就活面接では第一印象が重要という真実を知らなかったＱさん ２１才 女性
就活面接の対策の中心は、面接官からの質問にいかに上手に答えるかです。就活生は誰でもそのように考えるものです。
しかし、第一印象を良くすることも重要です。
面接会場のドアをノックしてから、椅子に座るまでの第一印象が面接の結果にどう影響するのか話したいと思います。
質疑応答対策は万全だったのに、面接で失敗をくりかえす原因がわからない
Ｑさんは就活面接にあたって質疑応答の対策を十分おこない、自信を持ってのぞみましたが、ことごとく失敗してしまいました。
Ｑさんはコミュニケ―ションにも自信を持っており、人前で話すことも嫌いではありません。大学のゼミでも積極的に発言するようなタイプで、どちらかというと負けん気の強い性格のように見受けられました。
面接官からの質問も問題なく答えることが出来たと考えていて、さらには面接官の受けもよかったと感じており、何が不採用の原因なのかさっぱりわかりませんでした。
就活面接は第一印象が重要です
初めてＱさんに会ったときに思ったのですが、Ｑさんは場の雰囲気に慣れ始めると自信を持って積極的に話すのですが、自分のペースをつかむまではどことなく不安な様子に見えてしまいます。
就活面接で意外と忘れがちなことは、面接の部屋に入ってから椅子に座るまでの第一印象を良くすることです。
面接官はこの３０秒に満たない時間で応募者がどのような人物か見破ろうとじっと見ています。この第一印象は、応募者の採否を大きく左右します。
多くの面接官は、第一印象でまず「採用したい人」と「採用したくない人」を決めてしまうと言っていいくらいです。
Ｑさんは面接において面接官からの質問の受け答えが最も重要で、そのこと以外は採否に関係がないと勝手に思っていたため、第一印象のつくり方を甘く見過ぎていました。
Ｑさんには、特に面接会場に入って最初の３０秒の間元気よく自信があるようにふるまってもらいました。その結果、次に面接を受けた会社では本来の実力を認められ、見事に内定を勝ちとることができました。
就活面接で第一印象をよくする方法について詳しく知りたい方は、「就活面接攻略法」の「就活の面接で第一印象を良くする秘訣はこれだ」をお読みください。