【就活・転職】履歴書に誤字!訂正印で訂正は選考に落ちる?

2025.01.11 更新
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履歴書の作成で誤字や脱字などを訂正印で訂正すると、書類選考に落ちるのか悩む人は多いようです。

そもそも履歴書で記載ミスがあったときは、どのように対応すれば良いでしょうか?

履歴書で記載ミスのとき、訂正印を使うと書類選考に落ちるのでしょうか?

履歴書の訂正印で気をつけたいことは何でしょうか?

履歴書に訂正印を使わないで済むための対策を知りたいものです。

本ブログは履歴書で誤字など記載ミスをしたとき、訂正印で訂正すると選考に落ちるか、などについて解説します。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 履歴書で誤字など記載ミスのときの対応
  2. 履歴書で記載ミスのとき、訂正印で訂正すると書類選考に落ちるか
  3. 履歴書で訂正印を使った場合に気をつけたいこと
  4. 履歴書に訂正印を使わないで済むための対策
  5. まとめ

履歴書で誤字など記載ミスのときの対応

就活や転職活動では、短期間に多数の企業に応募するため履歴書の作成で誤字や脱字をすることがあります。

履歴書で記載ミスがあったときには、書き直し、または訂正印を押して訂正する 2つの対応方法があります。

  • 履歴書で誤字は書き直す

    履歴書で誤字は、書き直すことが基本です。時間があればぜひとも書き直してください。

  • 書き直しに時間的に余裕がないときは訂正印を押して訂正する

    履歴書の提出締切日が迫っているなど、どうしても時間的に余裕がないときや、企業指定の履歴書で新しいものを手に入れることが難しいときには、次善の策として1ヵ所程度の誤りならば訂正する方法はあります。

    誤字を正すには、定規を使ってその箇所に黒色のボールペンで二重線を引き、その個所に掛かるように訂正印を押して、その上か下のいずれかに正しい文章を記入します。

    これは、契約書など公的文書を訂正するやり方で認められているものです。

    ですが、訂正印のある履歴書は、採用担当者に印象が良くありません。

    また、書類選考で落ちることがあった場合、落ちる原因はもしかして訂正印を使ったからではと後悔したくなければ、訂正印ではなく書き直しをしてください。

一方で、次のような誤った訂正方法もありますから、決してやらないように注意してください。これらの訂正方法は「マナー違反」「手抜きをしている」と見なされて落ちる可能性があります。

