【就活】どうする?グループディスカッションの司会が下手!

就活のグループディスカッションでは司会の仕切りが下手なために、時間内に結論がでないことがあります。
そもそもグループディスカッションの司会の役割は何でしょうか?
グループディスカッションの司会を担当したとき、下手と思われないためにはどうすれば良いでしょうか?
グループディスカッションで下手な司会がいたときの対応を知りたいものです。
本ブログは、グループディスカッションの司会を担当したとき下手と思われないためのやり方や、下手な司会がいたときの対応などを解説します。
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グループディスカッションの司会の役割
はじめに、グループディスカッションの司会の役割を説明します。
グループディスカッションで司会は最も目立つ役割のために、うまくこなせば面接官から良い評価を得ることができます。
一方で、司会の力量がグループディスカッションに大きく影響するために、仕切りが下手だと時間内にまとめ切れずに、グループとして全員が沈没してしまうこともあります。ですから、司会は他の役割と比較して難易度が高いものとなっています。
グループディスカッションの司会の役割は、4つあります。
- 議論の先導役を務める
グループディスカッションの司会の役割は、議論の先導役です。司会は結論に至るまで流れをつくり、議論をスムーズに進めるように意識します。話題がテーマから外れたときや脱線したときには、すぐに軌道修正するようにメンバーに働きかけます。
- 時間配分通りに議論を進める
グループディスカッションは与えられた時間の中で結論を出す必要があり、時間管理をすることも役割です。
自己紹介と役割分担、議論、意見集約と発表準備、結論の発表といった流れのそれぞれの時間配分を決めて、時間通りに進行できているか都度確認します。時間配分通りに進まない場合に、臨機応変の対応ができることも求められます。
- メンバーがバランス良く発言しているか配慮する
グループディスカッションは、メンバー全員が参加して与えられた課題に取り組んでいるかについても評価の対象です。
司会は、全員が公平に発言しているか、発言者が偏っていないか目を配ります。また、全く発言していない人については議論についていけるよう配慮することが必要です。
- 結論を出す
司会は、メンバーから出た意見を整理して、最終的な結論を導く役目ももっています。自分の意見で強引にまとめるのではなく、メンバーのさまざまな意見を聞きながら、客観的な視点で結論を出すようにします。
グループディスカッションの司会で下手と思われないためのやり方
グループディスカッションの司会で、下手と思われないためには次のポイントを実行することが求められます。
- メンバー全員が納得できるように議論を進める
グループディスカッションでは、最初からメンバーが全く同じ意見を持っていることはありえません。それぞれの背景が異なるために様々な意見がでることは当たり前のことです。
ですから、議論がそんなに簡単にまとまることはありません。司会はある案について賛成と反対の意見が出たとき、互いを説得できる理由や意見を述べてもらうように仕向けて、全員が納得できる案を導き出すことが大切な役割です。
ときには、発言者の意見をかみ砕いて、他のメンバーの理解を促すことや、情報が不十分だと感じたら、発言者に意見を掘り下げる質問をする意識も必要です。
また、話が脱線することや、少しずつズレていくことがあれば、発言者を否定しないで正しい方向に修正することも役割です
- 時間管理を意識する
グループディスカッションでは与えられた時間内で結論を見出すことも評価の対象です。
タイムキーパーがいればその人が時間管理の担当と言えますが、司会は議論する内容の時間配分を決めて、そのなかで予定通りに進んでいるか常に意識することが必要です。
例えば、議論を10分と決めたら、その10分で議論しつくせるようにする、仮に議論が白熱して10分を過ぎても終わりそうにないときは、終わるように上手に呼び掛けるとか、残りの意見集約と発表準備の時間を効率化するといった、臨機応変の対応が求められます。
- メンバー全員に話してもらうように話を振る
グループディスカッションは、限られたメンバーだけで議論を進めて結論を出すのではなく、メンバー全員が参加ずることが評価の対象です。
司会は、一方的に自己主張する人を上手にコントロールして、意見の少ない人に話を振ることも必要です。また、必要があれば、議論の内容が理解できているか確認して、全員が話についていけるように仕向けることも大切です。
- 結論は全員が納得してもらう
議論をしつくしたと考えたところで、出された意見をまとめる作業を行います。
このとき気をつけたいことは、結論を多数決で決めることです。ビジネスシーンでは結論を多数決で決めることは安易であるとして行いません。
発表する結論は、全員が話し合いで決めることもグループディスカッションで求められます。
そのさいは、強引にまとめようとしてメンバーに圧迫感を与えることや、断定的な口調で言わないでください。全員に意見を聞きながら上手にまとめて結論を出すことを目指してください。
グループディスカッションの司会で、下手と思われないためには以上を意識してください。
グループディスカッションで下手な司会がいたときの対応
司会が下手だと、上記にあるような行動ができずに、グループとして議論が全く進まないで時間切れとなってしまい、結論を出せない状態に陥ってしまいます。
それでは、グループディスカッションで下手な司会がいたとき、メンバーである自分がどのような対応をすべきか説明します。
- 司会をフォローする
司会がどうしたら良いかわからない状態に陥っていたら、司会をフォローする発言を積極的にしましょう。
「このように進めてみませんか」「未だ発言していない人の意見を聞いてみませんか」などと司会に提案するかたちです。
このようなアドバイスは、司会にとって気がつかないこともあり助かります。
- 司会を実質的に引き受ける
司会をフォローしても議論がうまく進まないときは、実質的に司会を引き受けましょう。
「私が司会をやります」と宣言すると、司会役の学生は立場がありませんから、そのようなことは伝える必要はありません。
ですが、議論を上手にコントロールするための発言はかまいません。「ここまでで、出された意見を集約しましょう」「Aさんの意見をBさんはどう考えますか」などと積極的に発言しましょう。
- 下手な司会に対して批判めいた態度をとらない
グループディスカッションが得意と思っている人は、下手な司会だとあからさまに批判めいた態度をすることがあります。
このような態度は面接官の印象が良くありません。グループディスカッションはメンバー全員が協力して結論を見出す作業です。下手な司会と思ったら、司会をフォローする行動を積極的にとってください。
まとめ
グループディスカッションの司会を担当したとき下手と思われないためのやり方や、下手な司会がいたときの対応などを考えてみます。
グループディスカッションの司会の役割は、4つあります。
- 議論の先導役を務める
- 時間配分通りに議論を進める
- メンバーがバランス良く発言しているか配慮する
- 結論を出す
グループディスカッションの司会で、下手と思われないためには次のポイントを実行します。
- メンバー全員が納得できるように議論を進める
- 時間管理を意識する
- メンバー全員に話してもらうように話を振る
- 結論は全員が納得してもらう
グループディスカッションで下手な司会がいたとき、対応をすべきことは3つあります。
- 司会をフォローする
- 司会を実質的に引き受ける
- 下手な司会に対して批判めいた態度をとらない
以上、グループディスカッションの司会を担当したとき下手と思われないためのやり方や、下手な司会がいたときの対応などを解説しました。
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