【転職】営業成績が悪いとき、職務経歴書でアピールする方法

転職活動をするさい、営業成績が悪いために職務経歴書でどのようにアピールしたら良いか悩む人は多いようです。
営業成績の悪い人が、職務経歴書でやりがちな書き方はどのようなものでしょうか?
営業成績が悪いとき、職務経歴書で上手にアピールする方法や、気をつけたいことも知りたいものです。
本ブログは、営業成績が悪いとき、職務経歴書でアピールする方法などについて解説します。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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営業成績の悪い人が職務経歴書でやりがちな書き方
営業成績の悪い人が、転職活動のために職務経歴書を作成するさいに、やりがちな書き方があります。あるいは、営業成績が良い人でも、アピールする内容を間違えて失敗する人は、少なくありません。
営業成績の悪い人が、転職活動のために職務経歴書を作成するさいに、やりがちな書き方は次のようなものです。
- 職務経歴書の職務経歴で担当した業務を書いてあるだけで、営業成績につながる具体的な営業活動がわからない
職務経歴には担当業務が並べて記載してあるが、その業務で具体的にどのような行動をとっていたか記載していないと、本人が営業活動をしている姿が想像できません。
- どのような顧客に何の商材をどれくらい売り上げていたか、新規・既存顧客の割合といった営業活動のスケールがわからない
職務経歴で、顧客のプロフィール、取扱商材・提供するサービスと単価、担当エリア、新規・既存顧客の割合やアプローチといった営業スタイルなどがあいまいになっていると、本人の営業活動のスケールが、採用担当者や面接官に良くわかりません。
- 営業成績は記載してあるがそれがどれほどのものかわからない
営業成績が悪い場合でも、ある期間を切り取ればそれなりに実績を上げていることがあります。たとえば○○年度上期は予算達成率110%だったとか、あるいは、○○年度の売上強化月間に支店長表彰を受賞とかいうものです。
これらのような営業成績が自分としてアピールできるものを思い浮かべて、全て職務経歴書に書きまくるのが通常です。
あるいは営業成績を多少盛ったからといってバレることはないと、高を括って虚偽の申告をする人もいるかも知れません。
営業成績は、そのときの取り巻く経済状況や上司のサポート、顧客側の事情などにより大きく影響するものですから、採用担当者や面接官はこれらの営業成績だけを見て、合否を決めているわけではありません。
- 営業成績が悪いために、アピールできる実績に自信がなく、抽象的な言葉だけである
営業成績が悪いとアピールする実績がないためについ抽象的な言葉を職務経歴書に記載してしまいます。
「成果を出すために全力をつくした」「顧客との信頼構築につとめた」「毎日頑張った」などが並んでいると余程目立った実績がないのだろうと、採用担当者や面接官は考えてしまいます。
全力をつくした行動とは何だったのか、どのように信頼関係を構築したのか、何を頑張ったのか具体的な行動を知りたいのです。
営業成績が悪いとき、職務経歴書で上手にアピールする方法
営業成績の悪い人が職務経歴書を魅力的に見せるためには、上記の職務経歴書でやりがちな書き方を理解してください。
そのうえで採用担当者や面接官から「この人なら会社に貢献してもらえそう」と思わせるような、職務経歴書を作成することが肝心です。
- 営業活動のスケールがわかるようにする
職務経歴書には、本人の営業活動のスケールが想定できるように記載することが大切です。
採用担当者や面接官は、自社の営業スタイルと応募者の営業経験が合っているかを見ています。例えば、B to Bと、B to Cでは営業の内容が全く異なります。
営業スタイルなどがあいまいになっていると、本人の営業活動のスケールが、採用担当者や面接官に良くわかりません
① 顧客のプロフィール(個人ならば、性別・年代・所得階層・生活実態など、法人ならば、業界・企業規模・顧客窓口など)
② 取扱商材・提供するサービスと単価
③ 担当エリア
④ 新規・既存顧客の割合やアプローチ方法
⑤ 予算・売上規模これらが明確になっていると、本人の営業活動のスケールがわかりやすくなります。
- 営業成績は、自分として誇れるものを記載する
営業成績は、自分として誇れるものを記載しましょう。
ですが、営業成績は、上記のように、そのときの取り巻く経済状況や上司のサポート、顧客側の事情などにより大きく影響しますから、企業は営業成績だけを見て、合否を決めているわけではありません。
