【転職】職務経歴書で自己PRはいらない?必要な理由は?

2025.10.28 更新
次 » « 前
アイキャッチ画像

なぜ「職務経歴書で自己PRはいらない」と思う人が多いのでしょうか?

転職活動で悩む人が多いのが、履歴書と職務経歴書の自己PRの扱いです。

「履歴書に自己PRを書いたから、職務経歴書には自己PRはいらないのでは?」と思う人もいます。

しかし、結論として 職務経歴書で自己PRはいらないということはなく、むしろ採用を左右する重要なパート です。

この記事では、職務経歴書で自己PRが必要な理由、書き方、例文、注意点を徹底解説します。

転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、転職活動の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 職務経歴書と履歴書の違い
  2. 職務経歴書で自己PRはいらない?必要な理由
  3. 職務経歴書で自己PRに書くべき内容|転職で評価されるポイントを解説
  4. 職務経歴書の自己PR例文
  5. 職務経歴書の自己PRを書くときの注意点|失敗しないためのポイント
  6. 自己PRはいらないと感じる人へのアドバイス|職務経歴書でも活かせる方法
  7. FAQ(よくある質問)
  8. まとめ:職務経歴書で自己PRはいらないは誤解

職務経歴書と履歴書の違い

転職活動では、履歴書と職務経歴書のどちらも提出しますが、この二つは目的や伝える内容が違います。違いを理解しておかないと、「自己PRはいらないのでは?」と誤解してしまうことがあります。

  1. 履歴書の役割:

    履歴書の役割は、自己PRの「要点」を伝えることです。

    このため、短くまとめることがポイントです。限られたスペースに、自分の強みやアピールポイントの要点だけを記入します。

    採用担当者がざっと見て「どんな人か」を把握するための資料と考えてください。

    例:「チームでの調整力が高く、プロジェクトを円滑に進められます」

  2. 職務経歴書の役割

    職務経歴書の役割は、自己PRの「詳細」を伝えることです。

    具体的に、数字や実績を使って説明することがポイントです。これまでの経験・スキル・成果を詳しく記入することで、即戦力として活躍できることを証明します。

    入社後にどのように企業に貢献できるかをイメージしてもらえるための資料と言えます。

    例:「前職でチームリーダーとして3名を管理し、プロジェクトの納期を100%遵守。さらに業務効率を20%改善しました」

  3. 履歴書だけで終わらせると強みがわかりにくい

    履歴書で自己PRを書いたとしても、職務経歴書で詳細を補足しないと、採用担当者には強みの具体的な証拠が見えない状態になります。そのため、職務経歴書にも自己PRはいらないのではなく、必ず必要です。

職務経歴書で自己PRはいらない?必要な理由

転職活動でよくある疑問が、「職務経歴書に自己PRはいらないのでは?」というものです。

結論から言うと、自己PRはいらないのではなく、必ず記入すべきです。その理由を簡単にまとめると、次の3つです。

  • 実務能力を具体的に伝えられる

    職務経歴書では、あなたのスキルや経験を数字や具体例で説明できます。

    たとえば「営業力がある」と書くだけでは抽象的ですが、「新規顧客50社を開拓して売上を前年比120%達成」とすれば、即戦力であることが明確です。

  • 入社後の貢献をイメージしてもらえる

    自己PRを通じて、企業は「この人を採用するとどんな成果が期待できるか」をイメージできます。

    具体的に記入することで、採用担当者に「入社後に活躍してくれそう」と思ってもらえます。

  • 履歴書だけでは伝えきれない強みを補える

    履歴書では自己PR欄が小さく、要点しか書けません。

    職務経歴書で詳細を記入すれば、あなたの強みや経験の深さをしっかり伝えられます。

まとめ:職務経歴書で自己PRが必要な理由

  • 履歴書は「自己PRの要点」を伝える
  • 職務経歴書は「自己PRの詳細」を伝える
  • 省略せず書くことで、採用担当者に実力と価値を正確に伝えられる

職務経歴書で自己PRに書くべき内容|転職で評価されるポイントを解説

転職活動で「職務経歴書に自己PRはどう書けばいいのか分からない」という悩みは多いです。その結果、自分として自己PRはいらないと考えてしまうのです。

ここでは 職務経歴書の自己PRに記入すべき内容を、わかりやすい形で整理しました。

  1. 自分の強みを具体的に、簡潔に伝える

    職務経歴書の自己PRは、抽象的な表現ではなく、誰が読んでも理解できる具体的な強みを書くことがポイントです。

    例:

    • 「顧客課題を深く分析し、新規顧客50社の開拓に成功」
    • 「プロジェクトリーダーとして5名のチームを統率し、納期100%達成」

    このように 数字や成果を入れることで、自己PRが説得力のあるものになります。

  2. 強みを裏付けるエピソードや実績を示す

    単に「行動力があります」と書くのではなく、具体的なエピソードや実績を示すことが大切です。

    例:

    • 「前年比売上30%増を達成した営業戦略を立案・実行」
    • 「社内システム改善プロジェクトで生産性を20%向上」

    数字があると、採用担当者は「実際に成果を出せる人」とイメージしやすくなります。

  3. 強みや経験を活かして入社後にどう貢献できるかを伝える

    職務経歴書の自己PRでは、企業視点での価値提供も伝えることが重要です。

    例:

    • 「課題解決力を活かして、貴社の新規事業拡大に貢献したい」
    • 「チームワーク力を活かし、プロジェクトの効率化と品質向上に寄与したい」

    単なる過去の実績紹介にとどまらず、入社後の貢献を具体的にイメージさせることがポイントです

まとめ:職務経歴書の自己PRで必ず押さえる3つのポイント

  • 自分の強みを具体的に、簡潔に伝える
  • 実績やエピソードで強みを裏付ける
  • 入社後の貢献を明確に示す

これらを意識するだけで、職務経歴書の自己PRは読みやすく、説得力が高まり、採用担当者に好印象を与えられます。

職務経歴書の自己PR例文

  • 営業職

    「新規開拓営業として、顧客の課題を把握し、最適な提案を行うことで売上を前年比120%達成しました。課題解決型の営業スタイルを活かし、貴社の新規顧客開拓に貢献したいと考えています。」

  • ITエンジニア

    「システム導入プロジェクトにおいて、要件定義から運用まで一貫して担当しました。業務効率を20%改善した経験を活かし、貴社のシステム開発プロジェクトに寄与できると考えております。」

職務経歴書の自己PRを書くときの注意点|失敗しないためのポイント

転職活動で「職務経歴書の自己PRを書いたけれど、うまく伝わるか不安…」という方は多いです。

ここでは、職務経歴書で自己PRを書くときに絶対に押さえておきたい注意点をわかりやすく解説します。

  1. 履歴書との一貫性を保つ
    • 履歴書では自己PRの要点、職務経歴書では詳細を記入します。
    • 履歴書と職務経歴書で矛盾した内容はNGです。

      例:履歴書で「チームワーク」を強みとしているのに、職務経歴書で「個人プレー」を強調すると混乱されます。

    • 面接で深掘りされる可能性が高いため、履歴書と職務経歴書の内容を統一しつつ、職務経歴書で詳細に補足しましょう。
  2. 読みやすい文章・レイアウトにする

    採用担当者は多くの応募書類を短時間でチェックします。そのため、読みやすさが第一印象に直結します。

    ポイントは次の3つです。

    • 見出しをつけて結論を先に書く
    • 箇条書きを活用して情報を整理
    • 適度に改行や余白を入れて視覚的に読みやすくする
  3. 誤字・脱字に注意する
    • 小さなミスでも「注意力がない」「志望度が低い」と判断される可能性があります。
    • パソコン作成時の誤変換も要チェックです。
    • 完成後は、自分だけでなく家族や友人など第三者に見てもらうこともおすすめです。
  4. 文字の大きさ・フォント・レイアウトを整える
    • フォントは基本的に明朝体、見出しのみゴシック体でも可です。
    • 文字サイズは 10.5~11pt が読みやすく、ビジネス文書に適しています。
    • レイアウトは段落ごとに整理し、情報を探しやすくすることが重要です。
  5. 専門用語は必要最低限に

    採用担当者がその会社の全ての業務に精通しているわけではありません。専門用語を多用すると理解できず印象が悪くなる場合があります。

    誰が読んでもわかる言葉に置き換えるのがポイントです。

まとめ:職務経歴書の自己PRを書くときの注意点

  • 履歴書との内容に一貫性を持たせる
  • 読みやすく整理された文章とレイアウトにする
  • 誤字・脱字を徹底的にチェック
  • 文字サイズやフォントを統一し見やすくする
  • 専門用語は必要最低限にして誰でも理解できる文章にする

