【就活】エントリーシート文字数の目安と書き方|人事が解説

2026.03.12 更新
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就活で提出するエントリーシート(ES)では、
「〇〇文字以内」などの文字数指定があることが一般的です。

しかし、多くの就活生が次のような疑問を持っています。

  • エントリーシートの文字数はどれくらいでいい?
  • 指定された文字数は全部埋めた方がいい?
  • 文字数指定がない場合はどうすればいい?
  • 文字数が足りない・多すぎる場合の対処法は?

エントリーシートの文字数は単なる形式ではなく、
志望度や文章力を判断する重要なポイントとして見られています。

結論から言うと、エントリーシートでは

  • 「指定文字数の9割以上を書くこと」

が好印象を与える基本です。

とはいえ、文字数を増やすだけでは評価されるわけではありません。
採用担当者は内容・読みやすさ・論理性を総合的に見ています。

そこでこの記事では、就活生に向けて

  • エントリーシートの文字数の目安
  • 文字数指定がある場合・ない場合の書き方
  • 文字数が足りない・多すぎるときの対処法
  • 採用担当者が実際に見ているポイント
  • 200字・400字・600字のES例文

を人事の採用担当者の視点でわかりやすく解説します。

エントリーシートの通過率を上げたい就活生は、ぜひ参考にしてください。

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目次
  1. エントリーシートの文字数はなぜ重要?
  2. エントリーシートの文字数の目安
  3. 文字数指定があるエントリーシートの書き方
  4. 文字数指定がないエントリーシートの書き方
  5. エントリーシートの文字数が多すぎる場合
  6. 文字数が足りない場合の改善方法
  7. エントリーシート文字数別の例文
  8. 採用担当者がESの文字数で見ているポイント
  9. エントリーシートの文字数でよくある失敗例
  10. 就活で評価されるエントリーシートの書き方
  11. よくある質問(Q&A)
  12. まとめ

エントリーシートの文字数はなぜ重要?

  1. 結論:文字数は志望度と文章力を示す

    エントリーシートの文字数は単なる形式ではありません。

    採用担当者は次の2つを見ています。

    • 志望度
    • 文章をまとめる能力

    つまり、文字数の使い方そのものが評価対象なのです。

  2. 理由:エントリーシートは書類選考の重要資料

    就活では主に次の応募書類があります。

    • 履歴書
    • エントリーシート

    履歴書はフォーマットがほぼ決まっていますが、
    エントリーシートは企業ごとに質問が違うのが特徴です。

    例えば

    • 自己PR
    • 学生時代に力を入れたこと
    • 志望動機

    などがあります。

    企業はこれらの回答から

    • 人柄
    • 思考力
    • 行動力

    を判断しています。

エントリーシートの文字数の目安

  1. 結論:指定文字数の9割以上埋める、少なくとも8割は記入

    エントリーシートでは、指定文字数の9割以上を埋めるのが理想です。

  2. 理由:空白が多いと志望度が低く見える

    採用担当者は次のように感じることがあります。

    「まだ書けるのに記入していない」
    「志望度が低いのでは?」

    そのため同じ内容でも、文字数をしっかり使っているESの方が評価されやすい
    傾向があります。

文字数指定があるエントリーシートの書き方

エントリーシートでは、企業から文字数を指定されることがあります。
指定の仕方によって、書き方のポイントが少し変わります。

  1. 「〇〇文字以内」と指定されている場合

    ■結論:上限の9割以上を埋めるのがおすすめです。

    例えば、次のような指定です。

    指定文字数    理想文字数

    200字以内    180〜200字
    400字以内    360〜400字
    600字以内    540〜600字

    理由はシンプルです。

    文字数が少ないと、採用担当者に次のように思われることがあるからです。

    • まだ書けるのに記入していない
    • 志望度が低いのでは?
    • 内容が浅いのでは?

