【就活】1dayインターンシップの印象深いお礼メールは?
1dayインターンシップ(オープン・カンパニー)に参加したとき、お礼メールは送ったほうが良いか悩む人は多いようです。
1dayインターンシップのお礼メールは、送ったほうが良いでしょうか?
1dayインターンシップの印象深いお礼メールの書き方や、お礼メールを送るときに気をつけたいことを知りたいものです。
本ブログは、1dayインターンシップ(オープン・カンパニー)後のお礼メールは必要か、及び印象深いお礼メールの書き方などについて解説します。
*2025年卒からインターンシップの仕組みが変わり、これまでの「1dayインターンシップ」という名称は禁止され、それに代わるものとして「オープン・カンパニー 」と称するイベントができました。本ブログでは、便宜上「オープン・カンパニー 」を「1dayインターンシップ」として解説しています。
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1dayインターンシップのお礼メールは、送ったほうが良いか
1dayインターンシップ(オープン・カンパニー)後には、お礼メールを送ったほうが良いでしょう。
お礼を伝える手段としてメールと手紙がありますが、どちらを選択するかについて決まりはありません。ですが、1dayインターンシップの場合は、メールで送るほうが望ましいです。
メールは、印象が鮮明で、担当者も記憶にあるうちに、素早く送ることができます。
手紙はどうしてもメールより相手に届くのが遅れること、1日のインターンシップですから、そこまで丁寧さにこだわる必要はないからです。
1dayインターンシップの後でお礼メールを送る理由は、次の4つです。
- 企業のインターンシップ関係者は、業務が多忙な中で、1dayインターンシップの実施に多くの人員と時間をかけて対応しています。
このような企業の努力に感謝の気持ちを込めてお礼メールを送ることはマナーといえます。
- 人事のインターンシップ担当者は、特にお礼メールを期待しているわけではありません。
ですが、次の1dayインターンシップ実施計画を策定するために、参加者の感想を知りたい気持ちがあることは確かです。お礼メールに感想があれば担当者もうれしいはずです。
しかもお礼メールで入社への熱意を伝えることができます。
- 1dayインターンシップのお礼メールを送ったからといって、就活の応募で有利となるわけではありません。
ですが、人事のインターンシップ担当者がそのまま採用担当者となることが多いです。お礼メールを全員が送ることはないので、好印象を与えることができます。
- 1dayインターンシップのお礼の感想を書くときに、インターンシップを振り返ることで、思考の整理ができて、就活で使えるエピソードが見つかる可能性があります。
以上のような理由により、1dayインターンシップのお礼のメールは有効と言えます。
1dayインターンシップのお礼メールはいつ送るか
お礼メールは、1dayインターンシップの終了後できるだけ早く送ってください。
- お礼メールは、1dayインターンシップ実施の当日がベストです。
1dayインターンシップのお礼メールは、実施当日がベストですが、遅くとも翌日の午前中の早い時間に送ってください。
参加した学生の多くがお礼メールを送っているかも知れないので、お礼メールが遅いと本人の印象が薄くなってしまいます。
- お礼メールを送る時間は夜間の残業時間帯までとしてください。
パソコンのメールなら、電話と違い夜遅い時間でも相手に迷惑がかかるわけではなく、インターン担当者も翌就業日に確認できるので問題ないのでは、という考えもあります。
ですが、パソコンに送られたメールをスマートフォンで確認できるよう設定している人もいますし、相手が気を使って「すぐに返信」と思うことも考えられます。
ですから、ベストは就業時間内、できれば残業時間帯までにお礼メールを送ってください。遅くても21時頃までに送るようにしてください。
1dayインターンシップのお礼メールは誰に送るか
1dayインターンシップのお礼メールは、人事のインターンシップ担当者に送ってください。
1dayインターンシップの職場見学でお世話になった関係者にもお礼を伝えたいときには、メールの中で、「お礼を伝えていただけるよう」に添えると、メールを転送してもらえます。
1dayインターンシップのお礼メールの書き方
お礼メールは、簡潔に書くことが求められます。だらだらと長い文章は、インターンシップ担当者も多忙なために迷惑になるかも知れません。
また、インターンシップの感想がありきたりで、テンプレそのままではかえって印象が悪くなる可能性があります。
具体的なエピソードを交えて、感想と感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
インターンシップ後のお礼メールを書くポイントは、次の内容を参照ください。
- 件名は、一目でお礼メールであることと、誰がメールしたのか、わかるようにします。
インターンシップのお礼 【○○大学 山田太郎】
- 宛先
社名は正式名称とし、株式会社を(株)と略さないでください。企業名、部署名、役職名、氏名の順で書きます。
○○株式会社
人事部 採用グループ
佐藤二郎様 - 自分の名前を伝える
挨拶と共に、大学、学部、氏名を書きます。
お世話になっております。
○○大学工学部機械工学科 山田太郎と申します。 - インターンシップのお礼をする
インターンシップの機会を与えてもらったお礼を書きます。
本日はご多忙の中、インターンシップを実施していただき、ありがとうございました。
- 本文
本文では、インターンシップの感想をありきたりな内容ではなく、企業に対する印象、参加して成長したこと、社員から学んだこと、意気込みなどを自分の言葉で、具体的に書きます。
本日のインターンシップを通じて、貴社製品の品質に対するこだわりを改めて実感いたしました。特に工場において「5S」を徹底させることで製造プロセスにおける「ムリ、ムラ、ムダ」をなくす取り組みに感銘を受けました。実際に工場見学をさせていただき「5S」を行うことで製品品質の改善に効果のあることが良く理解できました。
