【就活】インターンシップで私服と私服可の適切な服装は?

インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたとき、どのような服装が適切か悩む学生は多いようです。
そもそも企業がインターンシップで「私服」「私服可」と指定する理由は何でしょうか?
「私服」「私服可」の場合の適切な服装と、NGな服装はどのようなものでしょうか?
インターンシップで「私服」「私服可」のさいの身だしなみで気をつけたいことも知りたいものです。
本ブログは、インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの適切な服装について解説します。
*2025年卒から従来インターンシップと呼ばれたものは、「オープン・カンパニー 」「 キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ 」「高度専門型インターンシップ(大学院生向け)」の4つのタイプに分けられました。
「オープン・カンパニー 」「キャリア教育」はインターンシップと称されなくなりましたが、企業や業界、仕事について知る機会として活用することができますので、本ブログでは、便宜上このタイプを含めてインターンシップとして解説しています。
就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。
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企業がインターンシップで「私服」「私服可」と指定する理由
企業がインターンシップで「私服」「私服可」と指定するには理由があります。ここではその理由を探ってみます。
- 学生の個性を知りたい
企業は参加した学生が社風や仕事に馴染むのか知りたいと思っていますが、インターンシップでの発言や様子だけで個性を理解するのは困難です。
ですから、「私服」「私服可」としたとき、学生がどのような私服を着用するかを見て、個性が企業に馴染むかについてより正しくチェックしようとします。
- TPOが理解できて行動するか見たい
「私服」「私服可」といってもどのような服装でも良いわけではなく、ビジネスシーンにふさわしい服装が求められています。そうしたTPOが理解できて行動するか見たいと考えています。
- 社員が私服で勤務している
ベンチャー企業やアパレル業界など、そもそも社員が私服で働いている会社があります。また、デザイナー、ITエンジニア、事務職など職種によっては「私服」「私服可」な会社もあります。
「私服」「私服可」とすることで自由な、活力ある組織づくりを目指しているわけです。
そのため、インターンシップにおいても学生は私服でもかまわないと考えています。
- インターンシップに参加しやすくする
普段着慣れないスーツを着用することで、インターンシップを堅苦しく感じる学生がいることも考慮して「私服」「私服可」とすることで気軽に参加しやすくしています。
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの適切な服装
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの適切な服装とはどのようなものなのか説明します。
- 「私服」は、「私服で参加ください」という意味
「私服」と指定されたときは、「私服で参加ください」ということです。スーツの着用はしないでくださいという意味を表しています。
- 「私服可」は、「私服とスーツのどちらでもOK」という意味
「私服可」と指定されたときは、「私服とスーツのどちらを着て参加してもかまいません」ということです。私服とスーツのどちらにするかは学生の判断に任せられています。
- スーツはリクルートスーツ、私服はビジネスカジュアルを着用する
「私服可」でスーツを選択する場合は、今後の就活にも使えるリクルートスーツが適切です。
「私服」「私服可」で私服を選択する場合はビジネスカジュアルが適しています。ビジネスカジュアルは、ビジネスパーソンとして働いた場合、企業を訪問するときにも適したカジュアルな服装ということです。
スーツより少しくずしたスタイルと考え、スーツに近いシルエットと落ち着いた色合いを考えてください。
- 「私服可」で判断に迷うならばインターンシップの初日はスーツを着用する
一般的には「私服可」は、スーツ着用が無難ですが、他の学生が私服だと浮いてしまうのではないかと心配するものです。逆に他の学生がスーツなのに私服でも浮いてしまいます。
企業サイトや採用情報サイトに登場する社員の服装で、スーツまたは私服のどちらを着用しているか観察して判断の材料とすることができます。
スーツと私服の選択でどうしても判断に迷うならば、インターンシップの初日はリクルートスーツを着用し、他の学生が私服なら翌日以降は私服としても良いでしょう。スーツだからといって担当者から変に思われることはありません。
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの男性の私服
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの適切な私服は、ビジネスカジュアルです。
ここでは、男性のビジネスカジュアルとはどのような服装なのか説明します。
男性のビジネスカジュアルはジャケットとパンツ、襟付きシャツが基本です。
ジャケットとパンツが上下別々である、ネクタイは着用しなくてもかまわない、落ち着いた色が基本ですが、スーツと比較して自由度が高いです。
- ジャケットは、黒、ネイビー、こげ茶、グレー、ベージュなど落ち着いた色合いのものを選びます。
- シャツは、白、薄い水色、グレーの無地の長袖シャツの中から選びましょう。
- パンツは、チノパン、スラックスです。黒、紺、こげ茶、グレー、ベージュなどとします。
ジャケットとパンツは同系色でなくてもかまいません、センタープレス入りのパンツなら「きちんと感」がでます。
- 靴は紐の着いた革靴とします。ローファーは企業によりOKとNGの場合がありますから注意してください。色は服に合わせましょう。
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの女性の私服
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの女性のビジネスカジュアルは次のようなものです。
女性のビジネスカジュアルは、ジャケットとスカート又はパンツ、シャツ又はブラウスが基本で、落ち着いた色のものです。
