【就活・転職】履歴書の誤字で気づかないふりは問題ない?

2024.11.20 更新
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履歴書の記入で誤字をしたとき、気づかないふりをしてそのまま提出していいのか悩む人は意外と多いようです。

はたして、履歴書で誤字をしたとき、気づかないふりをしてそのまま提出することは選考に影響あるでしょうか?

履歴書で誤字をしたとき、気づかないふりが問題ならば、どのように対応したら良いでしょうか?

履歴書で誤字をしないための対策も知りたいものです。

本ブログは、履歴書の記入で誤字をしたとき、気づかないふりをしてそのまま提出することは選考に影響あるのかなどを解説します。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 履歴書の誤字で気づかないふりとはどのような行為なのか
  2. 履歴書の誤字で気づかないふりをすると、選考に影響はあるか
  3. 履歴書の誤字で気づかないふりをしたときの選考への具体的な影響
  4. 履歴書の記入で誤字をしたときの対応
  5. 履歴書の記入で誤字をしないための対策
  6. まとめ

履歴書の誤字で気づかないふりとはどのような行為なのか

履歴書の作成で誤字をしたとき、気づかないふりをして応募先企業に提出する人がいます。

気づかないふりとは、履歴書に誤字のあることがわかっていても、そのまま提出することです。

就活や転職活動では、短期間に多くの企業に応募することが一般的です。履歴書だけでなくエントリーシート(就活)や職務経歴書(転職)などの応募書類を同時に作成しなければならず、時間的余裕がありません。

ですから完成した履歴書に誤字があると、1~2カ所程度ならば気づかないふりをして提出したくなる気持ちはわかります。

ですが、履歴書の誤字で気づかないふりは、決してやってはいけないことです。

採用担当者は数多くの履歴書を読んでいますから、誤字で気づかないふりをしていても直ぐにミスを見つけてしまいます。

履歴書の誤字で気づかないふりをすると、選考に影響はあるか

履歴書の誤字で気づかないふりをすると、採用担当者からマイナスの評価を受けますが、そのことだけで不合格となる可能性は低いでしょう。

ですが、誤字のないきれいな履歴書と、誤字の目立つ履歴書では、どちらが好評価を受けるかおのずとわかると思います。

もちろん履歴書の内容が優れていれば、誤字で気づかないふりを帳消しにすることは可能ですが、自分の履歴書が他の応募者と比べてどこまで優れているかわかりません。

ですから、履歴書の誤字で気づかないふりは避けた方が無難です。

履歴書の誤字で気づかないふりをしたときの選考への具体的な影響

それでは、履歴書の誤字で気づかないふりをしたとき、具体的に選考でどのような影響があるのか探ってみます。

  • ライバルと合否のボーダーライン上に並んだときには不利である

    履歴書の誤字で気づかないふりをすると、ライバルと合否のボーダーライン上に並んだときには、やはり不利です。

    他の人と比べて特別に優れている応募者を除くと、多くの応募者は合格・不合格のどちらとなるかわかりません。

    ですから、できるだけ悪目立ちしないほうが合格に近づきやすいと言えます。わざわざ履歴書の誤字で気づかないふりをしないことです

  • 仕事をするうえでミスをする人との懸念を持たれる

    履歴書の誤字で気づかないふりをすると、仕事を遂行するうえでもミスをする人ではないかと採用担当者から懸念を持たれてしまいます。

    仕事上の書類で誤字があると、書類の内容自体も確かなものなのかと懸念されてしまいます。特に社外の得意先や、取引先へのビジネス文書での誤字は信用を失いかねません。

    ミスをしがちな人と思われないようにしましょう。

  • 入社への熱意に乏しいと思われる

    第一志望の企業に提出する履歴書ならば、誤字のまま提出することはありえないと採用担当者は考えます。

    ですから、誤字のままの履歴書を提出する応募者は、入社への熱意に乏しいのではないかと思われるでしょう。

  • 職種・業界によっては誤字は厳しくみられる

    一般事務や営業事務など事務職に応募の場合は、書類作成が中心であり、業務の性質上誤字は他の職種よりも合否の判断をする上で厳しくみられます。

    金融業界では個人情報やお金を取り扱うためにミスは決して許されません。誤字は他業界と比較して厳しいでしょう。

    また、出版業界など文字を扱う業界では、一般の企業よりも履歴書の誤字は大きなマイナスポイントとなるでしょう。

履歴書の記入で誤字をしたときの対応

履歴書を作成するさいに誤字で気づかないふりをしたまま応募先企業に提出することは避けてください。

それでも人間ですから誤字をすることはありえます。

誤字などをしたときは次のように対応します。

  • 履歴書の記入で誤字をしたときは書き直す

    誤字は書き直しが基本です。誤字などがないきれいな履歴書を提出してください。

    仮に書類選考で不合格となった場合、誤字で気づかないふりをしたことが理由ではないかと後で気に病むことがありません。

  • やむを得ないときは、訂正する

    履歴書の提出締切日が迫っているなど、どうしても時間的に余裕がないときや、企業指定の履歴書で、新しいものを手に入れることが難しいときには、次善の策として1ヵ所程度のミスならば訂正する方法はあります。

