面接で用意した回答を忘れてしまい、しどろもどろになってしまったHさん 21才 女性
就活の面接では、自己PRや志望動機について質問されます。これらの質問に対して事前に答えを準備すると思いますが、丸暗記しようとしてもなかなか覚えられません。
しかも面接では緊張感で頭が真っ白になり、暗記した言葉が出ないこともあります。
では、事前準備した答えは、どのように暗記すれば良いのでしょうか?
質問の答えは覚えられない
Hさんは見た目も真面目そうな学生で、想定される質問に対する答えを文章に書き出して、一字一句を一生懸命暗記しようとしました。
Hさんはしっかり覚えるために答えを声に出して繰り返し練習しました。しかし本番の面接では、緊張感もあり面接官の質問に答えている途中で次に何を話すか忘れてしまいました。
それからの質疑応答もうまくいかず、結局不採用となり、Hさんは落ちこんでしまいました。
そこで、Hさんは答えをどう暗記したら良いかわからなくなり、筆者は相談を受けることになりました。
キーワードを暗記する
意外かも知れませんが、想定される質問の答えは一字一句覚えないほうがいいです。一字一句覚えるのは誰でも大変なことです。おまけに面接中は緊張してしまうので、一字一句思い出すのは困難なものです。
さらには暗記した文章を思い出しながら話すと、聞いている面接官からはぎこちなく聞こえます。
それよりも答えの中にある重要なキーワードを暗記しておき、面接ではそのキーワードをもとにその場で文章をつくっていく方法が好ましいです。
Hさんはそれを実践した結果、見事に面接をパスしました。