- ジャケットは、黒、ネイビー、こげ茶、グレー、ベージュなど落ち着いた色合いのものを選びましょう。
- シャツやブラウスは、白、パステルカラーを選んでください。
- ボトムスはスカートでもパンツでもかまいません。スカート丈は膝下にしましょう。
- 靴は、フラットシューズよりも太めのもので3~5cmヒールがあるパンプスの方が、スッキリ見えます。ピンヒールは避けてください。色は服装に合わせましょう。
- ストッキングの色はベージュとし、バッグに予備も用意しておきましょう。
オンラインでのインターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの私服
オンラインのインターンシップは対面と比べて気軽に参加することができますが、だからといって服装や身だしなみが適当で良いということではありません。
オンラインのインターンシップといえども、インターンシップ担当者から観察されていることに違いはなく、ビジネスマナーにそった服装と身だしなみが求められることは変わりません。
オンラインのインターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときに私服を着用する場合は、ビジネスカジュアルを着用しましょう。
オンラインの場合、カメラに映る範囲が相手に伝わる情報となります。通常は上半身だけですが、相手にどのように見えているかわかりません。
下半身は映らないだろうと適当な格好をしていると、何かの拍子に下半身が映ってしまうかも知れませんから要注意です。
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときのNGな服装
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたとき、NGな私服を着用すると、担当者から「TPOがわかっていない」「ビジネスマナーを知らない」と思われてしまいますから注意してください。
- カジュアルすぎる服
Tシャツやジーンズ、パーカー、スウェットなどカジュアルすぎる服は避けてください。靴もスニーカーやサンダルは避けましょう。
私服であっても、社会人として最低限のマナーは絶対に押さえなければなりません。
- 派手な色や柄の入った服
シャツやブラウスなどで派手な色や柄の入ったもの、レースやフリルのあるものは避けてください。私服であっても落ち着いた色の服装が適しています。
ベルトも派手なものは避けた方が良いでしょう。
- 肌の露出が多い服
短パン、タンクトップやミニスカートなど肌の露出が多い服は避けてください。TPOをわきまえていないと思われます。
インターンシップで「私服」「私服可」のさいの身だしなみで気をつけたいこと
インターンシップにおいて「私服」「私服可」のさいの身だしなみで気をつけたいことがあります。基本はビジネスマナーを守った身だしなみです。
- 清潔感のある服装を心がける
インターンシップやその後の就活はおしゃれを競うのではなく、服装を含めて清潔感のある身だしなみを心がけてください。リクルートスーツやビジネスカジュアルであっても清潔感が感じられる服装としましょう。
インターンシップの前にスーツやジャケット・パンツ、シャツ・ブラウスの汚れやしわなどがないか、髪が乱れていないかチェックしてください。靴も汚れやほこりを拭き取っておきましょう。
- ブランド物は身につけない
いかにも高価なブランド物は身につけないでください。
ブランド物とわかるロゴが入っているネクタイやバッグは、インターンシップの担当者から良い印象を受けません。高級なブランド品ではなく、一般的なものを身につけてください。
- アクセサリーは外す
繰り返しますが、インターンシップや就活はおしゃれを競う場ではなく、ビジネスマナーとしてアクセサリーを付けないことが基本です。ネックレスやピアス、指輪などは外しましょう。
インターンシップは就活の一段階として行いますからマナーを守ることが求められます。
- ナチュラルメイクを意識する
女性は、ナチュラルメイクを意識し、派手な色のアイシャドウやリップは使わないでください。
シンプルで品位のある身だしなみを心がけてください。
まとめ
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの適切な服装について考えてみます。
企業がインターンシップで「私服」「私服可」と指定する理由は次の4つです。
- 学生の個性を知りたい
- TPOが理解できて行動するか見たい
- 社員が私服で勤務している
- インターンシップに参加しやすくする
インターンシップで「私服」は、「私服で参加ください」という意味です。「私服可」は、「私服とスーツのどちらでもOK」という意味です。
スーツはリクルートスーツ、私服はビジネスカジュアルを着用します。
「私服可」で判断に迷うならばインターンシップの初日はスーツを着用してください。
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの適切な私服は、ビジネスカジュアルです。
男性のビジネスカジュアルはジャケットとパンツ、襟付きシャツが基本です。ジャケットとパンツが上下別々であり、ネクタイは着用しなくてもかまいません。落ち着いた色が基本です。
女性のビジネスカジュアルは、ジャケットとスカート又はパンツ、シャツ又はブラウスが基本で、落ち着いた色のものです。
オンラインのインターンシップは対面と比べて気軽に参加することができますが、服装や身だしなみが適当で良いということではありません。
オンラインのインターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときに私服を着用する場合は、ビジネスカジュアルを着用しましょう。
インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたとき、NGな私服は次のような服です。
- カジュアルすぎる服
- 派手な色や柄の入った服
- 肌の露出が多い服
インターンシップにおいて「私服」「私服可」のさいの身だしなみで気をつけたいことは、次の3つです。
- 清潔感のある服装を心がける
- ブランド物は身につけない
- アクセサリーは外す
- ナチュラルメイクを意識する
以上、インターンシップで「私服」「私服可」と指定されたときの適切な服装について解説しました。
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