【就活・転職】履歴書の手渡しでクリアファイルはいらない?

2025.02.18 更新
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履歴書を採用担当者などに手渡しするさいは、クリアファイルはいらないのか悩む人は多いようです。

履歴書を採用担当者などに手渡しするとき、クリアファイルはいらないのでしょうか?

履歴書を手渡しする場合、クリアファイルの使い方のマナーはあるでしょうか?

履歴書を挟む適切なクリアファイルとはどのようなものでしょうか?

その他、履歴書を手渡しするさいのクリアファイルについて、気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、履歴書の手渡しでクリアファイルはいらないのか、などについて解説します。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 履歴書を採用担当者などに手渡しするときクリアファイルはいらないか
  2. 履歴書を手渡しする場合のクリアファイルの使い方のマナー
  3. 履歴書を挟む適切なクリアフィル
  4. 履歴書を手渡しするさいのクリアファイルについて気をつけたいこと
  5. まとめ

履歴書を採用担当者などに手渡しするときクリアファイルはいらないか

履歴書を郵送するさいはクリアファイルに挟んで封筒に入れますが、選考会場で採用担当者などに手渡しするさいは、クリアファイルはいらないでしょうか。

結論から言うと、クリアファイルがいらないというのは間違いです。

履歴書などエントリーシート(就活)や職務経歴書(転職活動)といった応募書類をクリアファイルに挟むのは、次のような理由があります。

  • 履歴書などを汚れや折れ曲がりから守る

    履歴書などを郵送するさい、クリアファイルなしでは雨で封筒が濡れた場合に、中の履歴書などが水で染みて汚れてしまう可能性があります。また、郵送途中で何らかの事情により履歴書などが折れ曲がることも考えられます。

    履歴書などを選考会場に持参するさいも、雨の日にあたることや、カバンのなかでの折れ曲がりも懸念されます。

    履歴書などをクリアファイルに挟むことでこれらのアクシデントを防ぐことができます。

  • 履歴書などをまとめられる

    応募書類は履歴書だけでなく、送付状、エントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)、必要に応じてその他の書類などがあります。クリアファイルにこれらをまとめて挟んであると封筒から取り出しやすいです。

    クリアファイル以外にも、ホチキスやクリップで留めるやり方がありますが、採用担当者が留めた書類を外す手間がかかります。クリップは、エントリーシートや職務経歴書が複数枚のときに留めるといった、同じ書類毎にまとめるさいに使いましょう。

  • 履歴書などをクリアファイルに挟むのはマナーである

    就職活動では履歴書などをクリアファイルに挟んで封筒に入れることは当たり前のマナーとして知れ渡っています。

    ですから、履歴書などを郵送するケース以外にも、採用担当者に手渡しするさいはクリアファイルに挟んで丁寧に扱っていることを示すことが必須です。

    手渡しするならクリアファイルはいらないだろうと考えると、採用担当者からマナーに欠けていると思われてしまいます。

履歴書を手渡しする場合のクリアファイルの使い方のマナー

履歴書を手渡しする場合のクリアファイルの使い方のマナーを理解しておきましょう。

  • 履歴書などを手渡しするさいは、クリアファイルを封筒に入れる

    手渡しするさいは、郵送するのと同じように履歴書などを挟んだクリアファイルを封筒に入れてください。手渡しなら郵送と異なりクリアフィルはいらない、などと考えないでください。

    封筒は、履歴書や他の応募書類を入れられる角形2号サイズが適しています。

    郵送の場合は、封筒の表面に企業の住所、担当部署、担当者名などの宛先を記入しますが、手渡しでは、直接当事者同士で直接やり取りするために「どの部署あての応募書類か」がわかっているため宛先はいらないです。

    一方で郵送するさいに記入した表面の「履歴書在中」及び裏面の自分の「郵便番号・住所・氏名」は「誰の応募書類か」を見せるために書いてください。

  • 選考会場の受付で手渡しするときは、封筒をそのまま渡す

    受付で手渡しするときは、履歴書などを挟むクリアファイルを封筒から出さずにそのまま提出します。

    封筒やクリアファイルはいらないだろうと、履歴書などを取り出してそのまま手渡しするのは避けてください。

    受付の担当者は、履歴書をクリアファイルから取り出して読むわけではないので、封筒から取り出す必要はありません。

    封筒を手渡しするさいは、表面を上にして、「フタ(フラップ)」を自分側に向けて、相手が「履歴書在中」とそのまま読めるようにして両手で差し出してください。

    「履歴書です。本日はよろしくお願いいたします」と元気な声を出して手渡ししてください。

    受付だから選考に関係ないと、何も言わずに片手で差し出すような雑な対応はやらないでください。

    受付も人事部門の社員です。受付での対応をチェックされることがありますから、注意してください。

  • 面接官に手渡しするときは、クリアファイルを封筒から出して渡す

    面接会場で面接官に手渡しするときは、履歴書などが挟んであるクリアファイルを封筒から出して渡します。

    封筒に入れたまま面接官に渡すと、クリアファイルから履歴書を取り出すのに時間をとられるからです。

    クリアファイルを手渡しするさいは、封筒の上にクリアファイルを載せ、一緒に差し出します。

    封筒はいらないとクリアファイルだけを差し出すことはマナー違反です。あるいは、クリアファイルもいらないだろうと応募書類だけを差し出すこともアウトです。

    このとき、封筒を表面にして「フタ(フラップ)」を自分側に向けて、相手が「履歴書在中」とそのまま読めるようにし、その上にクリアファイルを載せて、両手で差し出してください。クリアファイルに挟んでいる履歴書は面接官から見て文字が読める向きとします。

