【就活】インターンシップに遅刻するときの上手な乗り切り方

就活・転職攻略の秘訣

2025.06.25 更新

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インターンシップ就活

インターンシップに何らかの事情で遅刻するとき、どうしようと悩む学生は多いようです。

インターンシップに遅刻するときは、どのような対応をとれば良いでしょうか？

遅刻するときにやってはいけないことは何でしょうか？

インターンシップに遅刻しないための対策はあるでしょうか？

遅刻するときに気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、インターンシップに遅刻するときの上手な乗り切り方や、遅刻しないための対策などについて解説します。

＊2025年卒から従来インターンシップと呼ばれたものは、「オープン・カンパニー」「キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ（大学院生向け）」の４つのタイプに分けられました。

「オープン・カンパニー」「キャリア教育」はインターンシップと称されなくなりましたが、企業や業界、仕事について知る機会として活用することができますので、本ブログでは、便宜上このタイプを含めてインターンシップとして解説しています。

就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。

本サイト「キャリア育みファ―ム」を読んでいただければ、就活の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」を用意しております。

インターンシップに遅刻するときの対応の基本
インターンシップに遅刻するときの電話での連絡
インターンシップに遅刻するときにやってはいけないこと
インターンシップに遅刻しないための対策
インターンシップに遅刻するときに気をつけたいこと
まとめ

インターンシップに遅刻するときの対応の基本

インターンシップに何らかの事情で遅刻することがあります。交通機関の遅延など本人の責任でない遅刻であっても、企業からの印象が良くありません。

1dayインターンシップでは大幅に遅刻すると参加できないことも考えられます。

ですが、誠意ある対応をとれば、リカバリーできます。ここではインターンシップに遅刻するときの対応の基本を説明します。

パニックにならない
期待していたインターンシップの参加に事情により遅刻しそうになったときは、誰でもあせってしまうものです。そのようなときには、心のなかで「落ち着いて」と自分に言い聞かせましょう。

まずは心を落ち着かせないと、その後の対応がうまくいかずに余計にあせるものです。
何時何分頃到着できそうか調べる
インターンシップ会場に到着する予定時刻を割り出します。何となくではなく、そこから会場までの交通機関・待ち時間・徒歩の所要時間を計算します。

交通機関の遅延の場合は、駅員に何分程度の遅延なのか確認してください。

注意する点として、最短で到着できる時間ではなく、１０～２０分程度余裕を持った到着時間としてください。なるべく早く到着したい気持ちはわかりますが、連絡した到着時間に間に合わないと余計に企業に迷惑がかかってしまいます。

逆に到着予定時間より早く着くと、インターンシップ担当者から印象が良くなります。
インターンシップ担当者に電話連絡する
インターンシップに遅刻しそうなことがわかったときは、直ちに担当者に電話で遅刻することの謝罪とともに遅刻の理由、到着予定時間を伝えましょう。

電話での連絡は、インターンシップの開始前に連絡しないと、担当者や他の参加者に迷惑がかかってしまいます。

気をつけたいこととしては、うまくいけばギリギリ間に合うかも知れないと放っておくことです。遅刻せずに間に合えば良いですが、結果として遅刻してしまうと「遅刻の連絡をしないマナーに欠ける学生」とみなされ、担当者からマイナスの評価を受けてしまいます。

運よく遅刻せずに参加できれば、丁寧な印象を与えることができます。
インターンシップ担当者が不在の場合は、取り次いでもらう
インターンシップ担当者は事前準備のために席を外しているかも知れません。その場合は、電話に出た社員に事情を告げずに、電話を切ってしまうことは避けてください。せっかくの電話がムダになってしまいます。

電話に出た社員から担当者に「遅刻すること」を取り次いでもらいましょう。このとき取り次ぎを依頼した社員の名前を確認して覚えておいてください。

後で、「遅刻を○○さんに説明して、取り次いでいただくように伝えました」と言えるようにするためです。

インターンシップに遅刻するときの電話での連絡

インターンシップを遅刻するときの電話での適切な伝え方を説明します。

電話をかけるときは相手の声が聞き取りやすいように、できるだけ周りが静かな場所を選び、はきはきと話してください。

挨拶の後、氏名を名乗り、電話に出た社員に担当者につないでもらう
例：「いつもお世話になっております。私、本日のインターンシップに参加予定の○○大学○○学部の山田太郎と申します。インターンシップ担当の佐藤様はいらっしゃいますか」

担当者の氏名がわからないときは、「ご担当者様につないでいただけますか」と言います。
遅刻することのお詫びをする
担当者と会話できる場合
担当者にインターンシップを遅刻することをお詫びとともに簡潔に伝える

例：「お忙しいところ、失礼いたします。私、○○大学○○学部の山田太郎と申します。本日のインターンシップの参加を予定していますが、○○（理由）のために、開始時間に遅れてしまいます。ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。現在そちらに向かっている途中ですが、○時○分頃に到着する予定です。大変恐縮ですが、本日は参加することが可能でしょうか」

