【就活・転職】履歴書在中の封筒の書き方|応募書類在中は?

2025.11.22 更新
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履歴書を郵送するとき、「封筒には履歴書在中と書くべき?」「応募書類在中でもいいの?」と書き方で悩んでいませんか?

封筒の書き方ひとつで、採用担当者に与える印象は大きく変わります。

本記事では、「履歴書在中」と封筒に書く意味や正しい書き方、封筒の選び方、スタンプ使用の可否、手渡し時の対応、よくある質問までを詳しく解説します。

就活・転職活動中の方は、この記事を読めば「履歴書在中の封筒マナー」で問題ない書き方が完璧に理解できます。

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目次
  1. 履歴書在中とは?封筒に書く意味と目的
  2. 履歴書在中と応募書類在中の違い
  3. 封筒選びの基本|サイズ・色・素材のポイント
  4. 手書きでの「履歴書在中」の正しい書き方(位置・色・筆記具)
  5. 「履歴書在中」を枠で囲む理由ときれいに書くコツ
  6. スタンプを使う場合の注意点
  7. 手渡しの場合も「履歴書在中」は必要?
  8. 書かないと不合格になる?実際の影響
  9. 履歴書在中の封筒で気をつけるポイントまとめ
  10. よくある質問(FAQ)
  11. まとめ:封筒の書き方で信頼される応募者になろう

履歴書在中とは?封筒に書く意味と目的

履歴書を送付する封筒には、赤字で「履歴書在中」と記入するのが一般的なマナーです。この「朱書き」には、以下の3つの重要な意味があります。

  • 郵便物の中身を明確にする

    「履歴書在中」と書くことで、封筒を開封しなくても中身が履歴書であることが一目でわかります。

    企業には毎日多くの郵便物が届きます。その中で「履歴書在中」と明記されていれば、採用担当者に優先的に渡してもらえる可能性が高くなります。

  • 応募書類が丁寧に扱われる

    封筒に「履歴書在中」とあるだけで、郵便物の仕分け担当者も「大切な書類だ」と認識し、丁寧に扱ってくれます。

    人事部門での開封時も、書類を傷つけないようにハサミの使用を避けるなど、慎重に対応してもらえるでしょう。

  • 応募者の印象が良くなる

    封筒の書き方は応募者の「常識力」を示す部分です。

    「履歴書在中」が丁寧に書かれた封筒は、採用担当者に「この人はビジネスマナーを理解している」と好印象を与えます。

履歴書在中と応募書類在中の違い

履歴書を送るときに「履歴書在中」と「応募書類在中」の書き方のどちらが正しいのか、迷う人は多いでしょう。

この2つの違いは、封筒の中に入っている書類の内容で決まります。

  • 「履歴書在中」の表記は、履歴書と送付状(添え状)のみを送る場合に使用されます。
  • 「応募書類在中」は、履歴書以外の書類も含むときに使用されます。封筒に入っている書類は、履歴書と職務経歴書、エントリーシート、ポートフォリオ、送付状などです。

たとえば、

就活生で、履歴書とエントリーシートを送るなら「応募書類在中」が適しています。一方転職者で、履歴書と職務経歴書を送る場合も「応募書類在中」の書き方となります。

ですが、就活生・転職者で履歴書のみを送る場合は、「履歴書在中」となります。

このように、封筒の中身によって表記を使い分けるのが正しい書き方です。

封筒選びの基本|サイズ・色・素材のポイント

封筒の選び方は、履歴書を丁寧に届けるうえでとても大切です。

ここでは、就活・転職に適した封筒の条件を紹介します。

  • 封筒サイズは「角形2号」

    履歴書はA4またはA3(二つ折り)が一般的です。

    そのため、角形2号(240×332mm)の封筒を使えば、書類を折らずにきれいに入れられます。

    履歴書を三つ折りにして入れるのはNGです。シワや折り目がつくと印象が悪くなります。

  • 封筒の色は「白」

    封筒の色は白色を選びましょう。

    茶封筒(クラフト封筒)は請求書や納品書を送るビジネス用途向けです。

    履歴書送付のようなフォーマルな場では、清潔感のある白封筒が基本です。

  • 中身が透けない素材を選ぶ

    履歴書には個人情報が記載されています。

    中身が透ける薄手の封筒ではなく、厚手タイプや二重構造の封筒を選びましょう。

    白い封筒は透けやすいものも多いため、購入時には「透け防止タイプ」なのか確認してください。

手書きでの「履歴書在中」の正しい書き方(位置・色・筆記具)

