【転職】面接で、在職中の会社を表現する適切な言い方は?

2024.08.10 更新
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転職の面接では、在職中の会社を表現するのにどのような言い方が適切か、わからなくて悩む人は多いようです。

面接で在職中の会社を表す適切な言い方はどのようなものでしょうか?

本ブログは、面接で、在職中の企業を表現する適切な言い方を解説します。

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目次
  1. 在職中の会社を表現する言い方
  2. 面接で在職中の会社の言い方では、弊社、当社、自社、我が社は使わない
  3. 面接で、在職中の会社を表現する適切な言い方
  4. 応募先の企業を何と呼ぶか
  5. まとめ

在職中の会社を表現する言い方

面接において、在職中の会社を表現する適切な言い方を考える前に、在職中の会社の一般的な言い方にはどのようなものがあるのか探っています。

在職中の会社について、自分の会社内で使用するときと、会社外で使用するときとでは言い方が変わります。

ここでは在職中の会社を表現する良く使われる言い方で、それらの意味を説明します。

  • 弊社

    「弊社」は主に社外の人に対して、在職中の企業をへりくだって表現するときに使います。社内の人との会話では使われません。

    対面や電話での会話、メールや手紙では「弊社」が使われます。

    「弊社」の「弊」は、やぶれるとか、疲れるという意味です。

  • 当社

    「当社」は在職中の企業について述べる時に使用する丁寧語です。主に社内の人に対して、社内会議などのきちんとした雰囲気の場で使われます。社外の人に対してもシーンによっては使われています。

    当社の「当」とは、「この」「その」という、会話のさなかにあるものを指しています。

    ホームページや採用パンフレット、会社説明会では、「当社の求める人材は・・・」のように使用されることが多いですが、これは企業が不特定多数の人に対してへりくだる関係ではないことから「当社」が使われています。

  • 自社

    「自社」は、「自分の会社」の「自」と「社」を抜き取った言葉です。「当社」と同じく社内で使用されますが、当社と比べて丁寧さがありません。

  • 我が社

    「我が社」も「自社」と同じく社内で使われます。

    「我が」という言葉には、「話し手と関係が深く、親しみや誇りを感じているさまを表す」という意味があります。すなわち、「我が社」という言葉は、「話す人の会社に対する誇り」が含まれた表現と言えます。

    そのため、社長や役員などの地位にある人が使うのが相応しく、若手社員が用いるのは不自然ですので注意しましょう。

以上が、在職中の会社を表現する一般的な言い方です。

面接で在職中の会社の言い方では、弊社、当社、自社、我が社は使わない

実は、上記のような会社を表現する一般的な言い方は、面接では使いません。

面接において在職中の会社の言い方では、「弊社」、「当社」、「自社」「我が社」は使用しない理由を説明します。

  • 「弊社」については、取引先・顧客に対して在職中の企業をへりくだる言い方であり、立場が同等以上の相手に使うことに慣れているために面接でつい言ってしまいそうです。

    ですが、面接を受ける企業は、在職中の企業の取引先や顧客ではありません。また、在職中の企業を代表して面接を受けているわけではなく、あくまで一個人としての面接です。

    ですから、「弊社」の使用は禁止です。

  • 「当社」「自社」は、在職中の企業の社員間で使われる言葉(「当社」は、不特定多数の人に対しても使用)であり、面接には適当ではありません。
  • 「我が社」も在職中の企業の社員間で使われる言葉であり、しかも地位にある人が使うのが相応しく、若手社員が用いるのは不自然です。面接にはそぐわないです。

面接で、在職中の会社を表現する適切な言い方

それでは、面接において、在職中の会社を表現する適切な言い方は何か探ってみます。

面接を受けるということは、在職中の企業を代表しているのではなく、個人的な行動です。また、応募先を立てるためにへりくだる必要もありません。

ですから、面接では在職中の企業を「弊社」、「当社」、「自社」、「我が社」ではなく、わかりやすく単純に、「現在の勤務先」「現在の職場」「現職」としても問題ありません。

履歴書や職務経歴書などでは文字数の制限もありますから、「現職」が適切です。

なお、離職している場合は、「前職」とします。

応募先の企業を何と呼ぶか

在職中の企業を表現する言い方以外にも、応募先の企業の呼び方も知っておきましょう。

応募先は敬語を使って表現しますが、会社説明会や面接などでの話し言葉は「御社」、履歴書、エントリーシート、メールなどの書き言葉では「貴社」と呼びます。

面接では「貴社」、履歴書など書き言葉では「御社」を使う人が見受けられますが、誤りです。ビジネスマナーがわかっていないと思われますから気をつけてください。

まとめ

面接で、在職中の会社を表現する適切な言い方を考えてみます。

在職中の会社のことは、自分の会社内で使うときと、会社外で使うときとでは言い方が変わります。

在職中の会社を表現する言い方は主に以下の4つです。

  • 弊社
  • 当社
  • 自社
  • 我が社

面接で在職中の企業の言い方では、弊社、当社、自社、我が社は使用しません。

「弊社」は、取引先・顧客に対して在職中の企業をへりくだる言い方ですが、面接はあくまで一個人としての面接ですから、「弊社」の使用はNGです。

「当社」「自社」は、在職中の企業の社員間で使われる言葉(「当社」は、不特定多数の人に対しても使用)であり、面接には適当ではありません。

「我が社」も在職中の企業の社員間で使われる言葉であり、しかも地位にある人が使うのが相応しく、面接にはそぐわないです。

面接を受けるということは、在職中の企業を代表しているのではなく、個人的な行動です。また、応募先を立てるためにへりくだる必要もありません。

ですから、わかりやすく単純に、「現在の勤務先」「現在の職場」「現職」としても問題ありません。

なお、離職している場合は、「前職」とします。

一方、応募先については、会社説明会や面接などでの話し言葉は「御社」、履歴書、エントリーシート、メールなどの書き言葉では「貴社」と呼びます。

以上、面接で、在職中の会社を表現する適切な言い方を解説しました。

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