面接の自己紹介で伝える内容をまちがえたVさん 21才 男性

2019.10.05 公開
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就活の面接で「自己紹介をしてください」と言われることがあります。ここで多くの応募者は誤った内容の自己紹介をしてしまいます。

では、正しい自己紹介の仕方とはどのようなものでしょうか?

事例をもとに上手な自己紹介の仕方を教えます。

自己紹介は何を話すのか?

とても元気が良い理系大学生のVさんは、事前に自分なりに準備をして初めての就活面接にのぞみました。志望動機や自己PRなど、想定される質問の回答を準備し、万全の態勢でのぞんだつもりでしたが・・・・。

ある会社の面接本番で、Vさんは初めに面接官から「自己紹介してください」と言われ、とまどってしまいました。

自己紹介って何を話したらよいのかわからなかったのです。

そこでVさんは自己紹介って自己PRのことだろうと判断して、大学や学部、氏名といった一通りの説明の後で、自己PRで話そうとした内容を長々と話し出しました。

自己紹介をしているときに、面接官がはやく終わってくれないかという感じを顔に出しているのが少し気になりましたが、Vさんはかまわず言いたいことを最後まで話しました。

その後いろいろな質問が面接官からなされた後で、「では、自己PRをしてください」と言われたVさんは、「またか」と思い「さきほど話しましたが・・・」と自己紹介した内容を再び話しました。

話し終えた後で面接官から、「どうやら、自己紹介と自己PRの違いがわかっていないようですね」と言われてしまいました。

このことが原因かどうかはわかりませんでしたが、この会社は不採用となりました。

自己紹介で自分を正しく伝える秘訣はこれ

Vさんは自己紹介の時間が長すぎたことに加え、自己紹介の内容をまちがえていたようです。

  • 自己紹介の時間は40秒程度としてください。

    ここで長々としゃべると面接官に、「早く終わらないかな」と思われてしまいます。

  • 自己紹介はあくまで、自分を紹介するものです。

    自己PRを伝える時間はそのあとでありますから、ここではポイントを絞って一番言いたいことを簡単に伝える程度にします。後の自己PRにつなげるのです。

一方で、自分の名前程度しか言わない応募者もいますが、これも誤りです。

Vさんは自己紹介を短くまとめて自己PRへつなげた結果、次の会社の面接では面接官から好反応を得ることが出来たと喜んでいました。そして見事に内定を得ました。

就活面接における自己紹介についてさらに学びたい方は、「就活面接攻略法」の「就活の面接では40秒で自己紹介が鉄則だ」をお読みください。

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