「履歴書在中」は手書きが一般的です。

「履歴書在中」は、ただ記入すればいいというものではありません。実は、封筒に書く位置・色・筆記具には正式なルールがあり、それを知らずに送ると印象を下げてしまうこともあります。

正しく記入することで、採用担当者に「丁寧で信頼できる印象」を与えることができます。

  1. 書く位置のルール

    封筒の書き方(縦書き・横書き)によって、「履歴書在中」を記入する場所が変わります。

    • 縦書き封筒の場合は、封筒の左下に「履歴書在中」と記入します。
    • 横書き封筒の場合は、封筒の右下・右寄せで「履歴書在中」と記入します。

    文字の大きさは、宛名よりも少し小さいくらいがちょうど良いです。企業名と同じくらいのサイズを意識すると、全体のバランスが整います。

    ポイントとして、文字が小さすぎると目立たず、大きすぎると不格好になります。

    読みやすく、まっすぐ丁寧に記入することを心がけましょう。

  2. 色と筆記具のルール

    使用する色は、赤色(朱色)です。おすすめの筆記具は、油性ボールペンまたは細字の油性サインペンです。

    「履歴書在中」は赤文字が正式なマナーです。赤には「重要書類」という意味があり、採用担当者がすぐに気づけるようになります。

    注意点として、水性ペンは雨などで文字がにじむことがあるため、使わないようにしましょう。

    フリクションペン(消せるペン)は、郵送中の高温で文字が消えてしまう可能性があるため、絶対に使用してはいけません。

以上をまとめると、①縦書き封筒は左下、横書き封筒は右下に記入、②色は赤色(朱色)を使う、③筆記具は油性ボールペンまたは油性サインペン、④水性ペン・フリクションペンはNGです。

これらのポイントを守ることで、封筒がきちんとした印象になります。

小さなことですが、採用担当者に与える印象を良くする大切なマナーです。

「履歴書在中」を枠で囲む理由ときれいに書くコツ

「履歴書在中」という文字は、赤い長方形の枠で囲むのが正しい書き方です。ただ赤字で書くだけでなく、赤枠で囲むことにも大切な意味があります。

  1. なぜ「履歴書在中」を枠で囲むのか?

    枠で囲む理由は、一目で分かるようにするためです。

    採用担当者が、たくさんの封筒の中からすぐに見つけられるように、「履歴書在中」を赤い枠で強調して目立たせるのです。

    この赤枠があることで、次のメリットがあります。

    • 「重要書類が入っている」とひと目で分かる
    • 他の郵便物と区別しやすい
    • 丁寧で正しいマナーを守っている印象を与えられる
  2. 枠をきれいに書くコツ

    きれいに仕上げるためには、以下の3つのポイントを守りましょう。

    • 定規を使ってまっすぐ囲む

      手書きでフリーハンドにすると線が曲がりやすく、雑な印象になります。定規を使ってまっすぐ丁寧に囲みましょう。

    • 封筒の縁から3〜5mmほど内側に書く

      枠が封筒の端に近すぎるとバランスが悪く見えます。少し余白を取るときれいな印象になります。

    • 枠線の太さは2mm前後がベスト

      線が細すぎると目立たず、太すぎると主張が強すぎます。読みやすく、自然に見える太さを意識しましょう。

    斜めになっていることや、枠が歪んでいると「雑に書かれた印象」を与えてしまいます。採用担当者はこうした細かい部分も見ています。小さな部分ほど、丁寧に仕上げることが信頼感につながるのです。

