【転職】職務経歴書で適切なフォントや文字サイズ、余白は?

2025.08.20 更新
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職務経歴書をパソコンで作成する場合に慣れていないこともあり、フォントや文字サイズ、余白に悩む人は多いようです。

職務経歴書にふさわしいフォントや文字サイズ、余白はどのようなものでしょうか?

職務経歴書の作成にあたって、フォントや文字サイズ、余白以外にも気をつけたいことを知りたいものです。

本ブログは、職務経歴書を作成するときの適切なフォントや文字サイズ、余白などについて解説します。(履歴書をパソコンで作成する場合にも同様に役に立ちます)

転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 職務経歴書に適切なフォント・文字サイズ・余白
  2. 職務経歴書の作成にあたって気をつけたいこと
  3. まとめ

職務経歴書に適切なフォント・文字サイズ・余白

職務経歴書に適切なフォント・文字サイズ・余白はどのようなものか説明します。

  1. 職務経歴書にふさわしいフォント
    • 明朝体を使用する

      職務経歴書の作成でふさわしいフォントは明朝体です。職務経歴書は公式なビジネス文書であり、パソコンに標準搭載されている、ビジネスで広く使われている明朝体ならば採用担当者や面接官にも違和感がありません。

      Windowsで標準搭載しているフォントはMS明朝、Macではヒラギノ明朝ですので、使用するパソコンに合わせて使用してください。

      一方で、目立つようにとポップ体や丸文字などビジネス文書に使われない特徴のあるフォントを使うと、社会人としての常識を疑われてしまいます。応募先企業を軽く見られているようにも思われてしまいます。

      また、パソコンに標準搭載されていない特殊なフォントは、職務経歴書をメールで添付して送るときに、採用担当者のパソコンからは閲覧できないとか、文字化けする恐れがあるため避けた方が無難です。

    • 英文の職務経歴書は、CenturyやTimes New Roman、Garamondを使用する

      外資系企業に応募するさいは、英文の職務経歴書となります。このときは、CenturyやTimes New Roman、Garamondを使用しましょう。  

    • 職務経歴書のフォントは統一する

      職務経歴書のフォントは統一してください。異なるものを複数使った文書は大変読みづらくなります。 

      明朝体が基本ですが、日頃ゴシック体を意識して使用している人もいるかと思われます。あえてゴシック体を使用したいならば、明朝体を基本としたうえで、「見出し」をつけるときなどに用いる程度にしてください。

  2. 職務経歴書にふさわしい文字サイズ
    • 文字サイズは10.5~12.0ポイントとする

      職務経歴書にふさわしい文字サイズは、10.5~12.0ポイントです。10.5ポイントは、日頃のビジネス文書でよく使われる大きさなので、採用担当者や面接官も見慣れていて違和感がありません。

