【就活・転職】面接は靴で落とされる?選び方と手入れは?

2025.04.15 更新
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面接に履く靴で落とされることはあるのか、心配する人は多いようです。

はたして面接において靴で落とされることはあるのでしょうか?

面接を受けるにあたっての靴の選び方や手入れは、どうしたら良いでしょうか?

面接の靴で気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、面接は靴で落とされるか、及び靴の選び方と手入れなどについて解説します。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 面接に履く靴で落とされることはあるか
  2. 面接に適した靴の選び方
  3. 私服での面接に適した靴の選び方
  4. 面接を受けるにあたっての靴の手入れ
  5. 面接の靴で気をつけたいこと
  6. まとめ

面接に履く靴で落とされることはあるか

面接において靴で落とされることはあるのか探ってみます。

結論として、面接において靴で落とされることはありません。

ですが、面接にふさわしくない靴を履いている、汚れているなど悪目立ちすると、「面接という場がわかっていない」「清潔感に欠ける」と判断されて、マイナス評価されてしまいます。

マナーに沿った、清潔感のある靴の応募者と、面接にそぐわない靴で、汚れが目立つ応募者ではどちらが好印象なのか、おのずとわかると思います。

就活や転職活動では、スーツやインナーなどの服装や髪型に気をつかっていても、靴はそれほど目立たないからと気にしない人がいます。

面接では、入室から退室までの行動を見られています。靴は意外と面接官からよく見えるものです。

靴についても面接にふさわしく清潔感のあるものを履くように心がけましょう。

靴で落とされることはないものの、好印象を与えるためには靴にも気を配ることが大切です。

面接に適した靴の選び方

面接を受けるにあたって、靴で落とされることはありませんが、面接にふさわしい靴を選びたいものです。ここでは、どのような靴が適しているか男女別に説明します。

  1. 男性の面接にふさわしい靴
    • 靴の色

      黒色またはこげ茶色の革靴が適しています。

      就活では、着用するリクルートスーツが黒色で、カバンも黒色が多いためコーディネートに統一感が出るように黒色の革靴が定番です。

      転職活動で、黒色またはこげ茶色か迷ったときはカバンの色に合わせると洗練された印象となります。明るい茶色はカジュアルな印象を受けますから避けてください。

    • 靴のデザイン

      デザインは、紐付きで装飾の少ないつま先の丸いシンプルな靴とします。

      つま先が尖った靴はファッション性が高いため面接には不向きです。

      革靴は「内羽根式」の「ストレートチップ」が最適とされていますが、「外羽根式」や「プレーントゥ」、「Uチップ」のデザインでもかまいません。

      一方で、紐無しのものやウイングチップ、ローファーは避けた方が良いでしょう。

      *内羽根式:ハトメ(靴ひもを通す穴)部分の革のことを「羽根」と呼びます。「内羽根式」とは、羽根が甲の部分と一体、または甲の前部分の革に入り込んでいるので全開しません。