たとえ営業成績に誇れるものがあっても、それが応募先企業で再現性がなければ意味がありません。個人消費者向けの営業で成果を上げても、法人向けの営業ができるかはわかりません。
- 営業成績を上げるための行動を記載する
営業成績を上げるために、本人がどのような行動を取っていたかが、実績よりも大切です。
営業成績が悪いなかでも、「○○のような行動を継続することで、前期よりも売上(利益)を○%伸長することができた」、これが大切です。営業成績を伸ばすために他の人とは異なる工夫・改善をしたことといったような具体的な行動を記載することで、採用担当者や面接官は再現性を確認することができます。
このような説明や根拠を職務経歴書にぜひとも記載してください。
- 営業成績を向上させる上で困難があれば、困難を克服した行動を記載する
営業活動をする上で、困難な状況に置かれたさいに、どのような行動を取って困難を克服したかについても記載しましょう。
学生時代の就活の面接で「頑張ったこと」を説明するときに、困難だったことと、困難の解決方法を訊かれたことと思いますが、同じようなことです。
困難をあきらめることなく立ち向かえることも、大きなアピールとなります。
- 営業活動をするうえでの信念を伝える
営業活動をする上で、自分なりの信念を伝えましょう。
直ちに実績に結びつかなくても愚直なまでに自分として「毎日これだけは必ず実行する」ことがあれば、職務経歴書に記載して印象付けましょう。このときはなぜそうしているのか理由を答えられるようにしてください。
- マネジメント経験があればアピールする
職務経歴書でアピールできるものは、営業成績だけではありません。
少人数であってもチームリーダーを経験したことがある人は、マネジメント経験を記載しましょう。
このときは、チームの人数や、新人教育、上司や部下からの評価などを記載することでマネジメント能力を伝えることができます。
営業成績が悪いとき職務経歴書でアピールするさいに気をつけたいこと
営業成績が悪いとき職務経歴書でアピールするさいに気をつけたいことがあります。
- 営業成績を盛らない
営業成績が悪いと、どうせわからないだろうと、営業成績を盛ろうとする人がいます。
確かに「対前年比売上○%アップ」「予算比○%増」などと書いても面接官にはそれが本当かどうかわかりません。
ですが、面接官がみているのはそのような数字ではなく、結果を出すための行動です。成績を上げるために何をしたか、について深く突っ込まれると答えられなくなってバレてしまうことになりかねません。
ですから、営業成績を盛らないことをお勧めします。
- 誤字・脱字に注意する
せっかく職務経歴書を上手にまとめても、誤字・脱字があれば印象が良くありません。
「職務経歴書の内容をきちんと読み返していない」「注意力が足りない」人と捉えられ、志望度が低い、と思われてしまうでしょう。
書き上げた職務経歴書を、声を出して読み上げることで、誤字・脱字に気づきやすくなります。
まとめ
営業成績が悪いとき、職務経歴書でアピールする方法などについて考えてみます。
営業成績の悪い人が、転職活動のために職務経歴書を作成すると、やりがちな書き方が4つあります。
- 職務経歴書の職務経歴で担当した業務を書いてあるだけで、営業成績につながる具体的な営業活動がわからない
- どのような顧客に何の商材をどれくらい売り上げていたか、新規・既存顧客の割合といった営業活動のスケールがわからない
- 営業成績は記載してあるがそれがどれほどのものかわからない
- 営業成績が悪いために、アピールできる実績に自信がなく、抽象的な言葉だけである
営業成績の悪い人が職務経歴書を魅力的に見せるためには、「この人なら会社に貢献してもらえそう」と思わせるよう、次のように職務経歴書を作成することが肝心です。
- 営業活動のスケールがわかるようにする
- 営業成績は、自分として誇れるものを記載する
- 営業成績を上げるための行動を記載する
- 営業成績を向上させる上で困難があれば、困難を克服した行動を記載する
- 営業活動をするうえでの信念を伝える
- マネジメント経験があればアピールする
営業成績が悪いとき、職務経歴書でアピールするさいに気をつけたいことは次の2つです。
- 営業成績を盛らない
- 誤字・脱字に注意する
以上、営業成績が悪いとき、職務経歴書でアピールする方法などについて解説しました。
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