【就活】会社説明会のお礼メールはいらない？必要？

就活・転職攻略の秘訣

2024.02.24 更新

次 » « 前

会社説明会就活

会社説明会に参加した後で、採用担当者に対してお礼メールはいらないか、必要か、悩む人は多いようです。

会社説明会のお礼メールはいらないのか、必要なのかどちらでしょうか？

会社説明会のお礼メールを送るときの考え方や、書き方、気をつけたいことなどを知っておきたいものです。

本ブログは、会社説明会のお礼メールはいらないのか、必要なのかについて解説します。

就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

本サイト「キャリア育みファ―ム」を読んでいただければ、就活の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」を用意しております。

会社説明会のお礼メールはいらないのか、必要なのか
会社説明会のお礼メールを送るときの考え方
会社説明会のお礼メールの書き方
会社説明会のお礼メールの例文
会社説明会のお礼メールを送るときに気をつけたいこと
採用担当者からお礼メールの返信がきたとき
まとめ

会社説明会のお礼メールはいらないのか、必要なのか

会社説明会のお礼メールはいらないのか、必要なのか、悩むところですが、結論としてどちらでもかまいません。

お礼メールはいらないのか、必要なのか、以下を参考としてください。

お礼メールを送ることで選考に良い影響を与えたいと考えるならば、お礼メールはいらない
お礼メールは、選考に何ら影響を与えることはありません。ですから、評価を少しでも上げたいとか、自分を印象づけたいとお礼メールを送ろうと考えているならば、いらないです。
会社説明会に参加させてもらえたことのお礼を伝えたいならお礼メールは必要　
ビジネスマナーとして、会社説明会に参加できたことのお礼を伝えたい気持ちがあるならば、お礼メールを送ってください。

お礼メールをもらって迷惑がる採用担当者はいませんから、好印象でしょう。

ですが、お礼メールの内容や送るタイミング次第で印象が良くないこともありますから注意が必要です。

会社説明会のお礼メールを送るときの考え方

ここでは会社説明会のお礼メールを送るときの考え方について説明します。

会社説明会の感想は、訪問後直ちにまとめる
お礼メールは、ただ定型文を送れば良いというわけではありません。定型文のお礼メールならいらないです。

採用担当者から「会社説明会が企業を知ってもらう上で役に立った」と喜ばれる内容が望まれます。
お礼メールは、当日中に送る
会社説明会のお礼は当日中に送りましょう。当日中にメールをもらうと採用担当者は素早い対応に好印象を持ち、その人の名前を憶えてもらえるでしょう。（それが合否に影響を与えるわけではないですが）

お礼メールの送信は、当日の就業時間中が望ましいです。遅くとも２１時までとし、深夜（２２時以降）は避けてください。

終業時刻以降の送信は、パソコン上での送受信だけなら良いのですが、パソコンとスマートフォンを同期化していると、夜間にお礼メールを受信することになり、迷惑がられることがあります。

会社説明会の終了が、午後の遅い時間となってしまったときは、翌日午前中でもかまいません。

会社説明会の翌日が休日となってしまう場合は、休日明けの午前中にお礼メールを送りましょう。
メールアドレスは就活用のものを使用する
メールアドレスは就活用のメールアドレスを使用しましょう。

大学指定のメールアドレスなら学生からのメールと直ぐに判断でき、採用担当者も安心して開くことができます。

フリーメールを使うときは、Gmailならスマートフォンとの連携がしやすくメールの保存容量が大きいために使いやすいです。

プライベートのメールアドレスは、プライベートと就活用の区別がつかなくなること、人によっては企業との連絡に適さないメールアドレスの場合があります。
お礼メールは、簡潔に感謝の気持ちが伝わる内容とする
お礼メールは、あくまで会社説明会についての感謝を伝えるものです。それ以外の自己アピールや入社への熱意を長々と記載することは謹んでください。

採用活動の時期は人事担当者も多忙であり、応募者からのメールだけではなく、他部門や取引先などから大量に送られてきます。その中で、長文のメールはかえって迷惑となります。

言いたいことを簡潔に、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
お礼メールの感想（印象に残ったこと）は、具体的な内容とする
お礼メールは多くの就活生も送るため、テンプレートそのままの文章であるとか、抽象的な内容のメールになってしまうと本来の意味でのお礼の気持ちが伝わりません。

そのため、できるだけ具体的な、独自性のある内容を心がけてください。

会社説明会のお礼メールの書き方

ここでは会社説明会のお礼メールの書き方について説明します。会社説明会が学生に好評で良かったと喜ばれる内容としましょう。

会社説明会のお礼メールはいらないと考えている人も、他の機会でお礼メールを送るさいの参考になります。

件名
件名欄には、「要件　大学名　氏名」を書きます。

件名欄では、受け取る側が、誰から何のためのメールか一目でわかるようにします。

未知のメールでは件名で開くか判断することが多いのでこのような配慮が求められます。

件名：会社説明会のお礼【○○大学山田太郎】
相手の会社名、所属部署、氏名
会社名、所属部署、氏名を書きます。

○○株式会社
人事部人事一課
佐藤二郎様
自分の名前と挨拶
続いて自分の名前と簡単な挨拶を書きます。

お世話になっております。
○○大学経済学部経済学科の山田太郎と申します。
感謝の気持ちを伝える
会社説明会に参加できたことの感謝の気持ちを伝えます。

本日（昨日）貴社の会社説明会に参加させていただき、誠にありがとうございました。
会社説明会で印象に残ったことを伝える
続いて、会社説明会で印象に残ったことを伝えると、入社への熱意が伝わります。テンプレ―ト通りではなく、自分の言葉で具体的に書いてください。