    誤字を訂正するには、定規を使って間違えた箇所に二重線を引き、間違えた個所に掛かるよう訂正印を押して、その上か下のいずれかに正しい文章を書きます。

    これは、契約書など公的文書を訂正するやり方で認められているものです。なお、訂正印はシャチハタ印ではなく、朱肉を利用する印鑑としましょう。

    一方で、次のような誤った訂正方法もありますから、やらないように注意してください。

  • 修正液や修正テープで訂正しない

    履歴書では誤字に修正液や修正テープを使用しないでください。見栄えも悪いですが、このようなやり方は公的書類では行いません。

    また、修正液や修正テープでの訂正では、誰がしたのかわからなくなり、文書偽造にもなってしまいます。

    修正液や修正テープで訂正をすると、履歴書が無効になる恐れもあります。書類選考を通過するためにも修正液や修正テープを使用しないでください。

  • 消せるボールペンも使用不可

    消せるボールペン(フリクションボールペン)を使うと、誤字を消すことができます。

    ですが、消せるボールペンはラバーでこすると熱によって文字が消える原理のため、何かの熱によって書いた文字が消えることや、滲むことがあります。

    ですから、履歴書に書いた文字が何らの原因で消えてしまうリスクもあるため使用しないでください。

    砂消しで訂正することも紙を削り取ってしまうので見た目は悪く、誤りをごまかしていると捉えられるので、避けてください。

履歴書の記入で誤字をしないための対策

就活や転職活動ではやるべきことがたくさんあって、履歴書の作成だけに時間を取られているわけにはいきません。

余裕がないなかで履歴書を作成すると誤字をしやすくなり、気づかないふりをして企業に提出しようかと悩むことになってしまいます。

そもそも履歴書は、誤字のないことが一番です。ここでは、誤字を防ぐ方法を探ってみます。

  • パソコンで履歴書の下書きを作成する

    履歴書にいきなり記入すると誤字をしたさいに書き直しとなってしまいます。

    あらかじめパソコンで下書きを作成し、内容のチェックをしてから履歴書に書き写します。丁寧に書き写すことで書き直しを防ぐことができます。

    パソコンで作成ならば、文書を保存しておくことができます。

    また、履歴書は手書きが当たり前、という時代もありましたが、今はパソコンで作成されたものでも認められるケースもあります。ただし、企業によっては記載方法やフォーマットを指定している場合もありますので、その指示に従ってください。

  • 家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう

    パソコンで作成した下書きを家族や友人に頼んで添削してもらうと、下書きの段階で誤字を発見することができます。

    同時に文章表現が的確かどうかについて指摘してもらえますので、自分が書いた文章を他の人に添削してもらうことをお勧めします。

  • パソコンで作成した下書きを音読する

    家族や友人に添削の依頼ができないときは、下書きを音読してみます。誤字は音読すると発見しやすくなります。

  • 鉛筆やシャープペンで履歴書に下書きする

    鉛筆やシャープペンで履歴書に薄く下書きして、その跡をボールペンでなぞる方法があります。

    こうすれば、下書きの段階で誤字を発見し、消しゴムで訂正することができます。

    鉛筆はHB~2Hが、色が薄く、消しゴムで消しやすいために下書きに適しています。

    ただし、下書きは薄く書かないと、下書き跡が残って見栄えが良くありませんので注意してください。

  • 履歴書を書きやすい環境をつくる

    机の上を整理整頓しないと間違えたり、履歴書を汚したりしやすくなります。飲み物は近くに置かないでください。こぼして履歴書を汚してしまうことがあります。お菓子類も油のシミをつくることがあります。

    また、テレビやラジオなどをつけながら記載すると、注意力が散漫になり誤字をしやすくなりますから注意してください。スマートフォンで音楽を聴きながらも意識がそれに集中してしまいミスを起こすもととなります。

    書くことに集中する環境をつくれば、誤字・脱字などミスをする状況がぐっと減ります。

まとめ

履歴書の記入で誤字をしたとき、気づかないふりをしてそのまま提出することは選考に影響あるのかなどを考えてみます。

就活や転職活動では時間的余裕がないために、完成した履歴書に誤字があると、1~2カ所程度ならば気づかないふりをして提出したくなる気持ちはわかります。

ですが、履歴書の誤字で気づかないふりをすることは、決してやってはいけないことです。

履歴書の誤字で気づかないふりをすると、採用担当者からマイナスの評価を受けますが、そのことだけで不合格となる可能性は低いです。

ですが、誤字のないきれいな履歴書と、誤字の目立つ履歴書では、どちらが好評価を受けるかおのずとわかると思います。

履歴書の誤字で気づかないふりをしたとき、選考で以下のような影響があります。

  • ライバルと合否のボーダーライン上に並んだときには不利である
  • 仕事をするうえでミスをする人との懸念を持たれる
  • 入社への熱意に乏しいと思われる
  • 職種・業界によっては誤字・脱字は厳しくみられる

履歴書を作成するさいに誤字など誤りをしたときは書き直してください。

ですが、やむを得ないときは、訂正します。訂正は、定規を使って間違えた箇所に二重線を引き、間違えた個所に掛かるよう訂正印を押して、その上か下のいずれかに正しい文章を書きます。

一方で、修正液や修正テープで訂正することや、消せるボールペンの使用、砂消しの使用は避けてください。

履歴書は、誤字のないことが一番です。誤字を防ぐ方法は以下の通りです。

  • パソコンで履歴書の下書きを作成する
  • 家族や友人に依頼してパソコンで作成した下書きを添削してもらう
  • パソコンで作成した下書きを音読する
  • 鉛筆やシャープペンで履歴書に下書きする
  • 履歴書を書きやすい環境をつくる

以上、履歴書の記入で誤字をしたとき、気づかないふりをしてそのまま提出することは選考に影響あるのかなどを解説しました。

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