今回のインターンシップに参加させていただいたことで、貴社の製品の素晴らしさを再認識し、ますます貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。
- 結びの言葉
文末は、感謝の言葉や結びのあいさつを書きます。採用選考にエントリーする旨を記載すると、企業に入社への熱意が伝わりやすいです。
この度は、インターンシップで貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。
貴社の新卒採用選考にもエントリーいたします。引き続きよろしくお願い申し上げます。
- 署名
大学・学部・学科名、氏名、住所、連絡先を正式名称で記載し、署名の前後を傍線や破線で区切るように装飾すると読みやすくなって親切です。
なお住所は必須ではありません。
メーラーは、自動で署名がつくように設定できるものも多いので、活用するといいでしょう。
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○○大学工学部機械工学科
山田太郎
〒160-0000
東京都新宿区○○○○
電話番号:070-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx.xxx
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1dayインターンシップ後のお礼メールの例文
1dayインターンシップ後のお礼のメールの例文は次の通りです。本文は読むやすくするために適度に改行しましょう。
インターンシップのお礼 【○○大学 山田太郎】
○○株式会社
人事部 採用グループ
佐藤二郎様
お世話になっております。
○○大学工学部機械工学科 山田太郎と申します。
本日はご多忙の中、インターンシップを実施していただき、ありがとうございました。
本日のインターンシップを通じて、貴社製品の品質に対するこだわりを改めて実感いたしました。特に工場において「5S」を徹底させることで製造プロセスにおける「むだ、むり、むら」をなくす取り組みに感銘を受けました。実際に工場見学をさせていただき「5S」を行うことで製品品質の改善に効果のあることが良く理解できました。
今回のインターンシップに参加させていただいたことで、貴社の製品の素晴らしさを再認識し、ますます貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。
この度は、インターンシップで貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。
貴社の新卒採用選考にもエントリーいたします。引き続きよろしくお願い申し上げます。
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○○大学工学部機械工学科
山田太郎
〒160-0000
東京都新宿区○○○○
電話番号:070-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx.xxx
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1dayインターンシップのお礼メールを送るときに気をつけたいこと
ここでは、お礼メールを送るときに、気をつけたいことを説明します。
- 文字の誤りに気をつける
誤字・脱字、文字の誤変換がないように十分チェックして送りましょう。
誤字・脱字、文字の誤変換があると、せっかくのお礼メールが台無しになってしまいます。
- お礼メールのコピーを手許に残しておく
インターンシップに参加した企業に、その後応募する可能性もあります。面接ではインターンシップの感想などを聞かれることがありますから、お礼メールのコピーを残しておくと役に立ちます。
- お礼メールの返信があれば簡潔に再送信する
お礼メールでは、返信を受け取ることがあります。そのときには、感謝の気持ちを簡潔に表す文章とし、お礼メールの本文に書いた内容を再度書く必要はありません。
ただし、返信不要とある場合は、返信する必要はありません。
まとめ
1dayインターンシップ(オープン・カンパニー)後のお礼メールは必要か、及び印象深いお礼メールの書き方などについて考えてみます。
1dayインターンシップの後でお礼メールを送る理由は、次の4つです。
- 関係者は、1dayインターンシップの実施に多くの人員と時間をかけていて、このような企業の努力に感謝の気持ちを込めてお礼メールを送ることはマナーといえる
- 担当者は、次の1dayインターンシップ実施計画を策定するために、参加者の感想を知りたい気持ちがある
- お礼メールを送ったからといって、就活の応募で有利となるわけではないが、担当者に好印象を与えることができる
- お礼の感想を書くときに、インターンシップを振り返ることで、思考の整理ができて、就活で使えるエピソードが見つかる可能性がある
お礼メールは、1dayインターンシップの終了後できるだけ早く送ってください。
- お礼メールは、1dayインターンシップ実施の当日がベスト
- お礼メールは就業時間内、できれば残業時間帯までにお礼メールを送る。遅くても21時頃までに送るようにする
お礼メールは、人事のインターンシップ担当者に送ってください。
お礼メールは、簡潔に書くことが求められます。だらだらと長い文章は、インターンシップ担当者も多忙なために迷惑になるかも知れません。具体的なエピソードを交えて、感想と感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
お礼メールを送るときに、気をつけたいことは、次の3つです。
- 文字の誤りに気をつける
- お礼メールのコピーを手許に残しておく
- お礼メールの返信があれば簡潔に再送信する
以上、1dayインターンシップ(オープン・カンパニー)後のお礼メールは必要か、及び印象深いお礼メールの書き方などについて解説しました。
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