佐藤様の『「今後の人生をどう歩んでいきたいか」「この会社に入社したら、どのように活躍したいか」という将来像を真剣に考えて応募して欲しい』というお話は大変勉強になりました。

また、先輩社員から、「グローバルに働きたいならば、多様性の尊重が求められる」といったお話を聞かせていただき、入社後の仕事について具体的にイメージすることができました。

今回の会社説明会で、貴社に入社したいという気持ちがますます強くなりました。
再び感謝の気持ちを伝えて締めくくる
再度、感謝の気持ちを伝えます。なお、ビジネスでは最初にメールを送った人がやり取りを終わらせることがルールです。

また、採用担当者は多忙であり、「返信が不要であること」を書くことで、そのための時間を取らせない配慮をすると、相手の事情がわかっていると思われて好印象です。

会社説明会で丁寧にご対応いただいたことへのお礼をお伝えしたいと思い、メールを送らせていただきました。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。
署名
就活では大学・学部名、氏名、住所、連絡先を正式名称で記載し、署名の前後を傍線や破線で区切るように装飾すると読みやすくなって親切です。

なお、住所は必須ではありません。

メーラーは、自動で署名がつくように設定できるものも多いので、活用すると良いでしょう。

----------------------------
○○大学経済学部経済学科
山田太郎
〒160-0000
東京都新宿区○○○○
電話番号：070-xxxx-xxxx
Eメール：xxxx@xxxx.xxx
----------------------------

会社説明会のお礼メールの例文

会社説明会の後に送るお礼メールの例文は次の通りです。本文は読むやすくするために適度に改行しましょう。

お礼メールはいらないと考えている人も、他の機会でお礼メールを作成するさいの参考になりますから読んでみてください。

件名：会社説明会のお礼【○○大学山田太郎】

○○株式会社
人事部人事一課
佐藤二郎様

お世話になっております。
○○大学経済学部経済学科の山田太郎と申します。

本日（昨日）は、貴社の会社説明会に参加させていただき、誠にありがとうございました。

佐藤様の『「今後の人生をどう歩んでいきたいか」「この会社に入社したら、どのように活躍したいか」という将来像を真剣に考えて応募して欲しい』というお話は大変勉強になりました。

また、先輩社員から、「グローバルに働きたいならば、多様性の尊重が求められる」といったお話を聞かせていただき、入社後の仕事について具体的にイメージすることができました。

今回の会社説明会で、貴社に入社したいという気持ちがますます強くなりました。

会社説明会で丁寧にご対応いただいたことへのお礼をお伝えしたいと思い、メールを送らせていただきました。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。

----------------------------
○○大学経済学部経済学科
山田太郎
〒160-0000
東京都新宿区○○○○
電話番号：070-xxxx-xxxx
Eメール：xxxx@xxxx.xxx
----------------------------

会社説明会のお礼メールを送るときに気をつけたいこと

ここでは、会社説明会のお礼メールを送るときに気をつけたいことを説明します。

お礼メールで「参考になりました」はＮＧ
お礼メールで「参考になりました」とは書ないでください。「勉強になりました」は、役に立ったとか、良い経験になりましたという意味の敬語です。

これに対して、「参考になりました」とは、足しになったという意味であり、目上の人に使う言葉ではありません。

「勉強になりました」を使いましょう。
質問や自己ＰＲをすることはＮＧ
質問をすると、「会社説明会でなぜ質問しなかったの」と思われます。また、自己ＰＲは、エントリーシートに記入してもらいたいと思われます。

入社への熱意を表すためにそのようなことを記入したくなる気持ちはわかりますが、会社説明会のお礼に留めておいた方が良いでしょう。
誤字脱字をしない
メールを書き終えたら、送信する前に誤字脱字がないかチェックしてください。誤字脱字があると注意力が足りないと思われて印象が良くありません。

宛名を間違えると、入社への熱意がないのではと思われてしまいますから見直してください。このようなお礼メールはいらないです。

採用担当者からお礼メールの返信がきたとき

会社説明会のお礼メールを送ると、採用担当者から返信がくることがあります。

ビジネスでは最初にメールを送った人がやり取りを終わらせることがルールですから、返信メールを送りましょう。

「お忙しいところ、返信していただきありがとうございます」とお礼を伝えてください。

ですが、採用担当者から「ご返信は不要です」「引き続き、よろしくお願いいたします」「以上、何か質問がございましたらお知らせください」などと、返信がいらないとの締めの言葉があれば不要です。

このとき次のような注意したい点があります。

返信メールは、当日中に送る
返信メールは当日中に送りましょう。当日中にもらうと採用担当者は素早い対応に好印象を持ちます。

送信は、当日の就業時間中が望ましいです。遅くとも２１時までとし、深夜（２２時以降）は避けてください。

採用担当者からの返信メールが終業時刻より後のときは、翌日午前中でもかまいません。
件名と、メールの内容を変えない　　
返信のメールは、件名と、内容を変えません。変えてしまうと、受けた人が返信であることがわかりにくいからです。

送るさいは、「Re:」をつけ、件名と本文を変えないようにしてください。
返信メールの返信は不要であることを伝える
「ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません」といらないことを書きます。

採用担当者は多忙であり、自分からやり取りを終わらせる配慮が求められます。