    そのため、できるだけ上限に近い文字数まで埋めると良い印象になりやすいです。

    ただし、無理に言葉を増やして文章を長くする必要はありません。
    内容がしっかり伝わることが一番大切です。

  2. 「〇〇文字以上〇〇文字以内」と指定されている場合

    この場合は、下限と上限の両方を守る必要があります。

    例えば
    「200字以上400字以内」のような指定です。

    この場合

    ・199字 → NG
    ・250字 → OK
    ・380字 → OK
    ・401字 → NG

    特に注意したいのは、下限の文字数を下回ることです。

    下限を下回ると、採用担当者から

    • 指示を守れていない
    • 志望度が低い

    と思われる可能性があります。

    そのため、この場合も上限に近い文字数まで埋めると安心です。

文字数指定がないエントリーシートの書き方

  1. 結論:回答欄の理想は9割以上(少なくとも8割)を埋める

    文字数指定がない場合は、“回答欄の9割以上を埋める”
    ことが基本です。

  2. 文字数の目安

    回答欄サイズによりますが

    • 小さい欄:200〜300字
    • 大きい欄:400〜600字

    が目安になります。

エントリーシートの文字数が多すぎる場合

■結論:いらない言葉を減らしましょう

エントリーシートを記載していると、文字数が多くなりすぎることがあります。

そのときは、新しく書き直すのではなく、
いらない言葉を減らすことで文字数を調整できます。

  • 強調する言葉を減らす

    「とても」「すごく」などの言葉は、なくても意味が伝わることが多いです。

    NG:とても大きな達成感を感じました。

    OK:大きな達成感を感じました。

    このように、強調する言葉を減らすだけで文字数を短くできます。

  • なくても意味が通じる言葉を削る

    文章の中には、なくても意味が変わらない言葉があります。

    NG:目標を達成することができました。

    OK:目標を達成しました。

    少し短くするだけでも、文章が読みやすくなります。

  • 同じ内容を書かない

    エントリーシートでは、同じ意味の文章を何度も書いてしまうことがあります。

    NG:私は努力を続けました。そして努力することの大切さを学びました。

    OK:努力を続けることの大切さを学びました。

    同じ意味の内容は、1回にまとめるとスッキリした文章になります。

文字数が足りない場合の改善方法

  1. 結論:エピソードを具体的に書く

    エントリーシートを記入していて、文字数が足りないことがあります。

    そのときに、無理に言葉を増やすのはおすすめできません。

    例えば、同じことを繰り返したり、意味のない言葉を足したりすると、
    読みにくい文章になってしまいます。

    文字数が足りないときは、エピソードをもう少し具体的に記入するようにしましょう。

  2. 文字数を増やす4つのポイント

    文字数を自然に増やすには、次の4つを記載するとよいです。

    • 背景
    • 課題
    • 行動
    • 結果

    この4つを書くと、内容がわかりやすくなり、文字数も自然に増えます。

  3. 文字数を増やす例
    • 改善前

      「私はアルバイトで接客を頑張りました。」

      この文章は短く、内容があまり伝わりません。

    • 改善後

      「私はアルバイト先で接客の改善に取り組みました。
      来客数が減っていたため、お客様への声かけを増やすことを意識しました。
      その結果、お客様との会話が増え、リピーターが増えました。」

      このように、状況や行動、結果を書くと文章が具体的になります。

エントリーシート文字数別の例文

  1. 200字のエントリーシート例文

    私はアルバイト先の売上向上に取り組みました。来客数が減少していたため、お客様への声掛けを増やし、商品説明を丁寧に行うようにしました。また常連客の好みを覚え、提案を行いました。その結果、店舗のリピーターが増え売上が向上しました。この経験から課題に対して主体的に行動する力を身につけました。