      *外羽根式:ハトメの部分が甲の上に乗っているような状態の靴で、羽根が全開します。

      *「ストレートチップ」:つま先の辺りに切り替えのデザインが施されていて、その切り替えが横一文字(ストレート)になっている靴です。

      *プレーントゥ:つま先に切り替えがないデザインの靴です。

      *Uチップ:つま先の切り替えがU型になっている靴です。

      *ウイングチップ:つま先の切り替えが「W」のようになっている靴です。切り替えのつま先側に「メダリオン」と呼ばれる穴装飾があるのが特徴です。

      *ローファー:靴紐のないスリッポンタイプの靴です。カジュアルな雰囲気を醸し出します。

    • 靴下

      靴下は黒や濃紺の色で、無地のものとします。丈はふくらはぎよりも長いものかハイソックスとします。

      スニーカーソックスといったくるぶし丈の靴下は、パンツの裾から地肌が見えてしまうため避けてください。白い靴下もスーツ着用では履きません。

  2. 女性の面接にふさわしい靴
    • 靴の色

      就活で靴の色はリクルートスーツが黒のため、革靴で黒のパンプスが定番です。

      転職活動では黒のパンプスが基本ですが、紺、こげ茶、ベージュ、グレーなど落ち着いた色ならかまいません。スーツの色と合わせると良いでしょう。

      毛羽立ったスウェードや光沢のあるエナメル素材の靴はカジュアルな印象を与えるために避けてください。

    • 靴のデザイン

      派手なものではなく、シンプルなプレーンのパンプスとします。足の甲が低くパンプスが脱げやすい人はストラップ付きの靴でも大丈夫です。

      ストラップ付きは、金融や公務員など堅い業界の一部では好まれないことがありますから、脱げやすい人は中敷きや靴用パッドで調整すると良いです。

      ストラップでも足首固定のアンクルストラップや、かかとが見えるバックストラップ、つま先が見えるオープントウパンプスは、派手な印象があるため面接では避けてください。

    • ヒール

      面接では3~5cmの高さのヒールが適しています。ヒールのかたちは太めで安定感のあるものとします。

      ピンヒールやウェッジソールはファッション性が高いため使用しないでください。

      また、パンプスのヒール部分をなくしたフラットシューズ(ぺたんこパンプス)もカジュアルな印象を与えるために避けてください。

    • 靴下

      肌色に近いベージュのストッキングを着用してください。黒や装飾してあるストッキング、カラータイツは面接に適していません。パンツスタイルでも靴下ではなく、ストッキングとしてください。

      伝線したときのためにカバンに予備のストッキングを忍ばせておくと良いでしょう。

私服での面接に適した靴の選び方

応募先企業の指定により、私服で面接を受けることがあります。面接を受けるにあたって、靴で落とされることはありませんが、TPOを理解しているかチェックされますから、注意が必要です。

この場合は、どのような靴がふさわしいのか男女別に説明します。

  1. 男性の面接にふさわしい靴

    面接で私服を指定された場合は、ビジネスカジュアルが適しています。ビジネスカジュアルは「取引先への訪問にも対応できるカジュアルな服装」のことです。

    ビジネスカジュアルでも革靴を基本として、スーツ着用のさいと同じ黒や、その他こげ茶の紐付きの革靴ならば間違いありません。私服でも、面接というフォーマルな場であることを意識することが大切です。

    私服の面接においてもローファーはあくまでカジュアルな靴であるため、企業によって判断が分かれています。不安な場合は避けたほうが無難です。

  2. 女性の面接にふさわしい靴

    私服の指定では、男性と同じビジネスカジュアルが適しています。

    靴はスーツ着用のさいと同じくシンプルなパンプスとし、服装に合わせて黒以外にも紺、こげ茶、ベージュ、グレーなどの落ち着いた色を選びましょう。ヒールは3~5センチで高すぎないものを選びましょう。

    私服でも、面接というフォーマルな場であることを意識してください。

    私服の面接ではローファーを選ぶ人もいますが、ローファーはあくまでカジュアルな靴であるため、企業によって判断が分かれています。不安な場合は避けたほうが無難です。

面接を受けるにあたっての靴の手入れ

面接を受けるにあたって、靴で落とされることはありませんが、汚れている靴は印象が良くありません。

ここでは、革靴の手入れの方法を説明します。

  • 面接が終わり帰宅したら靴用ブラシで汚れ・ホコリを落とし、乾燥させるために直射日光の当たらない風通しの良い場所に置いてください。風通しが悪い場所では湿気によりカビが生えることや臭うこともあります。