      すこしでも枚数を減らそうと文字サイズを10.5ポイントより小さくすると、面接官など年配の人にとっては読みにくいと感じる場合があるので避けてください。

    • タイトルや見出しは文章よりも少し大きめのサイズとする

      タイトルや見出しは、文章全体のバランスを見つつ、2ポイント程度大きめのサイズにするとメリハリがつきます。

      この場合でも見出し毎にサイズを変えると読みづらくなりますから、全体として統一感を持った内容としてください。

  3. 職務経歴書にふさわしい余白
    • 適切な余白をつくる

      職務経歴書は、余白が適切に配分されていると読みやすくなります。

      用紙の印刷範囲一杯まで記述した職務経歴書は読みにくく、手に取ったさいにインクで指が汚れてしまう恐れがあります。

      一方で、記述した文章が乏しく余白が目立つと、アピールできることが少なく、志望度合いが低いと思われてしまうことがあります。

      採用担当者は応募書類をファイリングする必要があり、面接官用に職務経歴書をホチキス止めすることも考えて、必ず適切な余白を作っておいてください。

    • 職務経歴書は、用紙の上25mm~30mm、左右下は20mm~25mm程度の余白をつくる

      用紙の上下、左右に適度の余白をつくると文章全体のバランスが取れて読みやすく、また、採用担当者が職務経歴書をファイリングしやすくなります。

    • 項目、段落毎に余白を入れる

      項目や段落毎に改行して余白をつくるとメリハリがついて文章の内容がわかりやすくなります。

      また、行と行の間も適度に余白があるとわかりやすいです。

職務経歴書の作成にあたって気をつけたいこと

職務経歴書の作成にあたって気をつけたいことがあります。

  • 職務経歴書をじっくり隅から隅まで読んでくれると考えない

    特に応募者が多い企業の採用担当者は多忙であり、書類選考において職務経歴書をじっくり隅から隅まで読む時間がありません。

    ですから、短時間の間にしっかりと熱意をアピールするには、フォント、文字サイズ、余白などに気を遣い、読みやすい職務経歴書を作成することが大切です。

  • 文章はスッキリ、簡潔にする

    文章は短く簡潔に記載してください。一文で一つの事柄とする、一行を40字以内が基本です。一行当たり文字数が40字以上あると、文字が詰まってしまい、読んでいて窮屈な印象を受けてしまいます。

    ちなみに、ビジネス文書作成の決まりとして、A4サイズの場合は40文字×40行、B5サイズの場合は35文字×35行が基本とされています。

    1項目の行数は3行以内に収めるなど意識すると良いです。

    一行にまったく句読点がないと読みづらくなります。句読点を適切に入れることで、読みやすくなります。作成した職務経歴書を声を出して読むと、句読点の位置がわかりますから試してみてください。

  • 文章は左揃えとする

    タイトルの「職務経歴書」は真ん中に書きますが、以下の文章は横書き、左揃えで統一するとスッキリ読みやすくなります。中央揃えは、どの文章まで読んだのかがわかりづらく、ビジネス文書では行いませんから注意してください。

  • 見出しをつける

    職務経歴書の作成では、必ず見出しをつけるようにしてください。

    一目で何が書いてあるのかわかるようにすると、採用担当者や面接官も内容を理解しやすくなります。

    特に自己PRや志望動機などは見出しをつけるようにすると良いです。カッコで見出しを囲む、■・●などの記号を使う、太字にすることも効果的です。

  • 職務経歴書の枚数は2~3枚程度とする

    職務経歴書の枚数は、本人の職歴や自己PR、志望動機などのボリュームにも左右されますから、○枚以内に収めなくてはならないというルールはありません。

    ですが通常はA4で1~2枚、職歴が多い人は3枚くらいまでが適切と考えてください。(どうしても3枚では書ききれないときはそれ以上となってもダメではありません)

    枚数が多いときはクリップで留めますが、バラバラにすると用紙の順番がわからなくなることもありますから、ページ番号を用紙の一番下、中央に「1/2」のように書いておきましょう。 

  • 誤字・脱字に気をつける

    フォント、文字サイズ、余白などデザインに問題がなくても、誤字・脱字が多ければ、マイナス評価となってしまいます。「職務経歴書の内容をきちんと読み返していない」「注意力が足りない人」と見なされ、「志望度が低い」と思われるでしょう。

  • 何色も色を使用しない

    その文章を強調したいために、赤色や黄色を使うなど色を多用したい人がいますが、やらないでください。黒色だけを使用するようにしましょう。

まとめ

職務経歴書を作成するときの適切なフォントや文字サイズ、余白などを考えてみます。(履歴書をパソコンで作成する場合にも同様に役に立ちます)

職務経歴書のフォントについては、次の3つに留意します。

  • 明朝体を使用する
  • 英文の職務経歴書は、CenturyやTimes New Roman、Garamondを使用する
  • 職務経歴書のフォントは統一する

職務経歴書の文字サイズは、次の2つに留意します。

  • 文字サイズは10.5~12.0ポイントとする
  • タイトルや見出しは文章よりも少し大きめのサイズとする

職務経歴書の余白は、次の3つに留意します。

  • 適切な余白をつくる
  • 職務経歴書は、用紙の上25mm~30mm、左右下は20mm~25mm程度の余白をつくる
  • 項目、段落毎に余白を入れる

職務経歴書の作成にあたって気をつけたいことは、次の7つです。

  • 職務経歴書をじっくり隅から隅まで読んでくれると考えない
  • 文章はスッキリ、簡潔にする
  • 文章は左揃えとする
  • 見出しをつける
  • 職務経歴書の枚数は2~3枚程度とする
  • 誤字・脱字に気をつける
  • 何色も色を使用しない

以上、職務経歴書を作成するときの適切なフォント、文字サイズ、余白などを解説しました。

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