【就活】インターンシップを「ぶっち」した!影響と対応は?

2025.05.31 更新
次 » « 前
アイキャッチ画像

インターンシップを事情により「ぶっち(無断欠席・ドタキャン)」した後で、どうしようと悩む学生は多いようです。

せっかく申し込んだインターンシップはぶっちしないことが一番ですが、それでもぶっちしてしまったときの影響や、その後の対応方法を知りたいものです。

本ブログでは、インターンシップをぶっちしたときの影響と対応などについて解説します。

*2025年卒から従来インターンシップと呼ばれたものは、「オープン・カンパニー 」「 キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ 」「高度専門型インターンシップ(大学院生向け)」の4つのタイプに分けられました。

「オープン・カンパニー 」「キャリア教育」はインターンシップと称されなくなりましたが、企業や業界、仕事について知る機会として活用することができますので、本ブログでは、便宜上このタイプを含めてインターンシップとして解説しています。

就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。

本サイト「キャリア育みファ―ム」を読んでいただければ、就活の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. インターンシップを「ぶっち」する理由
  2. インターンシップを「ぶっち」する影響
  3. インターンシップを「ぶっち」したときの対応
  4. インターンシップを「ぶっち」したときの連絡方法
  5. まとめ

インターンシップを「ぶっち」する理由

「ぶっち」とは、授業やアルバイトなど出席しなければいけないものを、勝手に休むことや、一方的に連絡を絶つことを意味する言葉で「ぶっちぎる」の略です。

ここから転じて、「約束をやぶる」「無視する」という意味でも使われるようになった学生用語です。

就活では、インターンシップや会社説明会、筆記試験、面接などを無断欠席・ドタキャンする場合に「ぶっち」がよく使われています。

インターンシップのぶっちは、「風邪をひいて熱がある・寝坊した・実施日を勘違いしていた」といったような自己管理を怠った場合や、「学業(授業、ゼミ)に参加・家庭の事情」といったやむを得ない事情、「第一志望の会社ではないから・参加したけど面白くなかった」などの意欲の低下などが挙げられます。

理由は何であれ、インターンシップをぶっちすることは常識に欠ける行為であり決してやってはいけないことです。

インターンシップを「ぶっち」する影響

それでは、インターンシップをぶっちすると、どのような影響があるでしょうか。

  1. インターンシップのぶっちが会社に与える影響

    インターンシップのぶっちが会社に与える影響は次の通りです。

    • 不測の事態を心配する

      学生からぶっちされると、まずは事故など不測の事態が起きて連絡ができないのかと心配してしまいます。電話しても連絡がつかないとさらに心配するものです。

    • グループワークの再編成が必要となる

      ぶっちして欠員が生じると、グループの人数を再編成する必要が生じることがあります。多くの学生がぶっちすると、グループワーク自体が成り立たなくなる可能性もありますから、他の学生にも迷惑がかかることになります。

    • インターンシップが中止となる

      ドタキャンを含めた欠席者が多いと、インターンシップを開催してもコスト的にも見合わないとして中止になる可能性があります。

      会社はインターンシップに労力と時間、お金をかけていますから、ぶっちは多大な迷惑行為であることを認識する必要があります。

  2. インターンシップのぶっちが学生に与える影響

    インターンシップのぶっちが学生に与える影響は、就活の選考です。

    • 選考に影響を少なからず与える

      インターンシップをぶっちすると採用担当者からの印象は良くありません。これから社会に出る人としてインターンシップでぶっちすることは、信用を失う行為だからです。

      どのようなインターンシップであっても、ぶっちした学生の名前は確実にチェックされていると考えた方が良いです。

      ぶっちした後の就活で応募することは可能であり、ぶっちしたから不合格となるとは決まっていません。ですが、同レベルの学生がいた場合、インターンシップをぶっちしていない人を選ぶでしょう。

