【転職】職務経歴書の従業員数は退職時点か現在か、いつの?

職務経歴書の作成で、在籍した企業の従業員数は、退職時点か現在か、いつの数字を記入するのが正しいのかわからなくて悩む人は多いようです。
そもそも職務経歴書に従業員数の記入は必要でしょうか?
職務経歴書の従業員数はいつの数字を書くのが正しいでしょうか?
いつの数字が正しいかの以前に、職務経歴書に記入する従業員数がわからないときはどうしたら良いでしょうか?
その他、職務経歴書の従業員数を記入する上で気をつけたいことを知りたいものです。
本ブログは、職務経歴書の従業員数はいつの時点を書けば正しいかなどを解説します。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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職務経歴書に従業員数の記入は必要か
従業員数はいつの数字を書けば正しいか探る前に、職務経歴書に従業員数の記入は必要か、について説明します。
職務経歴書は、それまでの仕事の内容や実績、仕事を通じて身につけた知識・スキル、自己PRなどを具体的に記載した書類です。
応募者が募集要項にふさわしい人材であることをアピールする重要な書類であり、また採用担当者や面接官にとって選考の参考資料とするため、転職活動では不可欠なものです。
本人の職務経歴と同時に、勤務した企業の概要を記載することで、採用担当者や面接官はどのような環境で働いていたかがわかります。
具体的には、会社名、企業規模、主な事業内容などに加えて従業員数も記載することが一般的です。
職務経歴書の従業員数はいつの数字を書くのが正しいか
それでは職務経歴書の従業員数はいつの数字を書けば正しいでしょうか。
従業員数は、退職時点(在籍時)と応募する時点のいずれが正解なのか、様々な意見がありますが、いつの従業員数かについては、退職時点(在籍時)が良いと考えます。
その理由として、繰り返しになりますが、本人がどのような環境で働いていたか、採用担当者や面接官は知りたいからです。
特に転職を繰り返していて、随分昔に退職した企業では、当時と応募時点では会社の売上規模や従業員数、業務内容などが大きく異なっていることが普通にあります。
そのため応募時点よりも退職時点(在籍時)のほうが本人を知るうえで正しい情報であると言えるからです。
従業員数がわからないときはどうするか
職務経歴書の従業員数は、いつの時点を書けば良いかわかったかと思いますが、それでは従業員数がわからないときはどのように調べたら良いか説明します。
- ホームページの「会社概要」を調べる
企業のホームページには「会社概要」があり、そこには資本金や本社所在地、設立年月日、事業内容、売上高などと並んで従業員数が記載されています。
20✕✕年〇月〇日現在と表示されていますから、従業員数はいつのタイミングかわかるようになっています。
応募する日と退職日がそれほど離れていなければ、会社概要にある従業員数をそのまま使用すればOKです。
- 退職時点の従業員数をおおよそ想定する
退職時点が応募時点よりもかなり以前ということがあります。またホームページに従業員数が載っていないこともあります。
退職時点が応募時点よりもかなり以前の場合には、会社概要にある従業員数から想定して、おおよそこれくらいという意味で、約○○人と記入してください。
ホームページに従業員数が載っていない場合には、勤務していた当時を思い出してください。正確な人数は無理でもおおよその人数は掴んでいるならば、約○○人と記入してもかまいません。
採用担当者や面接官は、応募者が在籍した企業を知らない場合は、職務経歴書にある企業概要を読むことで本人の経歴を評価する可能性があります。ですから、従業員数はできる限り書いておきましょう。
- どうしてもわからなければ、記載しない
上記のように従業員数を探っても、それでもわからない場合は、あえて記載しなくてもかまいません。
無理やり不確かな、誤った従業員数を書くことで、問題を指摘されるよりは記入しないほうが良いです。
でたらめな数字を書けない、推し測ることができないと悩むならば、そのほうが精神的にも楽も知れません。
職務経歴書の従業員数を記入する上で気をつけたいこと
職務経歴書の従業員数を記入する上で以下のような気をつけたいことあります。
- 従業員数の記載は、「従業員数:○○人(名)」とする
退職時から随分時間が経って正確な数字がわからないならば、「従業員数:約○○人(名)」としてもかまいません。
また、退職がいつの時点であるかをはっきりさせたいならば、「従業員数:○○人(名)20✕✕年○月」と記載するやり方があります。
- パート、アルバイト、契約社員は従業員に数える
会社概要にある従業員数にパート、アルバイト、契約社員など正規社員以外の人が含まれていることがありますが、この場合は含まれる数字にしてもかまいません。
この場合、「従業員数:○○人(名)*内非正規社員○○人(名)」と記載すると丁寧です。
一方で、派遣社員は自社の社員でないために従業員数から除いた数字となります。
- 役員は従業員数に含まれない
従業員とは労働者のことであり、役員は使用者であるために従業員数に含まれません。このため、社長を含めた取締役や監査役、顧問は従業員ではありません。
- 従業員数は正確でなくても選考で不利とはならない
採用・不採用は、従業員の数で決めているわけではありません。
あくまで本人の能力や経験、スキルなどが自社にふさわしく、業績に貢献してそうかどうかが、採用の決め手となります。
そのため、従業員数が正確でなくても、多少の誤差があってもそれが採否に直接の影響はありませんから、安心してください。
まとめ
職務経歴書の従業員数は、いつの時点を書けば正しいか考えてみます。
職務経歴書は、それまでの仕事の内容や実績、仕事を通じて身につけた知識・スキル、自己PRなどを具体的に記載した書類です。
応募者が募集要項にふさわしい人材であることをアピールする重要な書類であり、職務経歴と同時に、勤務した企業の概要(会社名、企業規模、事業内容、従業員数など)を記載することで、どのような環境で働いていたかがわかります。
職務経歴書の従業員数はいつの数字かについては、退職時点(在籍時)が良いと考えます。本人がどのような環境で働いていたか、採用担当者や面接官は知りたいからです。
職務経歴書に書く従業員数がわからないときは次のように調べます。
- ホームページの「会社概要」を調べる
- 退職時点の従業員数をおおよそ想定する
- どうしてもわからなければ、記載しない
職務経歴書の従業員数を記入する上で気をつけたいことは、次の4つです。
- 従業員数の記載は、「従業員数:○○人(名)」とする
- パート、アルバイト、契約社員は従業員に数える
- 役員は従業員数に含まれない
- 従業員数は正確でなくても選考で不利とはならない
以上、職務経歴書の従業員数はいつの時点を書けば正しいか解説しました。
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