    就活や転職活動で面接が続くことが予想される場合は、革靴を2足用意して交互に履くと長持ちします。

  • 面接が雨の日ということがあります。そのような場合は、事前に防水スプレーをかけておきましょう。

    面接後に帰宅したら水分を乾いた布で拭き、その後新聞紙を革靴の中に入れ、風通しの良い日陰で干します。水分が多い場合は、新聞紙をこまめに取り換えてください。

    乾燥したら靴クリームで磨き、防水スプレーで保護します。

  • 月に1回は汚れを落とし、靴クリームで磨いておくと良いでしょう。

面接の靴で気をつけたいこと

面接を受けるにあたって、次のような靴で気をつけたいことがあります。

  • 傷んでいる靴は履かない

    靴底やかかと、ヒールがすり減っている、傷、カビの跡がついていると意外と目立つものです。服装には注意を払っても靴の傷みは見落としがちです。

    だからといって靴で落とされることはありませんが、身だしなみを意識していない、くたびれた印象を受けてしまします。

    そのような場合は、就活や転職活動用に新しいものを用意すると良いでしょう。

  • 私服の指定を受けたときでもスニーカーは不可

    企業から私服の指定があったときでも、面接というビジネスシーンにふさわしい恰好ができているかを見られています。

    ビジネスの場面ではカジュアル性の高いスニーカーを履きませんから、避けてください。

    アルバイトでもスーツ着用の指定があったときや、教育産業など堅い職業の場合はスニーカーを控えたほうが良いですが、飲食店・コンビニのアルバイトの面接ならばスニーカーでも問題はありません。

  • 面接に履く靴を間違えたときはあわてない

    面接に遅刻しそうだとあわてて自宅を出ると、用意した靴を履き忘れて、別の靴を履いてしまうことがあります。

    そのようなときは、最寄りのシューズショップで購入するか、それが無理ならば面接官に靴を間違えたことを正直に伝えてください。

    「そそっかしい」「余裕を持って行動できない」のような印象を持たれてしまいますが、靴で落とされることはありません。面接での受け答えで挽回するようにがんばりましょう。

まとめ

面接は靴で落とされるか、及び靴の選び方と手入れになどについて考えてみます。

面接の靴で落とされることはありません。ですが、面接にふさわしくない靴を履いている、靴が汚れているなど悪目立ちすると、「面接という場がわかっていない」「清潔感に欠ける」と判断されて、マイナス評価されてしまいます。

男性の面接にふさわしい靴は次の通りです。

  • 色は就活では黒色、転職活動では黒色またはこげ茶色の革靴
  • デザインは、紐付きで装飾の少ないつま先の丸いシンプルな靴
  • 靴下は黒や濃紺の色で、無地のもの。丈はふくらはぎよりも長いものかハイソックス

女性の面接にふさわしい靴は次の通りです。

  • 色は、就活では革靴で黒のパンプスが定番。転職活動では黒のパンプスが基本ですが、紺、こげ茶、ベージュ、グレーなど落ち着いた色ならかまわない
  • デザインは、派手なものではなく、シンプルなプレーンのパンプス
  • ヒールは3~5cmの高さ。ヒールのかたちは太めで安定感のあるもの
  • 靴下は、肌色に近いベージュのストッキング

男性の私服での面接にふさわしい靴は次の通りです。

  • 面接で私服を指定された場合は、ビジネスカジュアルとして、スーツ着用のさいと同じ黒や、その他こげ茶の紐付きの革靴ならば間違いない
  • ローファーはあくまでカジュアルな靴であるため、企業によって判断が分かれる。不安な場合は避けたほうが無難

女性の私服での面接にふさわしい靴は次の通りです。

  • ビジネスカジュアルとして、靴はスーツ着用のさいと同じくシンプルなパンプスとし、服装に合わせて黒以外にも紺、こげ茶、ベージュ、グレーなどの落ち着いた色。ヒールは3~5センチで高すぎないもの
  • ローファーはあくまでカジュアルな靴であるため、企業によって判断が分かれる。不安な場合は避けたほうが無難

面接において、靴で落とされることはありませんが、汚れている靴は印象が良くありません。

革靴の手入れの方法は次の通りです。

  • 面接が終わり帰宅したら汚れ・ホコリを落とし、乾燥させるために直射日光の当たらない風通しの良い場所に置く
  • 面接が雨の日の場合は、事前に防水スプレーをかけておく

    帰宅したら水分を乾いた布で拭き、その後新聞紙を革靴の中に入れ、風通しの良い日陰で干す。乾燥したら靴クリームで磨き、防水スプレーで保護する

  • 月に1回は汚れを落とし、靴クリームで磨いておく

面接を受けるにあたって、次のような靴で気をつけたいことが3つあります。

  • 傷んでいる靴は履かない
  • 私服の指定を受けたときでもスニーカーは不可
  • 面接に履く靴を間違えたときはあわてない

以上、面接は靴で落とされるか、及び靴の選び方と手入れについて解説しました。

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