Uターン志向で地元企業に応募し、面接で失敗したTさん 22才 男性

2019.10.05 公開
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地方出身の学生がUターン志向で地元企業を志望して就活をすることがあります。

このときどのような志望動機なら採用されるのでしょうか?単に「地元に戻りたいから」ではどの会社も採用してくれません。

地元企業に就職を希望する場合の志望動機のポイントを教えます。

質問された志望動機の受け答えが失敗の原因?

Tさんは地方から東京の大学に進学しました。就活の時期になって、就職は東京か地元で迷いましたが、長男ということもあり、また将来親が年老いたときのことも考えて地元で就職することに決めました。

そこで地元にあるいくつかの有力企業に応募し、ある企業の面接にのぞみました。

面接官から志望動機を問われたとき、「長男でもあり、地元に戻って地元の有力企業である御社に入りたい」と答えました。

面接官からは、「地元の有力企業は他にもあるから他社でもかまわないということかな、要は地元に戻りたいということだね」と返されて、おもわず「地元に戻りたいです」と答えてしまいました。

その受け答えが原因なのか不採用となりました。

面接官が納得する志望動機の真実

Tさんの志望動機は、地元で働きたいということです。しかしこれを動機にすると面接官は納得しません。「地元企業ならどこでもよいのか」と思ってしまうからです。

面接官もTさんが地元出身者であり、Uターン志向、地元志向のために地元で就職活動をしていることは理解しています。

しかし、志望動機は応募した会社自体にTさんがひかれた理由を答えることです。加えて、入社したら自分が「このように会社の役に立つ」ことも伝えるべきです。

Tさんは志望動機の答え方を見直した結果、見事に地元有力企業の内定を勝ちとりました。

就活で地元志向の方は、是非「就活面接攻略法」の「就活で地元志向のあなたに伝える成功のヒント」をお読みください。

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