担当者が不在の場合
電話に出た人に対して、遅刻することをお詫びして、担当者に取り次いでもらうように依頼する

例：「○○大学○○学部の山田太郎と申します。本日のインターンシップの参加を予定していますが、○○（理由）のために、開始時間に遅れてしまいます。ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。現在そちらに向かっている途中ですが、○時○分頃に到着する予定ということを佐藤様にご伝言をお願いしてもよろしいでしょうか」
担当者（電話に出た社員）に再度詫びて電話を切る
例：「ありがとうございます。大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。なにとぞよろしくお願いいたします」

インターンシップに遅刻するときにやってはいけないこと

インターンシップに遅刻するときに以下のやってはいけないことがあります。

遅刻を連絡しない
遅刻しそうなときにインターンシップ担当者に連絡をしないと「無責任である」「インターンシップへの熱意がない」と判断されて、その時点で参加を断られるかも知れません。

インターンシップに遅刻しそうになったら必ず連絡するようにしてください。
電話ではなくメールで連絡する
インターンシップに遅刻するときは電話ではなく、メールで連絡することは避けてください。担当者がインターンシップの準備に追われていて、メールを開いて遅刻を確認できるかどうかわかりません。
遅刻したお詫びではなく言い訳ばかりする
遅刻したことをお詫びするのではなく、言い訳をくどくどするのは避けてください。たとえ遅刻の原因が交通機関の遅延であっても、言い訳ばかりでは「余裕を持って自宅を出発すれば良かったのに」「誠意を感じられない」と思われるでしょう。

担当者や他の学生に迷惑がかかることを考慮してお詫びしましょう。
嘘をつく
遅刻する理由の嘘はつかないほうが良いです。自分に非があるにもかかわらず、交通機関の遅れなどと嘘をついても必ずバレてしまうものです。

嘘がバレるとイメージが最悪となってしまい、インターンシップやその後の就活の選考に大きく影響するでしょう。

インターンシップに遅刻しないための対策

インターンシップには遅刻しないことが一番です。そのためには事前に対策をとっておきましょう。

持ち物は前日までに用意しておく
インターンシップの前日までに必要な持ち物は用意しておきましょう。当日の出発前にあわてて持ち物を準備しようとすると、想定外の時間がかかり、出発が遅れて遅刻する恐れがあります。

インターンシップの会場の住所、電話番号、担当者氏名など想定外のことが起きたときのためにメモしておくことをお勧めします。
インターンシップの会場までの経路を調べておく
インターンシップの前日までに、自宅から会場までの経路を調べておきましょう。交通機関の所要時間と交通費、徒歩時間などをチェックしてください。意外と忘れがちなのは電車など交通機関の待ち時間です。

できれば複数の経路を調べておくと当日にトラブルがあってもスムーズに対応しやすくなります。
前日は早めに就寝する
インターンシップの前日は、早めに就寝しましょう。夜更かしをしてその結果朝寝坊すると遅刻するかも知れません。インターンシップでも本来の調子が出ないことも。

十分な睡眠をとって体調を整え、インターンシップを迎えましょう。
余裕を持って自宅を出発する
インターンシップの会場にぎりぎりで到着するように出発するのではなく、不測の事態があっても間に合うように３０分前には到着するように計画してください。

３０分前では早く着きすぎたと思うかも知れませんが、交通機関の遅れなど何らかの想定できないトラブルに巻き込まれたときにも余裕を持って行動でき、インターンシップに間に合わせるためです。

特にトラブルがなくても、駅から初めて訪れる会場までの道のりで迷うこともあり、予定通りの時間で到着することは難しいことがあります。

余裕を持って行動すれば遅刻する可能性がぐっと減ります。当日は予定通り３０分前に到着したら会場のあるビルの近くで待機し、１５分前にビルの受付を通しましょう。

ビルの受付を通して、エレベーターなどで会場に向かい、インターンシップの受付に氏名などを伝えると、指定された時刻のほぼ１０分前程度となります。

インターンシップの受付は１０分前に済ませるようにしてください。

インターンシップに遅刻するときに気をつけたいこと

インターンシップに遅刻するときに気をつけたいことがあります。

会場への到着予定時間が不明のときは、到着予定時間の目途がついた時点で改めて電話する
交通機関の遅延などでは、電話する時点で到着予定時間が不明なことがあります。そのような場合は、①交通機関の遅延のために遅刻すること、到着予定時間が不明のため改めて連絡することを伝える、②到着予定時間がわかったタイミングで連絡する、の２段階で電話すると良いでしょう。

到着予定時間がわからないからといって、連絡しないと無断欠席となってしまいますから気をつけてください。
インターンシップの会場に到着したら改めてお詫びする
インターンシップの会場に到着したら担当者に①無事に到着したこと、②遅刻した経緯、③お詫び、④遅刻を二度と繰り返さない、といったことを伝えてください。

担当者は電話連絡を受けて、本人を気にかけているはずです。遅刻は良い印象を与えませんが、誠意を持って対応することでリカバリーするチャンスはあります。