【就活・転職】面接で好印象を与える相槌を覚えておこう!

面接では、面接官との会話をスムーズに進めるために「相槌」を打つことが求められますが、どのような相槌を打つのかとか、相槌を打つタイミングがわからなくて悩む人は多いようです。
そもそも面接で相槌が大切な理由は何でしょうか?
面接における相槌の種類や、相槌を打つタイミング、気をつけたいことを知りたいものです。
本ブログは、面接で好印象を与えるための相槌の打ち方を解説します。
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面接で相槌が大切な理由
相槌とは、会話するとき「あなたの話を聞いていますよ」「あなたの話を理解していますよ」ということを伝えるために、リアクションや返答などをおこなうことです。相槌は人とコミュニケーションを取るさいに大切な要素のひとつです。
面接で、相槌を上手に行うことができれば、次のようなメリットがあります。
- 面接官と応募者の質疑応答がスムーズに進み、面接がうまくいく
- 面接官にとっては、応募者が自分の話を理解できているか確認できる
- 応募者にとっては、面接官に好印象を持ってもらえる
逆に相槌がないと、面接官は「話を聞いていない」「話を理解できていない」と感じて不安になり、印象が良くありません。
相槌がないと、話を繰り返すようになり、面接時間が長引くことも考えられます。
面接において上手にコミュニケーションを取りたいと思ったら、相槌の仕方をマスターすることが求められます。
もちろん、面接の合否は相槌の上手・下手だけで決まるわけではなく、受け答えの内容や立ち振る舞いなどを総合的に勘案して決定されるものです。
ですが、自分の印象を少しでも良くするためには、相槌の仕方を理解し実行することは有効です。
面接で有効な相槌
相槌にはさまざまな種類がありますが、ここでは面接で有効な相槌を紹介します。
- うなずき
うなずきは、面接官の目を見ながら無言で首を縦に軽く振ることです。「あなたの話を聞いていますよ」「あなたの話を理解していますよ」というメッセージを面接官に伝える効果があります。
うなずきは、面接官が話しているさいに、話を遮らないようにしたいときに使います。
うなずいたからといって同意しているわけではありませんが、相手から最後まで話してもらうためにうなずきは必要です。
- 「はい」
コミュニケーションの基本は声に出すことであり、うなずきだけでは面接官も「自分の話を理解できているかな」と不安になります。
そこで、面接官の話の区切り毎に「はい」と短く同意の言葉を発することで、面接官が気持ちよく話すことができ、印象が良くなります。
「はい」は同意の言葉ですが、話の区切り毎に「はい」を連続して使うと聞き流されていると受け止めてイライラする人もいます。
基本は「はい」を使い、場面に応じて「ええ」とか、「そうですね」「私もそう思います」といった別の言葉を使うことで変化をつけることができます。
- 「勉強になります」
面接官から役に立つ情報や良い話を聞いたときに使う相槌です。下手に使うとお世辞に聞こえますが、気持ちを込めて伝えればそのようなことはありません。
感嘆の気持ちが伝われば、面接官も話して良かったと思ってもらえます。
- 繰り返し
繰り返しは、面接官の言葉をそのまま使う相槌です。うなずきや「はい」「勉強になります」よりも使い方が難しいですが、逆質問をしたときの面接官の回答を受けて使うと「回答を理解しました」というアピールになります。
例えば次のような使い方です。
「御社に貢献するためには、どのようなスキルや知識を身につけると良いですか」
「海外とのビジネス拡大を目指しており、英語力は必要です。入社したらTOEIC○○○点以上を取得してもらいます」
「TOEIC○○○点以上の取得ですね」
面接でやってはいけない相槌
相槌は打てば何でも良いという訳ではありません。ここでは面接でやってはいけない相槌を説明します。
- 「うん」
「うん」は、友人や知り合いとの会話で良く使う相槌ですが、フランクな印象を与えますから、「はい」を使ってください。
- 「なるほど」「たしかに」
「なるほど」「たしかに」は、友人や知り合いとの会話で良く使う相槌ですが、「あなたのいうことを評価している」と上から目線ととらえられてしまう恐れがあります。
面接官から失礼な人と思われますから避けたほうが良いです。
- 「参考になります」
面接官から役に立つ情報や良い話を聞いたときに使う相槌には「勉強になります」がありますが、これを「参考になります」と言うと「参考程度に聞いておきます」といったニュアンスが感じられ、上から目線ととらえられてしまいます。
「勉強になります」を使いましょう。
面接における相槌を打つタイミング
相槌はただ打てば良いというわけではありません。面接官に印象の良い相槌を打つタイミングがあります。
相槌は、2人の鍛冶職人が刀を鍛えるときに、刀に対して交互に槌を打ったことが由来です。
鍛冶職人が交互にテンポ良く槌を打つ様子が、会話の様子に当てはめられるようになったわけです。
このように効果的な相槌は、相手の話し方のペースに合わせることが大切です。
面接官の話をさえぎる相槌を打ってしまうと、会話がスムーズに展開できなくて、コミュニケーションが下手と思われてしまいます。
面接において相槌を打つのは、面接官が話を終えたときのタイミングとしてください。
面接における相槌で気をつけたいこと
面接における相槌で気をつけたいことがあります。
- 相槌は打ち過ぎない
面接官が話を終えた都度相槌を打っていると、自分の話を聞き流しているように感じられてしまい、かえって悪い印象を与えます。
相槌は適宜打つようにしましょう。
- 繰り返し相槌を打たない
短く、明るく、歯切れの良い相槌を打ってください。
続けて何度もうなずく、「はい、はい」「ええ、ええ」とか、「そうですね、そうですね」と繰り返し言うと、適当に聞いている、相手を尊重していないという印象を与えて、面接官が不快になりますから避けてください。
まとめ
面接で好印象を与えるための相槌の打ち方を考えてみます。
相槌とは、会話するとき「あなたの話を聞いていますよ」「あなたの話を理解していますよ」ということを伝えるために、リアクションや返答などをおこなうことです。
面接で、相槌を上手に行うことができれば、メリットが3つあります。
- 面接官と応募者の質疑応答がスムーズに進み、面接がうまくいく
- 面接官にとっては、応募者が自分の話を理解できているか確認できる
- 応募者にとっては、面接官に好印象を持ってもらえる
逆に相槌がないと、面接官は「話を聞いていない」「話を理解できていない」と感じて不安になり、印象が良くありません。
面接で有効な相槌は次のものです。
- うなずき
- 「はい」
- 「勉強になります」
- 繰り返し
相槌は打てば何でも良いという訳ではありません。面接でやってはいけない相槌が3つあります。
- 「うん」
- 「なるほど」「たしかに」
- 「参考になります」
面接において相槌を打つのは、面接官が話を終えたときのタイミングとしてください。
面接における相槌で気をつけたいことが2つあります。
- 相槌は打ち過ぎない
- 繰り返し相槌を打たない
以上、面接で好印象を与えるための相槌の打ち方を解説しました。
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