  2. 400字のエントリーシート例文

    私が学生時代に力を入れたことは、アルバイト先の売上改善です。私が働いていた店舗では来客数が減少していました。そこで原因を分析すると、お客様とのコミュニケーションが不足していることに気づきました。そこで私は接客方法の改善を提案しました。具体的にはお客様への声掛けを増やし、商品の特徴を説明するようにしました。また常連客の名前や好みを覚え、来店時におすすめ商品を提案しました。その結果、リピーターが増え売上が改善しました。この経験から課題を分析し行動する力の大切さを学びました。

  3. 600字のエントリーシート例文

    私が学生時代に力を入れたことは、アルバイト先の売上改善です。私が勤務していた店舗では来客数が減少しており、売上が落ち込んでいました。原因を分析するためにスタッフと話し合いを行い、お客様とのコミュニケーションが少ないことが課題だと気づきました。そこで私は接客方法の改善を提案しました。具体的には、お客様への声掛けを増やし、商品の特徴を丁寧に説明することを徹底しました。また常連客の好みを覚え、来店時におすすめ商品を提案しました。さらにスタッフ同士で接客の工夫を共有するミーティングも実施しました。その結果、常連客が増え売上の改善につながりました。この経験を通して課題を分析し、周囲と協力しながら解決する力を身につけました。

採用担当者がESの文字数で見ているポイント

エントリーシートでは、内容だけでなく文字数の使い方も見られています。
採用担当者は主に次の3つのポイントを確認しています。

  1. 志望度(本気で応募しているか)

    文字数が少ないと、採用担当者は次のように感じることがあります。

    • まだ書けるのに記入していない
    • 志望度が高くないのでは?

    例えば、400字以内なのに200字くらいしか埋めていない場合です。

    この場合、「もう少し詳しく書けたのでは?」
    と思われることがあります。

    そのため、できるだけ指定文字数の9割以上(少なくとも8割)を埋めると安心です。

  2. 論理性(話がわかりやすいか)

    採用担当者は、文章の内容がわかりやすく整理されているかも見ています。

    例えば、次のような文章です。

    • 何を伝えたいのかがはっきりしている
    • 話の順番がわかりやすい
    • 内容がまとまっている

    このような文章は読みやすく、良い印象を与えます。

  3. 文章力(社会人として必要な力)

    社会人になると、仕事で文章を書く機会が多くあります。

    例えば

    • メール
    • 報告書
    • 企画書

    そのため企業は、エントリーシートを通して基本的な文章力も確認しています。

    例えば次のような点です。

    • 読みやすい文章か
    • 内容がわかりやすいか
    • 無駄な言葉が多くないか

エントリーシートの文字数でよくある失敗例

エントリーシートでは、文字数の使い方を間違えると評価が下がることがあります。
ここでは、就活生がよくしてしまう失敗を紹介します。

  1. 文字数が少なすぎる

    例えば、次のような場合です。
    400字以内 → 150字

    このように文字数が少ないと、採用担当者は次のように感じることがあります。

    • 志望度が高くないのでは?
    • 内容をあまり考えていないのでは?

