【就活】インターンシップに手土産必要?~人事屋のうら話~

2025.06.21 更新
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インターンシップに参加するさいに手土産を渡すべきか、悩む学生が多いようです。

インターンシップに手土産は必要でしょうか?

インターンシップに参加するさい、手土産以外で感謝の気持を表すことができるでしょうか?

本ブログでは人事屋のうら話として、インターンシップに参加で手土産を持って行くべきか解説します。

但し、本ブログに載る内容は全ての企業にあてはまる訳ではなく、あくまで筆者の経験を含めての内容であることをご了解ください。

*2025年卒から従来インターンシップと呼ばれたものは、「オープン・カンパニー 」「 キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ 」「高度専門型インターンシップ(大学院生向け)」の4つのタイプに分けられました。

「オープン・カンパニー 」「キャリア教育」はインターンシップと称されなくなりましたが、企業や業界、仕事について知る機会として活用することができますので、本ブログでは、便宜上このタイプを含めてインターンシップとして解説しています。

就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。

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目次
  1. インターンシップに手土産は必要か
  2. どうしてもインターンシップで手土産を渡したい場合
  3. インターンシップに参加で手土産以外に感謝の気持を表すことができるもの
  4. インターンシップの後でお礼メールを送るときのポイント
  5. まとめ

インターンシップに手土産は必要か

インターンシップに参加する初日や終了時に、感謝の気持を表すために手土産を持参することは必要なのか探ってみます。

結論として、インターンシップに手土産は必要ありません。その理由は次の通りです。

  • 会社の方針としてインターンシップに参加の学生から手土産を受け取らない

    インターンシップの企業側の目的は、次の3つです。

    • 将来有望な人材を見極めて、採用につなげる
    • 企業での働き方を学生に教育し、体験してもらうことで、業務や社会人としてのルールを知ってもらう
    • 実際の業務や企業の社風を体験してもらうことで、入社後の早期離職を防止する

    会社もボランティアとしてインターンシップを開催しているわけではありません。しっかりと目的を持ち、採用活動の一環として実施しています。

    ですから、会社の方針として学生から「よろしくお願いします」「お世話になりました」という意味での手土産を受け取りません。

  • 何かを優遇してもらおうと受け取られかねない

    手土産を渡すことによりインターンシップのなかで、あるいは採用選考で他の学生より優遇してもらおうとする気持ちがあるのか、と受け取られてしまう恐れがあります。

    本人が全くそのような気持ちがなく、感謝の気持を表したいだけであっても、担当者に下心ありと思われるのは本意ではありません。

    金額の多寡にかかわらず手土産を受け取らないでしょう。

どうしてもインターンシップで手土産を渡したい場合

上記の理由によりインターンシップで手土産は必要ありませんが、手土産で純粋に感謝の気持を伝えたい学生もいるかも知れません。

そのような場合は、次のような対応を取りましょう。

  • インターンシップでは手土産は渡さないことが原則

    インターンシップでは上記の理由により初日でも終了日でも手土産は渡さないようにします。

  • 長期インターンシップの終了日に手土産を配ることは問題ない

    長期インターンシップで、将来その会社に応募しないならば、何かを優遇してもらおうというわけではありませんから、終了日に「お世話になりました」との気持ちを込めて手土産を職場に配るのは問題ありません。

    この場合は、高額でない個装のお菓子で日持ちがして、職場の全員に配れるものが良いでしょう。

インターンシップに参加で手土産以外に感謝の気持を表すことができるもの

インターンシップでは手土産が不要ならば、感謝の気持ちを伝える適切な方法は、インターンシップ終了後のお礼のメールまたは手紙です。

インターンシップの担当者もお礼のメールや手紙を受け取れば、対応したことは良かったと思ってくれるでしょう。

インターンシップ後のお礼メールや手紙についてはこちらの記事を参考にしてください。

【就活】インターン後のお礼のメールや手紙は必要?書き方は?

インターンシップの後でお礼メールを送るときのポイント

手土産の代わりにインターンシップのお礼メールを送るときのポイントは次の通りです。

  • お礼メールは、インターンシップの終了後直ちにまとめる

    お礼メールは、ただ定型文を送れば良いというわけではなく、「インターンシップを開催したことが役に立てて良かった」と感じられる内容が望まれます。

    それが後の就活や入社後の財産になります。そのためには、インターンシップの終了後、直ちに感想をまとめましょう。

  • お礼メールは、当日中に送る

    インターンシップのスケジュールにもよりますが、終了の当日中か、遅くとも翌日の午前中に送りましょう。翌日が休日のときは、休日明けの午前中にお礼メールを送ります。

  • メールアドレスは就活用のものを使用する

    メールアドレスは就活用のメールアドレスを準備しましょう。

    フリーメールを使うときは、Gmailならスマートフォンとの連携がしやすくメールの保存容量が大きいために使いやすいです。

    プライベートのメールアドレスは、プライベートと就活用の区別がつかなくなること、企業との連絡に適さないメールアドレスの場合がありますから気をつけてください。

  • お礼メールは簡潔に感謝の気持ちが伝わる内容とする

    お礼メールは、あくまでインターンシップについての感謝を伝えるものです。それ以外の自己アピールや、採用担当者へのとりなし希望と感じられる内容などは印象が良くありません。簡潔に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

まとめ

インターンシップに参加で手土産を持って行くべきか考えてみます。

結論として、インターンシップに手土産は必要ありません。その理由は次の通りです。

  • 会社の方針としてインターンシップに参加の学生から手土産を受け取らない
  • 何かを優遇してもらおうと受け取られかねない

ですが、長期インターンシップで、将来その会社に応募しないならば、終了日に「お世話になりました」との気持ちを込めて手土産を職場に配るのは問題ありません。

インターンシップでは手土産が不要ならば、感謝の気持ちを伝える適切な方法は、インターンシップ終了後のお礼のメールまたは手紙です。

手土産の代わりにインターンシップのお礼メールを送るときのポイントは次の通りです。

  • インターンシップのお礼メールは、終了後直ちにまとめる
  • お礼メールは、当日中か遅くとも翌日の午前中に送る
  • メールアドレスは就活用のものを使用する
  • お礼メールは簡潔に感謝の気持ちが伝わる内容とする

以上、インターンシップに参加で手土産を持って行くべきか解説しました。

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