    一方で、親や大学に連絡がいくかも知れない、他企業にぶっちの情報が伝わるかも知れない、損害賠償されるかも知れない、といった心配は無用です。

    • 親や大学に連絡がいくことはない

      インターンシップをぶっちしたからといって、親や大学のキャリアセンターに連絡がいくことはありません。

      インターンシップは学生が任意に申し込むものであり、親や大学とは関係ないからです。

      ですが、事故等不測の事態を心配する会社は、安否確認のために親に連絡することがあるかも知れません。

    • 他企業とぶっちの情報を共有されることはない

      ぶっちすると、「ブラックリスト入りする」「他企業にもぶっちがバレる」とのうわさがありますが、このような事実はありません。

      個人情報は法律によって保護されていて、企業間での情報の共有および交換はできないようになっています。

    • 損害賠償されることはない

      ぶっちすると、会社はインターンシップに労力と時間、お金をかけているために、損害賠償されるのでは、との懸念は心配ありません。

      会社はそのようなことで損害賠償する暇はありません。

インターンシップを「ぶっち」したときの対応

インターンシップをぶっちしても他社への就活に影響はありませんが、これから社会人となる学生にとってぶっちはマナー違反であり、決して行ってはいけない行為です。

一方で、ぶっちしてしまったことは元に戻りませんが、できるだけ早く電話で謝罪することが大切です。

社会人となっても仕事のうえで、相手に対して謝罪しなければならないケースは生じます。

インターンシップの担当者から叱られるでしょうが、自分が行ったことの責任をとっていさぎよく謝罪してください。

社会人となるならば自分に非があれば、おわびと共に責任を取ることは、あたりまえのことです。

そして、これを教訓に次からは絶対にブッチしないように深く反省しましょう。

インターンシップを「ぶっち」したときの連絡方法

インターンシップをぶっちしたときの連絡方法について説明します。

  • 電話で謝罪する

    インターンシップをぶっちしたときは、メールではなく、できるだけ早く電話で謝罪してください。

    電話は、企業の就業時間内にかけることが基本です。終業時刻後、どうしても当日中に電話をかける場合は、残業時間帯(終業時刻後1時間程度)としましょう。

    事情により当日に電話できないときは、翌日の早い時間に電話してください。

    電話の後で改めてメールで謝罪すると誠意が伝わります。

  • ぶっちした理由を伝える

    ぶっちした理由をインターンシップ担当者に伝えてください。

    ぶっちした理由は、①体調不良など自己管理を怠った場合、②やむを得ない事情、③参加意欲の低下などがあります。

    体調不良や、インターンシップ申し込み後にゼミなど学業が入って重なった、家庭の事情といったやむを得ない事情の場合は、企業の担当者に納得してもらいやすいです。休む理由は長々と説明せずに簡潔に伝えてください。

    一方で、朝寝坊や実施日の勘違いなどの自己管理不足、他社のインターンシップと重なる、インターンシップ参加の興味を失ったなど意欲の低下などの理由は、そのまま伝えると担当者に納得してもらうのは難しいでしょう。

    この場合は、体調不良や学業(授業、ゼミ)に参加といった理由とすることをお勧めします。

  • どうしても別の機会のインターンシップに参加したい場合は、会社まで出向く

    ぶっちした会社の別の機会のインターンシップに改めて参加することは、基本的に難しいです。

    ですが、体調不良などでぶっちしたけれど本意ではなく、別の機会のインターンシップにぜひとも参加したい場合があります。

    そのようなときは会社を訪問し、インターンシップの担当者に対面で謝罪すると誠意が伝わります。

    会社を訪問するさいは、先方へ事前に電話かメールでアポイントを取ってください。

    当日はマナーにのっとり私服ではなくスーツ着用とし、謝罪とともにインターンシップ参加への意欲を伝えてください。

まとめ

インターンシップをぶっちしたときの影響と対応について考えてみます。

「ぶっち」とは、授業やアルバイトなど出席しなければいけないものを、勝手に休むことや、一方的に連絡を絶つことを意味する言葉で「ぶっちぎる」の略です。

ここから転じて、「約束をやぶる」「無視する」という意味でも使われるようになった学生用語です。

インターンシップのぶっちは、その理由は何であれ、常識に欠ける行為であり決してやってはいけないことです。

インターンシップをぶっちすると会社と学生にとって影響があります。

会社にとっての影響は、次の3つです。

  • 不測の事態を心配する
  • グループワークの再編成が必要となる
  • インターンシップが中止となる

学生にとっての影響は、就活の選考です。

  • 選考に影響を少なからず与える

一方で、以下の3つについて心配する必要はありません。

  • 親や大学に連絡がいくことはない
  • 他企業とぶっちの情報を共有されることはない
  • 損害賠償されることはない

インターンシップをぶっちしたときの連絡方法は次の通りです。

  • 電話で謝罪する
  • ぶっちした理由を伝える
  • どうしても別の機会のインターンシップに参加したい場合は、会社まで出向く

以上、インターンシップをぶっちしたときの影響と対応について解説しました。

最後に、キャリア育みファームでは、面接の必勝マニュアル「就活面接必勝法」を販売しています。

もちろん履歴書やエントリーシートの自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。

会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。

面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。

具体的な面接ノウハウが満載のマニュアルです。「なるほど、このようにすればいいのか」と理解して準備すれば、自信を持って面接に臨むことができ、ライバルからグンと抜け出すこと請け合いです。ぜひ、以下のページで詳細をご覧ください。

その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。

0 件のコメント

お気軽にコメントください
新しいコメント
はい
いいえ
OK