    まだスペースがあるのに書いていないと、意欲が低い印象になることがあります。
    そのため、できるだけ指定文字数の9割以上を書くことが大切です。

  2. 無理に文字数を増やす

    文字数を増やそうとして、同じ内容をくり返す人もいます。

    例えば
    「努力しました。努力を続けました。努力することを大切にしました。」

    このような文章は、内容が薄く見えてしまいます。

    文字数を増やすときは、具体的なエピソードを記載することが大切です。

  3. 文字数をオーバーする

    指定された文字数を超えてしまうのもよくある失敗です。

    例えば
    400字以内なのに420字

    この場合、採用担当者に

    • 指示を守れていない
    • 文章をまとめる力が弱い

    そのため、必ず文字数を確認してから提出しましょう。

  4. 長いだけで内容が薄い

    文字数が多くても、内容が薄い文章は評価されません。

    例えば

    • 同じ話を何度も書く
    • 具体的な内容がない

    このような文章は、読みにくくなってしまいます。

    大切なのは、文字数を増やすことではなく、内容をわかりやすく伝えることです。

就活で評価されるエントリーシートの書き方

  1. 結論:PREP法で記入するとわかりやすい

    エントリーシートは、
    PREP法という文章の書き方を使うと読みやすくなります。

    PREP法とは、話の順番を整理して書く方法です。
    この順番で書くと、伝えたいことが相手にわかりやすく伝わります。

  2. PREP法の基本の形

    PREPは次の4つの言葉の頭文字です。

    • P(Point)結論

      最初に伝えたいことを書きます。

    • R(Reason)理由

      なぜそう思うのか理由を書きます。

    • E(Example)具体例

      自分の経験やエピソードを書きます。

    • P(Point)まとめ

      最後にもう一度結論を書きます。

  3. PREP法の簡単な例

    例:アルバイトの経験を記載する場合

    • 結論

      私はアルバイトで接客の改善に力を入れました。

    • 理由

      なぜなら、
      お客様とのコミュニケーションを増やすことが大切だと考えたからです。

    • 具体例

      そこで私は、お客様への声かけを増やし、商品の説明を丁寧に行いました。

    • まとめ

      その結果、お客様との会話が増え、リピーターが増えました。

  4. PREP法を使うメリット

    PREP法を使うと、次のような良い点があります。

    • 何を伝えたいのかがわかりやすい
    • 文章が読みやすくなる
    • 内容が整理される

    そのため、エントリーシートを記載するときは、
    PREP法の順番を意識すると評価されやすい文章になります。

よくある質問(Q&A)

Q1. ESは文字数ぴったりが良い?

A1. ぴったりでなくても問題ありません。ただし、理想は指定文字数の9割以上(少なくとも8割)を書くのが理想です。

例えば、400字以内の場合は360〜400字程度でまとめるとよいでしょう。

Q2. 文字数が少なくても通過する?

A2. 文字数が少なくても通過することはあります。しかし、文字数が少なすぎると

  • 志望度が低い
  • 内容が薄い

と思われることがあります。そのため、できるだけ文字数はしっかり意識することが大切です。

Q3. 文字数オーバーしたらどうなる?

A3. 指定された文字数を超えると、

  • 指示を守れていない
  • 文章をまとめる力が弱い

と思われる可能性があります。提出前に必ず文字数を確認するようにしましょう。

Q4. 文字数指定がない場合はどうする?

A4. 文字数指定がない場合は、理想は回答欄の9割以上(少なくとも8割)を目安に書くとよいです。空白が多いと、「内容が少ない」と思われることがあります。

Q5. エントリーシートは長いほど良い?

A5. 長ければ良いわけではありません。大切なのは

  • 内容がわかりやすい
  • 具体的なエピソードがある

ことです。読みやすくまとめることが重要です。

Q6. エントリーシートは何文字くらいが多い?

A6. 企業によって違いますが、次の文字数がよく使われます。

・200字
・300字
・400字
・600字

特に400字の質問は多くの企業で使われています。

Q7. 文字数が足りない場合はどうすればいい?

A7. 文字数が足りないときは、次の内容を追加すると記入しやすくなります。

  • なぜその行動をしたのか
  • どんな工夫をしたのか
  • その結果どうなったのか

このようにエピソードを具体的に書くと、自然に文字数が増えます。

Q8. 手書きのエントリーシートでも文字数は同じ?

A8. 基本的な考え方は同じです。手書きの場合も

  • 指定文字数を守る
  • できるだけ欄を埋める

ことが大切です

まとめ

エントリーシートの文字数は評価に影響します。

重要ポイントは以下の通りです。

  • 指定文字数の理想は9割以上(少なくとも8割)を埋める
  • 下限がある場合は必ず守る
  • 文字数指定がない場合は回答欄の9割以上(少なくとも8割)を埋める
  • 文字数が多い場合は文章を整理する
  • 文字数が少ない場合はエピソードを具体化する

エントリーシートは就活の第一関門です。
文字数を意識して、読み手に伝わる内容を作りましょう。

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