職務経歴書の自己PRは「いらない」と思って削除するより、注意点を押さえて正しく記入することが重要です。

これを意識するだけで、採用担当者に好印象を与える職務経歴書が完成します。

自己PRはいらないと感じる人へのアドバイス|職務経歴書でも活かせる方法

職務経歴書に自己PRを記入することは重要ですが、なかには「自分には特別な実績や強みがないから自己PRはいらない」と感じる人もいます。そんな方へのアドバイスを、簡単にわかりやすくまとめました。

  1. 小さな成果や工夫も立派なアピールになる

    「大きなプロジェクトを成功させた経験がない…」と悩む必要はありません。日常の業務での改善や工夫も立派な自己PRになります。

    例:

    • 月次・年次作成書類の作成効率を上げるための工夫
    • 報告資料の見やすさ・分かりやすさの工夫
    • 会議の進行をスムーズにした経験

    こうした具体例でも、あなたの強みや価値を示す材料になります。

  2. チーム貢献やサポート役の強みを伝える

    「目立った成果がない」と思う場合でも、チームへの貢献やサポートの役割は立派な強みです。

    職務経歴書では、自分がチームやプロジェクトにどう役立ったかを具体的に記入することがポイントです。

    例:

    • 「チームメンバーの進捗管理を担当し、プロジェクトを円滑に進行」
    • 「後輩の教育を担当し、業務習熟度を向上」
  3. 数字や実績がなくても表現できる

    売上や成果の誇るべき数字がなくても大丈夫です。「どんな役割を果たしたか」「どのように改善したか」「影響力は何か」を具体的に記入しましょう。

    文章の形で「自分が貢献できること」を明確に示すことが大切です。

FAQ(よくある質問)

Q1. 履歴書に自己PRを書いたら職務経歴書には自己PRはいらないですか?

A1. いいえ、職務経歴書でも自己PRは必須です。履歴書では要点を伝えるだけですが、職務経歴書では実績や経験を具体的に詳述することで採用担当者に説得力を与えます。

Q2. 職務経歴書の自己PRはどのくらいの長さが適切ですか?

A2. 目安は200~400文字程度。箇条書きや見出しを使い、読みやすさを重視してください。

Q3. 自己PRに数字がない場合はどう書けばいいですか?

A3. 数字がなくても、改善したプロセスやチーム内での役割、達成した成果の質を具体的に伝えましょう。

Q4. 専門用語は使ったほうがいいですか?

A4. 業界内で一般的に理解される範囲に留め、採用担当者が理解できない専門用語は避けることが重要です。

Q5. 職務経歴書で自己PRはいらないと感じる場合、どう補足すればいいですか?

A5. 「いらない」と感じても、応募企業に貢献できる具体例や自分の強みを整理して短く記入するだけでも効果があります。

Q6. 自己PRの例文は参考にしても大丈夫ですか?

A6. もちろんです。ただし、他人の文章をそのまま使うのではなく、自分の実績や経験に置き換えてオリジナルにしましょう。

まとめ:職務経歴書で自己PRはいらないは誤解

  • 職務経歴書で自己PRはいらないという考えは誤解
  • 履歴書は要点、職務経歴書は詳細を伝える役割
  • 強み・実績・企業への貢献を具体的に書く
  • 読みやすさ・一貫性・数字を意識する

自己PRはいらないどころか、採用を勝ち取るための必須項目です。職務経歴書でしっかり自己PRを作成して、転職成功に近づきましょう。

最後に、キャリア育みファームでは、面接の必勝マニュアル「転職面接必勝法」を販売しています。

もちろん履歴書や職務経歴書の自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。

会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。

面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。

具体的な面接ノウハウが満載のマニュアルです。「なるほど、このようにすればいいのか」と理解して準備すれば、自信を持って面接に臨むことができ、ライバルからグンと抜け出すこと請け合いです。ぜひ、以下のページで詳細をご覧ください。

その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。

0 件のコメント

お気軽にコメントください
新しいコメント
はい
いいえ
OK