【就活】リクルーター面談を成功させるメール!6件の事例も

2023.12.20 更新
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就活において、企業によってはリクルーター面談をセットすることがありますが、リクルーターへのメールの書き方がわからなくて悩む人は多いようです。

具体的には、リクルーター面談の日程連絡・調整、面談の辞退、面談後の質問、面談のお礼、内定の報告といったようなメールの書き方です。

また、リクルーター面談のメールを送るにあたって気をつけたいことがあります。

本ブログは、リクルーター面談を成功させるメールの適切な書き方を事例付きで解説します。

就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. リクルーター面談とは何か
  2. リクルーター面談のメールの適切な書き方
  3. リクルーター面談のメールの例文
  4. リクルーター面談のメールを送るにあたって気をつけたいこと
  5. まとめ

リクルーター面談とは何か

リクルーター面談とは「リク面」とも言われますが、一般的に人事以外の部門の若手社員が学生と面談を行うことを指しています。

企業がその学生に興味がある場合にリクルーター面談がセットされます。

リクルーターは学生のOB・OGであるケースが多いですが、必ずしもOB・OGが面談するわけではありません。

リクルーター面談と似ているものにOB・OG訪問があります。OB・OG訪問は学生からOB・OGに連絡・依頼してセットされる面談ですが、リクルーター面談は企業から学生に連絡してセットされます。

またリクルーター面談は、①OB・OG訪問やエントリー後で、一次面接などの本選考の前に行われる、②リクルーターは学生と年齢が近い若手社員である、③面接と異なりカフェやホテルロビーなどで行われることが多い、などの特徴があります。(これら以外にも、企業によってはリクルーター面談が組まれることがあります)

リクルーター面談はリラックスした雰囲気で行われ、雑談するなかで学生とリクルーターがお互いの知りたいことを確認するやり方が多いです。

学生が質問して企業についての理解を深めると同時に、リクルーターからも学生時代に頑張ったことや志望動機などを聞いて、リクルーターの人間性にもふれることができます。

リクルーター面談は面接ではありませんが、0次面接とも呼ばれるように選考の一ステップと考えてしっかりと対応する必要があります。

リクルーターからの評価が選考に影響を与えることが多いからです。

一方、リクルーター面談を最終面接前に行う企業もあります。

この場合は、最終面接にあたって、①学生の入社への不安を解消させる、②入社の意思があるか確認する、といった意味合いがあります。

リクルーター面談はこのような内容で行われますが、その時々でリクルーターとのメールのやりとりがなされます。

リクルーターとのメールは、マナーにそった適切な書き方でないと、印象が良くありませんから、十分に注意する必要があります。

リクルーター面談のメールの適切な書き方

リクルーター面談では、状況に応じてリクルーターとメールのやりとりが必要となってきます。

リクルーターとのメールはビジネスマナーに沿って作成します。①件名、②宛先、③あいさつ、④伝えたい内容、⑤締め、⑥署名、の順に作成します。

  • 件名

    メールを受信して初めに見るものが件名です。「用件」と「名前」を書くことで、誰から何のためのメールかわかります。

    先方からのメールに返信する場合は、件名をそのままとし「Re:要件、名前」と、「Re」を付けます。こうすることで先方は何の要件の返信かわかります。

  • 宛先

    「株式会社」などの法人格は略さずに「○○株式会社」「株式会社○○」のように企業の正式名称で記入します。

    続けて、部署名、担当者の氏名を書きます。

  • あいさつ

    書き出しは「お世話になっております」が基本ですが、初回のみ「お世話になります」とします。その後は、自分の学校・学部名と名前を名乗りましょう。

    「お世話になります」は、それまでに面識がなく、今後お世話になるだろう相手に対して使われる言葉です。

  • 伝えたい内容

    改行や段落分けを上手に利用し、わかりやすく、謙虚な言い回しを心掛けましょう。

  • 締め

    「お忙しいなか恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます」など、先方が忙しい中メールを読んでくれたことへの感謝が伝わる言葉と共に締めます。 

    締めの言葉は、メールの内容によって柔軟に変えていきます。

  • 署名

    大学・学部・学科名、名前、住所・電話番号・メールアドレスを記載します。住所は、任意です。本文との区切りをわかりやすくするために「-」「=」などの記号を使い、シンプルな線を入れます。