以上をまとめると、①「履歴書在中」は赤い枠で囲むのが基本マナー、②目的は目立たせて、すぐに内容が分かるようにするため、③枠は定規を使い、封筒の内側3〜5mm・太さ2mm前後で書く、④斜めにならないように丁寧に仕上げることが大切、ということです。

このように、赤い枠も封筒の「印象を決める大事な要素」です。細部まできちんと整えることで、応募書類全体の完成度がぐっと上がります。

スタンプを使う場合の注意点

「履歴書在中」は手書きでなくてもOKです。文房具店や100円ショップで販売されているスタンプ(ゴム印)を使っても問題ありません。

スタンプ使用のポイントは、次の通りです。

  • 朱色インクを使用する
  • 封筒が縦書きの場合は左下、横書きの場合は右下に押す
  • かすれず、まっすぐ押す

複数の企業に履歴書を送る場合、スタンプを使うと効率的です。

ただし、押し跡が曲がったり薄かったりすると印象が悪くなるため注意してください。

手渡しの場合も「履歴書在中」は必要?

「郵送ではないから履歴書在中は、なくてもいいのでは?」と思う人もいますが、手渡しでも記入するのがマナーです。

面接会場の受付などで書類を提出するとき、封筒に「履歴書在中」と記入されていれば、受付担当者が中身を即座に把握できます。

また、他の応募者の書類と混ざることも防げます。

そのため、郵送でも手渡しでも「履歴書在中」を記入しておくのが安心です。

書かないと不合格になる?実際の影響

結論から言えば、「履歴書在中」を書かないことで不合格になることはありません。

採用選考は書類の内容と面接で判断されるため、朱書きの有無は合否に直接影響しません。

ですが、記入しないことで郵便物の仕分けが遅れることや、封筒の印象が悪くなるリスクはあります。そのため、記入したほうが確実に安心です。

履歴書在中の封筒で気をつけるポイントまとめ

履歴書在中を封筒を記入する際に注意すべき3つのポイントを整理します。

  • 赤文字で丁寧に記入する
  • 長方形の赤枠で囲む
  • 中身を入れる前に書く(インクの裏写り防止)

封筒の書き方には、その人の“丁寧さ”や“誠実さ”が現れます。

細かい部分まで意識して仕上げることで、採用担当者に好印象を残せます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「履歴書在中」と「応募書類在中」、どちらが正しい?

A. 封筒の中身によって使い分けます。履歴書だけなら「履歴書在中」、職務経歴書やエントリーシートを含むなら「応募書類在中」が正解です。

Q2. 茶色の封筒でも大丈夫?

A. 不合格にはなりませんが、茶封筒はビジネス文書用。就活や転職では白封筒が基本です。清潔感を重視しましょう。

Q3. スタンプを押す位置は?

A. 封筒の左下(縦書き)または右下(横書き)に押します。朱色でまっすぐ、かすれずに押すのがポイントです。

Q4. 枠で囲まないと失礼ですか?

A. 必須ではありませんが、囲んだほうが目立つためおすすめです。採用担当者にすぐ気づいてもらえる効果があります。

Q5. 「履歴書在中」を印刷してもいい?

A. 可能です。ただし、手書きやスタンプの方が、温かみがあり、自然な印象を与えます。

Q6. 手渡しでも記入したほうがいい?

A. はい。封筒の中身が一目でわかるため、受付での受け渡しがスムーズになります。

まとめ:封筒の書き方で信頼される応募者になろう

「履歴書在中」は単なる言葉ではなく、社会人としての基本マナーです。

封筒の見た目や書き方から、あなたの「丁寧さ・誠実さ・常識力」が伝わります。

もう一度、封筒の書き方のポイントをまとめます。

  • 封筒のサイズは角形2号
  • 色は白の厚手タイプを選ぶ
  • 左下(縦書き)または右下(横書き)に赤字で「履歴書在中」
  • 油性ペンで書き、枠で囲む
  • 手書き・スタンプいずれもOK
  • 手渡しでも必ず記載する

たかが封筒、されど封筒。

小さな部分まで心を込めることが、採用担当者の信頼につながります。

以上、正しい封筒の書き方を身につけて、就活・転職活動を成功させましょう。

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