

続いて、近年急速に普及しているオンラインのOB訪問の特徴を見ていきましょう。

  • オンラインのOB訪問のメリット①:時間の自由度が高い

    オンラインでのOB訪問の最大の強みは、時間の融通がききやすいことです。移動時間が不要なため、授業の合間や説明会のすき間時間でも実施できます。

    また、全国どこのOB・OGともつながれるため、遠方企業の情報も簡単に入手できます。

    効率重視の学生にとっては、オンラインの方が圧倒的に有利です。

  • オンラインのOB訪問のメリット②:費用がかからない

    オンラインでは交通費や食事代が不要なので、コストを最小限に抑えられるのも魅力です。

    就活中は何かと出費が増えるため、経済的に助かるという学生も多いです。

    特に地方学生にとっては、オンラインでのOB訪問は企業との距離を埋める大きな手段となります。

  • オンラインのOB訪問のメリット③:緊張しにくい

    画面越しの会話は、対面よりも緊張がやわらぎやすいという声もあります。

    自宅など慣れた環境で話せるため、自然体で質問や会話ができるでしょう。

  • オンラインのOB訪問のデメリット①:親近感が生まれにくい

    オンラインのOB訪問は便利な反面、相手との距離が縮まりにくいというデメリットがあります。

    画面越しでは相手の温度感や雰囲気が伝わりにくく、信頼関係を築きにくいケースも。

    OBとの関係を深めたい人には、やや物足りなく感じるかもしれません。

  • オンラインのOB訪問のデメリット②:社内の雰囲気がわからない

    オンラインでは、実際の職場を訪問できないため、オフィスの雰囲気や社員の働く姿を見ることができません。

    企業文化をリアルに感じたい人には、やや情報が不足する可能性があります。

  • オンラインのOB訪問のデメリット③:通信トラブルのリスク

    オンラインでは、通信環境が不安定だとトラブルが発生します。途中で映像が止まったり、音声が途切れたりすることも。

    事前にWi-Fiの状態を確認し、有線LANを利用するなど安定した環境を整えましょう。

OB訪問をオンラインで実施するときの注意点

オンラインでのOB訪問を行う場合、成功のカギは「準備とマナー」にあります。
次の3点は必ず意識しましょう。

  • 身だしなみは対面と同じにする

    オンラインでも基本はリクルートスーツがマナーです。

    「上半身だけ映るから大丈夫」と油断せず、髪型や服装は清潔感を意識しましょう。
    服装の乱れは、画面越しでも意外と目立ちます。

  • 10分前には接続を完了しておく

    オンラインは機材トラブルが起きやすいので、10分前には準備完了が理想です。
    カメラの角度・音声チェックを事前に行い、照明や背景も整えておきましょう。

  • スマホよりもパソコンで参加する

    画面が小さいスマホよりも、パソコンでのOB訪問を推奨します。表情が伝わりやすく、資料の共有もスムーズに行えます。

    スマホを使う場合はスタンドで固定し、ぶれを防ぎましょう。

OB訪問は対面とオンラインのどっちを選ぶ?場面別おすすめ

OB訪問をするときは、「どっちが良いか」を一つに決めるより、目的や状況に合わせて選ぶのがおすすめです。

じっくり話して人柄を知りたいなら「対面」、まずは気軽に情報を集めたいなら「オンライン」といったように、状況によってどっちを使うかを変えると、より充実したOB訪問になります。

  1. 対面がおすすめ
    • 志望企業の雰囲気を知りたい:実際の職場の空気を感じられるから
    • 第一志望の企業のOBに会う:直接会うことで、より強い印象を残せるから
  2. オンラインがおすすめ
    • 短時間でたくさんのOBと話したい:移動時間がなく、効率よく話せるから
    • 地方に住んでいて都市部の企業を受けたい:交通費がかからず、時間の負担も少ないから
    • 就活を始めたばかりで情報を集めたい:気軽に参加できて、話を聞きやすいから
    • 緊張しやすい:「対面だと緊張してうまく話せないかも」という人は、まずオンラインで練習する。慣れてきたら対面に移行すれば、どっちの良さも実感できる

よくある質問(FAQ)

Q1. 企業によってはどっちのOB訪問が好まれますか?

A1. 大手企業ではオンラインも一般的になっています。ただし、営業職や対人業務中心の職種では「対面での印象」を重視する傾向もあります。

Q2. どっちを選んでも選考に影響はありますか?

A2. 形式自体で評価が変わることはありません。ただし、対面では「礼儀正しさ」、オンラインでは「準備力」が見られます。

Q3. どっちのほうが緊張しますか?

A3. 多くの人は対面のほうが緊張しますが、オンラインでも沈黙が怖いという人も。自分がリラックスして話せるほうを選びましょう。

Q4. OB訪問は何回までやるべき?どっちを増やすべき?

A4. 数より質が大切です。まずオンラインで幅広く話し、最終的に対面で深堀りする「どっちも戦略」がおすすめです。

まとめ:OB訪問は対面とオンラインを上手に使い分けよう

ここまで、OB訪問は対面とオンラインのどっちが良いかについて詳しく解説しました。

  • 対面OB訪問のメリット:親近感が生まれる・社内の雰囲気を感じ取れる
  • 対面のデメリット:時間と費用がかかる
  • オンラインOB訪問のメリット:時間と費用の節約・気軽に実施できる
  • オンラインのデメリット:親近感が薄い・職場の空気感が伝わりにくい

どっちの形式にも魅力と課題があるため、「自分が何を重視するか」を軸に選びましょう。

たとえば、

  • 第一志望企業 → 対面OB訪問で熱意を伝える
  • 情報収集目的 → オンラインOB訪問で効率的に進める

というように使い分けるのがおすすめです。

OB訪問は、単なる情報収集ではなく、あなたの人柄を伝える絶好の機会でもあります。
どっちの形式でも誠実に臨めば、きっと良いご縁や学びが得られるでしょう。

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