    「履歴書です。本日はよろしくお願いいたします」と元気な声を出して手渡ししてください。

    無言のままとか、片手で差し出すのは印象が良くありませんから避けてください。

    履歴書を手渡しするタイミングは、面接官から提出を求められたときです。もし提出を求められないときは、質疑応答が始まるまえに「履歴書はいかがいたしましょうか」と自分からひと声かけてから提出しましょう。

    面接官も履歴書など応募書類を見ないままに面接はできません。提出を求められないときは、自分からひと声かけてください。

    また、カバンを開けると直ぐに取り出せる位置に封筒を入れておくと、スムーズに履歴書を渡すことができます。取り出すさいにもたつくと、面接官に洗練さに欠ける印象を与えてしまうことがあります。

    面接会場で面接官を待っている場合は、カバンから封筒を出して待ったほうが良いでしょう。

履歴書を挟む適切なクリアフィル

手渡しであってもクリアファイルは必要です。

次のような履歴書などを挟む適切なクリアフィルを選択して、面接官が違和感を覚えることのないようにしましょう。

  • 色は無色透明のもの

    色は無色透明なクリアファイルとします。色が付いているものや、デザインのあるもの、キャラクターが描かれているものは、真面目さに欠けていると思われるかもしれませんから避けてください。

    企業のPR用のクリアファイルもNGです。

  • 新品のもの

    使用済みがわかるような汚れや折れた線があるクリアファイルは避けて、新品のものとしましょう。100円ショップや文房具店で購入できます。

  • A4サイズのもの

    履歴書はA4(A3二つ折り)またはB5(B4二つ折り)サイズです。添え状(送付状)やエントリーシート、職務経歴書はA4サイズが一般的です。

    それら応募書類をすっぽりと挟むことができるA4サイズのクリアファイルとします。

履歴書を手渡しするさいのクリアファイルについて気をつけたいこと

履歴書を手渡しするさいのクリアファイルについて、気をつけたいことがあります。

  • 手渡しするさい、クリアファイルに挟む履歴書などの順番に注意する

    手渡しするさいのクリアファイルに挟む履歴書などの順番には、決まりがあります。クリアファイルには、上から、履歴書、エントリーシート(就活)または職務経歴書(転職)、その他の応募書類の順番となります。

    手渡しのさいには、添え状はいらないです。

    ちなみに郵送のさいは、添え状、履歴書、エントリーシート(就活)または職務経歴書(転職)、その他の応募書類の順番となります。

  • 手渡しするさい、クリアファイルに挟む履歴書などの向きは揃える

    クリアファイルに挟むときは、それら書類の向きは揃えてください。向きがバラバラだと読むのに手間がかかり、また印象が良くありません。

  • 履歴書などをクリアファイルに挟むのを忘れても不合格とはならない

    履歴書などをクリアファイルに挟むのを忘れても不合格とはなりません。もちろん、クリアファイルに入れ忘れたときは、他の応募者と比較して目立ちますが、そのことを理由として不合格とはならないでしょう。

    だからといってクリアファイルはいらないと考えないでください。履歴書などをクリアファイルに挟むのはマナーだからです。

まとめ

履歴書の手渡しでクリアファイルはいらないのか、などについて考えてみます。

履歴書を選考会場で採用担当者などに手渡しするさいは、クリアファイルはいらないというのは間違いです。

履歴書などエントリーシート(就活)や職務経歴書(転職活動)といった応募書類をクリアファイルに挟むのは、3つの理由があります。

  • 履歴書などを汚れや折れ曲がりから守る
  • 履歴書などをまとめられる
  • 履歴書などをクリアファイルに挟むのはマナーである

履歴書を手渡しするさい、以下のクリアファイルの使い方のマナーがあります。

  • 履歴書などを手渡しするさいは、クリアファイルを封筒に入れる
  • 選考会場の受付で手渡しするときは、クリアファイルの入った封筒をそのまま渡す
  • 面接官に手渡しするときは、クリアファイルを封筒から出して渡す

履歴書を挟む適切なクリアフィルとは次のようなものです。

  • 色は無色透明のもの
  • 新品のもの
  • A4サイズのもの

履歴書を手渡しするさいのクリアファイルについて、気をつけたいことが3つあります。

  • 手渡しするさい、クリアファイルに挟む履歴書などの順番に注意する
  • 手渡しするさい、クリアファイルに挟む履歴書などの向きは揃える
  • 履歴書などをクリアファイルに挟むのを忘れても不合格とはならない

以上、履歴書の手渡しでクリアファイルはいらないのか、などについて解説しました。

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