リクルーター面談に関するメールを作成するときは、以上のようなステップで記載してください。

リクルーター面談のメールの例文

ここでは、リクルーター面談のメールの例文を説明します。

  1. リクルーター面談の日程の連絡

    面談日程の打診がきたら、リクルーターも返信を待っていますからできるだけ早く返事をしましょう。先方の就業時間を確認して送信してください。

    件名:Re:面談日程について【○○大学 山田太郎】

    ○○株式会社
    総務部経理課
    鈴木次郎様

    お世話になります。
    ○○大学経営学部の山田太郎です。

    面談日程のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。ご連絡頂きました日程の中から、
    下記日程でお願いできればと存じます。

    日時:○月○日(水)14:00から

    お忙しい中恐れ入りますが、当日は、何卒よろしくお願いいたします。

    ----------------------------
    ○○大学経営学部会計学科
    山田太郎
    〒160-0000
    東京都新宿区○○○○
    電話番号:070-xxxx-xxxx
    Eメール:xxxx@xxxx.xxx
    ----------------------------

  2. リクルーター面談の日程調整の連絡

    面談日程の打診がきて、当日は都合が悪いときにこちらの都合の良い日程を連絡するメールです。

    件名:Re:面談日程について【○○大学 山田太郎】

    ○○株式会社
    総務部経理課
    鈴木次郎様

    お世話になります。
    ○○大学経営学部の山田太郎です。

    面談のご連絡をいただきありがとうございます。

    大変恐縮ですが、ご指定いただいた日時が、ゼミの都合でどうしてもお伺いすることが
    できません。
    誠に勝手なお願いですが、以下の日程で、ご調整いただくことは可能でしょうか。

    ○月○日(火) 10時以降
    ○月○日(水) 13時以降
    ○月○日(木) 終日
    ○月○日(金) 終日

    上記のお時間ではご調整が難しいようでしたら、再度、ご指定いただければと存じます。
    お手数をおかけして恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

    ----------------------------
    ○○大学経営学部会計学科
    山田太郎
    〒160-0000
    東京都新宿区○○○○
    電話番号:070-xxxx-xxxx
    Eメール:xxxx@xxxx.xxx
    ----------------------------

  3. リクルーター面談の辞退

    面談の日程を決めた後の辞退は、リクルーターの仕事のスケジュールに関わってくるので、できるだけ早く連絡してください。大切な時間を割いて面談日程を組んだリクルーターに対して失礼がないよう、気を遣うのは社会的に必要なマナーです。

    件名:面談辞退のお詫び【○○大学 山田太郎】

    ○○株式会社
    総務部経理課
    鈴木次郎様

    お世話になっております。
    ○○大学経営学部の山田太郎です。

    ○月○日に面談のお約束をしておりましたが、諸般の事情により面談を辞退させて頂きたく
    ご連絡申し上げます。

    貴重なお時間を割いて頂いたにも関わらず、誠に申し訳ございません。

    身勝手なお願いで大変恐縮です。
    本来であれば直接お伺いしてお詫びすべきところですが、メールでのご連絡となりますことを
    お許しください。

    末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

    ----------------------------
    ○○大学経営学部会計学科
    山田太郎
    〒160-0000
    東京都新宿区○○○○
    電話番号:070-xxxx-xxxx
    Eメール:xxxx@xxxx.xxx
    ----------------------------

  4. リクルーター面談後に質問したいことがある

    リクルーター面談の後で、質問したいことがあるときのメールです。質問事項は、長々と記入せずに簡潔に箇条書きとすると良いでしょう。

    件名:面談のお礼と質問について【○○大学 山田太郎】

    ○○株式会社
    総務部経理課
    鈴木次郎様

    お世話になっております。
    ○○大学経営学部の山田太郎です。

    昨日は面談の機会をいただきまして、誠にありがとうございました。
    お話を聞いて、ますます貴社への入社意欲が強くなりました。

    また、3点お伺いしたいことがございましたので、ご連絡させていただきました。

    1.質問内容 2.質問内容 3.質問内容

    ご多忙のところお手数をおかけいたしますが、上記3点について回答よろしくお願いいたします。

    ----------------------------
    ○○大学経営学部会計学科
    山田太郎
    〒160-0000
    東京都新宿区○○○○
    電話番号:070-xxxx-xxxx
    Eメール:xxxx@xxxx.xxx
    ----------------------------

  5. リクルーター面談のお礼

    リクルーター面談の後で出すお礼メールです。面談をした日に送りましょう。お礼メールは簡潔に気づきや感謝の気持ちが伝わる内容とします。

    件名:本日(昨日)の面談のお礼【○○大学 山田太郎】

    ○○株式会社
    総務部経理課
    鈴木次郎様

    お世話になっております。
    本日(昨日)リクルーター面談をさせていただきました、○○大学経営学部の山田太郎と
    申します。

    本日(昨日)はご多忙の中、貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。

    面談では貴社に関する多くの質問に答えていただき、また仕事内容や社風なども丁寧に
    ご説明いただきまして理解を深めることができました。

    鈴木様の「経理を目指すならば、簿記の知識は当然として、物事を論理的に考え分析する力を
    身に付けることが大切であるという視点を持つように」というお話は大変勉強になりました。