  • 修正液や修正テープを使用しない

    履歴書では誤字や脱字に修正液や修正テープを使用しないでください。見栄えも悪いですが、このようなやり方は公的書類では行いません。

    また、修正液や修正テープを使うと、誰がしたのかわからなくなり、文書偽造にもなってしまいます。

    修正液や修正テープを使うと、履歴書が無効になる恐れもあります。書類選考を通過するためにも修正液や修正テープを使用しないでください。

  • 消せるボールペンも使用不可

    消せるボールペン(フリクションボールペン)を使うと、文字を消すことができます。

    ですが、消せるボールペンはラバーでこすると熱によって文字が消える原理のため、何かの熱によって文字が消えることや滲むことがあります。

    ですから、履歴書の文字が何らの原因で消えてしまうリスクもあるため、使用しないでください。

    砂消しで訂正することも紙を削り取ってしまうので見た目は悪く、誤りをごまかしていると捉えられるので避けてください。

履歴書で記載ミスのとき、訂正印で訂正すると書類選考に落ちるか

履歴書で誤字など記載ミスのとき、上記のように訂正する箇所に二重線を引いて、その上に訂正印を押す方法があります。

訂正印を1カ所程度押したからといってそれだけで書類選考に落ちることはありません。

ですが、訂正印のない履歴書とある履歴書では、採用担当者の受ける印象は異なります。

訂正印のある履歴書が選考に及ぼす影響は次の通りです。

  • 入社への熱意に乏しいと思われる

    第一志望の企業ならば、訂正印のある履歴書を提出することはありえないと採用担当者は考えます。

    誤りは書き直すのが当然であり、訂正印のある履歴書を提出する応募者は、入社への熱意に乏しいのではないかと思われます。

  • ライバルと合否のボーダーライン上に並んだときには不利である

    履歴書に訂正印があると、ライバルと合否のボーダーライン上に並んだときには、やはり不利です。

    履歴書の内容で甲乙つけがたいAさんとBさんとどちらを合格させるか判断するさいは、絶対ではありませんが訂正印のある方が落ちる可能性が高いです。

  • 仕事をするうえでミスをする人との懸念を持たれる

    履歴書に訂正印があると、仕事を遂行するうえでも過ちをしがちな人ではないかと採用担当者から懸念を持たれてしまいます。

    仕事上の書類で誤りがあると、書類の内容自体も確かなものなのかと思われます。特に社外の得意先や、取引先へのビジネス文書での誤りは信用を失いかねません。

訂正印で正すことは最終手段であることを知ってください。

履歴書で訂正印を使った場合に気をつけたいこと

履歴書の記載ミスで訂正印を使った場合に気をつけたいことがあります。

  • 訂正印は履歴書に押印した印鑑を使用する

    訂正印は、訂正箇所が、「本人が自ら訂正したもので他者による改ざんではない」ことを示しています。

    履歴書など重要書類を訂正するときは、その書類に押した印鑑と同じ印鑑を使用するのが正式な方法です。

    例えば、実印を使ったのであれば実印で、認印であれば認印で訂正を行います。

    認印とは印鑑登録を行っていない印鑑であり、実印は印鑑登録を行っている印鑑です。履歴書は実印ではなく認印を使用します。

    実印も使えるのですが、常用していると第三者に悪用されるリスクがありますので避けましょう。また、銀行印もわざわざ使用する必要はありません。

  • 履歴書に押印しないならば、認印または訂正専用の印鑑とする

    押印欄が印刷されていない履歴書の場合、訂正印として使うのは認印でかまいません。通常の印鑑よりもサイズが小さい6mm程度の訂正専用の印鑑でも問題ありません。

    訂正専用の印鑑を持っている人は少ないと思われますから、認印を押印しましょう。

  • シャチハタの使用は不可

    シャチハタは、領収証の捺印や宅配の受け取りのさいの捺印などに使いますが、法的拘束力を持つ文章や、お互いに利害が発生する契約書などでは押すことはできません。

    また、シャチハタはインクが滲みやすいという欠点もあります。

    ですからシャチハタを履歴書で押印や、訂正印として使用することはマナー違反です。

  • 訂正印の使用は1箇所までとする

    履歴書で訂正印を使用する場合は、1箇所までとしてください。何箇所ならば落ちると決まっているわけではありませんが、何箇所も訂正印のある履歴書は見栄えが悪く、採用担当者からマイナスの印象を受けますから落ちる可能性が高まります。

    訂正印のないきれいな履歴書と、訂正印だらけの履歴書を比べれば受ける印象が全然違うことがわかると思います。

    これ以上はきれいに書けないと、自分が自信を持って提出できる履歴書としましょう。

履歴書に訂正印を使わないで済むための対策

履歴書の記載ミスに訂正印を使うと、書類選考で落ちるのではないかと心配するくらいなら、最初から書き直しのない履歴書を作成しましょう。

以下の誤りを防ぐための対策を実行すると良いでしょう。

  • パソコンで履歴書の下書きを作成する

    履歴書にいきなり記入すると誤字をしたときに書き直しとなってしまいます。

    あらかじめパソコンで下書きを作成し、内容のチェックをしてから履歴書に書き写します。

    パソコンで作成ならば、文書を保存しておくことができます。

    履歴書は手書きが当たり前という時代もありましたが、今はパソコンで作成されたものでも認められるケースもあります。ただし、企業によっては記載方法やフォーマットを指定している場合もありますので、その指示に従ってください。

  • 家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう

    パソコンで作成した下書きを家族や友人に頼んで添削してもらうと、その段階で誤りを発見することができます。

    同時に文章表現が的確かどうかについて指摘してもらえますので、自分が記載した文章を他の人に添削してもらうことをお勧めします。

  • パソコンで作成した下書きを音読する

    家族や友人に添削の依頼ができないときは、下書きを音読してみます。間違いは音読すると発見しやすくなります。

  • 鉛筆やシャープペンで履歴書に下書きする

    鉛筆やシャープペンで履歴書に薄く下書きして、その跡をボールペンでなぞる方法があります。

    こうすれば、その段階で記載ミスを発見し、消しゴムで消することができます。

    鉛筆は、HB~Hが色は薄く、消しゴムで消しやすいために下書きに適しています。

    ただし、下書きは薄く記入しないと、下書き跡が残って見栄えが良くありませんので注意してください。

  • 履歴書を書きやすい環境をつくる

    机の上を整理整頓しないと間違えたり、履歴書を汚したりしやすくなります。飲み物は近くに置かないでください。こぼして履歴書を汚してしまうことがあります。お菓子類も油のシミをつくることがあります。

    また、テレビやラジオなどをつけながら記載すると、注意力が散漫になり間違いをしやすくなりますから注意してください。スマートフォンで音楽を聴きながらも意識がそれに集中してしまい間違いを起こすもととなります。

    書くことに集中する環境をつくれば、記載ミスをする状況がぐっと減ります。

まとめ

履歴書で誤字など記載ミスをしたとき、訂正印で訂正すると落ちるか、などについて考えてみます。

履歴書で記載ミスのときには、2つの対応方法があります。

  • 履歴書で誤字は書き直す
  • 書き直しに時間的に余裕がないときは訂正印を押して訂正する

一方で、次のような誤った訂正方法もありますから、決してやらないでください。「マナー違反」「手抜きをしている」と見なされて落ちる可能性があります。

  • 修正液や修正テープを使用しない
  • 消せるボールペンも使用不可

訂正印を押したからといってそれだけで書類選考に落ちることはありません。

ですが、訂正印のない履歴書とある履歴書では、採用担当者の受ける印象は異なります。訂正印のある履歴書が選考に及ぼす影響は次の通りです。

  • 入社への熱意に乏しいと思われる
  • ライバルと合否のボーダーライン上に並んだときには不利である
  • 仕事をするうえでミスをする人との懸念を持たれる

履歴書の誤字・脱字などで訂正印を使った場合に気をつけたいことがあります。

  • 訂正印は履歴書に押印した印鑑を使用する
  • 履歴書に押印しないならば、認印または訂正専用の印鑑とする
  • シャチハタの使用は不可
  • 訂正印の使用は1箇所までとする

間違いを防ぐために次の対策を実行すると良いです。

  • パソコンで履歴書の下書きを作成する
  • 家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう
  • パソコンで作成した下書きを音読する
  • 鉛筆やシャープペンで履歴書に下書きする
  • 履歴書を書きやすい環境をつくる

以上、履歴書で誤字など記載ミスをしたとき、訂正印で訂正すると落ちるか、などについて解説しました。

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