    今回の面談で、貴社で働きたい気持ちがますます強くなりました。

    今後の選考に向け企業研究を進め、一層努力して参ります。

    またご質問させていただくこともあるかと思いますので、その際にはどうぞよろしく
    ご指導お願いいたします。

    本日(昨日)は誠にありがとうございました。

    ----------------------------
    ○○大学経営学部会計学科
    山田太郎
    〒160-0000
    東京都新宿区○○○○
    電話番号:070-xxxx-xxxx
    Eメール:xxxx@xxxx.xxx
    ----------------------------

  6. 内定通知の報告

    リクルーターに内定が決まったときの報告とお礼のメールです。内定の簡潔な報告と助言や情報をくれたリクルーターへの感謝の気持ちが伝わる内容とします。

    件名:内定通知のご報告とお礼【○○大学 山田太郎】

    ○○株式会社
    総務部経理課
    鈴木次郎様

    お世話になっております。
    先日リクルーター面談をさせていただきました、○○大学経営学部の山田太郎です。

    本日、貴社の人事部から内定の通知をいただくことができました。これも鈴木様から
    リクルーター面談にてアドバイスいただいた賜物だと感謝しております。

    まだまだ未熟な私ではございますが、入社後は一日も早く一人前の仕事ができるように
    精進して参ります。

    丁寧にご指導いただき、誠にありがとうございました。
    今後とも、よろしくお願い申し上げます。

    ----------------------------
    ○○大学経営学部会計学科
    山田太郎
    〒160-0000
    東京都新宿区○○○○
    電話番号:070-xxxx-xxxx
    Eメール:xxxx@xxxx.xxx
    ----------------------------

リクルーター面談のメールを送るにあたって気をつけたいこと

リクルーター面談のメールを送るにあたって気をつけたいことがあります。

  • メールは就業期間内とする

    メールをリクルーターに送信するさいは、就業時間内としましょう。リクルーター面談が遅い時間で、お礼メールが就業時間内に送れない場合は、翌日の始業時間以降の午前中に送信してください。

  • メールを返信するときは「Re」を付けて、相手の本文を保存しながら送信する

    リクルーターとのメールのやり取りで、相手からのメールに返信する場合は、件名をそのままとし「Re:要件、名前」と、「Re」を付けます。相手からのメールの本文を残すことでお互いに見直しや、確認しながら返信ができます。

    リクルーターとのやりとりを削除して新しくメールを返信すると、リクルーターが、それまでの受信メールを探さないとやり取りの流れが把握できず、返信を書くことに時間がかかります。

    メールの履歴を残しておけば、リクルーターがやり取りを確認する手間を省くことができます。リクルーターに気づかい、メールの履歴を残すようにしましょう。

    一方、自分にとってもメールの履歴をそのまま残しておくことで、後から日程の調整や場所の確認などについて内容を確認できます。

  • 誤字脱字がないか気をつける

    リクルーターにメールを送るさいは、誤字脱字がないか確認してください。

    特に、企業名や担当者名を間違えるのは本人の入社への熱意を疑われてしまいます。名刺をもらっている場合は、送信前にもう一度名刺を見て間違いがないか確認してください。

まとめ

リクルーター面談を成功させるメールの適切な書き方を考えてみます。

リクルーター面談とはリク面とも言われますが、一般的に人事以外の部門の若手社員が学生と面談を行うことを指しています。

リクルーター面談は、①OB・OG訪問やエントリー後で、一次面接などの本選考の前に行われる、②リクルーターは学生と年齢が近い若手社員である、③面接と異なりカフェやホテルロビーなどで行われることが多い、などの特徴があります。

リクルーター面談は面接ではありませんが、0次面接とも呼ばれるように選考の一ステップと考えてしっかりと対応する必要があります。

リクルーター面談では、状況に応じてリクルーターとメールのやりとりが必要となってきます。

リクルーターとのメールはビジネスマナーに沿って作成します。①件名、②宛先、③あいさつ、④伝えたい内容、⑤締め、⑥署名、の順に作成します。

リクルーター面談のメールを送るにあたって気をつけたいことは、次の3つです。

  • メールは就業期間内とする
  • メールを返信するときは「Re」を付けて、相手の本文を保存しながら送信する
  • 誤字脱字がないか気をつける

以上、リクルーター面談を成功させるメールの適切な書き方を解説しました。

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